早いもので今年も6月、ジャンプも28号となって半分が過ぎちゃったのですね〜。
一年なんてあっと言う間だ。
一年といえば、このジャンプ感想も去年の29号から始めて、この28号で丸一年分を書くこととなりました。
パチパチパチパチ〜♪w
よくまぁ飽きっぽい自分がちゃんと続けられたもんだと少々驚きなのであります。
といっても、なにも特別なことはやりません。いつもどおり今回も書くだけであります(笑)。
表紙はブリーチ。一護+現代の面々。
過去編を見た後だと、この人たちの見え方もちょっと変わってきてますよね。
前半戦の感想は、ブリーチ、ナルト、ワンピ、トリコ、ダブルアーツ、アイシルの6本です。
それでは感想いきましょー。
巻頭カラー BLEACH
藍染が怪しいと、ずっとわかっていたという平子真子。
しかし具体的にどう怪しいとかはさっぱりわかっていなかったんでしょうね。
だから、自分の手元に置いておくだけで安心してしまったのでしょう。
今回のことは、平子隊長の落ち度と言ってもいい事態です。
別人にすりかわっていたなんて、藍染の言うとおり、ちゃんと警戒してよくよく監視していればわかったはずのことですから。
それを怠ったのは、いったいどういうことなんでしょう。ちょっと分かりにくいミスですよね。
もしかすると平子隊長は、藍染の事を「心のどこかで恐れていた」のかもしれませんね。
だからこそ、監視するといいつつ、心のどこかで腰がひけてしまっていたのかもしれません。
そうとでも考えないと、この平子のミスは油断としても凡ミスすぎますからね。
しかし、ずっと平子が藍染と思っていたヤツがあんなニセモノだったなんて、シュールすぎ。
つまりこれ、藍染が完全催眠をかけた対象以外からは、このハゲヌボーに見えていたってことですよね!(爆)。
なんて大胆にしてシュールすぎる策略!
藍染すごすぎるぜ!
毎度ペラペラと自分の策を悦に入って演説する藍染ですが、いやいや、これはたしかに思わず自慢したくなる策でしょう(笑)。
あまりに上手く行き過ぎて自分でも怖くなっちゃうくらいでしょうしね!
そして、今回の演説モードには、ちゃんと平子を激昂させるという目的があったというのがいい。
意味のない演説じゃなかったっていうのがいいのです。
まるで実験動物を観察するかのように冷たく分析する藍染。
平子隊長、屈辱にまみれながらもなすすべなし。
うおお面白い!
その後このメンバー全員が生きていることが分かっていても、この屈辱の大きさには思わずこちらも感情移入してしまいます。
大きいのは、この事態を招いてしまった根本に、平子の凡ミスがあるという「負い目」なんでしょうね。
だからこそ、平子自身の手でなんとか藍染に一泡吹かせてやりたいと思ってしまいます。
なのに、この場では藍染の好きなようにやらせるしかない。
屈辱の限りです。
だから、ペラリとめくって登場の浦原喜助がかっこよくてしょうがない(笑)。
ブリーチのいつもの助太刀展開なんですが、必然性もしっかりした展開だし、これだけの演出をされたら文句なし。
ふだんの助太刀展開とは一味違います。
さぁ、藍染の悪事を知った浦原とテッサイさん、どうする!? というかどうなる!?
いよいよ目の離せなくなったブリーチ過去編です。
NARUTO-ナルト-
今度はナルトが回想。
イタチはなんと、サスケが木ノ葉に反逆することを予想していた!
なんという夜神月!(笑)
お兄さん頭切れすぎです。
サスケを止めてくれる一条の光明として、ナルトに白羽の矢をたてたということなのかもしれませんね。
イタチの真実が分かった今、生前の不可解な行動がひとつひとつ「ああ、そういうことだったのか」と分かってくる感じは面白い。
しかし、ここのナルトが素晴らしい。
「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ
それがオレの忍道だ」
これだ。これがいいんです。
いつもはワガママで無鉄砲なことを言っているだけに見えるナルトなんですが、その根底にはこの思いがあるんですよね。
中忍試験編のペーパーテストでも出た名台詞ですが、それを再度ここでもってきましたか。
ナルトという作品で私が最も好きな台詞なんですが、これをもってきたら納得するしかない(笑)。
根拠とか自信とかまったくないけど、絶対にゆらぐことのない覚悟、肝の据わり方が伝わってくるいいセリフです。
で、イタチはそのナルトを見込んでなにかの力を分け与えていた。
一時的に車輪眼を相殺する力……とかかな?
