週刊少年ジャンプ2019年40号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミックス派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■ホーキンス敗れる
■地獄の同盟
■ホーキンス敗れる
「死体とはいえ一戦交えた仲だ」というゾロの言葉に「妄想が激しい!!」と反応しちゃう河松で思い出したんですが、私も小さい頃はこういうシーンを見るたび早く誤解を解いてほしいってジリジリしたもんでした(笑)。
でも今となってはむしろこういう誤解を抱えたままのほうがロマンを感じちゃったりするんですよね〜。
むしろカッコイイかもと感じてしまうという、いまさらのように中二病でしょうかねこういうのも(笑)。
場面変わって、花の都は羅刹町。
おー! ローがホーキンスに勝ってるじゃないですか!
ついに最悪の世代間の直接対決で、ひとつの勝敗が描かれちゃったって感じです(直接描かれなかったのが残念!)。
でももともとこの二人は能力の相性がハッキリしてたと思うんですよね〜。
ホーキンスの強みであるダメージ移し替えに対して、ローは対象を殺さず遠慮ナシにズバズバ切断していけるという大きなアドバンテージがありました。
これまでは部下を人質に取られていて抵抗もできなかったわけですが、その枷がなくなればこういう結果にもなるだろうなと。
しかし、ホーキンスが語る事実もなかなか驚き。
スクラッチメン・アプーは最初からカイドウの傘下に入っていたわけですか。
あの三者会談による同盟締結劇は、最初からアプーとカイドウによる罠だったと。
いやー、これはすっかりハメられましたね。
どうりでジャストタイミングでカイドウが現れちゃうわけですよ。
カイドウ、筋肉バカの単細胞タイプに見えてなかなかの策士です。
あるいはアプーが自分を売り込むために編み出した策なのかも?
ともあれ、なんともひどい“同盟”話もあったものです。
ところで、牢から出てゆくローを見送るこの人影はいったい誰なんでしょうか。
ローを逃がし、なにやら「陰謀」を練っているようですが。
錦えもんサイドの人物ではないようですし、かなーり怪しげです。
思い浮かぶ人物としては、狂死郎親分あたりかな?とか思うのですが、さー、誰なんでしょう。
おおいに気になる存在です。
そしてここで判じ絵の答え合わせが行われたわけですが、なるほど、ハブに二本線で「トカゲ」だったわけですか。
てっきり頭としっぽを切り落として胴体……どう……銅?とかいろいろ考えてたんですが、線を二本ちょんちょんと足しただけでトカゲっていう発想が、実に江戸時代の謎解きじみててそれっぽい。
しかし康イエさん、時間もなかったでしょうに機転の効く人ですわ。
本当に康イエさんには感謝しかないですねー。
時間はここで一気にすすみ出し、決戦のその日へ向けて日数のカウントダウンがスタート。
どことも知れない場所に集まったそうそうたる面々に、おおー、散り散りになって活動する時間はもう終わったんだな、ついにその時が来ちゃうんだなーって思わされます。
もう後には引けないぜって感じです。
■地獄の同盟
一方、カイドウサイドにも大きな動きが。
潜港(もぐらみなと)から上陸したスクラッチメン・アプーが連れてきたのは、なにやら恐ろしげなシルエットの巨大な一行。
いかにも鬼の百鬼夜行って感じですが、その名をナンバーズと言うらしく、なかなかの大迫力。
真打ちと呼ばれる幹部たちは案外コミカルだったり、それほど強くなかったりでしたが、こちらはどうなんでしょうねー。
こいつらのほうがカイドウ配下のなかの最精鋭って感じでしょうか。
なんにしろ、錦えもんサイドにもバトル要員がいっぱいいますから、その手ごわいマッチング相手がついに登場したって感じでしょうかね。
しかし、そんなナンバーズの印象もかすむほどの大衝撃。
なんと!カイドウとビッグ・マム、「海賊同盟」を締結って!!!
そんなのってあるーーーッ!!?
強すぎってレベルじゃないでしょー!!
いっやー、予想外すぎて唖然もいいところでした(笑)。
完全に絶望しかありませんて!(笑)
こんなコンビにどうやって勝てばいいって言うのと。
カイドウひとりにだって勝てたら奇跡……時代が決定的に動く大波乱!って感じなのに、四皇二人って!!!
うーん、まったくもって勝てる気がいたしません!!
