デス・リボーン・レボリューション
DISKキャンペーン 第4話 プレイレポート
DISKキャンペーン 第4話 プレイレポート
今まで名無しだったDISKマスターによるD&D3.5版キャンペーンも、第4話目にしてついに命名。
「デス・リボーン・レボリューション」
略して通称「デリボ」。
しかしその由来は、次々PCが死んでは生き返りを繰り返す強烈な
デッドリーさからだったりw
元ネタはセーラームーンですが、内容はまったく関係ナッシング。
これまでのプレイレポートはこちら→ 1話 , 2話 , 3話
キャラクター紹介
■ダブレイ(Artemis):HFO(ヒューマン・ファイター・オトコ)Lv.5
■アリニス(DRR):エルフ 男 ファイター Lv.4 / レンジャー Lv.2
■レッツィ(OTTO):人間 女 クレリック Lv.3
■スミティ(あめじすと):人間 男 ドラゴン・シャーマン Lv.3
■ボム・バーンズ(私):人間 男 ウォーメイジ Lv.6
●ナム(腹心):人間 女 ウィザード Lv.4
初回にスピリット・シャーマンで参加していたあめじすと閣下が復帰。
しかしスピリット・シャーマンへの情熱がすっかり冷めてしまったことからキャラクターを作り直すと言い出す。
ということで今回はスピリット・シャーマン:ルナマリアの妹、ドラゴン・シャーマン:スミティとしての再参戦となりました。
キャラの元ネタは「にしおかすみこ」らしく、会話は常にそれっぽく。
ルナマリアの妹がにしおかすみこって、どんな姉妹なんだ一体(爆)。
しかしテレビを観ないDRRとアルテミは完全においてけぼりだったり。
また、今回よりわたくしボム・バーンズ軍曹に、腹心ナム伍長がついてくることに。
腹心というのは個人的な配下にできるNPCですね。
ナム:「バーンズ軍曹の部下、ナム伍長と申します。支援型ウィザードをしております。お見知りおきを」
ボム:「部下って書いて下僕って読むんだけどな」
導入
前回のお話で、繰り返し町を襲ってきていた怪物軍団の本拠地を叩き潰した一行。
その折、ボスであるハーフドラゴンが操っていた怪物についていたひとつの謎の首輪と、一枚の地図から今回のお話は始まりました。
首輪は魔法の品らしく、町の鑑定屋に。
地図は調べたところ、北方に10日以上行った地方のものらしい。
マスター:じゃ、依頼人の領主様にどう報告する?
バーンズ:首輪は俺たちの戦利品だし、地図はダブレイに持たせて俺は知らん顔。で、領主にそれ以外を報告するよ。「よう、俺たちの次の戦場はどこだ?」って感じでしらばっくれる。
ダブレイ:地図を出して領主に「こんなものを拾ったんですが」と言いますw
バーンズ:くっ、正直者め(笑)。んじゃ、こう言う。「ご領主、その地図の示すところを調査してこようと思うのだがね。ひょっとすると、先日街に襲撃をかけてきた怪物達と関係があるのかもしれん。どうだ、俺たちの調査にひとつ投資してみないか?」
一同:爆笑
ノリでふっかけてみたボム・バーンズのロールプレイでしたが、これは自分で気に入りましたw
戦争屋とか傭兵稼業って、こんな感じかもですね。
さすがにそう甘くは行きませんでしたが、領主もちょこっと折れて、もし重要な情報を得て帰ってきたら、その情報に対して報酬を払おうということに。
うん、言ってみるもんだ(笑)。
一方、鑑定に出しておいた首輪は、町の一介の鑑定屋では詳しくは分からないということで、紹介状をもらって町から少し外れた魔法使いの塔へ。
マスター:扉を叩くと召使いが出てくる。
バーンズ:魔法使いの飯使いね。
マスター:擬似呪文能力でヒーローズ・フィースト(凄いご飯呪文)使えそうだね。
アリニス:飯使い・・・フード・サモナーか。ちなみに飯戦士と書いてフード・ファイターと読む。
などと下らないヨタを飛ばしつつ待っていると、出てきたのはノームのマエスター。
マエスターとはマジック・アイテムの作成や鑑定に特化した上級クラス。
一同いろめき立つ。
ここでアイテム作成担当とのつながりができたですか。
バーンズ:ちなみに名前はなんての?
