週刊少年ジャンプ2019年44号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミックス派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■ゴッドバレー事件
■史上最高額
■ゴッドバレー事件
今週は海軍サイド、センゴクさんたちが明かす、驚きの情報の連続攻撃でありました。
まずは最近、じわじわと人の口に上るようになっていたロックス海賊団について。
なんとビッグ・マムやカイドウにくわえ、あの白ひげまでもが同じ海賊団に所属していたとは!
さらに金獅子やキャプテン・ジョンなどの、聞き覚えのある名前もあったりして、なんというか、とりあわせとかはまず考えていない豪華オールスター海賊団って感じです(笑)。
そりゃー価値観も違うし気も合わないし仲も悪くなってあたりまえでしょうて。
そしてまた、なんでまたそこまで凄まじいメンバーがひとつところに集まっちゃったのか。
あまりにも凄すぎです。
あるいは逆に、そのロックスと言う人物がとてつもない海賊育成の達人かなんかだったりするのかもしれません。
ロックス海賊団に入っていたからこそ、その後おおくのメンバーが超ビッグ・ネームになっちゃったよってことなのかも。
そんなロックス海賊団を率いるロックスは「世界の王」という野望を持ち、まるでテロ組織のように世界政府に歯向かったとのこと。
政府によってもみ消された事件がたくさんあるということですから、かなり政府の面子を潰したことがうかがえます。
政府的に公開されたらヤバイ事件ばっかりだったんじゃないでしょうかね(笑)。
いったいどんなことをしでかしたのか、ちょっと興味がわいてきます。
エニエスロビーの大騒ぎとか、インペルダウンの大脱獄とか、そういう系のこともやってるかもですねー。
しかし、そんなロックス海賊団を壊滅させたのが、誰あろうガープさんというからさらに驚き。
それもガープさんひとりでやったことではなくて、あのロジャーと共同戦線を張ったというから衝撃です。
いやー、なんだか想像するだけでワクワクしてきます。
銭形警部とルパンの共闘するカリオストロ的なワクワク大冒険を勝手に妄想しちゃいます(笑)。
いつかその戦い、劇場版とかにならないですかねー。
しかしなるほど、ガープさんが天竜人をあからさまに批判しながら罰されない理由もここで判明。
そのゴッドバレー事件で、ガープさんは天竜人を助けてたんですねー。
むしろガープさん的には天竜人よりもその奴隷を助けようとしたってことなのかもしれませんが。
ですがその実績と人望とによって、ガープさんはその後特殊な立場に立つことになったんですねー。
ガープさん的にはそういう微妙な扱いも苦々しいものがあったかもしれないなー。
やー、それにしてもそのゴッドバレーという島が、事件後に地図から消滅し、物理的にも消滅しているって言うのが恐ろしい。
いったいどうしてそんなことになったのか。
凄まじい戦闘によって吹き飛んでしまったのか、それとも政府が島ごと消してしまわなければならないと考えるような、それだけの何かがあったのか。
センゴクさんの口ぶりからすると、どうも後者じゃないかって感じがいたします。
そこらの海兵がうかつに首を突っ込んだら自分も消されちゃうよって、そんな感じに聞こえます(笑)。
なんにせよ、あまりにもヤバイことが多すぎてロックス海賊団についてはほとんど情報が今に残ってなかったんですねー。
これだけ凄い存在だったのに、なんで今まで触れられなかったのかちょっと不思議だったのですが、納得のアンサーでありました。
古株やトップクラスはみんな知ってるけども、それについて語るときは自然と語ってはいけないところに触れなければならず、そのためにみんな口をつぐんでいたんですねー。
そしてそんなロックスの本名は、ロックス・D・ジーベック。
出ました D の一族!
