まぁつまらない話なんですけど。
今日、野暮用で銀行に行ってきたんですが、出かけるときはパラパラって感じの小降りだったんですが、途中からすっかり牡丹雪。
傘さしながらひーこら自転車こいで銀行に駆け込んだんです。
傘を入り口にある鍵つきの傘立てにかけて、入るとけっこうガラガラ。
まぁ寒いですし時間帯も中途半端だったんでちょうどすいているタイミングだったんでしょうね。
思ったよりスムーズに手続きが済んで、さぁ帰ろうと出入り口へ。
そこではたと立ち止まる。
あれ、傘立ての鍵がない。
ジャンパーの左右のポケットにも胸ポケットにも内ポケットにもない。
左右のポケットには厚手の手袋が入ってて、胸ポケットには自転車の鍵とポータブルプレイヤーのイヤホンとメモ帳とペン。内ポケットにはポータブルプレイヤー。
いや、なんかゴチャゴチャ持ちすぎw
おかげで全然カギがみっからない。
あれれ?っとゴソゴソやってた、そのときです。
黒服の人が近寄ってきて私の横、壁際に立ちました。
ちょっと仁王立ち気味に、後ろで手を組んでスラリと立ったその人は、見るからに警備員。
いかにもな警備員の服じゃなくって黒いスーツ姿なんですね。
でも行員っていう雰囲気じゃなくってどこかしら腕の立ちそうなオーラ。
これは、もしや私服警備員か!?
で、私が視線を向けると、その人はツーンとそっぽ向いてつっ立っているんです。
でも壁を背に、あくまでわたしに体の正面を向けて立っているんですね。
その威圧感たるや!
ぬおっ!
これはもしや、私ってば銀行強盗に見られてる!?
考えてみるに私のやっていた行動は、銀行内に背を向けてジャンパーの内側をゴソゴソやってなにかを取り出そうとしていたように見えたかもしれない。
それは拳銃かショットガンでも取り出す様子に見えたかもしれない!
ちょっと焦りつつ、ジャンパーの中を探していると、ありましたありました。傘立ての鍵はポケットの中の手袋の手の中に入ってました。
それで傘を回収し、出てすぐの自転車置き場で自転車を回収して帰ったわけですが、どこまでもどこまでもその私服警備員さんの視線の痛いこと!
前、スパイ容疑をかけられたこともありましたが、今度は銀行強盗容疑ですか。
は〜、私ってそんな「怪しげ」に見えますかね〜。
いや、ちょっと面白かったんですけどねw
それに、私服警備員って見えたのだって私の勘違いかもしれないし。
まぁ、そんなどこにでもありそうな日常のファンタジー♪
ともあれみなさん、銀行内では挙動不審は控えめにw