しかしあれやらこれやら、イタチは人に仕込むのが好きですね(笑)。
ONE PIECE
舌を噛んで自殺する海賊ラキューバ。
ワンピースであからさまに人が死ぬのは珍しい。
でもワンピースだから、これでもちゃんと生きているのかもしれませんが。
しかし、ケイミーをゾッとさせるには充分すぎる残酷なシーンです。
ついにオークションにかけられるケイミー。
ナミは2億の資金で競り落とそうとするが、それを圧倒する5億の声。
セリにもなんにもなりゃしない。
天竜人チャルロス聖の常識ハズレ、それこそ「KY」の5億の声に、会場全員黙るしかない。
これは、額の暴力もあるでしょうが、天竜人が5億出すと言っている以上、それに対抗することは許されていないんじゃないでしょうか。
王冠をかぶった王様らしき人や、アラブの商人風の人は、たぶん5億以上出せると思うんです。
でも、天竜人が5億出すと言っている以上、対抗したらひどい目に合うかも知れない。
傍若無人な天竜人のやることだから、どんな事をされるかわかったもんじゃない。
その場で撃ち殺されても文句は言えないんじゃないでしょうか。
呆れた話ですが、キャプテン・キッドの言うとおり、「まるでこの世の縮図」「とんだ茶番」になってしまいました。
しかし、この事態で帰ろうって言い出してるキッドって、実は人魚買いたかったんじゃないだろうかなんて妄想(笑)。
そして到着ルフィ&ゾロ。
さっそくケイミーをみつけだして駆け寄ろうとして会場騒然。
もうこうなったら止められない。あとは大騒ぎになるだけです。
しかし、その後、こんなダーク展開になろうとは。
もっと明るくひっちゃかめっちゃかになると思っていたのに。
はっちゃんが魚人であることがバレ、会場騒然。
恐ろしい人種差別の偏見のまなざしにさらされるはっちゃん。
本当に胸糞の悪くなるシーンです。
今思うと、あのアーロンたちもこんな目で見られていたのでしょうか。
それであんな偏った生物進化的優位論を持ち出して支配者になろうとしていたのかと想像すると、それではアーロンも心に傷を抱えていたのかもしれないなぁと思ってしまいます。
撃たれたはっちゃん。
撃ったのはチャルロス聖。
「目の前で誰かが撃たれても」と、島に入ったときはっちゃん自身が言いましたが、まさかその彼自身が目の前で撃たれる事になるとは。
はっちゃんがまた泣かせるじゃないですか。
自分の事はどうでもいい、どうせ海賊なんだからいつかはこうなる運命だから、だから天竜人には絶対手を出すなと、血反吐を吐きながら必死に制止するはっちゃん。
ナミに償いたいと思い、役に立ちたいと思って頑張ってきたのに、やることなすこと裏目に出てしまったという涙の告白。
なんていいヤツなんだはっちゃん。
こんな友達を踏みにじるヤツを許しちゃおけんよ!
もうチャルロス許せません。
馬鹿丸出しでやりたい放題、誰も止められないのをいいことに、好き放題やってきたこの最悪の馬鹿にも、もう我慢の限界です。
見開きで炸裂するルフィのパンチ!
なんて爽快!!
ここまでのストレスと胃がムカムカするような怒りがスーっと消えていきます(笑)。
さぁルフィ、こんな人身売買会場なんかブッ潰しておくれ!!
