D&Dキャンペーン BLAMDISH!(仮)
― 第2話 「バグズライフ」 ―
― 第2話 「バグズライフ」 ―
ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons) 3.5版遊んできました。
DRRマスターによる新規キャンペーンの第2話。
広大無比なダンジョン世界に放り込まれた我々は、いかにして生き延び、脱出するのか!ってなお話です。
前回のお話はこちら。
はたして今度はどういった冒険が待ち受けているのでしょうか!
キャラクター紹介
■ドライ・ブラウ(DISK) : ラプトラン・男・モンク Lv.1 / サイキック・ウォリアー Lv.1

背中に羽根が生えてるけどまだ飛べない鳥人間「ラプトラン」。でも滑空はできる。
レベル2になって超能力に目覚め、回避性能がたいしたものに。
パーティの日報担当。毎度毎度ボヤキが面白い。
■“グッドラック”グラッド(あめじん) : 人間・男・ソーサラー Lv.1 / ウォーロック Lv.1

2レベルになってウォーロックを取得。弾数制限なしの怪光線をバンバン飛ばす火力担当に大変貌。
戦利品管理の担当官を自認し、宝物ゲットに燃える男。
■ババ(OTTO) : 人間・女・バーバリアン Lv.2

前回冒頭の戦いで死んだガイギャックスに代わり、このダンジョンに召喚された女バーバリアン。顔は流用。
名前はまだナシ。
名前くらいはよ決めておくれと言ったところ、「いや、またこのババもすぐ死にそうだし」とか言ってました。
死んでひそかにヘコんでいるようです(笑)。
頑張れ!
■ローネット(Artemis) : 人間・女・クレリック Lv.2

パーティの生命線、回復担当。
普段は必死にババのヒットポイントを維持しているが、キレるとトゥルー・ストライク。
一変して殴り屋に代わる二重人格(?)。
■ネイベリー・ポートマン(BOSS) : 人間・女・ドルイド Lv.2

パーティの補給担当。今回は食糧調達でパーティを支えて活躍。
動物の相棒の蛇「ルーク」も今回は毒で大活躍できました。
しかし、そんなネイベリーを最悪のピンチが待ち受けていた!
再訓練! 〜狩猟採集の日々〜
Day 6〜31: 食料とか、環境をととのえる日々(ドライ日報より)
突然それぞれの世界からこの謎の巨大ダンジョンに集められたパーティ一行。
脱出目指して探索をした前回ラスト、とりあえず拠点に出来そうな部屋をゲット。
ひとすじなわでは行きそうにないこのダンジョン脱出のため、とりあえず食糧ストックを大量に集めようということに。
都合のいいことに、キャンプ地の近くには「菌類の森」があり、そこには食用に適したキノコも生えているとの事。
ネイベリー : キノコあつめの判定表を勝手に作ってみました。<生存>の判定で集められるんだけど、この表で振ると8時間の採集で何食分集められたかがわかります。
マスター : あ〜、ちょっとばっか確率いじろうとおもってたけど、それでいいや(笑)。
ネイベリー : ありがとう(笑)。
マスター : そしたら、採集の間に遭遇判定をやってもらいます。1時間ごとに10%の確率で遭遇発生で。
ドライ : ぬお、けっこう多いな。ためしにオレ振っちゃうよ。8回ね・・・いきなり2回出ました(爆)。
ネイベリー : しょっぱなから(笑)
グラッド : おっしゃ怪光線の肩慣らしだぜ! カモーン!
マスター : じゃ、でっかい蜂が2匹登場。
といった感じで、ちょっと弱めのモンスターと何度か戦闘を繰り返し、1日の終わりに収穫の判定。
「おっしゃ大漁! 今日は10人分ゲット!」とか、「ヤバッ! 今日は赤字! マイナス2人分なんですけどッ!」とかで盛り上がる。
長いことD&D遊んでいますが、こういう日常なところで盛り上がれるのも面白いですね。
グラッド : しかしさ〜、こう毎日キノコばっかだとやっぱ飽きるよな〜。
ネイベリー : あらグラッド。股間にキノコが生えてきてるわよ?
