米誌が「尊敬すべきアクションスター25人」発表
(ナリナリドットコムより)
アメリカのエンターテインメント雑誌「Entertainment Weekly」で行われた、アクションスターのランキング企画。
順位の決定方法など詳しいことはわかりませんが、「へ〜ちょっと意外」ってものから「やっぱりこの人だよね〜」ってのまでいろいろでしょう。
「Entertainment Weekly」誌が選ぶ「尊敬すべきアクションスター25人」
1位 ブルース・ウィリス(ダイ・ハード 1988年)
2位 シガニー・ウィーバー(エイリアン 1986年)
3位 ハリソン・フォード(レイダース 失われたアーク 1981年)
4位 メル・ギブソン(マッドマックス2 1982年)
5位 キアヌ・リーブス(マトリックス 1999年)
6位 ラッセル・クロウ(グラディエーター 2000年)
7位 チョウ・ユンファ(新・男たちの挽歌 1992年)
8位 アーノルド・シュワルツェネッガー(ターミネーター2 1991年)
9位 ウィリアム・ホールデン(ワイルドパンチ 1969年)
10位 ピーター・ウェラー(ロボコップ 1987年)
11位 ブルース・リー(燃えよドラゴン 1973年)
12位 マット・デイモン(ボーン・スプレマシー 2004年)
13位 エロール・フリン(ロビンフッドの冒険 1938年)
14位 ユマ・サーマン(キル・ビル vol.1 2003年)
15位 ジャッキー・チェン(酔拳2 1994年)
16位 ジャン・レノ(レオン 1994年)
17位 トム・クルーズ(M:i:III 2006年)
18位 シルベスター・スタローン(ランボー 怒りの脱出 1985年)
19位 バート・ランカスター(真紅の盗賊 1952年)
20位 アントニオ・バンデラス(デスペラード 1995年)
21位 アンヌ・パリロー(ニキータ 1990年)
22位 カート・ラッセル(ニューヨーク1997 1981年)
23位 ショーン・コネリー(007/ゴールドフィンガー 1964年)
24位 スティーブン・セガール(沈黙の戦艦 1992年)
25位 三船敏郎(七人の侍 1954年)
数多の強豪を押しのけ1位に輝いたのはブルース・ウィリス。
アクション映画の歴史の中でも、『ダイ・ハード』の存在は飛びぬけたものだったということに加え、先日DVDにもなった『ダイ・ハード4.0』の成功というタイミングもあるかもしれませんね。
個人的にはもうちょっとジャッキー・チェンは上じゃなかろうかとか思いますが、まぁアメリカ人からみた映画界というのは我々とは違って見えるでしょう。
私が順位をつけるなら、ジャッキーが1番。
そこにやっぱり世代としてシュワルツェネッガーとスタローン、ブルース・ウィリス、ハリソン・フォードが続きますかね。
彼らなくして現在のアクション映画のブームはないんじゃないでしょうか。
世界の三船はやっぱり世界の三船でしたね。
日本人として嬉しいものです。
今回は「尊敬できる」という条件でしたのでちょっと違いますが、「優れたアクションスター」という順位だとイチオシなのが「マッハ!」と「トム・ヤム・クン!」の主演トニー・ジャーですね。
ワイヤーやCGなどの映像技術に頼らずとも、あっけに取られるようなアクションを次々とこなす超人じみた身体能力は映画界の新たな宝ですよ。
次世代の本当のアクションスターはコイツだっ!って思います。
で、もうひとつランキングネタ。
米誌タイムがホラー映画ベスト25発表
(ナリナリドットコムより)
今度は恐怖映画のランキング。
どれを怖いと感じるかなんてかなり人によって違うとは思いますが、ふ〜んって感じで読むとよいかと。
ホラー映画ベスト25 (タイム誌調べ)
1. ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年、エドガー・ライト監督、英国)
2. レッド・ドラゴン(2002年、ブレット・ラトナー監督、米国)
3. AUDITION〈オーディション〉(2000年、三池崇史監督、日本)
4. ブレインデッド(1992年、ピーター・ジャクソン監督、ニュージーランド)
5. 黒い太陽731(1988年、ムー・トンフェイ監督、香港)
6. ザ・フライ(1986年、デヴィド・クローネンバーグ監督、米国)
7. エイリアン(1979年、リドリー・スコット監督、米国)
8. ハロウィン(1978年、ジョン・カーペンター監督、米国)
