全26話中、現在第7話。
まだまだ謎だらけだし面白さもこれからって感じなので、さらっと軽めに感想を。
2001年にテレビ東京深夜枠で放送されたアニメーション作品。
プロの殺し屋である夕叢霧香(ゆうむら きりか)とミレイユ・ブーケ。伝説的殺し屋ノワールの称号を受け継ぐこの二人が、夕叢霧香の失われた記憶をめぐり裏社会で苦闘を繰り広げる。
だがその後ろで、彼女達を狙う謎の組織の陰謀が動き始めた・・・。
美少女、記憶喪失、ガンアクション、裏社会。
とまぁいった感じの作品で、一言で表現すれば『低血圧の必殺仕事人』と言ったところでしょうか。
特に後半の必殺シリーズに見られる「勧善懲悪」ではなく、金をもらえば誰でもターゲットにするというのを前面に押し出していますね。
作品としてモラルがないのではなく、殺されるほうも、依頼するほうもろくなものではないという悲観的世界観によるもののようです。
このあたり、決して子供向けではなく大人の鑑賞力を必要としております。まぁ深夜枠ですしね。
作品を包んでいるムードは常にブルーなテンション。
主人公達もやたらと低血圧なしゃべりかたで、見ているこっちまで血圧下がりそう(笑)。
ちょっと後ろからどやしつけてやりたくもなりますがね。
ブルーに、かつオシャレに、淡々と決めてゆくかっこいいアクションというのが、独特のムードがあって面白いです。
またクオリティの高いBGMがその雰囲気をさらにスタイリッシュに仕上げていますね。
この行き詰まってしまった彼女達が、これからどのような運命に飲み込まれ、変わってゆくのか、それが楽しみです。
エントリー・タイトルはオープニング・テーマ曲より。
いや、本当は「コッペリアの棺」って言ってるんだけどw
でもみんなこう聞こえたんじゃないですか?
7 話ってことは猫は通過してますな。
今後のみどころはやはり 10〜14 話あたりだと思われます。そして 15〜16 話あたりで笑っていただければとそういう感じでひとつ。
そして、霧香+ツルハシのあの素晴らしい名場面を満喫してやってください。
これからその見所のところに突入。
楽しみ。