2008年05月27日

週刊少年ジャンプ26号感想 後編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜26号

 では後半感想れっつらごー。
 後半では、サイレン、ぬら孫、サムうさ、ネウロ、スケ団、初恋、ヘタッピの7作品でお送りいたします。




PSYREN−サイレン−

 クリリンを殺された怒りでアゲハ覚醒
 都合がいいことに、サンドワームがびびって雨宮がフリーに。
 かけつけた雨宮、ヒリューの惨状にあわわわと。
 ここの雨宮が幼い表情でなんともカワイイw(←キチクか!)。

 しかし、ヒリュー、砂にならないところを見ると生きてますね!
 なんていうタフさ!
 でも一刻を争う事態ってことは間違いなさげ。

 タツオのチャージが遅かったのはアゲハらをおびき寄せるための作戦だった!
 禁人種タヴーにされて、精神は獣レベルになってしまったのかと思いきや、なんとそこまで悪意に満ちた知恵の回るヤツだったとは。
 これは救いようがない。タツオ助からないや。
 かすかにヒリューの記憶も残っていたようですが、それ以上に精神の髄まで怪物化しているわけじゃないですか。
 もし、一瞬記憶が戻ったあの場面までが演技だったとしたら、空恐ろしい話です。
 今後タヴー化した人間が出てきたら、それは要注意ですね。
 これはタチが悪い。

 しかし、タツオに関してはこれで踏ん切りがつくと言うものです。
 中途半端に人間の心が残っているままのタツオを殺すのでは寝覚めが悪いですし、あのとき救う方法もあったのではないかとか、後々考えちゃいますものね。
 これだけ取替えしがつかない状態ならば、皆納得がいくはずです。

 アゲハの能力が暴走。
 コントロールを離れて勝手に動き回る。
 これはブラックホールみたいなものでしょうか。
 触れたものをガンガン削り取る能力。
 ジョジョのヴァニラ・アイスですな。
 しかし超高速でアゲハの体の周りを回転してタツオのバーストを消去……あとに残るのはアゲハの足元のコンクリ辺だけ……の描写はキレてます。
 これはカッコエー。
 アゲハもなんだか妙に二枚目線になってきてカッコイイ。
 厳しい言い方をすればいわゆる厨二病的な展開ですが、それに見合うだけの凄惨なドラマなので許されましょうってものです。
 しかし、こんな能力でアゲハは雨宮にタッチしようとしていたのか(笑)。
 ゆるせん(笑)。

 そしてアゲハの能力が第2形態へ。
 これは意外。
 黒い球体が膨張したかと思うと爆発的に変形。
 触手というかトゲが伸びてターゲットをホーミングしながら分裂、対象を貫く。
 PSYの反応をするもの全てを攻撃すると言ったところでしょうか。
 アゲハの制御下にはないとはいえ、さすがにアゲハ自身は攻撃の対象外か。
 はやくも2段階目が明かされたわけですが、しかしこうなってくるとまだまだ奥がありそう。
 しかし、触れたもの全てを消去する最強防御と最強攻撃を併せ持ち、さらにホーミングまでするって、無茶苦茶強いな(笑)。
 逆に、これからどんな戦いになってゆくのか楽しみというものです。

 ラスト、倒れ伏すタツオ…。
 あれ? 今回のゲームこれで終了!?
 朧の勝手な暴走とか、カブトのおじさんの家とか、伏線はいったいどうなるんだ!?



ぬらりひょんの孫

 怒涛の美形少年投入にきたぬら孫!
 これは手堅い作戦に出てきました(笑)。
 カラス天狗の息子、三羽ガラスは三人とも美少年。
 さらに牛鬼の子分格、牛頭丸(ごずまる)、馬頭丸(めずまる)も、ともに美形。
 椎橋先生、なかなかわかってらっしゃる(笑)。

 展開は、各ヒロインプッシュ回。
 冒頭からして、つららが3段ぶちぬきで気合の入った描き込みよう。
 特に目の描き方がひさびさの人間モードでかわいらしい。
 この娘は勘違いドジっ娘属性でありながらリクオに一所懸命なところがいいですね。
 今ヒロイン3人のなかで最も魅力的。

