2008年01月15日

D&D3.5 マージレサーク島戦記 第2話プレイ報告

 マスターArtemisによるD&D3.5版キャンペーン第2話、プレイレポートであります。
 ちなみにタイトルのキャンペーン名は仮名。
 島の名前がそれなんで。
 マスター放っておくと仮名が本名になりまっせw
 名前を逆から読むと?・・・・・・てなことは言いッこなしでw

 私の担当はウォーロック。怪しげなキャラクターを遊んでまいりました〜。

 ちなみに前回のプレイ報告はこちら

キャラクター紹介
■ディリス(DRR):キャットフォーク:スカウト 1
■エンザオ(DISK):イルーミアン:ウィザード 1 /クレリック 1
■ノーマン(わたし):人間:ウォーロック 2
■イレニカス(仮名)(OTTO):人間:ファイター 2 【途中参戦】



導入

 前回の冒険で、国主催の宝探し大会でみごとミスリル鉱脈を発見し、優勝したわれら愚連隊一行
 その後彼らはバラバラになって、好き好きに生活していた。
 ネコ娘ディリスは、お城にすっかりごろにゃーんといついていたのだが、そこに歴戦のつわもの風女騎士があらわれ、ディリスに仕事を命じてくる。
 いわく、前回発見したミスリル鉱脈のそばにあった謎の魔方陣が、どうやら昔の魔法使いの塔につながっているらしいから、そこを探索して来いとのこと。
 国の兵士らはミスリル鉱脈周辺の確保など、勢力範囲拡大に忙しいからそっちは君らの仲間でなんとかしてくれということだった。

 痴漢の冤罪で投獄されていたノーマン(私ね)とエンザオが加わり、連絡がとれなかったイレニカス(仮)(プレイヤーが仕事中)はあきらめて、あらためて任務の説明。

 食べるのに夢中なディリスは食卓の上に寝転んだり、その時点でまだキャラクターの修正作業に没頭していたエンザオは本を読みふけっていたりして「話はおわりましたか?」なんて言ったりと、ヤル気あんのか〜って感じではありましたがw
 てなわけで愚連隊は任務に出発。
 PT唯一の純前衛が欠けているので、実はちょっとビクビクものの旅立ちです。

 途中小さな村で情報収集。

・塔の周辺はジャングルになっているらしい。
・ジャングルの中にはエルフの集落があるらしいけど、どこにあるかは分からない。
・3日ほど前、エルフの女性がやってきて、はぐれてしまった二人の子供を捜していた。
・その女性は王都のほうへ行ったらしい。
・一応その女性や子供の名前、特徴を聞いておく。


 今回、冒険舞台の塔が、補給地である王都やこの村とはかなり遠いため、エルフの集落を発見できればそちらのほうが近いかもしれないという可能性は頭に入れておくことに。



ワンダリングヤッホー

 ジャングルをあてもなくさまよう一行。
 藪やつたを切り開き、まさに道なき道を行く。
 想像するとかなり大変そうな旅なんだけど、よくまあレンジャーの案内人もつけず冒険していたもんだな我らはw
 そのへんかなり能天気な一行のようで、キャンプのときなど見張りもつけずに全員で寝てたりもします(爆)。
 いやぁよく生きてるよね。
 いつか痛い目をみて勉強するまでこんな感じがつづくんじゃないでしょうか。それが愚連隊w

 てなかんじでジャングルをうろうろするうちモンスターと数度遭遇。
 コボルトの集団はなにごともなく粉砕。
 大型のエイプが2匹出てきたときにはちょっとビビリましたが、ここで思わぬ愚連隊のコンビネーションが発動。
 エンザオが特技《早咲きの弟子》で取得していた呪文ウェブでエイプを絡めとると、そのなかにノーマンが突入。
 ノーマン、実は妖術のスパイダーウォーク能力で、ウェブ中を自由に動けるんですよ。
 必死にウェブから脱出したエイプは今度はノーマンを攻撃できないというわけですね。
 打ち合わせなしの好コンビネーションでちょっと楽しかった。
 まだめいめい好き勝手やってる愚連隊の、結束がちょっとだけ強くなった瞬間ですなw

