2008年04月08日

週刊少年ジャンプ19号感想 後編

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜19号

 ジャンプ感想後半戦いきます。
 今回扱う作品は、銀魂、ダブルアーツ、ネウロ、サイレン、ハンター、スケットダンス、エムゼロの7作品+ぬら孫(追記)であります。

ちなみに前半戦はこちら

 というわけでサクっと感想いきましょー。



ぬらりひょんの孫(追記)

 真珠の趣味部屋さんの言及で初めて気がついた!

レシートと一緒に式神とばしちゃったみたい…」

 うはイカス!!
 なんて壮絶なパニくりぷり!!
 ゆらさんステキすぎっ!!



銀魂

 恐怖の人影かと思いきやOの口の人形とか、エリザベスから加齢臭とか、小ネタが効いててしょっぱなからクスクス笑いが止まらない。
 毎度つかみが上手いな銀魂は。
 ショートのドタバタギャグ話かとおもいきや、不意に湿っぽくなり、感動話と見せかけてフェイントでギャグバトルとは。
 「星喰」→「傷跡」ときて「星吐」→「ゲロまみれ」とくるしょーもない二段仕掛け。
 無駄に凝ってるなぁ空知先生(褒めてますw)。
 それと泣いてる猫たちが可愛すぎるでしょうコレ。
 しかしなんというか、どっちが勝っても困ったことになる奴ら。
 銀さんたちはどんな解決をしてくれるんだろうか。



ダブルアーツ

「いけない… 考えたらドキドキしてきた…
 意識しちゃダメよエルー
 これは私の使命なんだから」


 猛烈にかわいいなエルーは(笑)。
 一夜明けてちょっと冷静になって、あらためて自分のおかれた状況がわかってきたんでしょうね。
 急にいろんなこと想像しちゃって真っ赤になっちゃいました。
 そりゃまぁ乙女のピンチですわ。
 ここでエルーがなにを想像して真っ赤になったのか凄い気になる(笑)。

 そしてエルーの頭が寝グセだったことが判明。
 手グシでガシガシやってるエルーが豪快でいい。
 しかし、そういうキリの頭はなんなのさ(笑)。

 また、キリの頬に大きな痣。
 エルーは相当寝相が悪いんでしょうね。知らないうちに肘鉄くらわしたんじゃないでしょうか。
 いやしかし、朝のこの一連のエピソードだけで充分お腹いっぱい。
 お手手つないで一晩いっしょってだけで幸せ感を満喫させていただきました。
 いやいやダブルアーツ面白い。

 しかしいきなりシモネタに走ってしまいますが、キリ君、オ○ヌーはどうするつもりなのかね。
 女性は笑っちゃうかもだけど、コレ冗談抜きで、排泄と一緒で健康男子はナシには生きていけんのですよ。
 隠ぺい工作でなんとかするには、技術的に相当難易度高いんじゃなかろうか。
 このあたり、風呂とかトイレとか一緒に寝るとか以上にものすごい気になっちゃいますよ(笑)。

 やっぱりあったシスターの軍事部門。
 “修道騎士(ミリティア)シスター”と呼ばれる戦い専門のシスター軍団。
 その中でも最高の戦力を持っている“ファルゼン”部隊が派遣されてくる。
 そうでしょうとも。
 ガゼルなんていう危険な存在がいるとわかっているのに、裸同然で治療専門の“メイルシスター”たちを派遣しているほうがおかしいんです。
 しかし展開として、部隊は全滅し、そのエルーの親友アンディ・フラウだけが到着したのでありました……なんて流れになりそうで怖いな(笑)。

 キリ、敵の武器を咄嗟につなげて臨時の武器を作る。
 これがキリの特殊能力の片鱗か!?と思わせておいて武器はもろくも崩れてしまう。
 って、なかなかひっぱりますね〜。
 キリの特殊能力が明かされるのはまだまだ先かな。

 そして新キャラ投入。
 ありえない髪の長さの格闘少女(?)スイ
 よく見ると腰にサクランボの缶詰が3連(笑)。
 シュールだ。



魔人探偵脳噛ネウロ

 シックスによって「リセット」され、あらたに作りかえられようとしているX。
 敵でありながらどこか憎めない存在だったXが、いいように弄ばれているというのは憐れさを誘います。
 シックスの言う「無敵の存在」、「新しい世界の力」というものに作り変えられて、またネウロと戦うことになるのでしょうけど、なんとか救ってもらいたい気にもなります。
 ネウロにそんな憐憫の情は薬にしたくもないでしょうから、弥子に頑張ってもらいたいものですね。