 そして一応正ヒロインと思われるカナちゃんは、あいかわらず疑惑モード。
 リクオを見つめつづけるつららの態度に心穏やかならず。
 さらに今回はリクオの様子にも不審を持ち始めました。
 リクオが妖怪だと、ある程度気づいているのかと思っていたのですが、ぜんぜん気づいていなかったのですね〜。
 でも今回あたり気づくのかな?
 つららとリクオが二人で抜け出したと勘付き、慌てて風呂を飛び出すカナちゃん。
 さぁこの娘の扱いは今後どうなっていくんだか。
 いまひとつ不安定な感じのこのヒロインの行方が気になります。

 また今回は今まで徹底して脇だった巻も、露天風呂でサービスカット。
 あっけらかんと奔放な感じでいい娘じゃないですか。
 脇役まで個性を光らせてきて、ぬら孫世界がだんだん豊かになってきましたね。
 この漫画はそういったところが魅力のようです。

 また今回も陰陽師のゆらさんがやらかしてくれました。
 財布が今度はカッパになってるし(笑)。

「レシートをわけておかなくちゃ…」

 って、そもそも財布はレシートを入れるものであって、式神を入れるなっての(笑)。
 レシートをわけて別の袋にしまうくらいなら、そっちの袋に式神を入れなさいよ(笑)。
 この娘のこういうトンチキっぷりがたまりませんわ。

 さて、二手に分かれたかたちのリクオたちに襲い掛かる牛頭丸馬頭丸。
 つららがいるからリクオたちはいいとして、ゆらさんだけで女性チームは大丈夫か!?
 うーん、ぬら孫すっかり面白くなってきた。
 これはコミックが出たら買いかなぁ〜。



サムライうさぎ

 あ、あれっ!?
 もうウズラが太ってるよッ!?
 まぁどうでもいいか(笑)。

「講武館を討ち…
 …妻と楽しく暮らす
 自由が手に入る機会は
 この試合だけだ」


 妻との心おきない暮らしのためにこそ、講武館を討つという伍助。
 伍助が信じる正しい侍の生き方のできる世を作るため、そのためにこそ戦うのだと言うことでしょう。
 言い換えれば、それこそが世直しなのではないでしょうか。

 流人たちの言う世直しは、それは講武館に受けた屈辱を晴らすこと。
 同時に死者飛鳥の弔い合戦でもあったのでしょう。
 しかしそれは未来を見据えてのことではない。過去にこだわってのこと。
 それでは本当の世直しではない。ただ現在を破壊するだけ。
 今風に言うならば、「今の日本はダメだ」と否定するだけで、ならばどうすればよいのかという意見がない。
 伍助には、「妻と心置きなくのびのびと暮らしたい」という前向きなビジョンがある。
 それはとても素朴なことだけれども、そういうことが意外と大事だったりもするのかもしれませんね。
 この勝負、講武館を討つという命題にかけてはうさぎ道場の勝ちと見ました。

 しかし、二本勝負というからには伍助が一度負けるのは目に見えちゃってますよね〜。
 風間も駆けつけてきていることですし、最終戦に風間が出るとしたら伍助は負けないといけない。
 ん〜、主人公として体面が保てるのか?(笑)



魔人探偵脳噛ネウロ

 タネに見立てた毒入りカプセルを飛ばしていたという、わかってみればなんてことのない攻撃。
 しかしヴァイジャヤの武器はそれだけじゃなかった。
 急激に体が重くなり、倒れてしまう弥子たち。
 これは吸入型の毒でしょうか。
 だからヴァイジャヤ自身は襟巻きで口もとを覆っていたって事なのでしょう。
 致死性のものではなく、麻痺性のものっぽいところがまだ救いか。

 そして、貫かれる吾代さん!
 口から血を吐いてヤバス!
 でもこれ、あれでしょ? 来週になったら脇腹でした〜、致命傷じゃありませんでした〜ってオチでしょ?
 そう信じたい!

