中古屋にみっからなかったから今度は新品でさ。
ネタバレ注意
過去感想はこちら→ 1〜3 4〜6
戦いはさらに脅威を増し、ついに戦闘スーツの限界を超すことに。
今まで戦闘スーツ自体の力を凌駕する敵は出てきてなかっただけに、これをパワー、破壊力両面で軽々と上回ってきたのは驚き。
さらに今回は超絶再生能力で銃まで効かないと来る。
この追い込みのたたみかけかたは潔い。
また次々と仲間が死んでいき、あの加藤と岸本すら死んでしまったのも超展開。
応援していただけに加藤の死はショック。
もったいないヤツであった。南無南無。
しかし、「生きて帰ったらデートしよう」は直球勝負な死亡フラグであったなぁ。こちらもナムナム。
で、次なる戦いは孤立無援の孤独な戦い。
今までがスケール面で敵がどんどん強大化、高性能化してきただけに、ここで方向転換。
違った方面で主人公を追い詰めるという視点の切り替えは嬉しい。
そしてなにより嬉しいのが、この異次元的戦いの現実世界への侵食。
今までどこか普段の生活は普段の生活で、それとはまったく違うところで死闘が繰り広げられているという、ちょっとした錯覚があった。
それをひっくりかえして敵が学校まで攻めてくるという展開は燃える。
寄生獣の「A」の襲撃や、かなり古いがダンバインの第16話「東京上空」のようなショッキング展開は大好きなのだ。
なかなかストーリーが着地する安心感をみせない、よいスリリングさを維持している。
ちょっとこれまでダメな主人公だった玄野が、加藤の死により変わりつつあるのはパターンながらも良展開。
こちらもどうなるか。