 そして笹塚刑事、戸惑いつつも「魔人」という存在をちゃんと受け入れちゃってます。
 まぁそれなりにビビッっているんでしょうけどね。
 これからしばらくはネウロは休憩に入り、そのぶん笹塚たち人間のターンということになるのでしょう。
 しかし、ひとりひとりが凄まじいパワーを持った「五本指」です。
 はたして普通の人間達に、どんな抵抗ができるのでしょうか。
 一見勝ち目が薄そうに見えるこの戦いに、笹塚たちがどんな方策で立ち向かうのか、なかなか楽しみです。

 しかし、ネウロを脅す弥子の想像図が凄い(笑)。

「ウブ毛までしゃぶってやるぜ
 この魔人野郎
 ゲヴァヴァヴァヴァヴァ」


 汗浮かべてるこの表情がコエエ(笑)。



Cカラー PSYREN−サイレン−

 せっかくのセンターカラーなのにシンプルな絵でなんだかもったいない。
 スケジュールの関係かな?
 しかしこう並べるとこの漫画、女子率低いなぁ〜。
 ドリフトに女の子が“危険少女”雨宮さんしかいないのか。
 偏っちょるなぁ〜(笑)。

 ほっほー!
 襲撃してきた銃使いの少年は、ヒリューの親友タツオでしたか。
 そういえばそんな伏線があったことをすっかり忘れていましたよ。

 しかしそのタツオらしき少年にはヒリューの呼びかけは通じず、殺戮を繰り返そうとするばかり。
 この少年はタツオであってタツオではないのでしょうか。
 そっくりな「禁人種(タヴー)」であるとか、あるいは精神を操られているとか。
 それとも、禁人種(タヴー)とは、なんらかの作用で人間が姿を変えてしまったなれの果てであるとか。

 またこのタツオが使う銃ですが、これはPSIをチャージして放出するために作られた道具のようですね。
 銃身横の丸い窓がチャージ数をちゃんと表示しています。
 あきらかに長時間の集中を要する系統のバーストの「ため時間」というリスクを、「チャージ弾数保持」によって軽減するために開発されたものです。
 また出力を安定させたり、射程距離を伸ばしたり、命中精度を高めたりする機能もあるかもしれません。
 ということは、PSIを知り、研究してこういうものを開発できる組織がどこかにあるということですね。
 その組織がが、現代にあるのか、それともこの未来世界の敵なのか、あるいは、ネメシスQと呼ばれる存在なのかはわかりませんが。
 雨宮やマツリ先生も知らない何らかのでっかい組織が動いていそうです。
 あいかわらずこのサイレン、ひっきりなしに謎を投下してくれますね。

 そして望月朧、夜を待たずに早くも「発症」
 これは朧が飛びぬけたPSIの才覚を持っているということなんでしょうか。
 どうやらこの朧が目覚める能力が、このピンチを切り抜ける手がかりとなりそうですね。

 しかし、最近ちょっと雨宮さんがおとなしくって寂しいですよ?(笑)。



HUNTER×HUNTER

 場面変わって対モントゥトゥユピー戦、かと思いきや、メレオロン編
 自分の姿をユピーにさらしてひきつけるナックルの、溢れんばかりの漢気。
 そして倒れ伏し、こときれそうになりながら、なお戦おうとするシュートの壮絶な姿。

「出来ねェ…!! 言えねェ…!!
 これ以上シュートに頑張れなんて……!!!」


 いつも斜に構えたスタイルのメレオロンがボロボロ泣いています。
 そうでしょう。これ以上戦えとも言えないし、ましてやシュートの覚悟を思えば、安全なところに下がってくれなんて言えたものじゃない。
 皆の思いを汲み取り、皆のために自分ができる最善策は何かを考え、走るメレオロン。
 これは熱い!
 シュートを救うため、シュートからあえて遠ざかり、別のところへ走る。
 これはものすごい勇気だし決断力だと思います。
 本当にその人のためを思わなければ、できないことです。
 こういうすばらしいメレオロンやイカルゴが描かれることで、この戦いの後、「キメラアントと人間が共存」できるかもしれない、という希望がちゃんと持ててきます。

 そして不意にウェルフィンと鉢合わせ。
 ウェルフィンの念能力「卵男(ミサイルマン)」が明かされましたが、株を上げるメレオロンやイカルゴに比べ、ウェルフィンはどんどん下げるばかりですね。
 猜疑心が裏目裏目へまわって、どんどん自分の出来る範囲を狭めて行っています。
 結局、疑わなくてもいいところまで疑ってしまい、自縄自縛。
 どうもこのまま舞台から退場してしまってもおかしくないムードです。
 ウェルフィンは覚悟のなさがあまりに無様。
 覚悟のかたまりのような突入部隊や、ピトーたちに比べてしまうとその点がとても明瞭です。