9. キャリー(1976年、ブライアン・デ・パルマ監督、米国)
10. ジョーズ(1975年、スティーヴン・スピルバーグ監督、米国)
11. 悪魔のいけにえ(1974年、トビー・フーパー監督、米国)
12. エクソシスト(1973年、ウィリアム・フリードキン監督、米国)
13. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/ゾンビの誕生(1968年、ジョージ・A・ロメロ監督、米国)
14. 血の祝祭日(1963年、ハーシェル・ゴードン・ルイス監督、米国)
15. 血ぬられた墓標(1960年、マリオ・バーヴァ監督、イタリア)
16. サイコ(1960年、アルフレッド・ヒッチコック監督、米国)
17. 血を吸うカメラ(1960年、マイケル・パウエル監督、英国)
18. ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年、ドン・シーゲル監督、米国)
19. 悪魔のような女(1955年、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督、フランス)
20. バンビ(1942年、デヴィッド・D・ハンド監督、米国)
21. 怪物團(1932年、トッド・ブラウニング監督、米国)
22. フランケンシュタイン(1931年、ジェームズ・ホエール監督、米国)
23. オペラ座の怪人(1925年、ルパート・ジュリアン監督、米国)
24. 吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年、F・W・ムルナウ監督、ドイツ)
25. 列車の到着(1895年、ルイ・リュミエール/オーギュスト・リュミエール監督、フランス)
1位に輝いたのは残念ながら日本未公開作品。
「ゾンビ」のパロディ作品でコメディやラブストーリーをからめたホラー映画として英国で大ヒットしたのだとか。
是非観てみたいですね。
2位は「羊達の沈黙」で有名なレクター博士シリーズ第3弾。
やっぱりレクター博士のインパクトは大きかったようですね。
3位はななんと三池崇史監督作品!
恐怖映画はやっぱり日本人の十八番ということかもですね。
私は偶然この映画のラストシーンだけをケーブルTVで観てしまいましたが、オゾゾゾゾ〜っと背筋を凍らせるあのシーンは、ありゃ凄すぎます。最初からしっかり観てたらもっと恐怖だったでしょう。
4位ブレインデッドはマイナー映画ですが私が最も愛するホラー映画の一つでもあります。
ドがつくほどのスプラッターですが、全編笑いとグロさ満点の実に「悪趣味」の結晶のような作品です。
ホラー好きの人には、私はまずこれをオススメしています。
そのほかの作品も、うんなるほどね〜って言う作品ばっかりですが、中にはへんなのも。
バンビってなんでやねん!って思ったら、どうもバンビの母親が死ぬシーンが子供心にとても怖いシーンなんだそうです。
なるほど、子供にはショッキング極まりないですよねそりゃ。
個人的には大好きな『エルム街の悪夢』や『チャイルド・プレイ』、『ポルターガイスト』、『バタリアン』、『13日の金曜日』といったホラー映画ブームの立役者たるシリーズたちがひとつもランクインしていないのがちょっと心外ではありますが、まぁどれもB級の烙印を押されているのかもしれませんねw
さて最後はオマケ。
ホラー映画で最も恐ろしい死に様ベスト25
動画です。
軽快なロックに載せて悪趣味グログロなシーン25連発。
まぁそういう性質のものですので、ご年配の方やお子様、こういうのに弱い方はご鑑賞をお控えください。
1位はギャグのオチっぽいノリですが、2位はさすがの貫禄の恐怖度ですね!
グワッって来ますw
12位の電気ショックやろうとしたら腹がブチ抜けて虎バサミというシーンは物凄く見覚えがあるのになんの作品だったか思い出せなくってモヤモヤ過ぎます!誰か教えて!
個人的に今でも覚えているおっそろしい死に方といえば、『ザ・フライ』の1か2であるシーンで、倒れた男の上に猛スピードで落ちてくるエレベーター。
一瞬で頭がベシャッ……というのが凄かった。
皆さんきっとそれぞれ違う「これは凄かった死に様だ」というのがあるんじゃないでしょうか。
たぶんそれって「何を怖いと思うか」という根源的な恐怖の対象なのかもしれませんよ。
私は断然圧死とか、閉じ込められたりする恐怖ですね。
何であれ押しつぶされるようなシーンは恐ろしい……というか大好きです(爆)。