2008年05月13日

週刊少年ジャンプ24号感想 後編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜24号

 さて後半戦。
 後半戦ではH×H、サイレン、スケ団、サムうさ、初恋、M0の6作品を扱ってます。
 さっそく感想れっつらご。




HUNTER×HUNTER

 10週連続掲載も最終回
 いやぁ今回はしめくくりにふさわしい素晴らしい盛り上がりでした。
 ユピーの爆発前のタメの隙を突こうとするナックル。
 しかしそれはユピーの作戦だった。
 殴りかかる寸前、時間が止まったようになるナックル。
 とめどなく脳裏に流れる言葉言葉言葉…。
 それはまさに走馬灯
 いいなぁこの演出!

 膨張したはずの体を一気に収束させ、猛然と襲い掛かるユピー。
 まさに大迫力!!

(これは… 利息分じゃ到底済まねェ…
 終わった…!!
 シュート… モラウ(ボス)…
 みんな…
 後は……頼む……!!!)


 真っ白になるナックルの思い。
 わかっちゃいるけど!
 そう、キルアが助けに来るとはわかっちゃいるけど!
 でもこの演出はいいッ!!

 デキレースじゃなくって、ユピーもナックルも最善を尽くし、最善を越えたハートの必然性を踏まえてきたここまでの戦いがあったからこそ、この展開が盛り上がるわけですね〜。
 リアルな駆け引き、やりとりを丁寧に積み重ねてきたここまでがあるからこそです。
 一話終わっても一秒もすすんでねーとか、いろいろ言われましたが、いやいや、あれがあったからこそのこの盛り上がりなんですよ。

 そしてキルアの落雷(ナルカミ)炸裂!
 ユピーを感電させて体の動きを止めるんですから、これはもの凄い威力です。
 いやぁメレオロンまで感電しなくてよかったね(笑)。

 そしてナックルの渾身の一発が、ユピーの顔面にヒット!
 これは爽快!!
 また休載ですが、最後に気持ちのいいところをもってきましたね〜。
 次の連載再開がいつになるかわかりませんが、年内にもう一回楽しみたい!
 たのんまっせ冨樫先生!!



PSYREN−サイレン−

 能力を開花させたとはいえ、使いこなすには程遠いアゲハ。
 裸一貫素の身体能力のみでタツオに立ち向かう。
 これはいい緊張感。

 ライズにも何種類かあり、大きく分けて身体能力の「ストレングス」と、感覚能力の「センス」の2種類。
 タツオがそのストレングスのみしか使えないというのがアゲハのつけこみどころというのがいいバランスですね。
 要するに、ダンプカーにバイクが立ち向かうようなもの。
 一度でも接触されたらアウトだけど、回避に専念していればそうそう食らうものではない。

 なにげに、今回のタツオ編では戦いながらPSYのいろんな細かい面が説明されているんですね。
 トランスはバーストで防御しろとか、2種類のPSYの使用は負担が大きいとか。
 バトルをしながら無計画にあれもこれもと雨宮が説明する形になっていますから、ちょっと混乱しそうですが、でもそれが逆にリアルってもんです。
 ああそういえば、これも説明するのを忘れていたわって感じで、いかにもテンパった状況で言われそう(笑)。
 作品的には一気に説明したら読者が飽きるだけだから、バトルにからめて説明していくと言うのは正しい論法だと思います。
 まぁ改めて戦いが終わったらまとめて説明して欲しい情報ですね。

 ドラゴン朝河っていう恥ずかしい名前にそんなエピソードが隠されていたとは。
 飛夫でチーム「ミラクルドラゴン」って、いかにも小学生が考えそうなことじゃないですか。
 そして木彫りのペンダントに込められた思い。
 頭がタツオで胴体がヒリュー。
 ああ、だからヒリューのPSYは手や尻尾ばかりで頭がなかったんですね。
 ちょっと切ない話だ。
 しかし、こうなってくるといよいよタツオが仲間になるルートは閉ざされてきちゃったような気が……。

 必死のアゲハ囮作戦が功を奏し、不意をつくことに成功するヒリュー。
 ドラゴンテイルが決まり、ついにタツオを捕獲。
 おおう、ヒリュー渋いぜ。
 しかし、このまま上手くいくのかな?
 望月朧が勝手に出てきてますが、それが逆に足手まといとなり、事故を呼ぶ……というような悪い予感が。



SKET DANCE

『ほう それならボーナス画像のコンプリートも果たしたと言うのか!!
 果たしたと言うのか!!』


 子供相手にムキになってるスイッチがかっこいい(爆)。
 なんか最近スイッチが面白いぞ。

 何をやっても冷めている子供・吉彦くんに手を焼くスケット団。
 ついにボッスンが大爆発。
 無理矢理公園に連れて行く。
 いやぁなんだかんだ言ってボッスンはかっこいい。

 スケット団のハチャメチャさにつられて子供らしさを取り戻す吉彦君。
 なかなか小さくまとまったいい話じゃないですか。
 思わずちょっと感動させられちゃったじゃないですか。

