2008年01月05日

週刊少年ジャンプ06・07号感想

ワンピースつながる背表紙超ロングイラスト01〜07号

 新年早々ジャンプ感想一日遅れ!
 一発目からごめんなさい!
 幸先悪いなぁおい〜。
 お詫びといってはなんですが、今週号までの「ONE PIECE つながる背表紙超ロングイラスト」をつなげてみました。
 ちょっと繋ぎ目が粗いけど大目に見てくださいな!

 表紙は連載陣全員集合でマラソン大会。
 しかし許斐先生はいつものことながら企画に絵を合わせないですよねぇ。
 ノリが悪いのかポリシーなのか。まぁそれもテニプリらしさか。

 それでは今年の一発目、6・7合併号感想いきましょー。

NARUTO-ナルト-

 サスケvsイタチ戦開始。
 両方黒いマントに黒髪、似た顔だからどっちがどっちだか分からなくなること多発。
 うーん、つくづく自分、ナルトを読み込んでないことを露呈してしまってます。

 最後、サスケの刀がイタチ貫いてますが、これもまず幻術なんでしょうねぇ。
 幻術対幻術の戦いって、どこまでいっても「これ幻術なんでしょ?」って思っちゃいますよね。
 その手ごたえのなさ、不安さが面白いわけですけども、そうなると、最後に本当に決着がついたときにも「これ幻術なんじゃ?」って一抹の不安が残ったりするわけです。
 そこが上手く描かれると最高なんですよね。
 ちょっと古いけど、映画「トータルリコール」なんて私大好きです。

 しかしサスケはすっかりヘビ人間が定着したなぁ。
 そのうち口から新しいサスケが生まれたりするんだろうか。
 いや、それはファン層激減するんじゃないかね〜w



ONE PIECE

 タイトル“ぷに”ってなんだそりゃって思ったら、

 “ニキュニキュ”の実の“肉球人間”

 チカラ抜けるww
 そしてロビンの妄想が凄いことに。
 ロビンってこういうキャラだったのか。
 ちょっとロビンが「あずまんが大王」榊さんに見えてきたw

 「ニキュニキュの実」の能力は、あらゆるものを弾き飛ばす力で、攻撃と防御を兼ね備えているわけですね。
 それができるのが手のひらの肉球の部分のみであるなら、同時に3箇所以上から攻撃を加えればいいんでしょうけど、そもそもバーソロミュー・くまさん、体も鉄のように頑丈と。
 負傷中で威力が落ちているとはいえ、鉄塊でもぐらつかせるサンジの蹴りを、ものともしないんだから相当なもんだ。
 この「弾く能力」と、瞬間移動っぽいあの「旅行能力」がどんな関係かはまだわかんないんですね。
 ニキュニキュの力を応用したものか、あるいはまた別の能力があるのか。

 まぁとりあえずこの展開では、ブルックさんをくまさんの「旅行能力」で、ラブーンのいる双子岬まで送ってもらうという線は消えましたかね。

 ルフィの首を差し出せというくまに、「断る!!!!」と一致団結の全員、カッコイイ!!

 しかし、ニキュニキュの実って言いにくい。
 「ニキュニキュの実の肉球人間」って3回言ってみましょう。
 充分早口言葉だってw



BLEACH

 実はザエルアポロさん、転生したとき既に毒を注入されていましたと。
 その毒は「黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)」(from ジョジョ)って感じで、感覚だけが暴走して体が言うことを聞かなくなるという無力化系かつ拷問系。
 一撃の痛みを100年にわたって感じろという最凶最悪さ!
 逃げようにも感覚と体が同調できない。
 これならいかにザエルさんが転生できるといっても何もできなくなりますねぇ。
 最強の毒は神経支配能力ということか。
 
 というわけで、長きに渡って敵役を演じ続けてきたザエルアポロさんついに倒れる!
 冗長と自分で言っちゃうくらい長い戦いでしたけど、最後までけっこう楽しませてくれたですね〜。
 OSR値のマジシャンことザエルアポロ。
 ブリーチ史に確実に名を残しましたね。
 これで来週また復活してたらそれこそ凄いなwww



SKET DANCE

 作者登場、スケット団を取材の巻。
 ボッスン、とことんいいとこないですなw
 すっかり地味で卑屈なキャラが定着してしまいましたね。
 いっぽう懸命にボッスンをフォローしようとするヒメコがかわいいのですがw

 結局ラストのポーズだけ採用されましたというオチかw
 このグダグダ感こそがスケット団でしょ〜。

 ところで2ページ目、ボッスンなにげにジェネシスのラケットまだ持ってたのね(爆)。
 あやうく見過ごすところだったw

 なぬ、赤マルジャンプにロマンちゃんの漫画が載るのか!
 それは楽しみだッ。



アイシールド21

 帰ってきたのはやっぱりヒル魔。
 それもプレイするってのか!
 ベンチから指示を出すだけだと思ってたのに無茶するな〜。
 絶対ドクターストップものだと思うのだが、医者はどこだw

 ヒル魔カムバックのドラマティックさをフェイクに、逆にセナで行くという実にヒル魔らしい、しかしとても効果的な戦法。
 いやいやさすがさすが。
 ヒル魔復帰したとたんの、この安心感はなんでしょう。
 それだけじゃなく、折れていないはずの左腕の包帯とか、まだまだ何か隠しているっぽいところもいい。
 なもんだから最後、