グラッド : 気をつけろネイベリー。こいつは白い毒が出てくるんだぜ。
などと下品なネタも飛び出したりして、あいかわらずオバカな我らだなぁと(笑)。
また、数度こんなことを繰り返しているとマスターも脳内麻薬が分泌されてくるのか、
ドライ : 命中、クモBに10点ダメージ。
マスター : それでクモも虫の息…虫だけに。
一同 : ……シーン。
ネイベリー : それブログに載せるよ(笑)。
マスター : 勘弁してくれッ!(笑)
なんて一幕も。
ちなみに今回のタイトルはこれを意訳してみたものだったり。
その盛り上がっているところに遅れてやってきたローネットとババのプレイヤー。
かれら二名は採集活動には参加せず、レベルアップ作業を終わらせ、再訓練を希望。
「再訓練」というのは、キャラクターが習得している技能や特技、覚えた魔法などを別のものに取り直すこと。
通常は日数とお金がかかるものなのだけれども、今回は特殊な環境ということで日数のみがかかるという裁定。
当然その間は採集活動に参加できなくなる。
マスター : どのくらい日数かかる?
ローネット : 特技取り直したいんだけど。
ネイベリー : それなら2週間だね。
ババ : スキルを<軽業>4ランクから<威圧>4にしたいから、4週間ほど。
グラッド : 長ッ!!(笑)
ネイベリー : そしたら、ローネットが再訓練終わらせたら、私が交代で再訓練に入ります(笑)。特技1個取り直したいから。それでちょうど4週間になるっしょ。
マスター : どんだけ食糧集める気だ(笑)。
ということで4週間にわたり、ひたすらな食糧集めが始まったわけですが、さすがに何度も敵と遭遇していくとさすがに飽きてくる。
何度目かの遭遇冒頭、
グラッド : じゃ、怪光線撃ちます。
ネイベリー : ちょっと待って。あれただの虫でしょ? もしかして敵意ないんじゃない?
グラッド : え〜? じゃ、どうする?
ネイベリー : ちょっと下がって様子見ようよ。
グラッド : わかった。じゃぁ「攻撃してきそうだったら撃つ」のレディ(待機)で。
ちょっと下がって様子を見る一行。
すると思ったとおり、虫たちはただ通り過ぎていくだけ。
そこからは、「敵意があって戦闘が避けられない敵との遭遇は1/3だけ」という裁定になり、戦闘回数が激減。
スムーズに食糧集めが進みました。
ネイベリーとローネットが交代する2週間終了時の食糧が、「55日分」。
55日分といっても、1人で必要とする分を1としているので、5人パーティの我々なら11日分となる計算。
けっこうシビアーですわ。
ちなみに集めた食糧は前回の冒険で発見した「鉄の処女」の中に保管しておき、毎日「ピュリファイ・フード・アンド・ウォーター」の呪文で新鮮に保ってあります。
で、私が再訓練作業に入り、ちょっとトイレに席を外して帰ってくると。
グラッド : おー、ネイベリー。4週間終わったよ〜。
ネイベリー : どのくらい食糧集まった? 100超えた?
ドライ : 聞いて驚け。
グラッド : 68日分だ!(爆)
ネイベリー : ちょっ! 増えてないじゃん!!(爆)
まぁあれだ、ドルイドの<生存>の力、思い知ったか!ですわ(笑)。
ダンジョン・フィールド
食糧も集まり、再訓練も終了し、改めてダンジョン探検を開始。
マスターによるとここからがこのキャンペーンの新機軸とのこと。
詳しい説明はマスターのブログを見ていただくとして、以下に簡単に説明します。
・広大無辺なダンジョンの探検、放浪を表現するため、道や部屋を一つ一つ表現する事を省略。
・200×200×高さ100フィートのエリアを「コンポーネント」と表現。
・1時間の探索でコンポーネントをどのくらい探索できたか、全員で<捜索>判定。判定結果の合計が、コンポーネントごとに決められた数値を超えるとコンポーネント突破。次なるコンポーネントに移動するルートが東西南北上下のどこかに開かれる。
・1時間の探索ごとに、2枚のトランプが山札から表にされて、その一方をプレイヤーが選んで取る。その取ったトランプによってモンスターと遭遇したり、イベント、罠が動き出したりする。
・プレイヤーは好きなときにトランプをポーカーの役の組み合わせで「消費」することができ、それによってイベントを発生させることができる。
・イベントによっては、宝箱が出てきたり、貴重な資材が手に入ったり、魔法のアイテムを装備した敵が出てきたりする。
完全なランダムダンジョンですね〜。
プレイヤーとしても命がけですし奮い立ちます。
いざ出陣!
ミミック戦
マスター : <捜索>合計いくつになった?
