2007年12月29日

D&D3.5 プレイ報告 808シリーズ 第1話

大江戸808文悟郎萌戦記
 2ndシーズン 第1話


 先日の日曜日、D&D3.5版のキャンペーンをケンセイで遊んできました。
 このキャンペーン、わたしらのサークル・JOLではけっこう前から遊んでいるシリーズなんですが、当ブログ開設寸前にやって以来ちょっとお休みしていたのです。
 で、このたびマスターOTTO殿のヤル気をみんなで盛り上げるのに成功しまして、見事キャンペーン再起動!
 第何話なんだかすっかりわかんなくなったので仮に「2ndシーズン 第1話」っつーことで。
 しかしまぁ、改めて見るとなんともコッ恥ずかしいタイトルだなぁオイ!(爆)

 ちなみにマスターOTTOより、「ブログではNPCなどの固有名詞は出さないでくれ」との希望がありましたので伏せておきます。
 そんな特別な名前じゃないと思うんだがねぇ、なにを気にしているんだか。
 むしろPCの名前のほうが・・・・・・。

同卓プレイヤーのプレイレポートはこちら。

DRR / 烏賊学研究所・二号館 / [Life as a Half Drow]Dragon's Dilemma
DISK / 空飛ぶ円盤 / トリコロール!




キャラクター紹介

 蒔田文悟郎(わたし):サムライ/ファイター/ケンセイ
 パロマ(DISK):バーバリアン/エルドリッチナイトとかいろいろのマルチ
 アヴィアン(DRR):ドルイド/ウィザード
 ラディン(Artemis):ウィザード



キャンペーンのここまでのあらすじ

 タイトルがタイトルですが、舞台は中世ヨーロッパ風の典型的D&D世界。
 放浪の侍・蒔田文悟郎を中心に集まった冒険者一行は、偶然女騎士を助けたことから、彼女が属する街道筋の大公国と係わりを持つことに。
 大公国はデヴィル軍団を率いる悪の魔道師から、さまざまな謀略で攻撃をうけていた。
 若年の女大公を助けるため、文悟郎はその配下となり、大公の私軍「十傑将」に任ぜられ、パーティーとともに各地へ転戦。
 陰では大公国内部が勢力争いを繰り広げ、着々と勢力図を塗り替えていたが、一行はそんなことには我関せずと仕事に専念していた。
 文悟郎たちは次第に頭角を現し、大公国のなかでも名声を勝ち得ていくのだった。



祝宴

 本編導入。
 まずは大公国の祝宴で、前大公の側近という重鎮中の重鎮が登場。
 寿命を悟ったこの重鎮が、彼一人しか知らない国の秘密を文悟郎に託して死んでいくという流れ。
 どうも大公国がデヴィル軍団に狙われるのは、この地に「ブック・オヴ・ヴァイル・ダークネス(以下BoVD)」というアーティファクトが隠されているかららしい。
 このBoVDは発見されていないが、そのありからしき場所の情報は、ずっとこの重鎮が抱えてきて、大公にも秘密にしてきた。
 今自分が死ねば、誰もこれを知る物がいなくなってしまうから、受け継ぐものとして文悟郎を選んだのだということだった。

文悟郎:「それがし、さような事聞きたくはござりませぬ・・・」

重鎮:「いや、ここがそうなんだけどね?」
文悟郎:「は〜〜〜っ!?」
一同爆笑


 この強引な展開に大ウケ。
 さすがOTTOマスター、こういうところは誰も真似できないノリですw



煩悶

 で、イヤイヤながら結局場所と合言葉を伝授された文悟郎は、この秘密をどうしようか悩むわけで、

1.腹に抱えて一人秘密を守り抜く
2.大公に打ち明ける
3.仲間を集って探索だ!
4.しばらく悩む(まぁきっとなにかの伏線でしょ?)


