2008年03月17日

週刊少年ジャンプ16号感想

ワンピース 背表紙つながる超ロングイラスト01〜16号

 先週つながりが唐突だった背表紙ですが、このまま「海編」になっちゃいそうですね。
 謎だ。
 飛んだところは、いつか画集ででも拝めるのでしょうか。

 表紙は新連載『バリハケン』
 なんつーか、昨今の少年ジャンプとは思えない表紙にw



新連載巻頭カラー バリハケン

 『ミスター・フルスイング』鈴木信也先生が復活。
 本当は軟派な極痛アキバ系なのに、まわりの勘違いから超硬派の番長として祭り上げられるというギャップギャグ漫画。
 なにをやっても硬派らしい言動と思われてしまう流れが強引で面白い。
 正直、

「香涙野 麗」→「かるい のれい」

 あたりはニヤニヤしつつ「へ〜、面白いね〜」くらいだったのですが、

「テ…メェら… ど…いて…くれ…」→「テメェら抱いてくれ」

 には不意打ちくらって吹き出した。
 うまい2段構えだ。

 他人と上手く接することができないオタクが、番長という極端なキャラクターをかぶることがきっかけとなって、いつの間にか人に対して積極的になっているという皮肉も面白い構造です。
 実はこれ、ギャグの皮を被った少年成長物語だったりするのかもしれない。
 しかし、第一話を読んだだけだと10週打ち切り臭がしてならないのは私だけ?



ONE PIECE

 鉄仮面のデュバル登場。
 なんかなまってるし!
 感情が高ぶるとなまるようですが、こんなキャラいなかったですよね。
 新キャラでしょうか。
 体型も大柄でありながら手足が細いので、モーガンやドン・クリークではなさそう。
 背中の傷と言っているところからも違うっぽいです。
 また、「麦わらの一味」と言いながら、恨みをもつ相手を「麦わら」ではなく「あの男」と言っているところからすると、過去ゾロかサンジが個人的に恨みを買った相手っぽいですね。
 いや、大穴でウソップ……なんてことはまぁまずないか。

 タコのはっちゃん懐かしいっ!
 なんか全然かわってなくって安心しました。
 ナミにたいしてひどい事したって自覚してたりして、カワイイ奴です。
 バレないように「たこはちブラック」で変装したりするも、あいかわらず頭が弱くて誘導尋問に簡単にひっかかったり。
 あいかわらず面白い奴だ。
 尾田先生は、表紙連載ではっちゃんを逃がした時からこの展開を考えていたんでしょうかね。
 充分ありえて恐ろしい。

「ハチは大丈夫!! 実は無害な奴だから!!」

 と、過去を水に流すナミが立派。
 ハチだって実際は悪いこともいっぱいしたでしょう。
 海軍の船を沈めたのも彼です。
 でもハチは根は悪い奴ではない。
 悪意があるヤツではないんですね。それはナミもわかっていたと。
 今までのことは許して、ぜんぶ不問にしてあげようっていうことなんでしょうね。
 「嫌いなものは海賊!」と言っていたナミが、今過去をふっきったような、そんな清々しさがあります。
 魚人島を前にしての「ハチ救出作戦」は、魚人に対して複雑なものを持つナミにとって、どうしてもやっておかなければならない通過儀礼だったのでしょうね。
 いやいや、このコマのナミ、重い荷物をおろしたようなさっぱりした表情で、実にいい女になったなぁ〜って思いますね。

