2008年05月12日

週刊少年ジャンプ24号感想 前編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜24号

 はいみなさん、おひさしぶりのジャンプ感想でございます。
 表紙は「俺が主役だ〜!」と叫ばんばかりの一護さん(笑)。
 残念、今の主役はマユリさまだがネ(笑)。

 前半戦は、ブリーチ、ナルト、アイシー、ダブルアーツ、こち亀、ぬら孫の6作品を扱っています。



巻頭カラーBLEACH

 テキパキと部下に指示を出す九番隊隊長六車拳西。
 その胸には「69」のイレズミ。九番隊の六車だから69と。
 なるほど、これに憧れて檜佐木修兵はあんなイレズミを彫っちゃったわけですか(笑)。
 ひとつ謎が解けましたね。

 ひよ里が「親切で手伝う」ってところが意外(笑)。
 一応変わり者のマユリと馴染もうと、ひよ里なりに努力したつもりなんでしょうか。かわいいじゃないですか(笑)。
 しかしあいかわらずドマイペースなマユリ先生が最高。

「…何を急に怒っているのかネ?
 君のそういう処……正直引くヨ」


 マユリ先生は自分のほうが常識人であると確信しているようなところがタマランですな。
 お前がその口で言うな! って言いたくなっちゃう。
 久保先生、マユリ描写だと妙にイキイキしてますよね。

 思わせぶりの藤堂。
 裏切り者か!? と思わせておいて実は死んでる!! とかスゴいフェイントかましてやっぱり誰かが裏切り者!?
 なんだこのおもしれ〜超展開!
 名前出された副官たちがみんな死んでいくし!(笑)
 しかし犯人はいったい誰なんでしょね〜。

 危機感をいだく浦原。
 そんな大事になっているとも知らず現場に走るひよ里。
 さてひよ里が目撃する光景とは?
 過去編は展開がスピーディーだ。



NARUTO-ナルト-

 マダラが語る己の真実。
 すべてはうちは一族のためだった。
 弟の目をくりぬいたのも、木ノ葉の創始者初代火影と戦ったのも、うちは一族のためだった。
 まぁ第一人称で語られる過去ですから全面的に信用できるわけじゃないですけどね。でもなんとなく本当っぽい響きがありますよね。
 ただ、最後の「オレは復讐者となり木の葉隠れの里に戦いを挑んだ」に至る部分が弱冠突飛に感じてしまいましたが。
 そのへんにまだ語られないマダラの悲しい過去があるのかもしれませんね。

 しかし、16年前の九尾事件がただの「自然発生的な天災」だったとは。
 てっきり何者かの陰謀だとばかりおもっておりましたが。
 まぁそう思うのは自然の流れってやつで、当時の木ノ葉もそう考え、容疑者としてうちは一族が槍玉に挙げられたと。
 その流れはむべなるかな。

 そして、巻き起こるうちは一族のクーデター策謀に対し、木ノ葉が送り込んだスパイがイタチだったと。
 こう聞いていると、なんだか悪いのはみんな木ノ葉上層部じゃないかって気になってきます。
 九尾事件が自然災害なら、容疑者にされたうちはは冤罪ですし、ぬぐえない冤罪ならいっそクーデターをと考えるのは、情状酌量の余地ありって言いたくもなります。
 結局クーデターは実現の一歩手前までゆき、イタチはそれを阻止するために汚名を一身に背負って一族を滅ぼしたと、そういうことなのでしょう。
 そして、そうやって罪を背負ってしまった己を、いつか罰してくれるかもしれない一条の光として、サスケを残したと、そういうことなのでしょうか。
 しかし、そうだとすると、その後のイタチの歩みはそれとどうつながって行くのでしょうね。
 最後のあの言動と、いったいどう繋がってゆくのでしょうか。
 謎はもうちょっと深そうです。



アイシールド21

 金剛阿含VS.大和猛!
 練習に参加しなかった阿含はなんと大和のカマセになる宿命だったとは!
 それでもただのカマセにならないところがさすがは阿含たん。
 大和のスピードに余裕で追いつく超人ぶりを発揮。
 そして大和の「本当のプレイスタイル」とやらを引きずり出す。
 カマセにはちがいないのですが、ただのカマセに終わらない「別格さ」を維持している感じが阿含たんらしくてカッコイイ。

 「本当のプレイスタイル」はしかし未だ不明。
 具体的にどんなものかはわかりませんでしたが、阿含にはわかったんでしょうね。
 とっさに飛びのいたろころを見ると、相当に危険な何かだったんでしょう。
 峨王もびっくりの超破壊プレイだったりするのでしょうか。
 しかし、

「…セナじゃテメーに最初っから勝ちの目がねぇ」

 ってセリフが出てくると、俄然勝てる気がしてくる(笑)。
 漫画って不思議だなぁ〜(笑)。

 さぁついにクリスマスボウル開始!
 雪像対決はまずは互角。
 でもこんなのがあると、泥門が危なくなって雪像が崩れる、なんって演出が今から目に見えるようです(笑)。


ダブルアーツ

 急襲、ルーシー・ゼズゥ
 ガゼル創始者11人のガゼルメンバーの一人、早くも登場。
 あっけなく用心棒が倒されてしまったのがなんとも悲しいなぁ〜(笑)。
 ガゼルが強い強いと言われていて、今までまったくそう思えなかったのですが、なるほどこの人達が強いってことだったんですね。
 分裂、カラス化の能力者でしょうか。
 ただものではありませんね。
 武器を持っているようにも見えないのに、次々と切り伏せられてゆく人々。
 いよいよ能力者バトルが開始されるなぁ〜って感じです。
 そうか、ダブルアーツは能力者バトルにシフトしてゆくのか〜。
 たしかにハートフル感動モノだけでは展開に限界がありますもんね。

