週刊少年ジャンプ2019年43号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミックス派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■ビビの危機?
■頂上戦争再び?
■七武海撤廃
■ビビの危機?
前半戦、じつに思わせぶりな情報飛び交う今週のワンピース!
まずは順に行きましょう。
リュウグウ王国では、王家の人々とそれを送り届けたガープさんの会話から。
もうすでにレヴェリーは終了し、そこでなにが起こったのかは直接描かずに、こうやってほのめかす感じで描いていくんですねー。
やー、ものすごいじらされます(笑)。
ガープさんのセリフ「血さえ流れんのならわしゃコレを平和と呼ぶが……今回のはマズイな……」ということは、どうやら血が流れてしまった様子。
レヴェリー解散後に、アラバスタ王国に関連するひどい事件が起こってしまったみたいですねー。
それを知れば、魚人たちは人をまた恐れてしまうかもしれない、そういう性質の事件だったようです。
うーん、これは気になります。
あのイム様がビビに目をつけていたような描写があっただけに、ビビのことが猛烈に心配になってきます。
一方、場面変わって珍しく世界経済新聞社。
モルガンズがまたまた気になる言葉を次々と。
「死者」が出て、「議決結果」もすごいことになったようで、さらに「殺人未遂」も起こったと。
「死者」が誰なのか凄い気になるところですし、それとはまた別件として「殺人未遂」が起こったってことなんですねー。
いったい何が起こったのか気になりまくり。
「議決結果」についてはさんざんこれまで伏線が張られてきた「七武海」に関することであろうことが予想されてきます。
しかしモルガンズさん、サイファポールを返り討ちにしちゃうって、なかなか強い人だったんですねー(笑)。
そして政府の圧力になど屈せず、おのれのジャーナリズムを貫くって言うのがカッコいい。
たとえそのジャーナリズムが歪んでいるようでも、おのれの仕事にプライドや信念を持ってやっている人って言うのはどこか魅力を感じてしまいます(笑)。
やー、このひと、すっごく人生楽しそうだわー。
■頂上戦争再び?
そして情報はさらに駆け巡る。
革命軍の反応がこれまたすっごい気になります。
どうやらサボの身に何か起こったようですが、とくにコアラの反応……
「サボ君…!!
ウソだよね………」
っていうのが気にかかる。
これは、サボが死にそうな状況なのか、それともすでに死んでしまったのか、あるいは革命軍を裏切り政府側についちゃったとかなのか。
またゴア王国のステリー王もサボの件に驚愕の表情をしているのが気になります。
たとえばこれが単にサボが死んだとか、捕えられたとかなら、ここまで恐怖にひきつったような表情はしないと思うんですよねーなんとなく。
そうではなく、なにかもっとすごい事態が起こってしまったからこういう衝撃の表情となっているのではないかと、そんなふうに想像されてきます。
だとしたら一体何なのか。
また、フーシャ村のマキノさんもサボのニュースに相当に衝撃を受けている様子。
マキノさんが衝撃を受けているってことは、サボの命が危ない系の事件であることがうかがえるんじゃないでしょうかねー。
革命軍を裏切った……とかのタイプの事件であれば、政府にも革命軍にも属さない(おそらく)マキノさんはこういう反応は示さなかったと思うんですよねー。
そして決定的なのがコルボ山のダダンさんたちの反応。
「生きてるって知ったばかりなのに!!」と号泣するダダンさんたち。
あ〜、これはもうサボ、かなりヤバイ状態っぽいですねー。
まだ生きてはいるようですが、これはもしかするとエースふたたびか。
もうすぐ処刑台に乗せられるってことになるのかもしれません。
うーん、そうなってくるとなると、頂上戦争ふたたびってことですかねー。
サボを取り返そうと押し寄せる革命軍と、海軍総力戦の大衝突。
革命軍がサボひとりのために動くかどうかは微妙かもしれませんが、もしかするとそういうことになるかもしれません。
そして、もしそうなったとするとルフィも黙ってはいないハズ。
あの頂上戦争で大敗北を味わったルフィが、あんな悲しい思いは二度とごめんだと、二年の時をかけて修業しまくり、そして今ふたたび頂上戦争に匹敵する戦いに身を投じる……なんてことになるのかも。
運命の車輪はめぐりめぐって同じ絵を描こうとするが……はたして……ってことでしょうか。
そして黒ひげの反応がまた!