いやー、とんでもないことになっちゃいましたねーー。
二人で協力して世界を取るとか言ってますが、普通に取れちゃいそうだから恐ろしい(笑)。
この二人をここで止めないと、マジで世界が終わっちゃう感じがいたします。
期せずしてルフィたち、世界を救う土壇場に鉢合わせした、そんな感じなのかもしれませんねー。
しかしほんと、どうやって勝てばいいんでしょうか。
火祭りを「記念日」って言ってるってことは、ビッグ・マムもこのまま火祭りまで逗留して、同盟締結のお祝いも兼ねるってことでしょうからね。
ビッグ・マム海賊団もその場に居合わせていることが普通に予想されちゃいます。
ペロスペローやスムージーたちまで相手にしなききゃいけないってわけですかー。
うーん、ヤバすぎてため息しか出てきません(笑)。
カイドウに傷をつけた閻魔をゾロが手にしたら、ゾロがカイドウを倒すトドメ役になるんじゃないかなんて話を先週いたしましたが、そのくらいやってくれないとむしろ困るくらいの状況になっちゃいましたねー。
ゾロがカイドウを倒し、ルフィがビッグ・マムを倒す。
可能かどうかじゃなくて、そのくらいじゃないとむしろダメなんじゃないかって気がしてきましたよー。
いやー、なんとも恐ろしい。
ふと思ったのですが、ヘタをするとこれ、あの頂上戦争編よりもヤバイ戦争になっちゃうんじゃないでしょうかね。
あれは白ひげ海賊団という、四皇の一角が、海軍本部+王下七武海に立ち向かった戦争でした。
ですが今度は、四皇×2(マムは全軍ではないにしろ)+ワノ国将軍一派に対しての戦いですもんねー。
規模的にしても、トップ戦力の強さと数の面にしても、こちらのほうが上かもしれません。
やー、いったいどんなことになってしまうのか、まるで想像がついていけないって感じです(笑)。
何度も言いますが、ほんとうにとんでもないことになってしまいました。
ああでも、今週は前半でスクラッチメン・アプーによる同盟の罠の話に言及されてるんですよねー。
これが伏線ってことはないでしょうか。
じつはこのカイドウとマムの同盟も、最初からどちらかの罠ってセンもあるかも?と、藁にも縋る思いで考えてしまいます(笑)。
あるいは今はノリノリで同盟やってても、どこかでカチーンと来て決裂しちゃったり。
そういうこともあるかもしれません。
とくに酒癖の悪いカイドウと、食いわずらいのあるマムですからねー。
火祭りの宴の中で激突しちゃう可能性もそこそこある気もいたします。
うーん、そうあってくれれば相当楽なんですが。
そうは簡単にはいかないかなー。
さてさて、一体全体どうなりますことか。
次号は休載ということですが、いよいよ作戦決行のその時も目前に迫っているようですし、妄想の翼をひろげつつ、二週間を待ちたいと思います(笑)。
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前に尾田っちジャンプフェスタで
「頂上戦争?あれが可愛くみえる
レベルって信じられますか?」みたいな
発言してたんで今回の展開は頂上戦争
以上の戦争編になるのは間違いなさそうです。
ここまでくればおそらく海軍、革命軍
も動くんじゃないかな。あと黒ひげ
も。アニメになるのが楽しみ!
地獄の同盟>真打ちの中に最悪の世代もいたので、完全にナンバーズが真打ちより上という事はないと思うんですが、謎ですよね。
この同盟は最悪過ぎますね。自分の領土の守りもあるからカタクリとかまで参戦はないでしょうが、今来てるメンバーだけでも充分エゲツないですし。
カイドウにやられたのはルフィなんで、ルフィに倒して欲しいところ。それにゾロは2年後になってから死闘を経験してないので今のままでは無理じゃないですかね?
四皇は頂上決戦から力をつける事にしてたので今では白ひげ以上の可能性は充分あると思います。
カイドウに加えてビッグ・マムもとなると、たしかに海軍や革命軍もなんらかの動きを見せてくるかもしれませんねー。
ひとつの島の規模では終わらない、まさに明日の世界を決する戦いになってしまいかねませんし。
いやー、どんだけの規模になっちゃうのか本当に楽しみです!
>太郎丸さん
たしかにローの単独犯ではなく、誰かがホーキンスを不意打ちしてダメージを与え、そこでローが技発動!みたいな流れだったかもしれませんね。