前回は設定もストーリーもダンジョンもなく、ひたすらな戦闘でしたがはたして今回はいかに?
前回のプレイ報告はこちら。
キャラクター(セッション終了時データ)
アリニス:ファイター3/レンジャー2 (DRR)
ゴブ・ハ・レッツィ:クレリック2 (OTTO)
ダブレイ:ファイター5 (Artemis)
ボム・バーンズ:ウォーメイジ5 (BOSS)
前回猛威を振るったスピリット・シャーマン/ドラゴン・シャーマンのルナマリアは今回は仕事の都合で欠場。
そして前回のバーバリアンのプレイヤーOTTOが宗旨替えをし、なんとクレリック! おいおいまじかよ!
というのもこのOTTOどの、何度キャラクターを作る機会があっても決してスペルキャスターだけはやらなかった……そしてそのほとんど全てのキャンペーンでバーバリアンだったという、今時めずらしいくらいのエターナル・チャンプなんですが、いったい何があったというのかクレリックとは!
頭でも打ったじゃないのか!?(爆)
まぁ本人がやるというのだから誰も止めはしない。
新たな快感を覚えてくれるのならこちらも願ったり敵ったりなのであるww
で、まぁみんなセッション開始時にはレベル4なんで、じゃぁレベル4からの参入でいいのに、本人のたっての希望でレベル1から開始(爆)。
OTTO氏はマスターのときもそうですが、1レベルからの開始にこだわりを持っているからなんですが、しかしまぁまわりはみんなレベル4で、出てくる敵もレベル4を想定しての敵なんだから、死亡率はうなぎのぼりなわけなんだけどねぇw
まぁ本人が楽しそうだからいいんだけどw
生き残ればレベル差の補正であっという間に経験値がたまるから、すぐ追いつけるからいいけどね。
そう、生き残れればだww
セッション開始
今回は前回とは違ってストーリーや設定が若干ありました。
小さな村じゃ装備もろくに整えられないと、大きな都市を目指して旅を始めた我らが通りがかったのは、山羊頭人身の怪物に襲われる、人口200ほどの小さな村。
今回は『七人の侍』よろしく、我らはこの村を怪物の襲撃から救うというのがテーマらしい。
4日持ちこたえることができれば、兵士の一団が到着して安全になるので、それまでをなんとか守って欲しいという展開だ。
ところがこのPT、最初の村の襲撃場面に出会ったところから一味違う。
唯一のグッドキャラであるクレリック、ゴブハ・レッツィがキャラクターメイキングで忙しいものだから、ケイオティック・ニュートラルの数名が言いたい放題。
「おいお前ら、俺たちをいくらで買う? 俺たちは高値をつけたほうにつくぜ?」
「まぁ人間側についたほうがいいんだろうけどうねぇ。怪物はイビルだろうし」
「まて!人間側がグッドとなぜわかる!?」
「グハ!そりゃそうだ!(爆)」
などとゴチャゴチャ騒いでましたら、見るからに悪役の山羊頭人身の怪物一団(ゴートなんとか?モンスター・マニュアル3のヤツらしい)が、我々に「ひとり頭100gp払うゾ」と言ってくる。
しかしまぁ見るからに信用がおけない連中なので、結局は村人側に。
マスターにしてみれば最初からおとなしく村人の味方してくれよーってなもんだろうけど、そんなゴチャゴチャしたところがケイオティックの楽しみだよねw
戦闘開始してみると、びっくりするくらいマスターの出目がよい!!
というか狂ったように20が出まくる!
前回いたバーバリアンが抜けたおかげで、前衛でたったひとりとなったファイター、ダブレイ君がひとりで敵に囲まれ、あっという間にボコボコにされ、クリティカルをくらって死亡。
出目20でないと食らわないようにACを上げているはずなのに、あれだけ20出されちゃねぇww
ここでエンジンがかかった私のウォーメイジは本気を出して範囲拡大したバーニング・ハンズをお見舞いし、敵陣が瓦解。
あ〜、結果的には最初からこれやってればよかったんだねぇw
しかしマスターの出目があんなによくなるなんてこっちも予想外もいいところだしw
結局倒してみてからゴートなんちゃらの懐をあさってみると、出てくるのはビタ銭ばかりでひとり頭100gpなんて薬にしたくもありゃしない!
そんなこったろうと!
で、言うタイミングを逸しちゃったんだけど、ここで「捨てっちまおう。ゴート札だ…」って言えばよかったぁああ!!(爆)
え、わかんない?
『カリオストロの城』をあと10回観なさい!!!
死闘死闘また死闘!