「海軍に取られるぐれェなら
おれが貰っちまおう!!!」
これはもう、サボが現在所持するメラメラの実のことではないでしょうかねー。
本当にもしかすると、今再び、海軍と、革命軍と、ルフィたち海賊たちと、さらに黒ひげをも交えて入り乱れる、すさまじい頂上戦争が勃発しようとしているのかもしれません。
うーん、ゾクゾクするなー。
ところでドフラミンゴさん、ご所望の新聞、ちゃんと手に入れることができたみたいですね(笑)。
おつるさんに毎日新聞(毎日新聞ではないw)を届けてくれるよう言ってたけど当然おつるさんはそれを無視。
あとは獄中であの手この手をつかって新聞を手に入れているのでは?という尾田先生の予想でしたけど、ちゃーんと新聞ゲットできたのねと(笑)。
ドフラさんが楽しそうで何よりです。
■七武海撤廃
場面変わって、コビーと電伝虫で通話しているのは誰だ?って思ったら、なんとドレークさんではないですか!
しかもドレークさんは海軍本部の機密特殊部隊「SWORD」の隊長さんだっていうからさらに驚き。
カイドウの配下になっていたのは、さしずめ潜入捜査だったってことですか。
またさらにコビーは海軍少将に驀進出世し、その「SWORD」の隊員でもあるとのこと。
レヴェリーの直前の描写では大佐だったと記憶しておりますが、だとすると、レヴェリーで何か大きな手柄を上げたってことなんですかねー。
そのへんも気になるところです。
しかし、なんだかんだでついに少将ですかー。
あの弱虫だった少年が、ほんとうに夢を実現してしまうなんて。
ほんとうにすごいヤツですよ。
しかし、そんなコビーが受けた任務がこれまたたいへんな任務。
海賊女帝ボア・ハンコックの拿捕命令て!
やー、ここでついに王下七武海制度が撤廃されましたかー。
藤虎の口から言及されたり、そういう描写はこれまで何度もなされてきましたが、ついにとなると感慨もひとしおです。
前半の海ではさんざん世話になった連中ですからねー。
まさにワンピース前半の歴史と言っても過言ではない、ワンピにおけるかなりシンボリックな勢力だと思います。
その王下七武海が、ついに地位を失ったのかと。
まさに時代が変わる!っていう実感があります。
それにしてもバギー、せっかく七武海入りしたばかりというのに、あっという間に追われる身って(笑)
なんとも切ないなー(笑)。
まぁ仲間を捨てる気まんまんで海軍にぶつけるみたいですし、そういうところも相変わらず。
きっとこれからもこんな感じでしぶとく生き残ってくれることでしょう(笑)。
一方、たったひとりで海軍に囲まれるミホーク。
こちらはめっちゃ楽しそう(笑)。
「ドン!!」の文字までオシャレです。
これは海軍のほうが可哀そうなことになりそうだなー。
まぁでも、海軍も相手がミホークということは、大将クラスを連れてきているか、もしくは噂の新兵器でも用意してきている可能性があるんじゃないでしょうか。
ミホークさんの安否がちょっと気がかりです。
そしてウィーブルもぐるりと包囲されてますが、う〜ん、見えている戦力だけではウィーブルを制圧できるととうてい思えず。
海軍もさすがにそれは分かっていると思いますし、なにかこちらも秘密兵器があるんじゃないでしょうかねー。
ラストを飾るのはわれらが蛇姫ボア・ハンコック様。
海軍を返り討ちにする気マンマンですが、さー、こちらはどうなるでしょうか。
急成長のコビーがいることですし、意外とわからないかもしれません。
ただ、コビーが上層部の命令に唯々諾々と蛇姫様を拿捕するかどうかも怪しい気がするんですよねー。
ルフィ派であり穏健派でもあるコビーのことですから、ルフィ派であることがわかりやすい蛇姫様をなんとかうまいこと逃がしてくれるっていう可能性もまだある気がします。
なんにせよ、蛇姫様がこのままアマゾンリリーに居ては海軍との衝突が絶えないことになってしまいますし、それでは島の住人にも災いが及んでしまいます。
蛇姫様としては一度雲隠れすることが必要かもですねー。
さー、サボにも何やらとんでもないことが起こってしまったようですし、七武海たちにも大変な事態が勃発。
七武海それぞれの安否も気になるところですが、その後この大事件がどう世界に波及してゆくことになるのか。
その行く末もまためっちゃ気になるところです。
地位を失った七武海が結託して……なんていう展開も来たりするかも?なんて。
うーん、なんにしても、これはとんでもないことになりそうです。
まさに時代のうねり!
