
それでは後半戦開始。
後半戦は、サイレン、ぬら孫、ネウロ、サムうさ、M0の5本でお送りいたします。
PSYREN−サイレン−
エーッ!?
ヒリュー死んだーッ!?
感動話にもっていくのかと思いきや、オドロキの展開に唖然。
心臓貫通されてるし!
残酷なサイレンゲームで、主要人物初の死亡者でしょうか。
この漫画にはドラゴンボールはないし、よく比較されるGANTZのようにゲーム終了時まで生きていれば完全復活というルールもない。
いいキャラクターだったのにもったいないなぁ〜って思うけど、こればっかりはしょうがない。
残酷無残なゲームがサイレンなのだ。
タツオの哄笑にかぶさるように響き渡る、アゲハの悲痛な叫び。
この見開きがスゴい迫力。
悲痛なアゲハの叫びとひきつった顔が、ドンと来るものがありますね。
そしてついにアゲハ覚醒。
いわゆるクリリンが死んで悟空スーパーサイヤ人覚醒現象(笑)。
巨大な鉄球のような黒いバーストが発動しました。
「そこをどけ
邪魔をすれば消す」
七夕の国か!(マニアックな!)
手加減不能のおっそろしい能力です。
主人公とは思えない極悪能力ですよね(笑)。
いやぁ、今週はヒリューの「死」にドビックリ。
うーん、これで生きている線はまだあるのかなぁ〜。
ペンダントのおかげで急所から外れていたぜ、とか、そんな都合のいいことがあればよいのだが……。
ぬらりひょんの孫
電車の中でみんなでたのしくカードゲーム。
やべぇ無駄に楽しそうだ。
目的こそ妖怪修行とかいうわけのわからない痛い旅であるにせよ、考えてみれば中学生の男3人、女5人が泊り込みで遊びに行ってる訳で。
これほどに羨ましいことがあるだろうかッ(爆)。
いやぁなんだかしらんがいろいろと楽しいなぁぬら孫は(笑)。
またなにげに妖怪カードの数字で、それとなく妖怪の強さを表現しているところもなかなかソツがない。
先日粉砕した旧鼠が「7」で、雪女が「9」。
ぬらりひょんが「13」で、牛鬼は数字こそわかりませんが清継くんによるとかなり強いらしいと。
所詮は清継くんの勝手な数値化ですが、目安にはなりますよね。
しかし、ぬらりひょんが「13」だとすると、「A」ポジションや「JOKER」ポジションはいったい何者なんだろうか。
及川氷麗(つらら)の様子を観察するカナちゃん。
明らかにリクオのことをずっと見つめ続けているつららに疑問を持つ。
わくわくの展開ですなこりゃ(笑)。
そして妖怪先生化原につれられて、梅若丸の伝説ツアー。
はしゃぐつららにリクオが警告。
「つらら ここ…少し危ないかもしれない」
ぬお、リクオってば妖怪アンテナ発動か!?
妖気を感じ取る能力が目覚めつつあるようですね。
前回の変身の記憶も残っていたようですし、少しずつ昼と夜の同化が進んでいるのかもしれませんね。
しかし驚き。ここで牛鬼誕生秘話に絡めてくるとは。
今回の旅行は、ちょっとドタバタやって、色恋沙汰もからんだりしつつ、軽く妖怪退治をするくらいの軽いエピソードかと勝手に予想してたのですが、まさかメインストーリーが真正面から来るとは。
のんびり旅行気分が一転、バトルモノに盛り上がりそうな気配。
さて、地元にリクオが入ったことを知った牛鬼。ここで牛鬼がどう出るか。
ただリクオを殺したのではその後がやっかいだと考える知能犯だけに、普通にバトル化はしないのか?
魔人探偵脳噛ネウロ
扉絵があきらかにマズイ(笑)。
ホワイトで消してあるけど、弥子の右手にはコレあきらかに聖火があったでしょ(笑)。
過去の暗号日記を入手するため、以前のダンボールハウス跡地へ向かう弥子たち。
護衛の警察たちは葛西によって全滅。
窮地に立たされた弥子たちだが、そこでチー坊改め「ヴァイジャヤ」が「あとは俺1人で全員殺る」と言い出す。
これは弥子たちに有利な運びであるにはあるけれども、不吉なのは葛西の「やっと本気か」のセリフ。
充分凶悪だったバイオ兵器攻撃の、さらに上を行く能力を持っているんでしょうか。
ネウロなしでこんなヤツにどうやって勝てると言うのか。
主人公不在のバトルはスリル満点、楽しみです。
サムライうさぎ
家を出た鳳をかくまった飛鳥。
どこまでもあけっぴろげでお人よし。
その飛鳥を騙して出て行かせようとする鳳であったが…。
まさか飛鳥、目が見えなかったとは。
自分のやってきたことを後悔し、飛鳥の真心に打たれて心を開く鳳。
いい話だ!
とてもサムうさらしい泣かせる話じゃないですか。
袋につめた白だけの碁石は、鳳にとっての飛鳥の形見であり、自らへの「戒め」なのかもしれませんね。
しかしこの飛鳥、他の流人メンバーともつながりがあるようですし、まだまだエピソードがありそうですね。
また、目が見えないというのにそれをまったくまわりに気取られないというのは、元はよほどの使い手だったのではないでしょうか。
エム×ゼロ
残念! 最終回!!
しかし最後の最後で、「でも 魔法ってすんげー楽しー…」と、未来を感じさせるとても綺麗な〆かたでしたね。
エムゼロは、派手さはないけれども機転を利かせた頭脳戦が面白く、展開もなかなかの上手さを感じさせる、ちょっと玄人好みなところがありましたね。
そこがうける人にはうける作品だったのではないかと思うのですが、やはり派手さに欠ける部分は、集客力においてどうしてもマイナスだったのかもしれません。
それでも、叶先生はやりたいことはぜんぶやりつくしての最終回ということで、思い残すことはなかったようで何より。
たしかに、急に人気が落ちての打ち切りというより、やるだけやりつくしての円満終了というムードですもんね。
終わって改めて感じたのは、自分ってかなりエムゼロという漫画が好きだったんだな〜って事ですね。
残念で仕方がない。
九澄や、愛花、観月、クラスのみんながその後どうしただろう、1年後、九澄が帰ってきた時みんなはどうしているだろう、そしてまたいつもと変わらないドタバタの学校生活がはじまるんだろうか、それとも成長した九澄が、また違ったドラマを展開させてゆくのだろうか、とか、そんな事を考えてしまいます。
いやぁいい漫画だったなぁ〜。
地味は地味だけど、他の漫画にはない爽やかさと魅力溢れる作品だったんだなぁ。
おしいなぁ〜。
叶先生ごくろうさま!
楽しい漫画をありがとうございました。
間違いなく、また近いうちに本誌に帰ってこられることでしょう!
楽しみに待ってますゼ!!
といったところで後半戦終了。
今週はサイレンの驚愕の展開と、ぬら孫の楽しそうな旅行風景、そしてエムゼロの爽やかなラストが印象に残る一冊でした。
あと、ワンピのとことん楽しそうな遊園地もね。絶叫系に弱いブルックさんがツボでしたわ(笑)。
てなわけでまた来週♪
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