マスター:なんにしようか?
バーンズ:アーギオンとマーギオンは出たからラーギオン?
マスター:じゃ、それで。
バーンズ:いや、ノームだしノーギオンにすっか。
そんな適当なかんじでNPCの名前が決まる素敵なノリ。
D&D3版初のキャンペーン以来、マジック・アイテムを作成してくれる魔法使いの名前は○ーギオンとつけられるのが我がサークルの伝統なのですな。
で、このノーギオン氏が魔法の首輪を文献などで調べている間、パーティーはオープンフィールドをぐるぐる回り、ワンダリング・モンスター退治。
要するにドラクエプレイ。
第2話冒頭でけっこう苦戦したゴートフォーク(ヤギ頭の人型生物)9匹が出現し、ちょっとビビりましたが、あっという間に粉砕。
いやぁ強くなったもんだなぁと思わず実感。
そしてノーギオンの塔に戻って鑑定結果を聞いてみると、どうも大昔の魔術師が、何かを支配するために作った一連の品のうちの一つらしい。
魔法の首輪の効果は、装備したものは力が強まるが、何かマイナス面がありそうだとのこと。
どのようなことが起こるのかは装備してみないとわからない。
そもそも入手時の戦闘では、敵が配下のモンスターを支配するのに使ってたように見えたことから、下手をすると支配されてしまうのではないかと推測。
また、その発明者の魔術師については、名前も、どのような経歴があるかもわからなかったが、どうやらその魔術師が使っていたと思しい遺跡が近くの森の中にあるとのこと。
ノーギオン:「その遺跡を調べて来てはどうだ? もし面白いものがなにか見つかったら、報酬をだしてやってもよいぞ?」
行動選択肢がこれで二つに増えましたが、地図が示す北の地方はかなり遠く、歩いて10日以上はかかるということなので近い遺跡調査を先にやってみることに。
マスター曰く、どっち行ったところで中身は一緒だったらしいのですが(爆)。
まぁそんなもんですわなww
塚山その1 〜パーティー成長期〜
聞いていた場所へ到着すると、森の中にこんもりとしたお椀型の塚山のようなものがあり、その横腹に鉄製の門が口を閉ざしている。
魔力感知ディテクト・マジックをかけてみると、門には魔法がかかっている。
罠があるのか? 鍵がかかっているのか?
スミティ:開けてみる。
一同:オイオイオイ。
マスター:開いたよ。
危ないなぁスミティよw
たしかに「入り口に罠はない」のがセオリーだけどね。
結局、扉の魔法の謎は解けないまま、内部へ入る一行。
そこは天然の土壌を掘ったダンジョン。
しばらく下ってゆくとそこから四方八方に分かれ道が広がっている。
各所に魔法使いの研究施設のような痕跡があるものの、ほとんどが壊れてたり、使い物にならなかったり。
で、そんなあちこちで魔法使いの産物なのか、いろんなモンスターと遭遇。
エレメンタル4匹やその亜種4匹(?)、インビジブル・ストーカーやら。
エレメンタル4種が仲良く襲ってきたのは笑った。
また土のエレメンタルが地面に潜って襲ってきたり。
アリニス:それで土のダンジョンだったのか〜。
また通路をうろうろしていたらしき一見ゴブリンの集団とも遭遇。
しかし姿が見える直前に6レベル相当の呪文を唱えているのが聞こえているので警戒おさおさ怠らず。
マスター:ゴブリンが現れました。
ナム:知識判定します。
マスター:じゃ、<知識:次元界>で。
ナム:28。ヒットダイス18までわかります。
マスター:ぬー、それはかなりよくわかっちゃうなぁ〜。どうしよう。いいや、わかりました。バーゲストです。
バーゲストってのは変身能力を持った異次元の狼みたいなヤツですね。
変身しているバーゲストの正体が知識判定でわかるのかどうかの判断はややこしいですが、まぁ知識判定結果が凄かったからね。
このへんはかなり甘く見てもらいました。
しかし、瞬間移動呪文ディメンジョン・ドアを発動したグレーター・バーゲストが仲間1匹もろともパーティーの後ろに回りこんだ時は大ピンチでした。
ディメンジョン・ドアを発動したグレーター自身は移動直後で動けないものの、ザコ・バーゲストはそのまま攻撃。ナムは死亡寸前。
マスター:このザコ、今ブリンク中だから攻撃がスカるかもしれない。ナム、自分でミス判定振っていいよ。
防御効果ブリンク中の行動は自他共に相手に接触できない可能性があるんですね。
アリニス:あれ? でもそうするとグレーター・バーゲストのディメンジョンもミスった可能性があるんじゃない?
