新連載第2弾「どがしかでん!」が表紙の27号。
さっそく感想いきましょう。
前半の感想は、どがしかでん、ワンピ、ブリーチ、トリコ、ナルト、ダブルアーツの6本でお送りいたします。
新連載巻頭カラー どがしかでん!
バスケもの新連載。
昨年の金未来杯に掲載された「CLUTCH」と、ほぼ同じ設定での連載開始となったようです。
臆病で不器用ながらも、ずっとバスケへの情熱を捨てなかった少年・大門(おおかど)春吉。
今までレギュラーにもなれなかった春吉が、名門バスケ部のマネージャー兼コーチ兼財閥令嬢(笑)に隠れた才能を見出されるという筋立て。
思い出と約束のつまった大切なボールというキーアイテムが追加されることで、春吉のバスケへの思いが具体的になったところが好材料かもしれませんね。
結局、春吉の隠れた才能が、高校生離れした「瞬発力(アジリティー)」というところが今ひとつ主人公としては地味な感じもしますが、それをきっかけとしてどんどん才能を開花していくという流れかもしれません。
このあたりはしばらく様子見かな。
全体的に素材が地味目になりがちなリアル寄りのスポーツものですが、出来る限り派手に見せようと終始大騒ぎしているような印象もあり。
このテンションの高さにちょっとついていけない感じもしましたが、まぁそのうち慣れるでしょう。
しかし、素材としてアイシールド21とかぶっていると指摘する向きも多いかもしれませんね。
主人公が元パシリで臆病で、敏捷性が武器。
常識ハズレな行動力をもった人物によって強引にチームに引っ張られる。
この2点だけを見ればほとんど同構造。
でもまぁ、これからどんどん違いを見せていけばいいだけの話です。
とりあえず令嬢・皆川葉月のフトモモに注目していけばいいと思うんだ(笑)。
ツヤッってなったり痩せたりムチッってなったりと、こんなに魅力一杯千変万化のフトモモはそうはないと思うんだ。
濱田先生、へんなところにこだわりすぎでしょ(笑)。
ONE PIECE
ロジャーの右腕シルバーズ・レイリーの異名は“冥王”。
なんだかずいぶん大層な名前を。
いったいどんな人だったんでしょうね。
先日どこだかのサイトさんが指摘してたんですが、このレイリー、実は今回が初登場じゃないんですね。
なんと単行本3巻に出ていたんです!
34ページのバギー船長の回想シーンで、バギーとシャンクスのケンカを止めているのが、ちゃんとレイリーじゃないですか。
特徴的なバーコード・ヒゲでわかります。いやいや、なんて遠大な伏線ですか!
今回はしかし、ナミがとびきりカッコイイ!
「手が出せないんなら!!
ここのルールでケイミーを取り戻してやるわ!!」
お金にがめついナミさんが、友達のために金に糸目をつけないと。
他のメンバーが言うよりも、この台詞は重いですね〜。
また、そのナミに金を返せないと困り果てるハチに対しても、
「なーに? ハチ
あんたケイミーの保護者かなんか?」
と一見冷たく突き放す言い方。
これがまた粋でいいい。
もちろんハチへの若干残ったしこりはあるでしょう。
でも今はそれどころじゃない。恩を売るわけではないのだと、友達のためなのだから金なんか関係ないのだというキッパリ加減がたまらない。
ハチの心の負担をそれとなく軽くする、粋な気遣いでもあるんですね。
うーんカッコイイぜナミの姐御。
これはサンジでなくても惚れるぜ。
しかし、ことはそう簡単にいくのでしょうか。
最低相場が7000万のところ、手元にあるのは2億。
ケイミーが上物だとすると、数倍に跳ね上がってしまう危険は、あたりまえにありそうです。
そうそう穏便にことが済むとは思えません。
特に、ルフィとゾロが着々と近づいてきているからには(笑)。
そして、号外に揺れる街。火拳のエースの公開処刑確定の報。
いよいよ、白ひげも黙っていないことでしょう。ドレークの言うとおり、戦争が始まってしまうのでしょうか。
あのバナロ島の黒ひげとエースの決闘が、ついにここまで事態を大きくしてしまったわけです。
魚人島を越え、『新世界』へルフィたちが踏み出すとき、そこでは今までの海とはまったく違った戦いが待っているのかもしれませんね。
しかし、この号外へのリアクションを見ても、ルーキーたちのそれぞれの格が垣間見えてきますね。
感情が表れやすいボニーは味方タイプ。
アプー、ウルージ、カポネの3人はいかにも小者。
ホーキンスは動じないことでちょっと格が上がりましたか。
ひさびさ登場のドレークが、大ゴマ獲得で大きくリードと、そんなところでしょうか(笑)。
この人たちの今後も楽しみですね。
BLEACH
それとなく散歩のフリしつつ、京楽隊長は藍染の様子を見に来ていた……ということは、なんとなく怪しいなとぐらいには疑っていたのですね。
しかし、藍染の姿を確認したことで思いなおす。藍染の完全催眠便利すぎだ(笑)。
伊勢七緒ちゃん登場。ちまっこい子供…小学生くらいか?