トリコ
釘パンチ登場。
読み切りで出てきたトリコの必殺技ですが、本編でも持ってきましたか。
ちょっと料理とは関係のない、むしろ大工みたいな技ですが、3連、5連、しまいには10連と、技のパワーアップが分かりやすい、いかにも漫画的な技ですから、しまぶーお気に入りなんでしょうね(笑)。
ドラミング、スカトール、脂肪酸など、それらしく専門用語を散りばめてプロフェッショナルさを演出。
今回はさらに第1話で出てきた葉巻の枝をくわえっぱなしというのがカッコイイ。
毒蛇に攻撃されたトリコですが、トリコならなんら問題なしに対処しそうな安心感がありますなぁ(笑)。
しかし、トロルコングの群れに対して正面突破しそうな勢いなんですが、それはさすがにどうなんだ(笑)。
なにか策があるんですよね?
ダブルアーツ
地盤沈下が深刻そうな中洲の街デオドラド。
香水でも売ってそうな名前だ。
マトリックスばりの預言者おばさんティセラ・ゴードン登場。
酒びたりのかわいいおばちゃんだ(笑)。
預言者の癖に「どういう事情でファランに会いに行くのか知らないけど…」とか言ってますが、そのくらい予知してみせい!(笑)
いや、その後の表情など見ますと、なにやらいろいろ知っているようなんですが。
なかなか食えない人なのかもしれませんね。
あからさまにこれだけでは終わらないキャラクターのようです。
口だけのコマなんて、ちょっと悪そうな印象すらあるのですがどうなんでしょう。
そしておかしな髪型の武術家ファラン・デンゼル登場。
この漫画、髪型に凝りまくりだな(笑)。
そのうちキリなんて普通に見えてくるんじゃないだろうか。
アイシールド21
完封宣言の大和猛。
さわやか余裕しゃくしゃくでいちいち鼻につく真のアイシールドですが、ここまでくると腹が立ってきます。
今まで泥門の前に立ちふさがってきたライバルキャラクターたちのなかで、このアレキサンダーズはちょっと個性が薄い感じを受けていたのですが、どうやら「腹の立つ」という部分が立ってきたようですね。
なんというか、最初から勝負になるとは思っていない、終始上から目線でゲームだとすらも思っていないような余裕っぷりが我慢ならないんでしょうね。
いいでしょういいでしょう、その路線でさんざん泥門を追い詰めてもらいましょう。
そのどん底から泥門がはいあがり、大逆転をなしとげたときのカタルシスが今から楽しみだっつーの!
敗北感に打ちのめされるモン太。
これは完全に心を折られてしまいました。
こりゃ〜当分負け犬モードですね。
能力では圧倒的に鷹の勝ちですが、まぁあれは反則みたいなもんだと思って違った土俵に勝負を引きずり出せばいいんじゃないかなと推測。
フェイントや動体視力や反射神経、握力など、なにかモン太に有利な面をみつけて勝負すればいいんじゃないでしょうかね〜。
たとえば、キャッチした鷹の着地前にボールを奪いにいくとか。
一休との勝負みたいな、ちょっとした盲点があるんじゃないかと思うんですよね。
どんな逆転劇が描かれるのかこちらも楽しみ。
しかしモン太、またセナに殴られて復活でしょうか?(笑)
しかし、小泉花梨が面白い。
「フヒヒ やっとウチの出番や
フィールドでは人格が変わるんよ
貴様らウジ虫ども
ハラワタ引きずり出したるから覚悟しいや…!!」
はマジで言ってるのかと思って噴いた(笑)。
帝黒楽しそうだなぁ〜。
そりゃまぁ男臭いアメフト部に、こんな紅一点がいたら楽しくてしょうがないわな(爆)。
ということで前半戦終了。
ところで、ダブルアーツって皆さんはなんて略してます?
私はナベアツ風にダブアツなんて呼んでますけど、なんかしっくりこないんだなぁ〜。
ではまた明日、後半戦でお会いしましょう〜〜♪
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主人公の髪型もキテレツでシリアスシーンで髪が気になってそんな雰囲気になれませんよ(笑)。
私に言わせればジョジョの奇妙さにくらべたらまだまだなんですが(笑)。
作者はキャラを立たせようと頑張っているんでしょうね。その姿勢はとても評価したいと思うのですよ。上手く行ってるかどうかは読み手それぞれの判断としてですが。
そのうちキテレツな髪型だらけになって、主人公が普通に見えるくらいになるのかも(笑)。