 しかしヴァイジャヤ、かけらも容赦なし。
 残酷な話だなぁ〜。
 このエピソード、どういう落とし所に落ち着くのでしょうか。



SKET DANCE

 いつものお気楽モードはどこへやら。
 なんとも全編重い予感に支配されております。
 ナイフをもったストーカーなんて怖すぎッ!
 破滅的な結末しか予感されないわけですが、この沙羽ちゃんが殺されるなんてダークなオチは痛すぎるなぁ〜。
 まぁそこまで取り返しのつかないことにはならないでしょうけど、みんな痛みをかかえていつの間にか離れ離れになりました……な事になるんでしょうか。

 ぬー、この過去編は現在進行形で痛み継続中っぽいだけに重いなぁ〜。
 考えてみればブリーチと同系統の暗い過去話のはずなのに、スケ団のほうが重くて、読んでてつらく感じるのはどうしてなんだろう。
 このエピソードにボッスンたちがでてきて解決してくれるんだろうか。
 出てきて欲しいわ〜。

 しかし掲載位置がマズイ!
 そろそろロマン爆弾の投下を!(笑)



初恋限定。

 最終回。
 少年少女の一番微妙なこの時期。
 それぞれがちょっとずつ成長したり、大切な何かをみつけたり。
 皆の表情の変化がとても爽やかで心地いいですね。
 作品としては、惜しまれつつ終わるといったところだと思いますが、小さく綺麗にまとまった秀作となったのではないでしょうか。

 しかし、私は最後まで全員見分けがつかず、名前も覚えられなかった(笑)。
 ゴメンナサイ!



ヘタッピマンガ研究所R(リターンズ)

 今回は練習法について。
 基本は描きまくる。もっともだ。
 汚くなった線の両脇をホワイトで修正するってのは面白いですね。
 切り貼りは、便利ですね〜。
 失敗したときの脱力感がだいぶ軽減されます。
 私はコマ単位でやったことはありましたが、部分はやったことないですね〜。
 まぁわたしなんぞは所詮コピー誌が主なので、それをやるとコピーに境界線が出てしまうからなんですが(笑)。

 まぁ画力ってのは個人個人がいっぱい描いて上げていくしかないのですが、私が学生時代に後輩によく言っていた初歩のアドバイスは、「線を端までしっかり描こう」ですね。
 はじっこがはみ出したり、逆に足らなくて線と線がつながってなかったりするだけで、絵全体がだいぶ雑に見えてしまうものです。
 それが味になるくらい上手ければ問題ないのですが、ほとんどの人は最初からそうではありません。
 最初はしっかりと、面倒がらずにはじっこまで丁寧に丁寧に。
 慣れない画材ですから当然線自体が安定しませんし、早く描き上げたいという当然の気持ちもあります。
 そこでちょっと面倒になったりすると、はじっこが適当になったりするのですが、それが一番よくないんですね。
 そういうタイプの後輩がびっくりするほどいっぱいいたものです。いやまぁ、かく言う私も最初はそうでしたし(笑)。
 あくまで、すみからすみまで丁寧に。
 これを心がけるだけで大体のひとは3割がた上手く見えるものです。
 これ意外と本当ですよ。騙されたと思っておためしあれ(笑)。



 といったところで後半戦も終了。
 新連載トリコはけっこう読めそう。
 そういえばこういう大人のプロフェッショナルな主人公って今のジャンプにはめずらしいですね〜。
 そういった意味ではシティーハンター以来?

 来週はバスケものの新連載「どでしかでん!」が巻頭カラー。
 最近スポーツものが短命に終わるジャンプに、新風を巻き起こせるか?

 それではまた〜〜〜〜♪



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 22:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、いつも感想楽しんで読んでます。
ぬらりひょんの女の子三人皆同じ顔じゃないですか?
髪型でしか区別出来ない、というか主人公も目のテカリが一緒…
Posted by 地方民 at 2008年05月29日 13:54
>いつも感想楽しんで読んでます。

 おー、ありがとうございます〜♪

>皆同じ顔じゃないですか?

 ぬはは、私はあまり気にしてませんでしたが、たしかにみんな似てますよね〜(笑)。
 つららは若干ツリ目がちですが、リクオとカナは顔のパーツがほとんど一緒ですもんね。今回出てきた牛頭丸も、髪型以外はリクオそっくりです(笑)。
 しかしまぁ、新人作家さんなんで、そのへんは大目に見るかなと思ってますよ(←エラソウダ!)。
Posted by BOSS at 2008年05月29日 15:20
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