マスター:あ〜、そっか! じゃぁ奇数で成功(コロコロ・・・)。失敗・・・。じゃ、グレーターだけが回り込んだ。
ナム:ほっ。命拾いしましたわ。
またこの戦闘ではレッツィの神の一手が炸裂。
戦闘開始直後、ダブレイに対してベアズ・エンデュランス(耐久力+4の呪文。したがってHPも一時的に上昇)をキャスト。
アリニス:ベアズはありえないダロ! いいからとっといてあとでキュアモデ(回復魔法)にしとけ!
普通はキュア・モデレット・ウーンズのほうが作戦上安定しているのは確か。
しかもレベルが低くて発数の少ないレッツィには貴重な一発なのだし、だったらキュアモデのほうがいいと思うのが常道。
しかしそんなことは気にせず、愛するダブレイに魔法がかけられたことで満足げなレッツィ。
まぁそういうキャラ設定だしね。
ところがそれが神の一手だとは、誰一人気づかなかった。
戦闘終盤ダブレイが大ダメージを受け、自分のフィギュアを盤上から取り除く。
ダブレイ:死んだ。HPマイナス12。
スミティ:待て待て、おちつけ! なんかないか!? なんかないか!?(ヤバイ時の呪文「ナンカナイカ」。これ重要)
アリニス:さっきのベアズは?
ダブレイ:ベアズ・エンデュランス? そんなのもらってたっけ?
バーンズ:だ〜ッ! ならマイナス2で生きてるぞ!!
アリニス:すげぇ。ベアズすげぇ(爆)。
レッツィなかなかやるじゃないですかw
という感じで危ない局面もいくつかありつつ順調に探索。
魔法ソースも尽きる頃、新たに魔法の首輪を二つ拾ったくらいで、たいした戦利品はないものの低レベルコンビが成長するには充分な戦闘をこなしただろうということでノーギオンの塔へ帰還。
ノーギオン:「おお、この首輪ならひとつ1,000で買い取ってやってもよいぞ」
貧乏パーティーにこの言葉はありがたい。
迷わず首輪をノーギオンに売却しようということに。
バーンズ:「あ、いや、一個売らないでとっておこうか」
マスター:なるほど(ニヤリ)。じゃ、ナムの首にこう・・・。
バーンズ:わかってるねぇ先生(爆)。
それは冗談として最初の首輪はなんらかの折に必要になるかもしれないので残しておき、残りを売却。
そして経験点を計算するマスター。
マスター:うわ、レッツィ2レベルアップするなこりゃ。
どうも初戦のゴートフォーク9匹の経験値が馬鹿高かったらしく、全員がレベルアップ
なんだか一挙にパーティーが強くなった感じがします。
塚山その2 〜MM3の脅威〜
装備など整えなおして塚山に再突入。
今度は階層をさらに下ってさらなるダンジョン深部へ。
そのとき、マスターがそれまで持っていた本をモンスター・マニュアル(以下MM1)からモンスター・マニュアルIII(以下MM3)に変える。
アリニス:なぬッ! 敵が強くなるぞ!
バーンズ:ヤバイぞ! 2倍は強くなるぞ!!
マスター:まぁ〜、たしかにねwww
MM3は最近出た本で、収録されたモンスターの強さの基準がMM1とは段違いなのですな。
まったくおなじ脅威度(強さの目安。レベルみたいなもの)の敵でも、MM3のほうが圧倒的に手ごわいのです。
一同緊張。
恐る恐る進むと次々出てくる見慣れない怪物たち。
知識判定に成功したところでプレイヤーが慣れ親しんでないものだからどんな攻撃が来るのかピンとこない。
なかなか新鮮でこれは面白いですなぁ。
只でさえ強力なMM3の敵たちですから、これはなかなかの脅威を感じます。
途中、MM1のモンスターが出現。
マスター:その大きなクリーチャーは竹馬のように細長い4本の脚で立っている。脚の上にある胴体は丸くふっくらとしており、鳥のものに似ている〜(後略)〜」
ダブレイ:あ〜ッ それ俺出したかったやつだ!
