ジョジョの奇妙な冒険 Part7
SBR #28 氷の世界
かつてない脅威が迫り来る28話の感想いきまっす!
ネタバレ注意!
本誌はジョジョ・アドベンチャーバトルカード用オリジナルカード「ジャイロ&ジョニィ」がオマケ。
これがかなりカッコイイ!
ゲームはやってないのでとりあえずシオリにしておこうっと。
前回あかされたのはウェカピポとジャイロ父の因縁でしたが、今回はウェカピポ妹とジャイロ自身の因縁。
母の制止も聞かず、妹の目を治療しようと鉄球を振り上げたジャイロの手元に偶然(?)沸騰した鍋の湯気が!
いいところで場面がかわってわかりませんでしたが、このまま行くとジャイロの鉄球は手元が狂い、手術は失敗してしまうのでしょう。
母の制止はおそらく古い王国で生きてゆくために身につけた知恵なのでしょう。
チャングムの誓いではありませんが、こういう古い王国では余計なことに首をつっこむと、ろくな事がなさそうです。
触らぬ神にたたりなし。
余計な事に首をつっこむと、知らぬ間に事件の渦中に飲み込まれていたり、巨大な陰謀の道具にされてしまったり、掘り返さなければ平和だったものを無理に掘り返して傷つけなくてよい人を傷つけてしまったりすることもあるかもしれない。
ジャイロの母の忠告は、そういう配慮なのでしょう。
だが、ジャイロにとってなにより大事なのは、「納得すること」。
「有罪か無罪か! 「納得」は必要だッ! 『納得』は『誇り』なんだ!」(vol.4 #21)
知らぬままに目をつぶることなどジャイロには御免なんですね。
はたして彼がその姿勢を貫いた結末やいかに。
次回が楽しみです。
そして、ウェカピポの能力の正体が明かされました。
前回の予想はハズレ。
透明にされたのでも異次元に飛ばされたのでもなく、脳が自分の半身を認識できなくなっているとのこと。
「左半身失調」
なのだそうです。
ググってみたところそれらしい病名はみつかりませんでしたが、アンビリーバボーかなにかでそんな症例の話を観た気がします。
その症例では、時計を見ると、長針と短針が時計の右側にあるときは時間がわかるのに、左にくると見えなくなってしまうとか。つまり1時から5時の間ではちゃんと見えるのに、7時から11時にまわってしまうと針がそこにあっても見えないのだそうです。
それは脳がものの半分を認識できなくなる症状で、視覚の半分を失うわけではなく、見えているのに脳が「そこにない」と判断してしまうという摩訶不思議な症状なのだそうです。
よくもまぁ荒木先生こんなネタを持ってきてトンデモ科学にしてしまうものだ。
今回は状況の説明に終始していた感があり、盛り上がりには多少欠ける感じでしたが、戦場は整ったといったところ。
黄金の回転も封じられ、鉄球を叩き落されたジャイロはどうするのか。
そして遺体は誰の手に?
次回が楽しみですね〜。