ババ : え〜と、182。
マスター : まだまだこのコンポーネントは広そうだねぇ。君達の目の前に20フィートの段差があって、その下、このへんに宝箱が置いてある。
ネイベリー : えーと、クラブを投げつけてみます。
マスター : ねちょっと、貼り付いた(笑)。
ネイベリー : ミミックですかい(笑)。
グラッド : じゃぁあれだ、怪光線で一方的にやっちまおうか!(笑)
ババ : それやるとミミック逃げるに違いない。構わん。突進じゃ! 突進前にヴィゴーちょうだい。
ローネット : おっけー。レッサー・ヴィゴーちょちょいとな。
ババ : おけ。それ突進ゴー!
ということで、1ラウンドごとに1点ずつ回復する魔法をもらい、20フィートの落下ダメージなどものともせず突進してゆくババ。
しかし、ミミックはネバネバのいやらしい敵。あえなく貼り付いてジタバタ。
その後で、優雅に翼をはためかせ、滑空して飛び掛るドライ。
こちらは長柄の武器を使ったり、貼り付きの判定を回避したりでなんとかしのぐ。
その頃、ネイベリーは言うことをきかない蛇「ルーク」にさんざん苦労している。
動物や人型、昆虫タイプの敵なら普通に攻撃してくれるルークですが、こういう異形やアンデッドなどの気持ち悪い敵には攻撃を嫌がるんですね。
そりゃマズそうだもんね。
ネイベリー : <動物使い>判定28! やっとルークが言うことを聞いてくれたわ。そしたらルークにババウ・スライムをかけて突進させます。
マスター : なんと!
ドライ : うッは! それがきたか!
グラッド : なにそれ?
ネイベリー : ルークの体がネバネバの粘液で包まれて、触ると酸のダメージを受けるの。
グラッド : ナイス!
ルークは攻撃してもよし、貼り付けられてもよしの戦法で攻撃。案の定貼り付けられて酸のダメージを与えてゆく。
マスター : ウザッ! そんなマズい奴はペッと吐き出す(笑)。
ネイベリー : んじゃ普通にルークの攻撃。命中、2ダメージ。あと毒のセーブ頑健11をお願い。
マスター : 失敗した。
ネイベリー : そしたら【耐久】に(コロコロ)6点ダメージ。
マスター : グハッ。それで死んだ。
ドライ : おおー!
ここの呪文選択は偶然ですがジャストミートでしたね〜。
本当はこれ、ババにかけるといいのかな?
でもそうすると、回復呪文をかけるローネットにも酸のダメージが行っちゃうんですよね〜。
使い方難しいな。
2連大ピット
Day 35: また落し穴だ! こわい! トラウマががが。
Day 36: またまた落し穴だ。…人間って不便だな。
恐るべき罠が連発。
まずその犠牲者となったのはババ。
(1D6+4)×10フィートの大落下。
ここでババは2を振り、60フィートを落下。
6D6のダメージですが、そこはババのヒットポイントの高さでしのぎ切ってました。
ヤレヤレ。
翌日、次なる犠牲者となったのは私のネイベリー。
先頭を歩くドライの足元でカチリと何かの音がし、次に歩いていたネイベリーの足元でポッカリと落とし穴が開く。
さらに、深さを決める出目は5!
90フィートの大落下。9D6って!
ネイベリーのヒットポイント20しかありませんよ!
ネイベリー : 皆さんさようなら〜〜〜!(涙)(サイコロざらざら〜)
ローネット : おッ! 1ばっかりだ!
ネイベリー : オオーッ! 合計23! マイナス3で生きてるッ!
