2019年07月31日

週刊少年ジャンプ2019年35号 感想<後編>

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 そんなわけで後半戦〜。
 今日もサクッと感想ですー。

■前編の感想はこちら

 後編の感想は、

・鬼滅の刃
・呪術廻戦
・ぼくたちは勉強ができない
・Dr.STONE
・チェンソーマン
・ヒロアカ
・【読切】科学と魔法の格闘家たち
・アクタージュ
・ゆらぎ荘

 の 9 本でお送りいたします。



【センターカラー】 鬼滅の刃

 んあー!
 稀血の酩酊も効果は薄かったかー!
 微酔う感覚もいつぶりかとか、愉快とか言ってくれちゃう黒死牟さん。
 さすが最強の上弦っていう、規格外の経験の分厚さがうかがえます。

 不死川さんもここで回想パワーを投入し、迫る刃を鉄砲で受け、ピンチをチャンスにと反撃に転じたのですがそれすら通じない始末。
 完全に出し切った感でした。
 さすがにこれで終わったかーと思ったところだったんですが・・・。

 やー、ついに来ましたか悲鳴嶼さん!!!
 間に合ってくれました!
 不死川さんの頑張りのおかげで、どうにかこうにか悲鳴嶼さんにつながった感じがします。
 いやー、孤軍奮闘、よくやりましたよ不死川さん。

 さあ、いよいよ勃発、最強の柱 VS. 最強の上弦!!
 いったいどんな戦いがみられるのか、すっごい楽しみです!



呪術廻戦

 五条先生(先生ではない)、これだけ術式説明しといて失敗ってーーー!!(笑)
 「失敗!!」って言いつつ殴る笑顔にめっちゃ笑ってしまいました。
 たしかこの術式反転しての「赫」は、漏瑚さんにやったやつでしたっけ。
 さすがの五条先生(まだ先生ではない)も、この時代はまだまだだったってことがわかってちょっと安心というかなんというか。
 いままでどこか神がかりに感じられていた五条先生に、人間らしさを強く感じさせられてしまいました。

 しかし、気のせいか今週の天内ちゃんは何割り増しかで可愛かったなー。
 芥見先生がこういうタイプの女の子を描き慣れてきたってことなのかなーと。
 可愛いからってあんまり感情移入しちゃうと悲劇が待ってそうなので怖いんですが……。



ぼくたちは勉強ができない

 首筋ゴロゴロされる文乃んかわいすぎか!!
 人気投票では圧倒的大差をつけて先生が一位をさらいましたが、私的には最近この古橋文乃んが急上昇中でありますよー。
 アニメ放送前からその傾向はあったんですが、アニメで声がつき、それが私的にしっくりきまくりで、漫画を読んでも脳内で声付きで再生されるようになった影響がかなりあるような気がします。
 文乃んだけじゃなく、アニメ版はみーんな声が芸術的にピッタリだったんで大満足だったんですけどねー。
 特に文乃んは序盤の毒舌モードがアニメで改変され、かなりマイルドナイズされた影響もあり、魅力を再発見できたことも大きいかもしれません。
 なんかアニメ版の感想になっちゃいましたが(笑)、秋から放送される第 2 期もめっちゃ楽しみです。



【センターカラー】 Dr.STONE

 息子の千空は解除されるかもわからない石化が解けた時に備えて 3700 年も秒を数え、父の百夜さんは生き残ってるかもわからない息子の未来を信じて地道に死ぬまで希少素材を拾い集めて……。
 やー、まさしく親子なんですねー。
 3700 年の時を超えてつながる親子の絆の強さ、熱さに胸打たれてしまいました。

 しかし、千空と百夜さんって血がつながってなかったんですね。
 既出情報でしたっけ、これ。
 無駄な描写のないドクターストーンのことですからこれもまた大きな布石の一つなのだと思うのですが、さー、だとしたら千空はどんな人の子供なのか。
 これまた気になる情報でした。



チェンソーマン

 師匠さん、なんかすっごくいい人っぽくなってきましたねー。
 そうですか、デンジたちに情が移ってきてしまいましたか。
 なんかちょっと死亡フラグにも見えてきて怖いんですが、この漫画はなかなか先が読めないだけにそういう死亡フラグも信じられなくて困ります(笑)。

 またその反対にだいぶん怪しげな匂いをさせているマキマさん。
 この師匠さんが疑っている匂いということは、マキマさんは本当は人間側の味方ではない?ということなのでしょうか?
 いやー、ミステリアスで怪しげな美女、なかなか素晴らしいです(笑)。



