ジョジョの奇妙な冒険 Part7
SBR #31 6度目のゴール の感想だヨォヨォヨォ−−−−
肩の力抜きなヨォォォォォォ−−−
モミ モミィ
ネタバレ注意
お、久々にレース自体の説明ですね〜。
バトルばっかりじゃなくって、ちゃんとレースの過酷なドラマも演出してくれて、このシリーズは深みがあって楽しい。
ちょっとドキュメンタリーっぽい静かな演出で気に入りました。
毎日毎日バトルばっかりやってるんじゃなくって、こうやってせっせと走ったりキャンプ作ったり、暑熱やブリザードに耐えている日のほうがよっぽど多いわけで、そういった描写がないと、現実味がなくなってしまいます。
特にコーヒーのエピソードがいいですね。
何気ない描写ですが、体の中からキャラクターに共感できる。
ついでに馬にまで飲ませるっていうのがいいですね。
馬だって元気になるはずだw
そしてもし優勝したら、イタリアン・コーヒーメーカーの宣伝で大儲けできそう(爆)。
「私はこのコーヒーを飲んで、レースに優勝しました。うーん。マンダム」
これで決まりだw
そして、毎度のことながらチェックポイントのデッドヒート。
もう毎度のことですからこれがないとちょっと拍子抜けしてしまいます。
今回は相手がポコロコでしたが、なんかちょっと顔が変わった感じがしますね。
少し精悍になりました。
あのいい加減なプクプクしたやんちゃッ子が、凄絶なレースを生き残り、たくましい戦士に育ったような感じです。
しかし、ジャイロとジョニィはそれ以上。
数々の試練を越えて得てきた実力を見せ付けます。
黄金長方形のタスク+鉄球で吊り橋を作ってクレバスを突破。
以前ディオと対戦中に、鉄球で木の幹を削り取ってロープにしたことがありましたが、あれは木を利用しなければいけませんでした。
今回は鉄球を利用することで、何もないところから木のロープ以上に頑丈な吊り橋を作成。
まさにジャイロとジョニィが協力しなければ出来ない合わせ技でした。
うーん。まさにポコロコに見せつけましたね。
幸運だけを頼りにした彼の走行も、そろそろ限界かな?
次なるステップが必要かもしれませんね。
マウンテン・ティムとサンドマンが死に、ホット・パンツがレースからほぼ離脱、となってくると、ポコロコまで退場しては寂しすぎますからねぇ〜。
彼とはバトルにはならず、あくまでレース上でのライバルでいて欲しいなぁ。
まぁレースのライバルとしては、ディオがなお不気味な存在としていますが。
そして、ようやく、本当にようやくジャイロが1位!!
ファーストステージで1位を剥奪されて20位降格を食らって以来、第6ステージにしてようやっと1位!!
それも念願のジョニーと揃ってのワン・ツーフィニッシュ!!
いやぁよかったよかった。
まさに、全てを捨てたものが全てを手に入れる前触れって感じですね〜。
いやまぁまだまだステージは3つも残っているわけで、まったく予断は許されないわけですがw
これでポイントはどうなったのかな?
1位ゴールのジャイロが100ptゲットで合計246pt
2位ゴールのジョニィが50ptゲットで合計
3位ゴールのポコロコが40ptゲットで合計273pt
おおー!
ついにジャイロ、ポコロコにほぼ追いつきました。
ポイント差は27ポイント。
1ステージで優にひっくり返せる圏内ですね。
(と、以上のポイント計算はあるサイト様の集計結果を参考に書いたんですが、その集計結果が間違っていた!(爆) ジョニィのポイントは215ではなく、245!! なんとジャイロと1ポイント差じゃないか!!!なんてコトッ!!ジャイロとジョニィのチームワークが完璧に見せ付けられて、ワンツー・フィニッシュを決めた今回で、ポイント上でもこんなに美しい並び方をするなんてッ!!荒木様は神様ですッ!! 2007.10.22追記)
ちなみにその他のライバル達はと言うと、
今回4位か5位のノリスケ・ヒガシカタは35か30ptゲットで223ptか218pt。
ディオとホット・パンツがどうなったか気になりますが、どちらも圏外だとしてディオが190pt、ホット・パンツが215ptです。
なんだかんだで、結局うまい具合に混戦してきてるんだなぁ〜w
荒木先生上手いわw
さて、最後はちょっと驚いた。
あのマジェントが生きていた!
んでもって、ジャイロらの会話を聞かれたらしく、ルーシーが大統領の持つ遺体を狙っていることを知られてしまった!
もしマジェントがこのまま大統領に知らせに行ってしまえば超ピンチ。
というかまず破滅。
たとえ大統領夫人の変装がいかに巧妙でも、簡単にバレてしまうのではないでしょうか。
疑われていないからこそバレないのであって、疑われたら簡単にバレる性質のものじゃないかと思います。
マジェントが今回の失敗の補填をするために、「自分でルーシーを捕まえてやるぜ!」とか思って単独行動をでもしてくれない限り、かなりなピンチですね。
どうだろう。
いまいち彼の性格は読めませんが、そういうことするかなぁ。
とりあえずいち早く帰還したであろう、ウェカピポの動向が気になるなぁ。彼の行動にルーシーの命運がかかっていますね。
まずはどうやってルーシーと合流するか。
そこが大問題ですね。
こともあろうに大統領夫人に変装してるなんて、ホット・パンツ以外には知る者もいないわけで。
ここはうまくホット・パンツと合流するのが早いんだけど、ジャイロ達がちゃんとウェカピポにホット・パンツのコトを言っていたかどうか。
ルーシーを救うには、まぁまず彼女を連れ去って身を隠させるのが一番でしょう。
その場合、スティール氏が危なくなるかもしれないけど、少なくとも大会終了まではレースを続行させるためにもスティール氏を消す訳にはいかない。レースは遺体回収のためにどうしても続行しなければならないしね。
マジェントが通報するのが早いか、ウェカピポがルーシー連れ出すのが早いかの勝負…ってとこでしょうか。
またまた目が離せない状況になりそうです。
次回からはまたルーシー編ですかね。
今後はレース編とルーシー編が交互に描かれるのかな?
ん、しかし今回ちょっと短いなって思ったら、40ページしかなかったのか。
荒木先生珍しくペースが狂ったんでしょうか。
掲載分としては、ちょうど15巻の最初の話ですから、今後3話分は40〜50ページずつなのかもですね。
(と、思ったら、実は14巻の巻末掲載でした。え〜い、またもや計算ミスかw 2001.12.14追記)