「野郎共!!! 戦闘だァ〜〜〜!!!」
「うおおお〜!!!」


 これは楽しみ!!
 麦わら一味の極悪な強さが炸裂しそうです。
 しかし増えも増えたり麦わら一味。
 こうやってズラっと並ぶと壮観です。



銀魂

 文通編2話目。

「恋をする時 人は皆 原始に帰るのさ」
  ↓
「恋をする時 人は皆 ネバネバさ」


 が上手い。
 素晴らしく下品だわw

 そして、すべからく全てのものにフォローしまくる土方さん素晴らしい!
 笑っちゃうけど、このフォロー能力がないとあの真選組はまとまらないですなw

 さて次号、ついに会うのか文通のふたり。
 おそらく2人とも替え玉を立てて後ろから様子見という4重構造になるんでしょうね。



Cカラー ぬらりひょんの孫

 おそらく見た目からすると中学生になった奴良リクオたち。
 リクオは必要以上に「いい人」になろうと頑張って「便利なツカイッパ」扱いされることに。
 それを勘違いして「人によろこばれている」とおもっちゃってるところが面白い。
 これからどうなっていくんだろうこの子は。
 カナちゃんがちゃんと導いてほしいわ。

 そしてカナちゃん、読み切り時のナイスバデーは跡形もなくw
 まぁこっちの子供っぽいほうが漫画として健康的で好ましいですわな。

 一方、妖怪否定派から一転、オカルトマニアになってしまった清継くん。
 うわぁ老け過ぎだよ。
 清継くんは1話のとき目撃したリクオ【ぬらりひょんモード】に心酔し、悪のカリスマ性に憧れてしまったようです。
 そうか、ぬらりひょんはディオ様か!
 どうもカナちゃんのほうはそれが奴良だと、なんとなく勘付いているっぽいですけどね。

 お話は旧校舎探検。
 誰も入れない旧校舎への侵入ルートを、ちゃんとそれらしく立体的に絵で描写してくれた所が嬉しいポイント。
 細かいポイントですけどこういうの好きです。
 冒険心をくすぐられるのと同時に、こういうところをしっかり描写してくれるとリアリティが増します。
 描写されるコマの外にも、ちゃんと世界が存在しているっていう説得力が出てくるんですよね。

 次々襲ってくる妖怪から、リクオたちを救う雪女と青田坊。
 及川氷麗(つらら)倉田となってリクオの護衛として学校に通っていたようです。
 これは面白い。
 妖怪をからめた学園モノとしても楽しめそうですね。
 最後のコマの氷麗がリクオに嫉妬しているようにも見えますが、これってラブコメ要素か?
 この漫画、ちゃんと面白いんですけど、まだちょっと何の要素がメインなのかわからないんですよね。
 個人的にはバトルより妖怪ドタバタラブコメを期待しちゃおう。



BLEACH

 なんと、いままでの動きはすべて藍染の手の内だった!
 織姫を拉致した、そのたった一手で、ソウル・ソサエティの防備を固めさせ、一護らをウェコムンドにおびき寄せて閉じ込め、空座町を無防備にするとは。
 藍染なかなかの策士ではありませんか。

 またソウル・ソサエティ側も捨てたものじゃない。
 藍染の策への対抗策として、隊長格全員を現世で戦闘可能とする措置を取っていた。

 これで空座町を舞台に、一大バトル編が始まるわけですね。
 なつかしの面々の活躍が見られるとおもうとこれは楽しみ。
 またヴァイザード連中とか、一護の父親たちも絡んでくるんでしょうか。
 クラスメートやドン観音寺とかも絡んでくると嬉しいんだけど、それはさすがにないかな。

 なんにしろ、これはいい気分転換。
 目先が変わって楽しそうです。
 


アイシールド21

 ついに決着。
 上半身の力では峨王。
 下半身の力では栗田。
 どちらも互いに「護る為の殺意」に目覚め、肉体的にも闘志においてもまったくの互角。
 しかしその栗田と峨王の勝負を最後に分けたのは、年季の差だったと。
 言い換えれば、栗田がそれだけ長いこと培ってきた、アメフトへの情熱量の差ということです。
 いつも最後の決着はアクロバティックな必殺技で決まるアイシールドが、クリスマスボウル行きを決めるこの最後の最後で、めずらしく真っ正直な「情熱」での勝負。
 どちらもクリスマスボウルにかけた夢は大きく、どちらにとっても負けられないのは当たり前。
 その勝負をわけたのが、まだアメフト初めて1年もない峨王と、5年ずっと夢見続けた栗田によって決まるというのが象徴的です。
 
