ということで二日連続のワートリ感想!
ちょっとテンションあがります(笑)。
現在最新話、ジャンプ SQ. 2019 年 9 月号掲載分の感想になりまーす。
【単行本派ネタバレ注意!】
■第182話「玉狛支部E」
各自手に入った情報を持ち帰り、今回は玉狛支部で対策会議の回。
なるほど、弓場さんは射程に加えて弾数まで切りつめて、そのぶんトリオンを威力と弾速に割り振ってたんですねー。
銃の形もイラストで判明し、どうやら 44 マグナムのタイプ。
ルパン三世の次元が使ってた S&W M19 、通称コンバットマグナムの 6 インチバレルタイプってところでしょうか。
モデルガンやエアガンも多く発売されてるタイプだと思うので、コスプレするにはこれを二丁買えばよさそうです(しないけどw)。
しかしそうすると弓場さん、弾丸が 6 発(×2丁)しかないっぽいなー。
あの一瞬の攻撃で全弾撃ち尽くしてそうです。
ほんとうに近距離アタッカーみたいな戦い方だったことがわかります。
遊真が「シールド張るのも間に合わなかった」と言うんですから、やっぱりとんでもない早撃ちだったんですねー。
うーん恐ろしい。
そんな弓場さんと誰が出くわすことになるのか、これはやっぱり緊張感あります。
変化弾(バイパー)を使った崩しやバッグワームを着ての奇襲までするそうですから、よっぽど注意が必要そうです。
また帯島ちゃんについては、遊真の印象では弧月メインで戦う熊ちゃんに似ているとのこと。
なるほど、点取り屋のアタッカーというよりは、防御寄りの立ち回りが得意ってことですかねー。
弓場さんに近距離でタイマンを張らせるため、ほかの駒を食い止める役ってところでしょうか。
諏訪隊の笹森くんみたいに相手にガッツリ組みついて、自分ごと弓場さんに撃ち抜かせる、なんてこともしてこないともかぎりませんね(笑)。
帯島ちゃんにあんまり自分の仕事をさせないことも大事になりそうです。
次の議題は二宮さん対策。
二宮さんの変則両攻撃(フルアタック)にかかれば、ヒュースでもそのまま落とされるだろうというヒュースの自己分析はちょっと驚きでした。
いい勝負になる、ではなくて、そのまま一方的に負けるということですか。
あの自信家のヒュースが言うんですから重みがあります。
たしかに、二宮さんのフルアタックをガードするにはシールドが 2 枚必要で、ボーダーのトリガーではその状態から反撃ができなくなっちゃうんですよねー。
そしてシールドもいつかは破壊される。
エスクードを張る手もない。
聞いてみて納得でした。
そしてここで、ついに発議される千佳ちゃんの「わたし撃ちます宣言」!
やー、ついに来ましたかー!
「……撃てると思う
自分の中の
撃てない理由がわかったから」
と、静かに、しかし決然と言ってくれた千佳ちゃん、万歳ー!
緊張の汗を浮かべながらも堅そうな決意の目で修を見る千佳ちゃんが、まるで生まれ変わったかのようでした。
うーん、これは応援してあげたい!
そんな千佳ちゃんの言葉をうけ、「いいじゃん」と応援する遊真。
そんな遊真の言葉も確認し、遊真のサイドエフェクトにひっかからないってことは、千佳の言葉に嘘偽りはないんだなと確認する修。
言葉と心は違ったりすることがありますもんねー。
どんなに頑張ろうと思っていても、心のどこかに不安や迷いがあったりしたら遊真は若干反応したかもしれません。
そういうこともなさそうだと知り、修もついにここで決意。
やー、こういうときにサイドエフェクトは便利です。
しかしここで、
「ただし
千佳が実弾を撃つタイミングは
こっちで指示する」
と言ってくれた修が素晴らしかった。
その言葉に千佳ちゃん、すごく安心したような、憑き物が落ちたみたいに晴れやかな表情になってるんですよねー。
それまで話すときに出ていた汗が引いてるんですよ。
この二人のこの関係性が最高に素晴らしい。
千佳ちゃんが撃つことの心的負担すべてとは言えないかもしれないけども、撃った結果、起こることはすべて修が責任を負うよって、そんな風に聞こえます。
やー、修はほんっとかっこいい。
千佳ちゃんの修に寄せる信頼もすっごくアツい。
修はどこまでも千佳ちゃんの意志を尊重するけども、でも大事なところの責任は全部自分が負うぞという修。
そんな修に全幅の信頼をよせているからこそ、チーム発足時にリーダーは修くんがいいと言った千佳ちゃん。
そんな二人の関係性が強く確認できたワンシーンだったと思います。
ここ、さりげなく描かれてるけどめっちゃ好きですわ〜。
・小ネタ
・遊真に仲介料として迅さんとの対戦を要求した緑川(笑)。
なるほどこういう買収方法もあるのかーと(笑)。
・迅さん、太刀川さんとバチバチにバトってるんですか!