バーンズ:アケイライか! 俺も出す予定だったのに〜!
アリニス:あ〜、俺一度出してなかったっけ? あ〜、まだだったか。
スミティ:あ〜、俺も出したかったんだよなぁ〜
一同:いや、お前はマスターやってないからw
無駄に人気の高いアケイライ。
イラストがかっちょいいですからねw
そのくせ能力がどんなんだったか記憶にない一同だったり。
で、その特殊能力をスミティがくらってびっくり。
マスター:かかった? んじゃ3時間の間インサニティの呪文と同じ作用を受けます。
スミティ:インサニティってなんだ?
ダブレイ:狂っちゃうヤツだね。
バーンズ:ん〜と、プレハン(PC用ルールブック)204ページ。「この心術が作用したクリーチャーは、以後ずっとコンフュージョンの呪文と同様の影響を受ける。」だって。
スミティ:じゃ、コンフュージョンって言えよ!(爆)
バーンズ:(笑)。えと、プレハン226ページ。ああ、ランダムで行動が決まるみたいだから自分でみてくれ。
コンフュージョンの効果は毎ラウンドランダムで変わり、暴れだして仲間に襲ってくる可能性もあるので、戦闘終了後、レッツィが防御呪文プロテクション・フロム・イーヴルをかけて一時的に混乱効果を抑制し、その間にスミティに説明、縄をかけておとなしくしてもらうことに。
ダブレイ:そのプロテクションってどのくらい持つの?
レッツィ:あと数分よ。
バーンズ:じゃ、その数分がもったいないな。3時間待ってると切れる呪文がいっぱいあるし、その間にもう1戦闘やっちまおう。
アリニス:たしかに。じゃ、スミティはまだ縛らないで奥へ行こう。
ということで、先ほどから物音が聞こえていた通路の先に行ってみると、そこで見慣れない大型の怪物と遭遇。
知識判定には失敗。
顔が黒い穴で、トロールかオーガのような体型をしているという。
魔法を打ち込んでみると、
マスター:プシュッと魔法が消えた。
バーンズ:完全耐性? ってことはこれゴーレムか!
マスター:そう。ウォーメイジだとゴーレムも安心して出せるからね〜w
安心してそんなのホイホイ出されてもなァw
ゴーレム系は魔法にたいして強烈な耐性を持っていて、ウィザード系の強敵なのですが、現地で魔法選択肢の広いウォーメイジなら、数少ないゴーレムに効く呪文をその場で選んで投射できるということなんですね。
これがウィザードだと、持っていった呪文が全部アウトだとその場で完全役立たず。
マスターなかなか考えてますなぁ。
一方前衛陣は、「ダメージ減少」の正体を掴むため、いろいろとやってみる。
ダメージ減少ってのは硬い装甲とかのことで、受けたダメージを一定量無視できるもの。
ただ大体は弱点がひとつかふたつ設定されていて、その弱点タイプの攻撃ならダメージがまるまる通るという仕組み。
で、アリニスはゴーレムにはアダマンティンだろうと、虎の子アダマンティン製の矢(1発60gp)を打ち込んでみる。が、それも通らない。
いろいろやってみたものの結局判明せず、ゴリ押しで倒してみれば「ダメージ減少:善」と判明。
アリニス:ゴーレムで「善」が弱点か〜! そりゃわからんな!