 いやぁ気持ちいい!
 ヒル魔の不在、そして負傷というかつてない窮地を乗り越え、ついにもぎとったクリスマスボウル出場権。
 ついに夢がかなった瞬間です。
 来週はちょっとみんなでシミジミ感動しちゃってる話が読みたいものです。

 さぁしかし、それはそれとしてここからどうなってしまうんでしょうか。
 クリスマスボウル「出場」が目標だった彼らは、ここからモチベーションが続くのか。
 そして、ヒル魔の腕は試合までに治るのか。
 それと帝黒学園の真のアイシールドとは?
 などなど色々気になります。



PSYREN−サイレン−

「謝らないの…?
 部屋に極大の穴開けられた女の子に…!!
 謝らないの…!?」
「私にタッチするつもりでアレ出したの? そうなのね?」


 来ました来ました。
 最近雨宮が壊れると安心するBOSSです。

 アゲハの能力はバーストとも全く違うもののようです。
 やはり第4の能力でしょうか。
 これすらも能力の一端なのでしょうから、そのうちどんなんなっちゃうのか楽しみですね。

 しかし能力発動に喜んでいるヒマもなく、ネメシスQからの呼び出し音が鳴り響く。
 いよいよ第2回のゲームが始まるようです。
 この恐怖と冒険心のいりまじったような微妙な切迫感はいいなぁ。

 食糧、水を用意する雨宮たち。
 なるほど、時間制限があるゲームじゃないからいつ帰れるかはわかんないのか。
 それは厳しい。
 しかし、武器はじめ、持ち物は持ち込み自由なんですね。
 バイクとかの移動系はいけるんでしょうか。
 車は?とかヘリは?とか色々考えちゃいます。
 そういうのあるとだいぶ楽できそうですよね。
 が、まぁモンスターに襲われることを考えるとヘリ持ち込んでも無駄かもですが。
  
 さて、また新キャラ。霧崎カブト。
 軽薄そうな人物ですが、機転はききそうです。
 今回このおじさんの家がキーポイントになるのでしょう。
 ポストの新聞や机の上のカレンダーで、すくなくともいつまでは人間社会が存続していたかがわかるのではないでしょうか。
 それから何年がたったのかまでは、ちょっと難しいでしょうけどね。

 さて、今回はどんな冒険になるのでしょうか。



HUNTER×HUNTER

 うおお!
 あんな強烈なヒキしときながら場面転換か!
 わかっちゃいたけどたまりません!

 そして場面はモラウvs.シャウアプフ。
 このモラウが煙でつくったニセモノなんじゃなかろうかと読んでいたのですが、プフが鱗粉でオーラを読めているところからすると本体のようですね。
 そのプフは繭のようになって変身準備。
 これはパターンからいくと醜いマッチョ系になりそうです。
 接近戦を得意とする強化系だったりすると、モラウ先生かなりピンチですね〜。
 戦場を狭めてしまったことが逆に仇となりそうです。

 そして場面かわってイカルゴとウェルフィン。
 この2人の対比がじつに鮮やかで面白い。
 キメラアントゆえに内に流れる人の血がそれぞれ違う形をとります。
 友情をとり、人として生きることを選んだからこそ迷いなく突き進むイカルゴ。
 我欲をとり、個として生きることを選んだからこそ迷ってしまうウェルフィン。
 本来のアリであれば完璧であった全体の統率が、人の血が入ったことで個性が生じて崩れ、かたやイカルゴは友情に生きてまだ見ぬ者を尊敬し、かたやウェルフィンは野望に生きて同胞をすら疑ってしまう。
 これは皮肉で面白い対比構図です。
 おかげでイカルゴは出会うこともなく偶然の形で強敵をひとり退けたわけですが、決してタダの棚ボタではなく、ちゃんとイカルゴの覚悟が功を奏しているんですね。