 超大型クロコダイルと遭遇したときはかなりヤバかった。
 ディリスは茂みに隠れひそみ、ノーマンは樹上へ退避。
 残ったエンザオに襲い掛かるクロコダイル。
 エンザオあわや!という瞬間、彼が発動したのはビナイン・トラスポジション
 遠くに配置しておいた自分のファミリアー・ふくろうと位置交換!しかるのちにふくろうが飛んで逃げる。
 まさにクロノスチェ〜ンジ!(古ッ!)
 あとはディリスが防御専念でクロコダイルをひきつけ、樹上をわたりながらノーマンが怪光線をピシピシ。
 完封勝利しました。
 よかったのはスパイダーウォークで樹上をわたれるくらい密生したジャングルだったっつーところですかね。
 おかげで楽に狙撃手やってられましたよ。



塔探検:第1回

 ジャングルにそびえたつ、ひときわ巨大で太い樹木・・・・・・かと思いきや、それが塔。
 巨大な樹木に3分の1ほど侵食されて、よりかかられる形で先細りの円塔が立っていました。
 なかなかいいイメージしてますね。
 外部から想像するに、予想していた以上に巨大で階層も多そうでちょっとビックリ。
 これは、探索し終わるころには2〜3レベル上がっているんじゃなかろうかw

 周囲をぐるっとまわっても入り口はなし。
 昔入り口だったと思われる場所は、石の扉が魔法で閉じられていて侵入不可能。
 見上げると塔の各階にはいくつもの大きな窓というかバルコニーというか、入り口がたくさんあり、また、よりそう大樹の大枝にぽっかりとウロ。
 侵入ルートはいっぱいあるということですね。
 まずはスパイダーウォークでノーマンが2階に上り、ロープを下ろして全員を2階へ。
 そこから1階ずつ探索を開始します。

 途中石像のふりをしているガーゴイル2体と遭遇。
 それ以前にただの石像を2箇所ほど見てはいたのですが、これをみつけて、

ディリス:なんの警戒もなくペタペタさわりま〜す

 このネコ娘能天気すぎるw
 かくして戦闘開始。
 ガーゴイルの知識がない我らがパーティーは、魔法の武器でないとガーゴイルには傷つけられないことも知らずに大苦戦。
 細い通路に陣取り、ディリスが防御に専念。
 その横でエンザオがタワーシールドで固め、ディリスを治癒しつづける。
 その後方からノーマンが怪光線を無限投射。
 ガーゴイルをなんとか1体倒しますが、そのへんから長期戦に。
 ノーマンの怪光線も、まだまだ低レベルなので威力は低いし命中精度もさほどよくはないわけですな。
 てことで、

ディリス:「このままやっててもキリないし、このへんでお互い手を引くのはどうかニャ?」

 と、停戦交渉。
 はたしてルール上ガーゴイルと停戦交渉ができるのかはわかりませんが、マスターも面倒になったようで停戦に応じてくれました。

 さらに他の場所も探索したのですが、またもガーゴイル2体が配置されている部屋を発見。
 ここまでは3人でも頑張ってきましたが、こうなってくるとちょっと気弱になりますよね。
 このタイミングで仕事を終えたイレニカスのプレイヤーが会場にかけつけてきたこともあり、PT合流と経験値清算のために一端町へ帰還することに。
 計算してみると、エンザオとノーマンが3レベルに、ディリスが2レベルにそれぞれ到達。
 これでかなり戦力アップ。意気も上がります。



塔探検:第2回

 イレニカスを入れた4人で再度探索。
 今回は1階部分の残りと、3階へ。

 ガーゴイル戦は、こんどはビックリの圧勝
 両手武器ウォーパイク使いのイレニカスの破壊力が加わったことで、殲滅速度が数倍に。
 イレニカス除く3人のレベルが一つあがったこともありますが、ディリスが自由に動けるようになったのが戦闘を有利に運ぶおおきな要因かもです。