 最後のページは時間軸がとてもわかりにくいですが、

 ドォォォォン!! 「なんでだぁ―――!!」

 のゴンの叫びを聞いて駆けつけたところ、2分37秒97の時点でキルアを捕まえたんでしょうね。
 前回キルアが見えなかったのはもしかしてこのせい?
 前回は時計表示がなかったのでなんとも言えませんが。
 しかしこの「キルア+メレオロン」のコンビは意外。
 このふたりがいったいどの戦線に動くかでかなり状況が動きそうです。
 普通に考えれば、今勝ち目のまったく見えないナックルVS.ユピーなんですが、はたして。



SKET DANCE

 先週までの対決ムードはどこへやら。
 今週はいつもの一話完結ドタバタもの。
 コミュニケーション能力皆無のヴィジュアル系ダンテ君にさんざん苦戦するスケット団。
 なんかこういうの、ジャガーさんにもいたなぁ(笑)。

 スイッチの「めんどくせっ」にヒメコが「お前が言うな!!!」のツッコミに吹いた(笑)。
 今週はまたヒメコが大爆発してます。
 イライラさせられまくって「すごい顔」になり、しまいに「サイクロン!!」と暴走してボッスンに必死に止められる始末。
 今週はこのヒメコのイラツッコミというか怒りツッコミが最高です。

 しかし、愚民グミのキーホルダーを出して伏線と思わせておいて実は全然違うというすばらしい裏切り方。
 すっかり騙された(笑)。
 これ上手いなぁ。
 あいかわらず役に立たないスケット団でありましたと(笑)。



エム×ゼロ

 掲載位置が非常にマズイことになってきたエム×ゼロですが、今回はブラックM0プレートの能力説明。
 しかしこの能力はかなり限定的ですね。
 魔法をチャージしている姿を教員に見せられないためにプレートを服の下に隠さねばならず、自然チャージしたければ魔法を身体で受けなければならない。
 またチャージしても本来の10分の1しか威力がない。
 さらに、まだ九澄は知らないことですが本来のM0として能力を使ってしまうとチャージしていた魔法が消えてしまう。

 あと、これは想像にすぎませんが、チャージしても相手の魔法が全て消滅せずに、10分の9は効果を持続させてしまいそうですよね。
 ホーリーハンドは柊父が解除するまで持続しているようでした。
 つまり防御効果としてチャージを利用することも出来ないということのようです。

 使いやすいどころか、これはかなり不便です。
 ですが、便利すぎても面白くなくなりますから、このくらいの限定具合がちょうどいいのでしょう。
 むしろめったにチャージできなくなることでチャンスをうかがう面白さもありますし、身体で受けなければいけないところにちゃんとリスクがある。
 またM0としての本来の力を使う時に消滅したらもったいないですから、どんどんチャージした魔法は使ってしまったほうがいい。
 となると、対決モノなどでは一戦ごとに相手の魔法を吸収し、その対戦内で使ってしまうスタイルになるんでしょうね。
 チャンスをうかがい、どこで相手の魔法をチャージし、どうハッタリをきかせて使うかという、そういう機転が求められてくるんでしょう。
 単純な九澄のパワーアップにならず、漫画としてのバトルの様相をガラリと変えていく面白い試みだと思います。

 しかし柊父、M0使ったらチャージが消滅するって、それ言わないとマズイでしょ(笑)。



 というわけで後半戦終了。
 今週号は大半の作品が「つなぎ」の回で、さほど盛り上がりはなかったのですが、ひとつひとつ質が高くてなかなか。
 それも新連載3作品が、それぞれの持ち味を活かして健闘しているのが好印象です。
 なかでも今週は、ブチ切れちゃったバリハケンが猛烈に目を引きましたねぇ(笑)。
 正直やりすぎると打ち切られちゃうんでしょうけど、その前にやれる限りやっちゃって欲しいものです(←打ち切り前提かよw)。

 てな感じで感想終了。
 先週は「まとめ版」も作りましたが、あれ正直なくてもいいかな?
 作るのに大して手間もかかりませんが、まぁなくてもよかんべということで今週は省略。
 それではまた来週〜〜〜〜〜♪



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ラベル:ジャンプ 感想 JUMP WJ
posted by BOSS at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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