つまりはゴール・D・ロジャーがロックス・D・ジーベックを討ち取った形だったわけですかー(ロジャーが討ち取ったかはわかりませんが)。
いったいなんなんでしょうね、D ってホント。
でもそろそろ物語にも大詰め感はありますし、その本題に触れられる日も近いのかもしれませんねー(近いと言ってもまだ年単位はかかりそうですがw)。
しかし、「世界の王」を目指したとか、「世界の禁忌」に触れすぎたとか、ロックス情報もまだまだずいぶん思わせぶりな感じがします。
これってもしかして、先日出てきたあのイム様という存在に関連してたりするんじゃないですかねー。
世界の王とか、世界の禁忌とかいう言葉と、あのイム様の存在はとても親和性が高い気がいたします。
あの存在に気づき、その存在を暴き立てようとした、もしくはそれになり替わろうとしたのがロックスだったとか、そういうことだったりするのかもしれません。
いやー、まだまだ情報が少ないですし、あくまで想像の域の話ですけどねー。
■史上最高額
そしてここで、四皇たちの懸賞金額がついに明かされました!
それも一気に!
ロジャーのも含めて!
まずは黒ひげ。22 億 4760 万ベリー。
この後出てくる四皇たちの額からするとだいぶ少ないですが、しかしあくまでメジャーデビューしてまだ二年。
これからどんどんヤバイ額になっていくことが考えられます。
そしてわれらが赤髪のシャンクス。
その額 40 億 4890 万ベリー!
黒ひげの約 2 倍!
ビッグ・マムやカイドウと違って悪辣な海賊稼業をしている印象がまったくない赤髪がこの額っていうんですから、どれだけ評価されているかがうかがわれます。
なるほど、海軍サイドからは「最もバランスのいい鉄壁の海賊団」という評価だったんですねー。
攻めではなく、守りの海賊団なのかと。
四皇と呼ばれるようになったのが 6 年前という補足情報もありました。
それまでは白ひげカイドウマムで三皇って呼ばれてたんですかね?
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンは、43 億 8800 万ベリー。
さらに百獣のカイドウ、46 億 1110 万ベリー。
おおー、ふたりともシャンクスとほぼ同じ!
というか世間への被害度や今後の脅威度でいったらこの二人はシャンクスよりはるかに上という印象があったんですが、額としてはほぼ同格なんですねー。
逆に言えば、どれだけシャンクスが凄く評価されているのかかってことが想像されてきます。
なんだか今回の金額公開はシャンクス上げの回という気がしてきました(笑)。
そしてついでとばかりにここから故人の金額公開。
白ひげこと、エドワード・ニューゲート、50 億 4600 万ベリー!
おおー、 50 億!
どこかで聞いた、白ひげは 50 億という噂は本当だったんですねー。
あれだけ平和主義だった白ひげが四皇のなかでもっとも評価額が高いというのは、その配下の多さ、影響力の大きさというのもあったのかも。
そしてそして、ここでついに明かされました!
海賊王、ゴール・D・ロジャー!
その額 55 億 6480 万ベリー!!
さっすが海賊王!