 あたりが選択肢だと思うのですよ。
 あとちょっと怖かったのが、この重鎮というのが実は悪の魔法使いの手先だったりして、自分では開けられない封印を文悟郎を利用して開けさせようとしている、とかの陰謀だったらどうしようとか、そういう悩みもありました。
 政治向きのことには無関心を装う文悟郎ですが、そういう陰謀には鼻が効くつもりです。

 で、悩んだ末にマスターに「この情報握りつぶしちゃってもいい?」みたいなコトを聞いたんですね。
 文悟郎としては触らぬ神にタタリなしと考えたんですが、

マスター:「じゃ、今日のセッションはここまでwwwww」

 なんてヌカしやがるじゃないすかw
 くそー、なら突入するしかないじゃないか!

 それじゃぁと文悟郎は最も信頼できるパーティー仲間にこの話を打ち明け、BoVDを探すことに決定。
 また文悟郎は女大公に秘密を打ち明けます。
 ケンセイとして、「女大公を主君に」という「献身の誓い」を立てた以上、打ち明けずにはいられなかったわけですが、大公はこれを「じゃぁ聞かなかったことにするよ。文悟郎、よきにはからえ」みたいなかんじでサラリと一任。
 「ハマーンにまかす」みたいなノリですなw
 まぁこの女大公、若年というより幼年というか、設定年齢より頭が弱いとしかいいようがない人なのでしょうがないw
 この大公、自主的になんか考えあるんだろうかww
 忠義一途な文悟郎、不憫だなぁww
 まぁ、「聞かなかったことにするよ」っていう言葉に感じる深い度量っぽいところが救いか。



突入

 まずは情報収集。このあたりナイトメアハンターちっくな展開w
 思い当たる情報筋をあたり、BoVDや、国の創設者の話、失踪したBoVD研究者の話などを集めます。
 文悟郎としてはBoVDを破壊してしまいたかったのですが、どうも上級アーティファクトであるそれを破壊するには、我々のレベルでとれる手段では遠く及ばないとのこと。
 じゃぁそもそも手を出さないほうがいいんじゃないだろうかとは思うんですがねw
 まぁ実際ゲットしてみたら、何かいい方策がみつかるかもしれません。
 
 ということでイザ突入。
 そこは町外れの古い墓地。
 墓のひとつに魔法で細工があり、合言葉を唱えたものが地面をすりぬけて落下、地下道の入り口に出るというものです。

 地下道は途中から異次元に徐々にスライドしており、最深部の扉をあけるとそこは広大な異次元空間。
 上下左右に色とりどりの雲海が流れ、正面に巨大な宮殿が浮かんでいます。
 一定時間おきにレイスが雲海から1D12匹わいてきて襲ってくる状況。
 宮殿の入り口はかたく閉じられており、周囲にある4ヶ所の祭壇でそれぞれエルダー級エレメンタルを倒さないと扉が開かないとか、そういう仕掛けの様子。
 今回はこのうち2箇所のエレを攻略。



炎との対決

 ザコレイスをボコスカうちのめし、まずは炎の祭壇へ。
 プロデュース・フレイムがアヴィアンの手にかかったままだったのでそれを祭壇に打ち込んでみます。
 すると出現するのは超大型サイズのエルダー・ファイアー・エレメンタル
 ちょっとコワイですけどやってやれないことはない。

 まずはACを上げた文悟郎が突入。敵の機会攻撃を消費させて次に突入するパロマを楽にしよう・・・・・・とか思いきや、全段くらいます!
 HP自慢の文悟郎が一気に3分の1持っていかれて目が覚める。
 うひょ? すげーぞ敵さんつえ〜〜!
 とか言っていると、次ラウンド、エレの背後に出現するドレッド・レイス1体!
 ウギャ〜ス!

