2007年07月11日

漫画感想 書籍版「誘怪犯」

 ブログ発の怪談漫画が書籍化されました。

 書籍版「誘怪犯」

 以前よりブログ版を愛読してましたが、書籍化にあたって「加筆訂正+完全書き下ろし+対談」などなどいろいろオマケがあるっていうので購入しちゃいました。

 相変わらずシュールで素朴。
 どんな漫画かはぜひブログのほうで見ていただきたいと丸投げしておくとして、好きな話をピックアップしてみた。



 占い好きの貿易商に「あなたはウソをつかれて殺されます」と予言を受ける「ウソつき」

 コンビニの帰り道に見かけてしまったストイックな体型のおじいさん「屋上の老人」

 その日、ゴキブリホイホイにかかったもの・・・「捕獲」

 蛇口から出てきた長〜い人とその結末「蛇口」。

 当たっちゃった先輩の顔が素晴らしい「当たりジュース」

 手の中におりたひとひらの・・・?「舞い降りるもの」

 予想外の結末でわけわからん恐怖な「笑顔の方向」

 携帯メールしながら歩く人って危ないんだよね〜。こういうことって本当にありそう・・・って思わせる「没頭」

 耳かきしようとすると出てきたかわいいヤツ「deep.6」

 ジュース自販機で僕と握手!な「deep.9」

 世界が壊れてゆく緩急の巧みな「リバーストゥーリバース」

 笑ゥせぇるすまんであってもおかしくない「人生リセットボタン」

 受話器から耳にもぐりこんでゆく感覚がおぞましい「チュウニュウ」


 いちばん怖いと思った作品をハガキに書いて送るとオリジナルTシャツが当たるということだが、こう見ると「蛇口」「チュウニュウ」のどっちかかな。

 「蛇口」は恐怖のあまり「長い人」を惨殺してしまう、己に秘められた凶悪さも怖いし、水道栓からつたわってくる「ブッ ブチ ブヂヂ」っていう感触もやたら怖い。結末ももちろん怖いしね。

 「チュウニュウ」の怖さは、耳に(そして脳に)強引に入ってくるおぞましさももちろん、常識の世界への侵入口として受話器の穴が使われているのもおぞましい。
 普段なにげなく耳に当てている受話器になにかこんなものが潜んでいたら・・・って考えたら、ちょっと耳に当てるのをためらっちゃいますよね。怖い怖い。

 ブログのほうでも書いてありましたが、この書籍版、原因不明の乱丁が発生していまして、それがまた怖いというオマケのエピソードつき。
 わざわざその乱丁版を買いました。
 見るとやっぱり「episode:50 うまり」の肝心なところが抜けている。
 まるで「うまり」のしわざそのもののようで、最後の女の視線が余計に怖くなってきちゃいます。
ラベル:感想 漫画 誘怪犯
posted by BOSS at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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