めっちゃみたーーーい!!
どんなバトルなのかなーとか、どんな成績なのかなーとかすっごいワクテカです(笑)。
しかし迅さん、最近は対ガロプラのぶらり予知の旅、予知予知歩きは忙しくないんですかね?
そのへんはいったん落ち着いてきたんでしょうか。
玉狛にあんまり顔を出してないので暇ではないんでしょうが、スキあらば太刀川さんに捕まってる感じでしょうか(笑)。
・「片手を空けて守りに使っていた」というコマで二宮さんが両手ポケインしているのが妙にツボ(笑)。
・弓場さんは変化弾も使ってくるとのことでしたが、どんな弾道で使ってくるのかも気になりますねー。
銃トリガーから撃つ変化弾は通常 2 種類までしか弾道をセッティングできませんから、そんな変わった弾道は使ってこないとは思いますが。
これだけ尖った戦法を使う弓場さんとなると、そのあたりもなにやら不気味です。
■第183話「玉狛支部F」
ということで玉狛第二の練習に呼びつけられた鳥丸先輩。
なるほど仮想二宮さん役でしたかー。
訓練室ならトリオン量もいじれるということで、あの膨大なトリオン量をほこる二宮さんでも再現は可能なんですね。
そういう使い方もあったんだと面白くなります。
しかし、まさか衣装まで再現とは(笑)。
両手の膨大なキューブに、ああ、さすがに三角形までは再現できなかったのねーと思ってたら、よく見たら黒スーツ!!(爆)
ほわーッ!?と二度見しましたよ(笑)。
やー、この短時間で、栞ちゃんの仕事でしょうかね。よくやってくれました。
この画像を撮影しておけば、のちのち女子隊員たちへのかなり有効な交渉材料として使えるんじゃないでしょうかね(笑)。
そして始まる仮想二宮さん訓練。
おおおおおー! エスクードが割れとる!! つーかほとんど跡形もない!!
あのかったいエスクード、弧月で割れることは前回の戦いで判明しましたが、二宮さんにかかればシュータートリガーでも割れちゃうんですね!
うーん恐ろしい!
つか、ユズルくんのアイビスですら太一君のエスクードは割れなかったのに!
もちろん圧倒的弾数で削り切ったって面もあるでしょうが、あまり時間をかけてたら十分ヒュースが反撃できてたはずなので、一方的に削り切ってるってことはほとんど瞬殺でエスクードが削り切れていると思われます。
ユズルくんのアイビス<二宮さんのアステロイド、と考えてよさそうです。
こっわー!!
で、実際やってみて、やはり先手を取られると苦しいという感想になるヒュース。
やはり一対一の条件で、中距離遭遇では二宮さんに勝つことは難しそう。
この訓練内容に疑問をもつ烏丸さんでしたが、なるほど修、そういう作戦できましたか!
二宮さんにフルアタックをさせないようにするのではなく、あえて二宮さんにフルアタックをさせるように誘う。
そのフルアタックの隙を突き、伏兵が倒すという作戦でしたかー!
そのために、囮となる隊員には二宮さんのフルアタックに耐え、できるだけ長い時間を稼ぐための訓練が必要と、こういうことでしたかー。
ここからの修の二宮さん分析がすごかった。
これまで見てきた二宮さん、会話してきた二宮さんを分析し、あのひとは見た目ほど理屈の人ではないんじゃないかと。
いわゆる風間さんタイプのような論理的な人ではなく、緑川のような本能型の人、感情に動かされる人なのではないかということなんですねー。
いやー、よく見てますよ修!