 ここから戦場大混戦。
 炎エレは《一撃離脱》《強行突破》を使って前衛の文悟郎、パロマをかわしつつアヴィアンを集中攻撃。
 ドレッド・レイスは前衛の手の届かない空をフワフワとびまわり、長いリーチを活かして後衛のラディンを封じ込めます。
 炎のダメージこそアヴィアンのマス・レジスト・エナジー呪文でこわくなくなりましたが、状況は好転せず。
 なんとか炎エレを倒した頃には、ラディンの耐久力がほとんどドレッド・レイスに吸い取られておりました。
 まぁここでいろいろルール裁定のトラブルなどもありましたが、結果的にラディンが死亡。
 ついてないときにはとことんついてないもので、ラディンはマジック・ミサイルの防御的詠唱で「2」を出して失敗し、最後の一撃をくらったのでした。

 で、ドレッド・レイスの知識判定にこちらが失敗していたために、殺されたものがレイス化することを我々は知らずという状況にw
 戦闘終了後、気づくと傍に一匹のレイス。
 問答無用でパロマが一閃。

アヴィアン:「あれ?今回のランダム発生1匹だけか」



再起

 まぁそんな冗談を交えつつ、アンデッド化したためレイズ・デッドでは生き返らなくなったラディンのために、リザレクション代をなんとか工面。
 復活したラディンを含め、マジック・ユーザー連は次なる戦いのために作戦を組みなおし、エレとレイスの対策を入念に練り上げます。
 残った私は、愛用の武器「凍月(いてつき)」「ゴーストタッチ」の能力をつけます。
 これで非実体のドレッド・レイスにも失敗確率無視で攻撃できます。
 ケンセイ6レベルの文悟郎は+6相当まで武器を強化できるのですが、+5までつけて+1分温存していたのですね。
 今回はそれが役に立ちました。
 


大地との対決

 ということで挑んだエルダー・アース・エレメンタル
 今回はアース・エレメンタルの弱点をついて完封し、ドレッド・レイスもゴースト・タッチ武器などで頑張って倒そうと、準備万端。
 全員がフライで飛行し、それぞれ強化魔法付与。
 さて、出てこいや〜と呼び出してみると、オイオイ、今度はドレッド・レイス2匹ついてきた〜!!
 一匹増えてるじゃん!!
 またも会場騒然。
 でもまぁしょうがない、準備は整ってるんだし頑張ろう、ということで戦端は開かれる。

 アヴィアンが左翼に展開し、左のドレッド・レイスをひきつけたところに、文悟郎が中央に突入。
 パロマの切り込みを援護するつもりでした。
 ところがこれを待ち構えていた土エレ、なんと「ふっとばし」で応戦してくる。
 フライで突撃中の文悟郎はこれをまともに食らい、真横に60フィートも飛ばされます。
 吹き飛ばされた文悟郎に襲い掛かるドレッド・レイス。
 ということで、戦線は真横にびろーんと伸びた形となり、アヴィアンvsドレッド・レイスA、パロマ&ラディンvs土エレ、文悟郎vsドレッド・レイスBという状況に。
 しかしそこはそれ準備万端整えていた一行。

文悟郎:「月光蝶であ〜〜〜る!!」

 ゴーストタッチのついた愛刀凍月による、「剛力招来」フルアタックでD・レイスBを1ラウンドキル。
 ちなみに掛け声に意味はナシ。愛刀の名前と月つながりでw
 108ダメージ出たぜイェ〜イとか言ってたらその横で・・・・・・。

パロマ:「トリコロール・アターーーック!!」

 ショッキング・バースト武器にさらに魔法で炎と音波2種のダメージを付与した3色攻撃。
 土エレに対し、130ダメージたたき出しておりましたww
 ぐぐぅやりおるなパロマめ。

 戦いはそんな感じで順調にこちら側のペース。
 被害も浅く、炎エレ戦に比べればあっけないくらいで終了。

 マスターとしては「してやられた感満載」だったかもしれないけど、それはもうひとえにこちら側が第一戦で完璧にヘコまされたから考え抜いただけのことであります。
 そうやって考え抜かせたことが、すでにマスターの勝利であり、楽しいセッションを作るのに成功したマスターの功績だとおもうよ〜んとw まぁ、たぶんねww
 文悟郎なんて、「愛刀の強化ゴーストタッチ」っつー、不可逆な選択までさせられちゃったしね〜。



 ということで、時間もなかったので今回はここまで。
 次は残る2エレと、本命の宮殿内探索ですね。
 何が待っているのか楽しみ楽しみ。
 続きが待ち遠しいですよ〜。
posted by BOSS at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | D&D第3.5版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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