詳しくはすでにキーパーからのプレイ報告がこちらで紹介されています。
プレイヤーは以下4名。
Artemisが大学生:月島和穂
DISKが高校教師:藤咲初音
OTTOが接骨医:月山富田ジョー
私が古美術商:朝倉夏彦
今回のキーパー(クトゥルフではマスターをこういうのね)DRRが昔やってた学園舞台のクトゥルフ・キャンペーン『揺籃学園の冒険』がありまして、夏彦はそのときのマイキャラ・朝倉夏樹の兄という設定です。
まぁ同じ世界じゃなかったら別案はあったんですが、あっさりお許しが出たんで。
どうも最初からキーパーは揺籃学園と同世界にする予定だったようです。
前回の朝倉夏樹が正義感の強い、しっかりもののキャラクターだったのですが、これのロールプレイにけっこう手を焼いた覚えがあったので、ここ最近手馴れてきている「ぐうたらタイプ」の兄にすることに。
まぁプレイヤーに似ているほうがやりやすいのですよw
よくいるんじゃない?
ぐうたらしたダメ兄貴としっかりものの妹って組み合わせはw
夏樹は恐怖にも果敢に挑んでいくりりしい男装の麗人でしたが、今回は違います。
怖いことがあったら臆面もなく逃げちゃいます。
臆病なダメ人間ですから。
それでも怖いことに首を突っ込んじゃうのは無責任な好奇心からだったり。
まぁそんなキャラクターで楽しんでいきたいね〜。
案外最後まで生き残るのはこういう奴だったりねw
シナリオは各4名がバラバラにスタート。
各人がそれぞれ日常の延長のような事件、あるいは事件のニオイにからみ、おのおのが動くうちに合流して最後は○○という形。
ところがこの4名がなかなか合流できない!
学生・月島は冒頭から積極的にアプローチし、「お、こんなところに見たことのない骨董屋があるぞ」とか理由をつけて私との合流を果たしました。
これはありがたかった。
の、ですが、あとの2名は依然バラバラのままシナリオは終盤まで!
合流しようと頑張ってるんだけど、わざとらしい合流はあまりやっちゃうとかえって興ざめだからねぇ。
このへんが非常に難しくて、結局ラスト付近まで合流できずにいたんですね〜。
高校教師・藤崎は教え子のトラブルを追いかけ続けるも、解決の仕方に悩んでいた様子。
まぁ家庭環境が荒れて不登校&家出状態の高校男子なんてどうしたらいいものやらわかりませんわな。
ここで私やジョーは気楽に金八先生のモノマネしたり、熱血先生の歌を歌いながらうるさい外野をやって楽しんでましたっけ!w
歌舞伎町の接骨医・月山富田ジョーのほうはその場所柄もあってか暴力団関係者や風俗店がらみの展開。
新宿の裏社会を支配しているとかいう「新宿の女王」の噂を聞いて、「なに!?伝説の風俗嬢!?」と面白い勘違い暴走をはじめ、あちこちで強引に聞き込みまくっておりました。
夏彦と月島のコンビは偶然手にした古文書の一片を追ううち、その出所が建設中の地下鉄路線内であること、その工事現場でときどき怪奇現象が起こることなどを調べ上げました。
このへんでもう、あとは各人を集めて情報をまとめないとしょうがないなとプレイヤーとしては分かっていたのでどうしようかと相談。
もう多少強引にでも合流しちゃおうよと意見一致しまして、私と月島が情報元のNPCのひとりにつきまとって歌舞伎町の接骨医を発見し、ちょいと相談をもちかけるという形をとりました。
藤咲さんのほうはホームレス狩りをしていた少年達を止める彼女を私が目撃するという形で途中すれ違いがありましたので、その勇敢さを買って私がスカウトするという形を取り、いざ最終ステージへ。
目的の工事現場近くの駅に、終電までひそんでいて人気のなくなったところを路線に降りて忍びこんでいくという方法をとりました。
で、バーーーン!と遭遇することになったのはグールの群れ。
見事記念すべき初の正気度ロールとあいなりまして、数名が精神に傷を。
で、いろいろありまして、グールたちをまとめあげる話の通じる人間(に見えるひと)が出てきて、はたしてこの人物は!?なところで次回へ。
もう地下でグールに遭遇したとたんに「これはグイン・サーガだ!!」と思ったんですが、さらにこの展開ですから、思わず「○○○○○!!」って叫んじゃったんですが、さすがにキーパーはその意図ではなかった様子。
まぁそりゃそうだw
終わってみれば、なんとかかんとか仲間がちゃんと集まって、最初の恐怖場面があって次回へ続くですから、上手くいったんじゃないかな?
キーパーとしては予定の箇所まで到達できなかったらしいけど、まぁ現代モノじゃいつものことです。
ナイトメアハンターじゃいつも最終戦闘カットですからw
次回以降どういう展開をみせるのか、またひとつ楽しみなキャンペーンが増えましたね〜。
わたしとしても、いい加減なイカサマ骨董品を仲間PCに売りつけたり、それがバレないかとあとでビクビクしたりとなかなか面白いキャラクターになりそうでこれから楽しみです。