今回はスティール・ボール・ラン最新話。
ウルトラジャンプ2008年1月号掲載。
ジョジョの奇妙な冒険 Part7
SBR #33 追憶の館A の感想でありまっす。
ネタバレ注意!
今月号はオマケが「SBR14巻専用ドレスアップ・クリアカバー」。
装着してみると、14巻が渋い黒さに生まれ変わります。これは嬉しい。
まずは順位発表。
1位 ポコロコ 273pt. タイムボーナス1時間
2位 ジャイロ・ツェペリ 246pt. タイムボーナス1時間
3位 ジョニィ・ジョースター 245pt.
4位 ノリスケ・ヒガシカタ 223pt. タイムボーナス1時間
5位 ディエゴ・ブランドー 192pt. タイムボーナス1時間
だいたい予想通りの結果ですね。
ホット・パンツは圏外ではなく正式にリタイヤしたのですか。ちょっと残念。
この第7ステージのゴールから、大逆転が生まれる可能性を含んだ2ステージ連続の短距離レースというのはいいですね〜。
あの第1レースのような興奮のデッドヒートがまた繰り広げられるのかもしれません。
これはかなり楽しみ。
その大逆転を計算に入れても、実質ライバルとなるのは5位のディオまででしょうね。
ここまで不気味な沈黙を保ってきたディオが、最後にいかなる逆襲に出るのか、これもホント楽しみです。
あとは、未だに能力があかされていないノリスケじーさんも不気味と言えば不気味。
ラストの大勝負にどう絡んでくるんでしょうか。
ちょっと気になるのが、ただ一人タイムボーナスをゲットしていないジョニィ。
デッド・ヒートが予想されるショート・ステージで、タイムボーナス1時間のハンデは実に痛い。
しかもこのライバルたちが、またもタイムボーナスを手にする可能性は非常に高い。
ポイント的には競っている感じなのですが、このタイムボーナスの欠如がちょっぴりプレッシャーになりそうですね。
そして場面はジャイロたちの「追憶の館」に。
出てきた敵スタンドにジャイロ「オラァァッ!!」と鉄球で攻撃。
あれ、スタンドはスタンドでないと攻撃できないんじゃないっけか?
ジャイロは遺体の眼球を手放してますから鉄球のスタンド化はなくなったと思ってたのですが、その名残りがあるのかもしれないですね。
あるいは逆に、敵スタンドが鉄球の攻撃をわざとくらったという可能性もなきにしもあらず。
どうせ効かないんだから当たったフリくらいしてやれってことかもねw
で、驚いたことに鉄球が増殖!!
なんと、「投げた」だけでも「捨てた」ことになるのか!!
これはたちが悪い!
体から離すアクションがあると、それが一時的なものでも発動条件につながっちゃうようです。
発動しちゃうとそっくりなものが出ちゃうからどれが本物かもわかんなくなるし、これは面倒だ。
ジョニィのタスクなら、回収する必要ないからいいですけど、ジャイロは毎回回収しないと攻撃手段なくなっちゃいますしね。
これは相性わるいや。
今回はジョニィの一人舞台かもですね。
あわれホット・パンツは弟をグリズリーにさしだして殺させたことをトラウマに持っていました。
誰も責めてくれなかったから、自分で自分を責め続けたんでしょうね。かわいそうに。
こうしてジョニィに話す事が、もしかすると救いへの道につながるかもしれないなぁ。
心の傷ってそういうものだと思うのですよ。
これは心に傷を持つふたり、ジョニィ・パンツのカップリングへの大きな布石か?(爆)
そしてついに『心が折れて』しまったホット・パンツは折りたたまれるようにペシャンコに。
トラウマ版のエニグマといったところでしょうか。
まぁだいぶ過程や用法は異なりますが。
今回また敵がかっこいい。
顔こそ不明ですが、「公平(フェア)」さを強さの源とするところからすると、騎士道精神でしょうか。
それともスポーツマン?
にしては相手の心の傷を攻撃してくるあたりは陰湿さを感じますがw
それでも自分の弱点「水で清めれば能力は解除される」を明らかにして攻撃してくるのは、漢らしい背水の陣。
よけいにこの敵の自信がうかがわれますね。
ジョニィのパートは、まさに過去の逆流土石流。
ダニーや死んだ兄、そしてあの父といさかいとなったブーツと、畳み掛けるような精神攻撃。
ブーツのなかから呼び声が聞こえ始め、兄の血まみれの顔が覗くありえない流れ、これはキてる!!
これはこえ〜〜!!
って思ってたらキタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
メメタアァア
電車の中でおもいっきり吹いてしまったじゃないですかww
荒木先生こんなシリアスパートで遊ばなくてもいいのにww
いや、それともこれは本気なんだろうか!
ごく自然にナチュラルに、効果音としてこの音が出てきたんだろうか!
うーん、その可能性もありえないとは言い切れないところが荒木先生だ!(爆)
機転によって「水脈」を発見し、大量の水を手に入れたジョニィ。
しかし敵さんはあえて自分から弱点を教えるほどのヤツ。
これだけでやっつけられるほどのタマではなさそうです。
来月号が楽しみ楽しみ。