いやぁ〜人間27メートルも落下しても生きてるもんですね〜(笑)。
いやしかしなんてひどいダンジョンだ(笑)。
フラッシュは資源だ覚えとこう
数日の探索で、ゲットしたトランプもかなりたまり、役もいろいろ作れそうな按配。
グラッド : とりあえずキングでワンペア使ってみようよ。
ドライ : いやいや、ここはやっぱりフラッシュまで待つでしょう。
などと相談。
上手い具合にフラッシュが揃ったので使ってみる。
マスター : するとそこには綺麗な泉が湧いている。その後の探索でそれが飲めるとわかるよ。
さらに後日。探索するうち、いい具合にフラッシュがまた揃う。
マスター : 使うのね? すると、隠し部屋を発見。そこは使い捨てられた魔法使いの部屋らしく、使えるものは置いてないけど1D20枚の白紙の巻物を発見できる。
通常、魔法の巻物を作るには、町で材料費を払って素材を調達するのですが、今回はそういうわけにはいかない。
特殊ルールで、白紙の巻物を使わなければいけないということになっているんですね。
これは貴重な発見でした。
他にもこんなのもありました。
マスター : 罠にかかった動物の死骸を発見。なににしようか。
ネイベリー : 熊がいいかな。熊の毛が魔法の物質要素に必要だし。
ドライ : いや、ここはアウル(フクロウ)しかないでしょ! アイデンティファイに羽が必要だし(笑)。
「アイデンティファイ」は魔法のアイテムを鑑定する非常に重要な呪文。
これがないと強力な装備をゲットしても、その能力を起動させる合言葉すらわからなかったりするんですね。
しかしアイデンティファイを使うには、1回ごとに「真珠」、「葡萄酒」、「梟の羽根1枚」が必要なのです。
ということで大量の梟の羽根をゲット。
あとは真珠と葡萄酒か〜。
真珠は宝物でいつかは出そうだけど、葡萄酒はどうしたもんか(笑)。
終わってから気づいたんですが、使ったトランプの組み合わせを記録しておけば良かったですね〜。
同じ組み合わせで使ったらまた同じことが起こるでしょうし、それをヒントにして次の組み合わせも考えられるし。
あと、同様に凶悪な罠が発生するトランプは覚えておかないとダメですねきっと。
さすがに「このカードは落とし穴だから、その前にフライを唱えておくよ」はダメなプレイかもだけど(笑)。
死の接吻
ダイア・ラット(巨大ネズミ)2匹と遭遇。
ババが突進してクリティカル、1匹瞬殺。
ビビッたもう一匹が逃げようとする。
それを容赦なく追い詰めて殺す、なんていう一場面があってドルイドとしては「かわいそうだからやめなさいよー」なんていいつつ強いて止めなかったわけですが、「どうしたもんかなぁ」なんて考える場面ではありましたね。
まぁ相手がネズミというマイナスイメージの強い動物なだけに、今回は微妙ですが、これがダイア・ウィーゼル(イタチ)とかにも容赦なく襲い掛かるようだったりすると困りますねぇ。
うちのドルイドは「動物とお友達」な感じなので止めないといけないかも。
わ〜メンドクセー(←オイオイw)。
まぁそんな感じで様々な遭遇、罠、イベントをかいくぐっていくつかの「コンポーネント」を突破。
グラッド : 「とりあえず、東西と上下のコンポーネントに行けるみたいだけど、どっちいく?」
ドライ : 「どっちでもいいよ〜」
ネイベリー : 「ちょっと待って。私たちはダンジョンから脱出するのが目的じゃない? そしたら普通に考えて地上を目指して上を目指すべきなんじゃないかしら」
ということでひたすら上へ上へ。
するとそこは奇妙なコンポーネント。
マスター : え〜、そのコンポーネントは200×200×100フィートのでかい空間なんですが、その空間内に階段やら回廊やらが空中でありえない組み合わせで張りめぐらされてて、ところどころ途切れてたりして、どうやって歩いたものやらって感じになってます。壁の高いところのあちこちに扉や窓があるんだけど、空を飛べたり壁を登れたりしないかぎりゆきつけません。階段をつたって歩いてもこのコンポーネント全てを踏破できないのでヨロシク。
ということなので、とりあえず歩けるだけ歩いて探索してみようと一致団結。
すると細い空中通路の途中、モンスターが横合いの虚空から襲ってくる。
出てきたのは、顔だけの気持ちの悪い怪物4匹。
その顔の横からコウモリのような翼が生えている。
グラッド : なんだそりゃ。
ネイベリー : ヴァ…?
マスター : とりあえず<知識:次元界>で判定をヨロ。
グラッド : 次元界か、まかせろ。11…ってヒットダイス1までしかわからん(笑)。
マスター : ヒットダイス1だからわかった。名前はヴァルグイユ。鳴き声と接吻に注意。
ババ : こりゃ死んだな。
ネイベリー : うわ〜。ヤバイのが出たなぁ〜。
グラッド : なんで? ヒットダイス1だから余裕でしょ?