大体ゴーレムなら素材に由来する弱点だろうと思い込んでたんですよね〜。
まさか善悪軸の弱点とは。
慣れてない敵が相手だと、プレイヤー知識とキャラクター知識が等しくなくなるから、なかなか刺激的ですな。
またこの戦闘でスミティのブレス攻撃(酸の直線ビーム)が炸裂。
殴ってもダメージ減少が通らないからとった行動でしたが、「ダメージ減少」や「魔法の完全耐性」のどちらの対象にもならないブレス攻撃はなかなかいい選択でした。
本来は1D4ラウンド置きにしか吐けないブレスでしたが、ダイスの出目が毎回1で、毎ラウンド吐いてダメージもそこそこ。
いいダメージ源となってたようで。
しかし、顔が「にしおかすみこ」だと思うと、「あ゛〜〜〜〜〜ッ!!」ってあの叫びをしながらブレスしてるとしか思えない(爆)。
またこのドラゴン・シャーマンのエネルギーの盾も、この戦闘のみならず全編で大活躍。
近くの仲間全員にこの効果が及び、このエネルギーの盾が効果中のPCを殴った敵は、漏れなく2ダメージを食らうという素晴らしい性能(聞いた話だとこのダメージ、成長すると伸びるらしい)。
これも「ダメージ減少」「魔法の完全耐性」を無視するためゴーレム退治にもってこい。
マスター:ドラゴン・シャーマンうぜ〜〜!(爆)
そして悲劇 〜デス・リボーン・レ(ry〜
3時間待ち、スミティの復帰を待ってダンジョン探索再開。
いくつかの戦闘を経てほぼ最深部と思える場所へ到達。
すると巨大なライオン像のようなものが置いてある。
しかし部屋に入る前の聞き耳判定では何かが動く音がしたわけで。
マスター:あれ、失敗したかなw まぁいいや。ライオン像が襲ってきます。
襲ってきたのは秘術大全掲載のダイア・ライオン・エフィジー。
エフィジーってのは、からくり仕掛けの外殻に、錬金術によってエレメンタルの魂を封じ込められたロボットですな。
イニシアチブ判定でトップに立ったスミティが部屋の中へ。
ところがその後のメンバーが動くより早く、ライオンがスミティに突撃してくる。
マスターの手に握られる5個の20面体。ゴロゴロゴロ・・・。
スミティ:なんでそんなにサイコロ振ってるの!?
マスター:「飛びかかり&引っかき」の能力で、突撃時のみ5回攻撃だから。
スミティ:死ぬ〜〜ッ!!
しかしダイス2つが「1」だったりとめぐり合わせもよく、ズタボロながらもなんとか立っているスミティ。
なおかつ「つかみ強化」の餌食にもならずに済み、一同胸をなでおろす。
大型の敵につかまれるとちょっとやそっとじゃ脱出できず、一方的にダメージ受けますからねぇ。
もう1匹のライオンは、入り口に立っていたダブレイに襲い掛かる。
が、HFO(ヒューマン・ファイター・オトコ)はダテじゃない。さして被害はこうむらず。
アリニスは部屋の中に入って横に展開、射撃位置を確保。
バーンズは《即時呪文効果範囲拡大》かつ《即時呪文威力強化》した火炎呪文ファイアー・ボールで大ダメージを与える。
そしてレッツィがズタボロのスミティのもとへ走り、キュア・モデレット・ウーンズでそれなりに回復をさせる。
ラウンドが一周してふたたびイニシアチブ・トップのスミティへ。
スミティ、だいぶ回復してもらったものの、次のライオンの攻撃フルセットには耐えられそうにないと判断し、戦線から後退。部屋の外へ。
そして運命のライオンのターン。
マスター:じゃ、ライオンAは5フィート・ステップして目の前のレッツィにフルアタック。(コロコロコロ)。2回命中して22点。
無言で盤上からフィギュアを取り除くレッツィ。
バーンズ:エ〜ッ!!
アリニス:あんですとーッ!!
一同騒然。
マスター:え!? また死んだの!? マイナス10以下!?
レッツィ:いや〜。ぴったりマイナス10で死亡。前の戦闘のダメージ、
回復し忘れてますた(苦笑)。
一同:ばかやろーッ!!