矢胴丸リサと読書をしたいというところがまたいいじゃないですか(笑)。
毎月1日はリサと読書の日という決まりらしい。
この歳で「読んでもらう」わけはないですから、つまり二人で隣り合って、「黙って静かに別々の本を読む」わけですよ。
ひとりで読んでも別にかわらないじゃないかと思うでしょうけど、この七緒にはリサと読書をするのが楽しみだったんですね〜。
仲の良さや、リサにたいする尊敬、親愛の大きさがわかるとてもいいエピソードです。
もしかするとこのふたりは、このときからずっと離れ離れになっているわけですが、そしたら現代編のニセ空座町の戦いで再会したとき、どんな表情を見せるのか楽しみと言うものです。
まぁそれに関してはこのふたりのみならず、こうなってくると全員そうですね。
過去を越えて、いったい彼らはどういう関係となっていくのか、この過去編を読むほどに興味が沸いてきます。
うーん、最初はなんであんなタイミングで? って思った過去編でしたが、なかなかすばらしい趣向じゃないですか。
東仙そこにいたのか!
まさかもみじ饅頭に化けていたとは!(笑)
あまりのザコっぽさにダマされた!
そして、なんと拍子抜けなほど堂々とあらわれた藍染。
これは意外。
この時点でこんなにも堂々と正体を明かしていたとは。
しかしこれで平子たちの命運も、ここに尽きましたね。
藍染らが正体をさらすからには、平子らが逃げるすべなど完璧に封じているのでしょう。
副隊長の正体を見抜けなかったことになる隊長平子、屈辱の極み。
さぁどうなってしまうのか。
ブリーチから目が離せません。
トリコ
お菓子の家にちょっと感動。
これはドリームだ。
そして玄関扉が板チョコって!
たしかにこういう扉、よく見る……つーか、うちがそうだ(笑)。
そういえば子供ってこういう連想のしかたしますよね〜。
大人になると忘れちゃうけど、大人になってもそういう発想力を持ちつづけている島ブー凄いと思うんだ。
……けど、この家って夏には解けてなくなりますよね(笑)。
今度の敵は、品種改良によって作られた化け物ゴリラ「トロルコング」。
それも群れをなしているところに突入すると言う超無謀な戦い。
2回目にしてものすごいインフレです(笑)。
最初からこんなので大丈夫なんでしょうか。
しかし、巨大コング相手に戦車を繰り出したのは作戦上のミスじゃなかろうか(笑)。
群れをなしているコング相手に戦車を何台さしむけたんだか知りませんが、視界が狭く遮蔽物の多い山間部でこれだけの集団に襲撃されたら、そりゃあひっくり返されるでしょう。
まずは空爆しないと(笑)。
あるいは、また上空を巨大怪鳥に占拠されていて飛行機を飛ばせないという理由がつくのかもしれませんね。
ところで、ガララワニに関してはIGOからは何のお咎めもなしどころか、なにやら普通に報酬がでたっぽいですね。
グルメ時代の発展に貢献うんぬんと言うからには、あのあと、別のガララワニを仕留めて代わりにしたんですかね。
小松くんもクビにならずに済んでるし、そのあたりに一言タッチして欲しかったかも。
NARUTO-ナルト-
「許せサスケ…
…これで最後だ」
イタチの最期の言葉を、いまさらのように思い返すサスケ。
パズルのピースがピタリとはまり込むように、全てを理解できた瞬間、滂沱の涙が頬を伝う。
これはちょっとやられた。
イタチの最期のやさしいほほえみが辛すぎる。
そして、イタチの真実を理解した今、サスケが目覚めた新たな道は木ノ葉を潰すこと。
やっぱりそうなっちゃいますよね。
ついにふたたびサスケとナルトが相対するときが来てしまいそうです。
また、マダラの思うがままに動かされているような、そんな危うさを感じます。
しかしこの新しい車輪眼は、これは風車か?
風をおこす側のうちわから、風を受けて回る側の風車になったという、これは皮肉だったり……というのは、考えすぎでしょうか(笑)。
ダブルアーツ
ゼズゥの襲撃からからくも逃れる……いな、逃してもらったキリとエルー。
シスター本部に連絡を取りつつ情報を整理。
いいですね。
得た情報から、事態を自分達なりにちゃんと考え、推測しているあたりが好感が持てます。
生き延びるために最善を尽くしている感じがします。
また、キリもエルーもただのマンガの駒じゃなくて、得た情報から色々考える人間なんだという存在感が出てきますしね。
意外とこういうところってないがしろにされがちなんですよね。
逆に無鉄砲な主人公だったりすると、何も考えずに突進してゆくばっかりだったり。まぁそれはそれでアツくて面白いのですが。
タームを旅立つ決意をしたふたり。
キリの両親との別れを惜しむ一晩があったかい。
しかし、エルーの寝癖は、勢いよく「ピン!」ッて立ってくるものなのか(笑)。
それって寝癖じゃない別のナニかなんじゃないのか?(笑)
そして、当たり前のように合流してみせるスイ。
まぁそうでしょうとも(笑)。
しかしその三日月の口の笑いはコエーよ!
心温まる手作り横断幕に送られての旅立ち。
ミンクさんの目にくまという、「心配で寝られなかったんだろうな」というフリからの見事なフェイント。
しかし私なんかはさらにうがって見ちゃうんですね〜。
横断幕を作ったのはもちろん、子供達を明るく見送りたかったってのもあるでしょう。
でも本当は、心配で寝られなくて出来ちゃう目の下のくまを誤魔化したかったからってのもあるんじゃないのかな?
なんて深読みもしちゃったり(笑)。
そんな細やかなところまで想像したくなるダブルアーツが私は好きですよ。
なにはともあれ10話目にしてプロローグ終了。
ここからが本番ですね。
てなところで前編終了。
また明日〜〜〜〜〜♪
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