スティール・ボール・ラン #36 感想: 少年、グリグリメガネを拾う

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2008年04月23日

スティール・ボール・ラン #36 感想

　ウルトラジャンプ2008年5月号掲載。
　ジョジョの奇妙な冒険 Part7　SBR #36 決戦の地へ　の感想です。

　今月のウルトラジャンプのおまけはスティール・ボール・ラン特製オリジナルイラストのマウスパット！
　これは2冊買えと言うことですかぁ～～！？
　YesYesYes！

ネタバレ注意！

　7th.ステージ終了。
　ジャイロが6着、ジョニィが7着でのゴールイン。
　順位もそうですが、遺体をすべて奪われたことで落胆の色が濃い。
　肉体も精神も疲労困憊といった様相ですね。
　しかしそんなときでも襲ってきた暗殺者を小手先で撃退。そして見向きもしない。
　このふたりがそれだけ大変な実力をつけてきたのだなぁと実感させてくれます。

　一方なんと、ディエゴ・ブランドーがついに復活！
　7th.ステージ１着ゴールで100ポイントをゲットし、総合順位でも２位に食い込む！
　現状は以下の通りです。

１位　ポコロコ　313pt.　ボーナス１時間
２位　ディエゴ・ブランドー　292pt.　ボーナス２時間
３位　ノリスケ・ヒガシカタ　273pt.　ボーナス１時間
４位　ジャイロ・ツェペリ　271pt.　ボーナス１時間
５位　ジョニィ・ジョースター　265pt.　ボーナスなし

　なんと１位から５位までが50ポイント以内にひしめく混戦状態になってまいりました。
　さらにDioのみがタイムボーナス２時間というのも見逃せないところ。
　もし次の8th.ステージでDioが１位ゴールということにでもなってしまうと、これは致命的。
　他のメンバーはなんとか阻止しないといけませんね。
　もしかすると、Dio以外の４人が一時的に同盟を組む、なんていう展開も見られるかもしれませんね。
　ジャイロあたりはそういうの好きじゃなさそうではありますが（笑）。

　しかし、Dioが１位ゴールしたことを根拠に、

「だとしたらヤツはまだ「左眼球部」を所持してるって事だ」

　というジャイロの理論がよくわかんない（笑）。
　ジャイロの希望的観測なのかもしれませんが、でもきっとその通りなんでしょうね。
　後がなくなったジャイロたちが、かすかな希望を賭けて突破策に出る。
　今まで降りかかる火の粉を払うだけだった彼らが、ついに自分達から攻撃をしかけるターンです。

「…「緑信号（GOシグナル）」はまだ点滅しているぜッ！」

　これは熱いセリフだ！

　ルーシーと大統領夫人の体格が非常に似通っていることに気づいたスティール氏。
　と、そこに突然現れるマジェント・マジェント。
　顔には恐ろしい傷が残り、鼻水もよだれも止まらないというあわれな姿。
　なんとここでスティール氏に「用済み」宣言が来るとは！
　そして瀕死のスティール氏をめぐっての、ウェカピポVS.マジェント勃発。
　どちらも手の内を知り合った元同僚同士ということで、一瞬も気を抜けない戦いになりそうです。
　しかし個人的には回想シーン、ジャイロの「口ヒゲ剃った？」がタモリみたいで笑った（笑）。

　一方大統領サイド。
　大統領は、これ気づいているのか？
　大統領夫人が以前となにか違うというのは感じているようですが、

「なにかカワイイ　スゴクだ……何か違うな」

　には大笑い（笑）。
　これはもしかして川尻しのぶ男版か！（笑）

　たしかに「圧迫祭」の顔なのに、ルーシーがすこぶるカワイイ。

（だけどもし…キスをしてきたなら…
　あたしは舌を噛み切って死ぬわ…）

　とか、泥をすすったエリナの上をゆく貞操観念です。
　これは実にかわいいじゃないですか。

　ところが間の悪いことに、そんなルーシーのポケットからこぼれ落ちる遺体の右眼球部。
　隣の部屋にある遺体と引き合ってのことでしょうが、あまりに間が悪い…というかナイス過ぎるタイミングです（笑）。
　とっさに大統領にキスをしようとするルーシー！
　ルーシー前言撤回！！（爆）
　そして寸前で硬直！
　どうするんだルーシー！
　なんかこんなにドキドキするジョジョはいつ以来だ！？
　由花子さんに恋し始めた康一君以来か！？（笑）
　これはチョー気になる引きだぁ！！

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