鳩原さんの件で、何度も接触し、そのたびごとにすこしずつ垣間見てきた二宮さんの人となり。
二宮さんだけじゃなく、周りの隊員たちとの鳩原さんに関する件の温度差。
遊真の「人間はけっこう理屈に合わない動きをする」の、あの助言。
「選ばれてから言え」という、二宮さんのあの別れ際の煽り。
嵐山さんと時枝先輩からうけたレクチャーも今回すごく役立ってますしねー。
これまで修がすこしずつ得てきた情報のカケラをつなぎ合わせ、いまひとつの作戦が結実した!って感じです。
いやー、これは熱い!
理屈型の修が、ついに人の感情をも利用し、動かすに至った(まだ至ったかどうかはわからんですがw)かというのもありますし。
15 巻以上前の伏線から、直近の伏線まで、たくさんの光が放物線を描いてひとつにズドーンと着地したっていうワートリならではのすごい快感がありました。
(二宮さんが 1 対 1 の状況になったら
多少の危険(リスク)はあっても勝負してくる
そういう展開があるはず……!)
この修の、確信に満ちた表情よ!
ぜひとも修のこの策がビタリとハマってほしいものですよ!
そしてその時の二宮さんの顔が見てみたい!!(笑)
やー、これはワックワクが止まりません!
修、作戦指揮官として、いまひとつの殻を破った感じがありますわ。
理屈でハメる、いやがらせして得意な形に誘い込む、を得意としてきたこれまでの修ですが、ついに相手の性格を見抜き、それを利用して理屈に合わない道に誘い込もうっていうんですから。
修の戦術レベルも着実に上達してきているぞと、ニヤニヤが止まりません!
あと、小南先輩、最終戦の解説なんですねー!
これは嬉しいです。
でも小南先輩のことだから「ちょっとまあまぁね」とか「全力でまあまあね」とかしか言わなそうという危惧も(笑)。
しかし、なんといってもボーダー最古参、そして最強格アタッカーですからね。
その貫禄を見せてほしいところです。
あと、解説はもう一人いると思いますし、そっちも誰になるのか気になるところ。
満を持して東さんふたたび!ってことになったら嬉しいなー。
あと実況のオペ子も誰が来るかなーと。
最後の最後はやっぱり桜子ちゃんが自分で〆ちゃう感じですかね?
うーん、楽しみ!
そしてついに! いよいよ来ました最終戦!
B 級ランク戦 ROUND 8 当日!!
ぞくぞく会場入りしてくるメンバーの豪華なこと豪華なこと!
最終戦だけに、みーんな来ちゃう流れですかね。
これまで戦ってきた人たち、A 級でお世話になった人たちが見守る中、修たちはいったいどんな戦いを見せることができるのか。
これはむっちゃくちゃにテンション上がります!
泣いても笑っても最終戦。
おそらくこのワールドトリガーという作品で B 級ランク戦が描かれる最後の試合になると思いますしねー。
とことんまで、こころゆくまで楽しみたいと思います!
いやー、たのしみだーーー!!
・小ネタ
・「とりまる+にのみや=にのまる」って(笑)。
また面白ワードをサラリとお作りになるwww
・電話をかけ、夕飯の当番を小南先輩とかわってもらう鳥丸先輩。
いや、その言葉だと小南先輩を目上の人に認定してないことにー(笑)。
・で、なんだかんだでやってくれちゃう小南先輩やさしー。
さらにこの流れを回収するかのように終盤、遊真が「こなみ先輩のカレーは最高にうまいな」って言ってくれてるのがたまりません。
・「にのまる」さんに味をしめて、弓場さんの早撃ちと生駒旋空もやってくれと要求する遊真とヒュース(笑)。
いや、さすがにそういう自己鍛錬系まではムリでしょー。
でも、器用そうな鳥丸先輩だけにそこそこうまく真似してくれちゃいそうって思えるのがまた(笑)。
「おまえならできる」って言っちゃうヒュースがすごく好き。
「無茶言うな」と冷静にツッコむ鳥丸先輩もすごく好き。
・今回は 2 話合わせて 32 ページとちょっと短め。
体調のおかげんを考えられてのことなのか、それともラウンド 8 スタートに合わせてキリのいいところで切った感じなんですかね?
葦原先生のご健康をお祈りするばかりであります。
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本能型は感覚で動く事であり、感情出しても二宮はやはり理屈型だと思います。
修もチカに配慮したら、譲れない感情を捨てずに逃した得点もありましたし。そんな譲れないものがあって、感情で動いてしまっても修は本能型にはなり得ません。