懸賞金額最高記録は、やっぱり海賊王が所持していたんですねー。
いやー、その金額、ロジャーが捕まった時に払われたのかどうなのか、ちょっと気になります(笑)。
海軍が自分でとっつかまえた場合には懸賞金は支払われないんですかねー。
そもそもロジャーってどういう経緯で捕まったんでしたっけ。
自首したとかそういう話があったようななかったような。
ともあれ、懸賞金額の最高記録がこの額と言われると、ルフィにはぜひともこれを越えてもらいたいって思っちゃいます(笑)。
なみいる四皇を打ち倒し、ひとつなぎの財宝を手にしたその時には不可能な額ではないんじゃないですかねー。
いやー、いっそめざせ 100 億ベリー!って感じです(笑)。
しかし、そんな最高金額もトータルバウンティではすぐさま越えられそうなのが恐ろしい。
例のカイドウ&ビッグ・マムの同盟です。
もしあれが成立してしまったら、配下も加えたらかるーく 100 億行くはずなんですよねー。
本人たちが 40 億クラスで、大幹部クラスがのきなみ 10 億クラスなわけで。
いやー、考えるだに恐ろしい。
ルフィたちにはなんとかしてこの同盟を決裂・もしくは頓挫させてほしいと思うんですが。
はたしてどうなることか。
ああでも、海軍はこの流れですとワノ国には干渉してこない感じなんですねー。
ドレークが潜入しているのは、あくまで調査のためといったところなんでしょうか。
海軍の援護射撃が期待できないとなると、ルフィたちの戦いは本当に苦しい戦いになりそうです。
サボの件で、革命軍のほうも援護射撃は期待できそうにないですしねー。
そして最後にセンゴクさん、ちょっと気になることを言ってくれました。
名のある大物海賊たちと、ワノ国、おでん。
なぜに大物たちはワノ国に関わるのか、それがどうも偶然とは思えないということ言葉、いやー、気になるじゃないですかそんなことを言われたら(笑)。
そのへんは単なる偶然としか思ってなかったのですが、では偶然でなかったとしたら、なんなのかと。
ありうるとしたら、それは今週大きく取り上げられたロックス海賊団ではないでしょうかねー。
ロックス海賊団の秘密が、なにかまだワノ国に残されていて、それをめぐる動きがいまだに大物たちをワノ国に結びつけている……とか。
そういうこともあるんじゃないかと。そんな風にも思えてきます。
あくまでわたしの妄想……のレベルですけどねー。
いやー、今週は怒涛の情報公開デーでしたが、さらに想像力を刺激させられる情報も満載でありました。
それもワンピースの世界の核心に迫りそうな超重要情報の数々でしたからねー。
いよいよここまで来たか〜っていう感慨もひとしおです。
ところで、今回公開された懸賞金額、億のケタの下の「ン千万」のあたりがみんなけっこう細かいんですよねー。
まぁ単なるリアリティを出すための細かさなのかもしれませんが、ビッグ・マムが「88」……つまり「母」となっているので、もしかしてみんな、これはなにかの言葉遊び、数遊びだったりするんじゃないかなーと、そんな気がしてきたんですよねー。
で、考えてみました。
たとえばロジャー、「6480」っていうのは「ろじゃ(648)」から来てるんじゃないかなーと。
で、白ひげの「4600」は、これも単純に「しろ(46)ひげ」から来ていると考えるとしっくりきます。
またカイドウはかなり苦しいんですが、「百獣(100×10)」で「1000」。
それに「カイドウ……イとトウで110」。これを足して「1110」。さすがに無理矢理すぎでしょうか(笑)。
で、無理矢理やってもサッパリわからなかったのがシャンクスの「4890」と、黒ひげの「4760」で、これはしばらく頭をひねってもぜんぜんわかりませんでした。
尾田先生のことだから、いろいろ意味を仕込ませていそうな気がするんですがねー。
やー、さすがにわたしの考えすぎかもしれません(笑)。
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そして、カイドウとビッグ・マムの海賊同盟。43億と46億の海賊同盟なんて、ますます勝てる気がしません(笑)ルフィ達、本当にどうやって太刀打ちするんでしょうね。
ちなみに総合懸賞金ですが、ちょっと確認して見たら、ビッグ・マム海賊団だけで既に100億超えてます(笑)これに今金額が判明してる百獣海賊団の賞金首を足すと、今のところ総合懸賞金は178億9250万ベリー。凄まじい勢力です。どちらの海賊団にも未だ賞金額が判明してないキャラが沢山いるので、これは200億越えもあるかもしれません。
懸賞金の数字の語呂合わせで思いついたのですが、ルフィが海賊王になった時の最終的な金額はロジャーを超えて56(ごむ)億ベリーになりそうだなと思いました。
にしても当時相当若かったというか見習いだったカイドウはともかく、ビッグマムまで当時より遥かに上って凄いですね。まあクラッカーが40歳なんでマムは何人か妊娠してたのもあるんでしょうけど。
もしくは元々ヤバくはあったけど後に更に成長した奴ばかりだったか。もしかしたら子分盃のメンバーも将来こんな感じに超成長するんじゃないかとか考えてます。
史上最高額>懸賞金もそのメンバーがいてトータルが白ひげやロジャーを超えてなかった事から本当に懸賞金って何が起こって上がるか分からないですね。ロックスですら白ひげ、ロジャーより下だったというわけですし。
四皇の紹介の時、カイドウを個人の強さのみで成り上がったと行っており、シャンクスは信頼厚いとあるので個ではやはりカイドウのが上だと思います。
ただ世界政府にとって危険視すべきなのはと言われたらシャンクスかなと思います。白ひげの残党とかかなり危険な連中が誰かについて行くとしたらシャンクスですし、四皇の中で誰が勝ち上がっても死を選ぶ奴はいると思うんですが、シャンクス以外は結構な数を切り捨てようとするだろうけど、シャンクスだけはかなりの幹部を籠絡しそうなんで。そんな将来の危険度、更には頂上戦争を止めたというヤバイ実績、その時いつ入り込んだか分からない=奇襲もあるという怖さなども加味されたんじゃないでしょうか?