 前回せっかくヤル気を出したキリですが、そんなキリにできることはただ逃げるだけ。
 切ないですねぇ。
 しかしどうやってもこのままゼズゥを撃退できるとは思えない。
 かといって、シスター達がゼズゥを食い止めて時間稼ぎできるとも思えない。
 第三者の助太刀参上か? とも思いましたが、それより見てみたいのが、「皆で手をつなごう」ですね。
 ここでフレアの真価を見てみたい。

 しかしガゼルの目的っていったいなんなんでしょうね〜。
 ひと目でトロイに感染していないことを見抜いたり、なにやらトロイとも密接なつながりががありそう。
 もしかしてガゼルがトロイを作ったとか?
 自分達はトロイに完全耐性をもっていて、トロイをつかって世界制覇でも狙っているんでしょうか。
 とすると、キリは実はガゼルの血筋だった、なんてオチが待っているのかも。


こちら葛飾区亀有公園前派出所

 うんうん。
 わたしもよく手を出しますわ、そういう分冊本。
 私が買うのは主に歴史モノですね〜。
 だいたい3冊くらいで買わなくなりますが(笑)。
 1冊目は安いから買ってみて、2冊目あたりも惰性で買ってみて、3冊目あたりでガッカリして買わなくなったり、買いそびれたりってのがパターンですね。
 両さんの言動を見ていると、あながち今回の話が絵空事とも思えなくなってきますわ(笑)。
 中にはあんな感じで作られてる本もあるんじゃなかろうかなんて思っちゃいますわ。

 しかし、千手ビーナスには思いっきり吹いた(笑)。
 発想が自由すぎる!



ぬらりひょんの孫

 やばい、ぬら孫おもしれー!
 って、やばいって事はないか(笑)。いいことじゃないか(笑)。

「私としたことが!! 側近なのに!!
 若が学校に来ていないのを知らずに普通に登校してましたー!!」


 泣いてリクオの手を取り、高熱にダメージを受ける雪女つらら。
 泣いたり悲鳴上げたりの大騒ぎ。
 なんだこのすばらしいボケ倒しは(笑)。
 呆れるほどの愛くるしさです。
 そんな一幕のはじっこで、つららにつきとばされて血反吐にまみれてる鴆がまた(笑)。
 あれ、ぬら孫ドタバタの呼吸が上手くなってきたんじゃない?
 最初はちょっとギクシャク感があったけど、最近ぜんぜん気にならなくなってきたし。

 さて一方シリアス場面。
 牛鬼はインテリ妖怪のようですね〜。
 落ち着いて正論を並べるスマートさですが、まわりの妖怪親分衆には反感を買っているようです。
 しかしそんな牛鬼の顔も、実はまわりを騙す仮面なのでしょうね。
 はたしてどんな本性を隠しているのでしょうか。
 これはちょっと期待できそうな魅力を感じました。

 そして、最近なぜかツボなのが清継くんの言動!

「なさけないぞ奴良くん!!
 風邪をひくのはバカな証拠だ!!」


 なんだこのスゴいセリフは!! 意味不明にカッチョええ!!
 このあいだの「しかしこのアメまずいっすねぇ!」も凄いインパクトでしたが、今回もスゴい。
 「バカは風邪ひかない」という凝り固まった世の常識をくつがえす破天荒なアイデンティティーがそこにはある!!(爆)
 清継くんは将来大物まちがいなしだな(笑)。
 よくいるイケ好かない身勝手ボンボン役とは一味違う魅力がありますね〜。
 なんか清継君から目が離せません(笑)。

 ところで、リクオは夜のリクオモードの時の事を覚えていたようですね。

「カナちゃん… あのあと無事帰れたんだね… よかった」

 と、自然にポロリともれてしまった感じ。
 ようやっとリクオのなかで昼と夜の記憶が合致しはじめているって感じです。
 しかし意外だったのがカナちゃんの反応。
 「うん?」と、リクオのセリフを理解できていない様子です。
 今まで私は、カナちゃんはリクオの正体について確信まではないものの、うすうす気づいているのではないか? という解釈だったのですが、どうもそうではないようです。
 しかしそれはさておき、「さっすが幼なじみ〜 いいおよめさんになれるよ」と、このふたりは公認カップルなのか。
 それを聞いても堂々と流している二人が大物だ(笑)。

 そして、雪女つらら登場で一転場面は修羅場に突入。

(おちつけ私!! 全滅させてごまかそうなんて考えちゃダメ!!)

 とか発想が物騒すぎ!
 慌てすぎだつらら(笑)。

 そしてついに、リクオが「つらら」と呼ぶような仲なのかと、ふたりの関係に勘付くカナちゃん。
 すわ三角関係勃発か!?
 カナちゃんの勘違いとはいえ、あながち見当ハズレとも言えない気がしてくるじゃないですか。
 つららがリクオの正妻の座を狙っている様子があるのはたしかですもんね(笑)。
 むしろ勘付いたカナちゃんがゴゴゴゴゴとなっているところが笑えます。
 おーおー嫉妬の炎か。なんだカナちゃんしっかりリクオのこと好きなんじゃないか(笑)。
 ラブコメ要素投入は強力なテコ入れです。
 いやいやこれは面白くなってきた。
 
 次回からはゴールデンウィーク合宿編。
 妖怪事件が起こるのは目に見えていますが、それに加えてカナ→つららの疑惑がトラブルを呼びそうで非常に楽しみ!
 今までちょっと地味だったヒロイン・カナちゃんのキャラが表に出てきそうで期待が持てます。
 いやいや、ぬら孫面白くなってきた!



 ということで前半戦終了。
 また明日ッ!



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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