「ヒットダイス」というのはモンスターのヒットポイントの多さの指針ですね。
モンスターの種別ごとにダイス(さいころ)の種類が決まっていて、その数がヒットダイス。
ヴァルグイユの場合、D8(8面体)1個のヒットポイントなので、ヒットポイント自体は非常に少ないわけです。
しかしその「恐るべき特殊能力」を知っている数名がすっかりビビッてしまったのですね。
でも所詮プレイヤー知識なのでキャラクターとしては発言を控えます。
そんなことは知らないグラッドは、先制を取って怪光線を発射。一撃で一匹粉砕。
グラッド : ほら弱いじゃん!(笑)
マスター : ヴァルグイユ全員が金切り声を上げた。全員、頑健セーブ目標12で。失敗した人は2D4ラウンド麻痺るよ。
ここでグラッド、ローネット、蛇のルークが麻痺。
グラッド : お、でもさすがオレ。2ラウンドで麻痺がとけるぜ。
まだまだ余裕のグラッドです。
そして、突進してきたヴァルグイユを、ドライが長柄の武器グレイヴ(薙刀)でバッサバッサと切り落とす。
普通は機会攻撃は1ラウンドに1回までしかできないのですが、ドライは《迎え撃ち》という特技で複数回殴れるのですね。
さらに長柄の武器で攻撃範囲を広くした有効なコンボ。
今回は終始ダイスの出目に苦労してたけみたいだけど、色々考えてて頼りになります。
このドライの活躍で、残ったヴァルグイユは1匹。
この1匹が、麻痺中のグラッドに襲い掛かる。
マスター : ちなみにこの接吻をくらって、セーブに失敗するとたぶん死ぬ。
グラッド : ちょっ!!! エーッ!!! なにそれ!!!
マスター : 太陽光で効果が先延ばしされて、リムーヴ・ディジーズの魔法で死を回避できるんだけど、ここに太陽光はないし、リムーヴ・ディジーズを唱えられる奴もいないしね。
グラッド : ちょっ、マジかよッ!! 誰か助けてッ!!!(笑)
ここで接吻を受けたグラッドがドッキドキのセーブ判定。
「頑健セーブ目標15」ということで、頑健セーブ値が4のグラッドは、20面を振って11以上で生き残る。
グラッド : 待って、待って! これ失敗するとホント俺死ぬの!?
マスター : うん。マジで死ぬ。
ドライ : ガンバレー(笑)。
ネイベリー : あなたのことは忘れない(笑)。
ローネット : ちなみに火葬がいい? それとも土葬がいい?(笑)
グラッド : くそー、他人事だと思いやがってッ! いくぞッ! だりゃぁああああ!!
コロコロ…… 13 ……
グラッド : うおおおおおおおお!!!
一同 : ぱちぱちぱちぱち。おめでとう〜〜〜〜(笑)。
いやいや、言葉では色々言ってますが、ホッと胸をなでおろす一場面でした。
高いところでワンペアは使うな
といった遭遇で、2だったか3だったかのワンペアが揃い、じゃぁ使ってみようと言うことに。
マスター : その場で使ってみるの?
ドライ : あ、場所変えようか。
ババ : いいよいいよ、ここでやっちゃおう。
マスター : そしたら、君達の前方から2体のゾンビがやってくる。片方はフルプレートを着ている。もう片方はローブ姿。
グラッド : おっ、ディテクト・マジックをかけてみる。
マスター : 鎧着ているゾンビの手の武器と、ローブ姿の荷物とかあちこちが光ってる。
グラッド : おおっっ!! マジック・アイテムいっぱい持ってるぞ!!
一同嬉々として襲い掛かる。
鎧や魔法の装備をつけているとはいえゾンビはゾンビ。
さしたる脅威でもない。
ところが……、
ババ : 命中! クリティカル!……はしないか。ダメージ16。
マスター : それで鎧ゾンビ倒れた。するとその手の武器がガランガランと、
ネイベリー : 落ちるのかいっ!
そう、そこはさきほどヴァルグイユと戦った空中通路。落ちたら下は考えたくないほど深い闇の底!
グラッド : それ魔法の武器だよっ!!
ドライ : とっさに掴もうとします!
マスター : どうしよう。組みつき判定でもやってもらおうか。目標15とかで。
ドライ : (コロコロ)うわっギリギリ15!
マスター : お、そしたら刃のほうを握っちゃったってことで1D6ダメージくらっておいてくれ(笑)。
ドライ : ぐぬぬ。痛いけどそんなのかんけーねー!(笑)
ということで、もう1匹のゾンビは絶対落下しないように組みつき作戦で。
ネイベリー : ダイアヒー♪ ダイアハー♪ ダイア・ホーク♪ ダイアハッハ〜♪ ということでダイア・ホーク(大鷹)を召喚(笑)。ゾンビに組み付かせます(笑)。
てな感じであとは難なくゾンビを鎮圧。
+1の冷たい鉄製ショートソード、+1のブレイザーズ・オヴ・アーマー、+1のリング・オヴ・プロテクションなどの基本的なマジック・アイテムをゲットしたのでした。
あれ? ブレイザーズは別のところでゲットだっけ?