まあ懸賞金=個人の強さではなく組織のデカさ、影響力なども関わってくるのでそのまま受け止めるのではなく規模の小さいルフィとの差はこれよりは小さいよと判断してます。
トータルバウンティはビッグマムにもダイフクやオーブン、コンポート、アマンド、モンドールと明らかに億は超えていながら明らかになってない賞金首いますし、それ抜きでも元も含めた将星で30億以上、ペコムズ、タマゴ男爵、ペロスペローで約15億と色々いますから余裕で100億超え。
同盟だと200億どころか下手したら300億超えすらあるんじゃないでしょうか?
ちなみにロジャーは病気による自首ですね。
大物達がワノクニに集まる理由って能力者に絶対的な武器になる海楼石が入手出来るからってので充分だと思ってたんですが、それならドレークから情報得ているセンゴクや赤犬は知ってる筈なので他にもあるんですかね?あと思いつくのはログポースの発祥がワノクニという事くらいです。
>43億と46億の海賊同盟
数字の暴力を感じます(笑)。
懸賞金額イコール強さではないとはいえ、あらためてプレッシャーはんぱないですわ〜。
>ちなみに総合懸賞金ですが、ちょっと確認して見たら、ビッグ・マム海賊団だけで既に100億超えてます(笑)
すでに超えてましたか(爆)。
最終的に余裕で200億行きそうですねー。
>路肩の石ころさん
>56(ごむ)億ベリーになりそうだなと思いました。
おお! それだ!!
めっちゃアリそう!!(笑)
>太郎丸さん
>子分盃のメンバーも将来こんな感じに超成長するんじゃないかとか考えてます。
おおー!それ夢が広がりますねー。
のちに語られる昔語りで、世界中で大暴れしている数々の大物たちが、実はむかし麦藁の海賊団というひとつの海賊団の子分だったのだよと語られるとか……そういうのすっごいゾクゾク来ます。
>世界政府にとって危険視すべきなのはと言われたらシャンクスかなと思います。
たしかに言われてみると今後勢力拡大しそうなのってシャンクスかもしれませんねー。
しかしもう一つ気になるのがあの五老星との会談シーン。
世界政府とシャンクスになんらかの癒着があるとすると、懸賞金額も多少のコントロールが働いているかもしれませんしねー。
あの会談の真相はホント気になります。
>あと思いつくのはログポースの発祥がワノクニという事くらいです。
そういえばログポース技術の発祥秘話ってまだ紹介されてなかったですよねー。
そこにもなにか重要な物語が隠されているのかも。
>確かログポースの文字を掘った一族の子孫が光月一族の先祖というのはゾウでやってました。
あれーっ!?そうでしたっけー。
すっかり忘れている(笑)。
この前読み返したはずなのに(笑)。