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ワンピの世界情勢は昔から外れなし
ですね。
サボやアラバスタ関連が巧妙に隠されているのは
今ルフィー達がワノ国にいるからですかね。
鎖国だから情報が入ってこない。
開国してから詳しく明かされるのでしょう
ネットではサボが死んだとは
言われていないから死んだのはコブラ
かビビでは?と言われています。
あれだけの大冒険としたビビがピンチ
と知ったら一味はどれだけ怒るんだろう?
一味がマリージョアに乱入するのでは??
とも。どうなるか楽しみです。
>開国してから詳しく明かされるのでしょう
ああー、それあるかもですねー。
ルフィたちが知るのと同時にわたしたちも知るっていう構成、とてもワンピらしい。
どういう展開になるのかまったく読めませんが、ルフィたちもマリージョアに殴り込み!となるとすっごいことになりそうですねー。
やー、ほんと楽しみ!
あんなにカッコ良くまとまったアラバスタが最後はバッドエンドとは考えたくないですし、ハッピーエンドにどう結びつくのか、ハラハラし過ぎてます。
モルガンズが結構強いのは確かなんでしょうけど、あのサイファーポールが番号いくつか次第で評価は変わりますね。
サイファーポール5なんてサイボーグになる前のフランキーに100人以上ボコボコにされてますし。
頂上戦争再び?>死んでたら能力を奪えないので、多分捕まって死刑宣告ですかね。
当時は一味はルフィしかおらず、参加はして掻き回せはしても中心になる事も出来ずエースの気性もあったとはいえ救えませんでしたが、今度は救うという成長を見せる事にもなるでしょう。
七武海撤廃>これは凄まじい事件です。まあバギーも2年は堪能した事ですし。
ハンコック、ミホークと頂上戦争で七武海の価値を発揮した2人はキレていいですが、この2人が1番動じてないですね。
よく考えるとあの時の七武海はくま含めても3人しかおらず、戦うべき七武海も全部で4人だけ。カイドウとビッグマムの同盟という後から決まった脅威が無ければ七武海撤廃には最良のタイミングだったと思います。
それが4年に1度のレヴェリーと重なったとなれば当然執行しますよね。
この機会逃したら4年後ですから。
コビーはルフィファンで友達ではありますが、夢を追いかける友達だからこそ本気でルフィを捕らえようともしてるので、ハンコック相手でも和解はないと思ってます。
それに読者からは分かりやすいハンコックの恋愛感情ですが、海軍からしたら微妙だと思います。
元からハンコックはルフィが来る前から白ひげ海賊団と海軍両方を攻撃していたので、スモーカーを攻撃してルフィを助けたのもその一環というのが海軍の認識でしょうし、何よりルフィを助けたのはその1回だけで白ひげ海賊団、イワンコフ、ジンベエのが積極的に助けていた上にクロコダイルやローとか最後を掻っ攫っていた連中のがイメージに残りますから、海軍がそういう認識をする事自体難しいんじゃないでしょうか?
>モルガンズさんは「トリトリの実 モデル"アルバトロス"」の能力者
ほー!
あれはアルバトロス……つまりアホウドリの姿だったわけですかー。
アホウドリは飛行能力が非常に高いらしく、そういうことから世界中に新聞を届ける新聞屋にピッタリの能力なのかもですねー。
>太郎丸さん
>あんなにカッコ良くまとまったアラバスタが最後はバッドエンドとは考えたくないですし
まったくですねー。
バッドな結末だけは避けてほしいところ。
>今度は救うという成長を見せる事にもなるでしょう。
あの時の歴史が繰り返されるような状況になりつつ、ルフィたちが大きく成長しているおかげでサボを救うことができた……みたいな展開を期待してしまいますわー。
そうしたら成長の成果が具体的に描けると思うんですよねー。
>それに読者からは分かりやすいハンコックの恋愛感情ですが、海軍からしたら微妙だと思います。
ちょっとした会話のなかでなにかのハズミでバレたりしたらいいなー、なんて思うんですよねー。
あと、たしか九蛇の城壁にデカデカとルフィの写真だか絵だかが飾ってあったような気が(笑)。
あれで気持ちがモロバレしたらいいなーなんて(笑)。