ちなみに前述のように我々にはアイデンティファイがないので魔法の効果は正確にはわからないはずなんですが、装備をためしにつけてみて100回素振りしてみるとか、100回殴られてみるとか、そんな感じで魔力を検証してみたというオバカな推定だったりします。
さて、ではそのアイテムを誰が使おうかということになるわけです。
ショート・ソードやブレイザーズは装備できる人が限られるため、争いにはならないんですが、リングは誰でもつけられる万能的な防御装備。人気装備なのです。
ローネット : ここはやっぱり前衛がつけるべきなんじゃないかしら? AC上がるし。
グラッド : そしたら盾役のドライじゃね?
ネイベリー : ドライ今ACいくつ?
ドライ : グラッドにメイジ・アーマーもらってフォース・シールド発動して24だね。
ネイベリー : 今はそれで充分じゃない? それより薄いババが持ったほうがいいんじゃない?
ババ : いや、うちはAC上げたくないから。
一同 : なんでやねん!(爆)
たまに発動するこのババ・プレイヤーのAC(アーマー・クラス)嫌い病。
「アーマー・クラス(AC)」というのは「回避力」みたいなものです。
高ければ高いほど相手からダメージを受ける機会が減ります。
つまり、ババはダメージを食らうことが快感なんでしょうか。それってマゾですよね(笑)。
その反面ヒットポイントは極限まで高め、耐久力の高さを信仰するようなところもあります。
つまり、マゾなんでしょ?(笑)
ローネット : いいからAC上げなさいよ! 苦労するのはこっちなんだから(笑)。
もっともだw
回復するのはローネットだしね!
しかしここでグラッドがピンとくる。
グラッド : じゃ、オレがもらうよ!(そう言いつつ隣のネイベリーをツンツン…)
ネイベリー : (…はっ!)じゃあ、私がもらおうかな!
ドライ : ならオレもオレも!(笑)
ローネット : あ、じゃあ私も欲しい(笑)。
一同 : (ババをじーっと)
ババ : じゃぁ…、オレも(汗)。
ババ以外 : どうぞどうぞ(爆)。
ババ : ……ちくしょう! 訴えてやるッ!!(爆)
マスター : キミら息合いすぎ(笑)。
とまぁこんなノリノリさで大爆笑。
結局誰が装備したんだっけ?w
笑いすぎてすっかりどうでもよくなっちゃった(笑)。
集落発見!!
Day 37: 他に人を見つけた! …ここで生まれてここで死ぬとか、ありえん
そしてついに生きている人を発見!
いや、1話ラストででてきたけどすぐ死んじゃったからね!
その三人組はありあわせの鎧や皮をツギハギで装備した、いかにも長年このダンジョンにすみついてますよーな感じの格好。
三人組 : 「あんたたちは何者だね?」
グラッド : 「俺たちはそれぞれ別のところにいたんだが、気づいたらここにいたんだ」
ネイベリー : 「そういうあなた達はここで何やってるの?」
三人組 : 「俺たちも昔、同じように気づいたらここにいたんだが、長年ここに住み、ここで子を産み、育て、そして死んでいった……」
ネイベリー : スペース・コロニーかよッ!(爆)
というわけで、この三人組によると、近くになんと集落があるというではありませんか。
さっそくその集落へ案内してもらう一行。
そこはダンジョンの一部を改造して、人が安全に暮らせるようにした区画。
集落といってもとても小さなもので、住んでいる人も数十名程度?
基本的なものならここで調達できるらしく、75gp以下のものだったら物々交換してくれるらしい。
さすがに貨幣は意味ないのね。
グラッド:ふっ。金貨なんてケツを拭く紙にもならねーぜ。
ネイベリー:もともとなるかッ!
また、鍛冶屋がいるため、戦利品のフルプレートのサイズ調整もしてくれるとのこと。
安全地帯でもあるらしく、これで色んな面で行動が楽になりますね。
今回はここでセッション終了。
本当は今回のラスボス的な奴もいたらしいのですが、それは次回のお楽しみです。
■他のメンバーのプレイレポート
マスター(DRR) : 烏賊学研究所・二号館 / Blamdish!
ドライ(DISK) : 空飛ぶ円盤 / 町がないことの大変さを味わえ! −BLAMDISH! 第2回−
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