 さて、ついにネフェルピトーの前に立ったゴン!
 長い長い苦難の道のりの果て、ついにここまでやってきた。
 まずは尋常に名乗りを上げる。
 怒りと闘志は最高にみなぎり、今やはじける寸前です。

 しかしそんなゴンの目前で、ピトーはコムギを治療中。
 これをゴンはどう見るのでしょう。
 怪我をした少女を治療しているように見えるでしょうか?
 それとも、カイトのように無残な改造を施しているように見えるでしょうか?
 もし後者であれば問答無用で殴りかかってしまいそうですが。

 ところで、ゴンの宣言がちょっと気になりました。

「カイトを取り戻すため お前に会いに来た!!!!」

 なんですね。
 「お前を倒しに来た」ではなく「お前に会いに来た」というところがゴンらしくて変わってます。
 これは何か意味があるんでしょうね。
 いったいゴンが何を考えているのか、これもまた気になるところです。



SKET DANCE

 大将戦はオリジナルのカードゲーム。
 ダウトっぽい感じですね。
 これきっと今週の学校で実際やってみる子供絶対いますよね。

 そして、ついに明かされる安形の力。
 人の心を見抜き、人をそれとなく誘導するのが非常にうまいようです。
 百発百中というわけではないのでしょうが、ボッスンみたいにわかりやすい性格だと、手の内でコロコロころがすように簡単に見抜けちゃうみたいです。
 いやぁこれはかっこいいな生徒会長。
 ろくな先生がいない学校ですが、この生徒会長なら安心して任せられると思いますね。
 ここまで思わせぶりにひっぱってきただけに、さすがの貫禄です。
 勝負も安形が圧勝ペース。

 しかしボッスンも負けてはいない。
 ここへきて集中モード投入。
 今まで手札を通過してきた全てのカードを思い出し、ここからの全てのパターンから必勝の手を計算するのでしょう。
 いかにもボッスンならやってのけてくれそうです。

 しかし、安形の本意はここで負けることなのではないかと思えます。
 だからこその、この安形の言動なのではないでしょうか。
 わざと手を抜いて負けるのは相手にも失礼。
 そこでボッスンをたきつけ、追い詰めることで本気を出させて実力で勝負に負けたい。
 汚い広告屋に便利に利用されてしまった生徒会長を辞任したいというのが真意なのではないでしょうか。
 勝負の行方よりもむしろ、その安形の去就のほうが気になってきます。



MUDDU −マディ−

 キックアウト・センに続き、新年連載組からこちらも終了。
 マディのかわいさはとてもよかったのですが、博士をはじめ、そのほかのキャラクターが今ひとつ魅力不足だったかもしれません。
 また、作品としても当初から方向性に迷走感があり、何を魅力として売ってゆく漫画なのか作者も読者も迷い続けているうちに終わってしまったような感じです。
 わたしとては、マディと博士のふたりの、1話完結型ほのぼの&ドタバタ珍道中を期待していたのですが。
 なにはともあれ残念です。
 うまくゆけばドクタースランプみたいになれると思ったんですがね〜。

 しかし、画力は高い安定感を持っている藍本先生。
 次は今回の反省材料を元に、もっと面白い作品を描いてくれる事を期待したいですね。
 とりあえずはご苦労様!



 ということで次々と作品が入れ替わってゆく春のジャンプ。
 次回は新連載第3弾「ダブルアーツ」の登場です。
 これはファンタジー冒険モノっぽいですね。
 新人とは思えない本格的な画力に期待が高まります。

 ところで目次の冨樫先生作者コメント、

「自分には向かないと思ってあきらめていたことに挑戦することにしました。<義博>」

 …ってつまり、休載しないで連載するってことですか?(爆)
 是非頑張ってくださいw

 ということで今週の感想はここまで。
 また来週〜〜〜〜〜〜〜〜♪



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