 書斎や事務室など、数々の部屋にある物品、書類から、この塔がその昔、薬品や薬草などの研究施設だったことがわかってくる。
 魔法で温度を調整された部屋がいくつかあり、寒い部屋、暖かい部屋、暑い部屋、それぞれに薬草や薬瓶が残っていたり。
 また、キッチン跡らしき部屋には腰までの高さの台の上に3つ小さな魔方陣が描かれてて、いかにもガスレンジ
 ちかくにあった魔法の冷凍室にあった冷凍鹿肉をナイフで切ってフライパンに乗せ、魔方陣の上にかざすとボッと炎が出る。
 これにパーティーおおはしゃぎ。
 おもわずランチタイムが始まって一休みです。
 こういう冒険も楽しいですね。

 とにかく細部にいたるまでことこまかに設定されたダンジョンで、マスターご苦労様。
 よくまぁ一部屋一部屋設定を考えたなと感心します。

 大型のゾンビ2体をらくらく粉砕し、最後はなにか生物をたくさん飼育していたような、ケージがたくさんある部屋。
 そのケージのひとつからノロリノロリと姿を現したのは、ななんとジバリング・マウザー!
 ぐちゃぐちゃの肉塊がうごめいて、口や目玉やいろんな器官がそのなかにあるような、そんなイメージでしょうか。
 映画「AKIRA」のテツオの最後みたいな、あんな感じが近いかな。
 2,3レベルの冒険者にはかなりの脅威です。
 ジバリング・マウザーの特殊能力でディリスが混乱状態に陥り、ノーマンに襲い掛かるとか、イレニカスとエンザオが飲み込まれそうになるとかありましたが、なんとか粉砕。
 いやあ緊張感のあるバトルでした。

 さて、さらに階を登り、4階に到達したときです。

ノーマン:ぬぬ? なんだ、地図があわんぞ?

 塔の南東部分を埋めている大木が、4階にきたとたん塔の南東にあるのです。
 窓から外を見ようにも、この階には窓がない。
 いろいろ確認した結果、どうも階段におかしな魔法がかかっていて、4階に登ったつもりがもっと上の階にきているのではないか?という疑惑が。
 なかなか、この塔はひとすじなわにはいかないようです。

 てなかんじなところでセッションは時間切れになりそうだったので、今回はこれまでと撤退。
 さぁ塔を降りようと、出口にさしかかったそこで何者かの気配が。
 見るとそれはエルフの子供ふたり。
 おびえた子供ふたりが、ちいさなおもちゃのような弓をかまえて震えているじゃないですか。

ノーマン:「吾輩にそのようなものを向けるとは」

 とたんに弓が砕け散る。
 子供は幻惑状態。

 いやぁこれやりたかったんだw
 ウォーロックの妖術ベイルフル・アタランスですw
 シャター効果に加えて相手を1ラウンド幻惑させちゃいます。

 泣き叫ぶ子供をエンザオとディリスがなだめ、母エルフとはぐれた子エルフだということを確認。
 どうも母エルフとはぐれたこのふたり、ジャングルをさまよううちにこの塔をみつけ、木のウロから入り込んでいたらしいのです。
 ということで、彼らを人間の村までとりあえず送ってやることに。


 以上の顛末で今回は終了。
 エルフの子供達がこれからどうお話にからんでくるんでしょうね。
 エルフの集落に案内してくれるのかな?
 昔島を支配していたという帝国が、あるとき忽然と消息を絶ってしまったらしいという気になる情報もあります。
 なにやら面白い展開が待っていそうです。

 マスターがストーリー重視でいきたいと言ってますし、プレイヤーもキャラクタープレイに重点をおいて遊んでいます。
 なんというか、ひさびさにやる王道っていう感じですね。
 これからが楽しみですよ。


■同卓プレイヤーのプレイレポートはこちら
DISK:空飛ぶ円盤 / 偉大なるタワシ
DRR:烏賊学研究所・二号館 / Cat A Dash II
posted by BOSS at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | D&D第3.5版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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