「左手でなんざパス投げられるわきゃねーだろ」

 と言っているのすらフェイクに思えてきちゃう。
 まず間違いなくセナの言うとおり、立っているのがやっとなんだろうけど、それもフェイクに使いそうでヒル魔やはり恐るべし。
 自分が何もしなくても、そこにいるだけで仲間ごと相手を騙しちゃう天性の詐欺師ですねw

 フィールドは既にヒル魔の支配下。
 これに対して白秋、マルコが何もしないわけがない。
 はたしてどう出てくるのか、いやいや、面白くなってきましたね〜。



PSYREN−サイレン−

 どういう理屈か、死体が砂か灰のようになって消えちゃいました。
 服まで消えているので、毒物の効果ってことはないですね。
 いよいよこの世界が電脳仮想空間とかパラレルワールドとかの、別世界なんじゃないだろうかって思えちゃいますよね。
 謎は深まるばかり。

 で、また雨宮劇場きました。

「フフ・・・ 知ってるに決まっている・・・!!! なんでもクソもない・・・!!」

 コエ〜〜よ!!(爆)
 朝河かたまってるよwww
 かよわい女と思って男らしく背負ってたのに、こんなこと言われたらホラーだってばw

 夜科アゲハ、怪物の弱点をみつけて勝利するも、助けたはずの杉田は死亡。
 これも灰になってしまう。
 うーんシビアな世界だ。
 さらに、死体だけじゃなく、テレカまで消えちゃいました。
 証拠隠滅?
 それともテレカといっしょに現実世界に転送されているのかな?

 と、思っていたら、ななんと眼前にそびえたつ富士山!
 クレーターのようなものでえぐれていますが輪郭は富士山です。
 ちょっと安藤広重風に斜面が屹立してますが、夜科アゲハが住む現実世界の富士山も、これとそっくりな形をしていると見ていいでしょう。
 どういうこと?
 ここは荒廃した未来世界ということ?
 それともやっぱりパラレルワールド?
 う〜ん、徐々に興味深い世界観が見えてきました。



MUDDY−マディ−

 植木鉢にすっぽりなマディがかわいいのだがw
 この漫画、なにげなくこういうの挟むのが上手いなぁ。

 マディ、普通に言葉を話せるもんだから多少知能があるのかと思いきや、基礎の基礎から何も知らないとw
 ソフトはあるけどデータが入ってないってことですかね。
 そこに気づかなかったクレイはやっぱり天才肌っていいますか、まぁありていにいってかなりヌケてますなw

 そして旅立ち。
 スズはついてこないのか、ちょっと意外だ。
 すっかりスズの研究所でホンワカファミリー漫画になるのかと思ってたんですが、マディ学習の旅になりましたか。
 読み切りの設定に近い形ですね。
 なんだかハウス名作劇場みたいなノリになってきましたが、これはなかなか楽しみです。



魔人探偵脳噛ネウロ

 おおっと、ダンボールのおじさんは本城刹那の父親でしたか。
 刹那の死因は病気ではない?
 お恥ずかしいことに、私はこのあたりの話、あまりよく読んでなかったのでなんとも言えないんですが、病死した恋人・刹那を仮想空間に復活させるために春川教授電人HALを作ったって話でしたよね?
 違ってたら見当違いも甚だしいんですが。

 とすると、実は刹那の「病気」と思われていたものは、実は「新しい血族」に原因があったってことなんでしょうか。
 話の流れとしては、なんだかそんな感じですよね。
 もしや刹那自身が「新しい血族」?
 と、すると、このおじさんも「新しい血族」だったり?
 うーん、ネウロもコミックで読み返さないといけないようだなぁ。
 漫喫にちょっとこもってくるか。

 そして、次なるターゲットは笛吹さんか。
 警察内部が血みどろの惨劇になりそうです。
 この「シックス」エピソード、どこまでもスケールアップしそうで怖い怖い。



サムライうさぎ

 風雲急を告げるサムライうさぎ。
 さわやかな連兵館と正々堂々真剣勝負になるかと思っていたら、殺人鬼島抜け集団との戦いになろうとは。
 百舌九スズメは、講武館にとっちめられた経験があるんでしょうか。
 侍を極度に嫌い、侍の時代を終焉させようとする野心以前に、講武館に直接かなりの恨みをいだいているようにも見えますね。

 連兵館の門弟になりすまし、講武館をたたきのめす算段ですか。
 しかしこの連兵館の岩破隆兵さんが、そうやすやすと言うことを聞きますかね。
 武士たるもの、負けると分かっていても意地を通して討ち死にしそうな感じです。

 で、そこにタイミングよく(悪く?)来てしまううさぎ道場連。
 うほほ、こりゃ何が起きるかわかんないやw




 ということで一年最初のジャンプ感想をお送りいたしました。
 新連載の中では、個人的にはサイレンに注目してます。好きな漫画GANTZにちょっと雰囲気似てるしね。
 マディもけっこう好きです。
 今回付録のパタパタカレンダー、まぁ私は使いませんが、これ使い終わる頃にいったいどの漫画が生き残り、そして消滅しているのか。
 もちろん新連載陣だけの話じゃないですが、いやぁコワイコワイw

 さて次は再来週の08号で!
 その前に赤マルジャンプが楽しみだ。
 ではまたお会いしましょう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪



■トラックバック
 明日は明日の風が吹く様にトラバらせていただきました。
 とても丁寧な感想に感服いたします。うーん、私ももっと上手いコト言えたらなぁ〜。
 週刊少年ジャンプ - トラックバック・ピープル様にトラバらせていただきました。
 たくさんのお客様のご訪問をお待ちしております。
ラベル:感想 ジャンプ WJ JUMP
posted by BOSS at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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