気を取り直して戦闘継続。
こちらも全力投入でナムが必殺の加速魔法ヘイスト。
前衛全員の攻撃回数がほぼ倍増し、その後はなんとかライオンに組み付かれたりすることもなくピンチ脱出。
スミティ:なにやってんだよまったくもー。回復し忘れなんてダメ過ぎだろッ!w
レッツィ:まったくもって面目ないw
マスター:あ〜、いつも殺してヘコまされるレッツィだけど、今度ばかりはヘコまないよ(笑)。
まぁ回復し忘れ以外の死因をあえて探すなら、次のターンでライオンより早く動けるスミティが、そこでどう動くつもりかは聞いてから回復に入るのがクレリック道だったかもしれないなぁ、というポイントくらいですかね。
回復したはずの前衛がいなくなって、いつのまにか最前列にさらされているクレリックってのは、まぁありがちな落とし穴だと思うのですよ。
でもまぁ、やっぱり戦闘終了後のダメージを回復していないってのはマズいですわなw
とはいうものの、いままでの死に方と比べれば、レッツィもだいぶ成長したような気が・・・・・・って、死に様で成長を感じるのもどうかとは思うんですが(爆)。
なんつーかあれだ、頑張れレッツィ負けるなレッツィってことで!w
意趣返し 〜というか憂さ晴らし〜
レッツィのポケットマネーで6,000gp近くあったのでそれを蘇生費用に。
というか、なんでそんなに現金持ってるのよ!
なんか買えばいいのに。
あるいは死に備えて現金で持ってた?
その金貨、総重量約120ポンド。およそ55kg。
どうやって持ってたんだよ(爆)。
せめて宝石にでも換えておきなさいw
このタイミングでセッション終了時刻30分前。
借りている会場に時間制限はないものの、飲み屋さんとの契約なのでその後は飲みが確定している。
飲みの時間を考えるとあと30分という終了時刻は動かない。
マスター:どうする? ここで終わりにする?
スミティ:いや、ラスト1回戦闘やろうよ。
バーンズ:だね、なんか死んで終わりじゃ気分悪いし。
ダブレイ:行こう。突入!
ということでパーティーは最後の部屋へ。
マスター:視認判定して。
ナム:出目20。22です。
マスター:くー、それは見つかるなぁ(く、ナムめ。殺気に気づいたか)。こことここに隠れてる敵に気づいた。2匹ね。
ナム:知識判定します。
マスター:次元界知識で。
ナム:(コロコロ・・・)低い。17。ヒットダイス7まで。
マスター:ちょうど名前だけわかる。レッド・スラードね。
アリニス:赤蛙赤蛙。
プレイヤー的にはそれぞれ知っていつつもパーティーとしては知らない一行。
知らないフリをしつつ戦闘開始。
しかしさして厳しい戦況にはならず、順調に戦闘は進む。
どんなヤツかと言うと・・・・・・
マスター:クーッ。みつかっちゃった時点で作戦失敗だなぁ〜。本当はナムに「産みつけ」やりたかったんだけどwww
バーンズ:オオッ!そうきたかッ!(爆)。
一部勝手に盛り上がるマスターとバーンズのブリーチ好きの二人。
「産みつけ」というのはスラードが敵の体内に卵を産み付けちゃうヒドイ技なんですが、ナムのモデルが漫画「ブリーチ」のネムで、つい先日ネムが同様のヒドイ目にあった後だったのですな。
まぁどうでもいい話ですわw
ところがどっこいその「産みつけ」のとばっちりをダブレイが受けることに。
ダブレイ:あ、セーブ失敗。
マスター:じゃ、卵産みつけた。
ダブレイ:ど、どうなるの?
スミティ:う、産まれるゥッてなるんじゃない?
マスター:いや、今は平気。
ここぞとばかりに戦力投入したこともあり、その後は一気に殲滅。
気持ちよくラストバトルを終えたのでした。
遺跡から持ち帰った品々をノーギオンに渡し、報酬もろもろをもらってひさびさにまとまった金をゲット。
先ほどレッツィのポケットマネーから出させた蘇生代もそこからレッツィに返却。
それでもそれぞれ1000gpほどの収入にはなったのでした。
ということで今回の冒険は終了。
しかし、誰もがひとつ、うっかり忘れていることがあったのです・・・。
かくいう私も、思い出したのはセッション終了後、家に帰ってから。
それは・・・・・・そう、ダブレイ君に産み付けられた卵!
あのまま放置してたらいったいどうなってしまうんでしょうか!
それは次回のお楽しみ(爆)。
ドキドキ・・・・・・。
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