 しかし、バックホームのオチがボッスンのデッドボールとは。
 おいしすぎだろボッスン(笑)。



サムライうさぎ

 なんだ、みんな侍の子だったのか。
 だからこそ侍の暗部も見てきたということなんでしょうね。

 しかし回想編、なんて陰湿な子供ッ!
 ハラ立つわー!
 でも試合前に袋の中身を見ないこと前提のトラップって、どんだけ穴だらけですか!(笑)
 しかしなるほど、そのときの恨みもあって傘を武器にしているわけですか。
 恨み骨髄、あの恨み忘れないでかって感じですかね。

 白だけの碁石ということで、あ、もしかしてその碁石は飛鳥ってひとの遺骨なんじゃないの? とか思ってたんですが、さすがにそれは違うようですね。
 白黒どちらが多いかのクジ引きに関係しているっぽい。
 怪しげな仮面をかぶった飛鳥。
 一体何者なんでしょうね。

 しかしその鳳が信じる「侍像」と、だんだん違って見えてくる目の前の摂津。
 単に身分が悪いわけではなく、中にはいいヤツだっているという単純なことにも気づけない鳳は、視野狭窄の極致。
 摂津さんにはやく目覚めさせてやってほしいものですね。



初恋限定。

 あきらかに男性陣のなかで最高にいい男である楠田。
 いや、もちろんみんないいヤツだし、それぞれいいところもあるんだけれど、男からしても一番かっこいいのが楠田だと思うのですよ。
 もちろんブサメンだからという親近感というのはあるでしょうが、それ以上に言動の男らしさは明らかに一線を隔すものがあります。
 ついていくならこういう奴だよなと、そう思いますよね。
 そんな楠田と江ノ本がついにぶっちゃけあっちゃう今回。
 お互いにお互いのいいところをちゃんと分かっているじゃないかと、これは悔しいけど感動させられちゃいました(なんだ悔しいけどってw)。
 いいねぇ、青春だねぇ〜。

「不思議だ
 好きな人がいる
 認めてくれる人がいる
 それだけで前より少しだけ背筋を伸ばして歩けそうな気さえする…」


 甘酸っぱいとか微笑ましいとかいう表現じゃなくって、収まるべきものが収まるべきところに収まったという、「幸福感」に満ち溢れているじゃないですか。
 いやいやこれはいい話だ。



エム×ゼロ

 本当の魔法修行のための転校を提案される九澄。
 愛花の涙に触発され、本当の魔法を手に入れるために転校を決意。
 いかにも最終回へ向けてのいいまとめかた。
 目次の作者コメントも、

「丸2年が経過! 考えていた事は十二分にやれた充実した2年でした。皆様に感謝<恭弘>」

 ということで、ああ最終回か、面白いのにもったいないな〜って思うのですが……。
 いや、でもちょっと待ってください。
 最終回ではなく、その前にこのコメントはあまり前例がないのではないでしょうか?
 もしかしてこれ、フェイントで実は最終回じゃないとか!?

 次回予告「次号、九澄の留学にアクシデントが起こる!?」

 にかすかな希望をたくしてみましょうか(笑)。

 しかし、愛花の涙に思わずもらい泣き。
 ええ娘や。



 後半戦終了。
 なんか後半ちょっと感動系がつづいて妙にグッと来たなぁ。
 ひとつひとつじゃこないのかもだけど、連続してくると相乗効果でもあるんだろうか(笑)。

 と、ここまできて「私立ポセイドン学園高等部」が打ち切りだったことに気づく私。
 すいません、ポセ学は最後までわたしのセンスじゃどこが面白いんだかわかんなかったんですが、ちゃんと18話も続いたところを見ると、小学生あたりにはそこそこ人気があったんでしょうね。
 人気がなければ10話で打ち切りのジャンプですから、18話続いたのは立派というものです。
 とりあえず大江先生おつかれさまでした。
 現役小学校教師で少年ジャンプ連載っていうスゴいことやっちゃいましたね。
 体大丈夫ですか? ひとまずリフレッシュして、またいつか連載できたらいいですね〜。

 さて次号から2本新連載が入ってきます。
 ひとつは島袋光年先生の「トリコ」
 先日読みきりが掲載されたグルメ冒険ものですね。
 2号連続巻頭カラーというとんでもない力の入れよう。これは期待が高まります。

 もう一本は「どがしかでん!」という謎のタイトルのバスケ漫画。
 作者は濱田浩輔先生。昨年の金未来杯でバスケ漫画「CLUTCH」を描いたひとですね。
 「CLUTCH」は、読みきりでありながら連載を意識したキャラクター配置をしたことで多少評価の割れた面のあった作品でしたが、逆に考えればそれだけ連載を意識しているっていうことでしょう。
 キャラクター群像にこだわりのあるっぽい作風だったので、どんな郡象劇になるのか楽しみです。
 
 しかし、新連載2本で、抜けるのがハンターとポセ学か〜。
 ポセ学のページ数じゃストーリー漫画1本分にはならないから、これはエムゼロも打ち切り確定ですかね〜。
 個人的にかなり残念ですわ。

 今週は前半がぬら孫でマイブームが燃え上がり、中盤がハンターでヒートアップ、終わりのほうがなぜか感動ラッシュという、なかなか読み応えのあるジャンプでした。
 来週はひさびさワンピですね〜。
 楽しみ楽しみ。
 それではまた〜〜〜♪



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ラベル:感想 ジャンプ JUMP WJ
posted by BOSS at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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