死亡したファイター、ダブレイの措置をどうするべかと考え、村長に交渉を持ちかける。
すると成功報酬として用意してあったらしいレイズ・デッドの巻物を前払いでくれると言うことにw
オイオイ、最初から殺す気満々かよとw
ちょいと戦々恐々とする話だが、まぁそんなもんだよなと妙に納得しつつファイターを復活させ、契約成立。
命のご恩だししっかり村を守らないとね。
な〜んかケイオティックとしてはちょっと納得いかんけどさ〜w
だが、そんなケイオティックらしい一場面が交渉中に。
村長:「村は次々と襲ってくる怪物に困り果てているのです」
アリニス:「村長、いい方法がある。これ以上村が襲われない方法だ」
アリニスの不敵な笑みは、はっきりいって邪悪以外の何物でもないねww
よいこはまねしないようにっ!!(爆)
まぁこれはさすがに冗談ということで、我らPTは哨戒活動へ。
んで本当に次々と襲ってくるあの手この手の怪物たち。
オーガーとかダイア・ウルフとか新種のゴブリンとかスライムとか。
どれもに言えることは、どいつもこいつも常軌を逸したような目をしていること(あ、スライムに目はないね)。
こちらの読みとしては、何者かに操られているんじゃないかと。
しかしまぁだからといって何か対処法があるかといえば、やっぱり迎え撃って倒すだけ。
村長に聞いても狙われる心当たりなどないということだしね。
レベルの低い冒険者なんてこんなもんだw
で、そんななか悲劇が!
レッツィ愛に死す
新参クレリックのゴブハ・レッツィ死亡!!(爆)
うっは言わんこっちゃねぇって思う人もいるだろうけど、真相はもっとヒドイ!(爆)
前衛にファイターのダブレイがひとりでふんばり、大型モンスター3匹相手に戦線を維持している状況。
そのダブレイの背後に隠れる形でレッツィ。
レッツィの後ろにももう1匹敵。
後衛は離れていたり近くの家屋の屋根に登っていたりしていて安全に敵を次々ほふっている。
ダブレイの残りHPはけっこうわずか。だが一撃死亡というところではない。ACが高いうえに防御専念をしているので「そうそう当たるものではない」。
一方レッツィはレベルが低い上に先ほどいい一発を食らっているため、一発でも受けようものなら昏倒。打ち所が悪ければ一撃死亡確定だ。
そんなときにレッツィは何を思ったのか、敵の機会攻撃範囲にいるというのに、ダブレイに魔法をキャスト!
当然機会攻撃を受けることになる。
その危険を回避するためには防御的発動として精神集中判定が必要なわけだが、2レベルのキャラクターにこの判定はかなりなバクチ。
簡単に計算して、スキルを限界までふっていて5、耐久力ボーナスが+3あってトータル8。目標値は15+呪文レベルなので、20面をふって8以上を出さないといけないのだ。
これは生死をわけた場面ではかなり大きなバクチと言えるだろう。
しかも失敗はほぼ死亡を意味する。
で、結局判定失敗。
機会攻撃を受けて、はい、綺麗に死亡とw
で、結局なにをかけに行ったの?と聴くと、なんとマジック・ウェポン!
おいおい、そんな状況で必死にかける魔法かよと!ww
てっきりキュア・ライト・ウーンズだと誰もが思って疑いもしなかったのにww
こちらもただ端座して見ていたわけではなく、「いいからやめとけ」とか言ってたんだが、ぜんぜん聞き入れずに断行した上での死亡だったんで、まぁ本人は納得の上のことだろうw
マスターが「ねぇ、俺悪くないよね?俺は悪くないよね?」と汗タラー状態だったんだけど、うむ。まったくもってマスターは悪くない。あれじゃどうしようもないもんなw
むしろマスターがかわいそうな場面だったw
どうもクレリックのプレイヤーは、「ファイターのキャラにご執心で、献身的に次々魔法をファイターに投射するキャラ」というのををやりたかった様子。
ファイターの名前から『エルガイム』を連想し、ガウ・ハ・レッシイがやりたかったようなのだ(爆)。
んまぁそれも面白そうだけど、時と場所を選ぶべきなんじゃなかろうかw
まぁ「恋は盲目」ってやつかww
そしてなおさら哀れなのが、相手のダブレイはエルガイム観てないんだと(爆)。
これは永遠の片想いだねwww
そして戦いはなおも続く
クレリックを欠くも、レイズの巻物はもうないということで、レッツィの死体をどうするかで検討会議。
レッツィのプレイヤーOTTOは、レッツィを放棄すればキャラ作り直してすぐ参戦してもいいよーというマスターお達しがあったのだがそれを拒否。
レッツィが気に入ったので今後もつづけたいとのこと。
ということで残りをクレリックなしのまま戦闘継続。
ここでクレリックを欠いたことで戦闘はさらにきつくなるのか?と思いきや、マスターが戦闘バランスを取り直すためにちょっと敵を減らしたために楽勝ムードが流れることも。
しかしまぁ最終的にはやっぱりタイトロープのすばらしい戦闘が繰り広げられ、まぁなんというか「ギリギリの快感」ってやつでした。
特にダブレイが倒れ、バーンズが倒れるも敵を最後の一匹まで絞り、最後はマリニスと敵ボスの一騎打ち。壮絶な死闘の果てにボスを倒すという展開は熱かった!
まるでドラマだね!
終わってみればやっぱり戦闘につぐ戦闘なわけなんだけど、今回みたいにネタがあり、からめる村人とかが交渉相手として出てきたりすると、こちらもいろいろ遊べますからね。
前回とは大分違います。
マスター本人「シナリオ作るのは難しいや」とか嘆いてましたが、まぁあんな感じでいいんじゃないでしょうか。
プレイヤーは楽しめましたよ(^^
で、次回がまた2週間後らしいw
おおー、絶好調だねこのキャンペーン。
そろそろキャンペーンにタイトルつけましょうよw
いつまでもDISKキャンペーンじゃかっこ悪いってww