僕のヒーローアカデミア

 うーん、ついに完全覚醒っぽいですねー、死柄木弔!
 昔起こったこと、すべてを思い出し、無意識にかけていたセーブも外れ、いったいどこまで強くなってしまったのか。
 記念日の思い出を忘れぬようにとつけていた無数の手も、すべてを思い出した今となっては無用の長物ということなんでしょう。
 まさに引き留めるものも咎めるものもなくなった死柄木が、今後どうなってしまうのか。
 いやー、なかなか空恐ろしくなってしまいます。

 また死柄木という名前がオールフォーワンの苗字だったというのも驚きでした。
 てことはつまりオールフォーワン、死柄木弔に弟を見ていたということなんじゃないですかねー。
 自分を裏切った弟のかわりが欲しかったということなのか。
 だとしたらだいぶんオールフォーワンも人間らしいところがあるじゃないかって思うんですが。

 しかしほんと死柄木弔、よい人に出会えてさえいればまだなんとかなったでしょうに。
 よりによってオールフォーワンて……。



【読切】 科学と魔法の格闘家たち

 原作・いぬころすけ先生、漫画・村田雄介先生が描く魔法と科学の異種格闘技戦。
 やー、さっすが村田先生っていう見ごたえのあるアクション描写に、いぬころすけ先生が読み切りサイズにしっかりまとめあげたバトルものの攻防戦シーソーゲーム。
 実にジャンプらしい熱さで、一気に読まされてしまいました。
 背景の説明からバトル前の前情報、そしてバトルの一進一退の攻防から決着まで、読み切りサイズとはいえ一話にまとめあげることって可能だったんですねー(笑)。
 極めて高い構成力に舌を巻きました。
 
 あと、どちらか片方に余計に肩入れさせすぎることなく、どちらが勝つかわからない微妙なバランスになっているのがなかなかよかったです。



アクタージュ act-age

 山野上花子さん、みんなの描いた絵をぜーんぶ塗りつぶしちゃうって!(笑)
 これまた意外なほどに強烈な人だったんですねー。
 鋭い人ではあってもおとなしめな人かと思ったらぜんぜんそうじゃなかった。
 むしろこのメンバーのなかでもっとも協調性がなく、だれもかれもを飲み込んじゃうタイプなのかも(笑)。

 さあ、ついに役者はそろいました。
 いったいどんな舞台になるのか、これはいよいよ楽しみになってきました。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 また女将さんのエッチなアイテムか!
 よくまぁゆらぎ荘の面々は懲りもせずに女将さんアイテムを使うもんだと(笑)。

 しかし、いつものパターンでエッチなはちゃめちゃトラブル系のギャグ編かと思いきや、ふたを開ければかなりの能力ガチバトル!
 かるら様と朧さんの互いの能力にメタった戦術とか、けっこうよく考えられていたりして、意外性があってめちゃくちゃ面白かったです。
 やー、ゆらぎ荘、いつもながらいろんなパターンで攻めてきます。
 なるほど、巻末コメによると今週掲載のいぬころすけ先生のアルティメットジャンケンのオマージュでもありましたか(笑)。
 作家さん同士の仲良しさがほの見えるのってちょっと微笑ましくっていいですわ〜。



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posted by BOSS at 21:34| Comment(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鬼滅>今までの鬼はスピードとかあっても再生能力頼りにする部分ありましたが、ダメージすら受けないという異質。

STONE>正直、百夜に関しては「百物語を口伝なんて無理だから」とか「千空を信じていようが、勝手に復活とか百夜の立場からしたらあり得ないし、あり得ても石化の存在を子孫に教えて解除させる方向になるように何か伝えとけ」とか、その他色々もっとちゃんとしとけと言いたい部分だらけな上に、人間が1人で出来る事なんてこの島に来るのに必要なマンパワーがあれば短い期間で出来るのだから、別の事に費やせとか考えてしまうんですよね。
この島の存在知った時点で石神村との合流は確定、更にこの島に用意したという事はこの島の住人も味方としてるはずなんですから。百夜が百年かかる事も、百夜の宝物に辿り着けた場合、数百人いれば数ヶ月で可能ですし。
繋がったというより、未来から過去を逆算してる気になります。

ゆらぎ>持ってくるのはエロハプニング万歳はこゆずなんでしゃーないです。
こんなアホな戦いを頭使うのが本気で笑えます。無論誉め言葉です。ギャグですから。
Posted by 太郎丸 at 2019年08月05日 00:38
>太郎丸さん
>STONE
 単行本とかで読み込んでたりしたらいろいろ穴的なものも見えてきちゃうのかもしれませんが、週刊連載で追ってる身としてはそこまで……というかぜんぜん気にならないかなー(笑)。
 普通に毎週のように、そこに描かれる人々の思いに熱くなっちゃってます。
 細かいところはいろいろあるのかもしれませんけどねー。
 ま、うちはそういうのは積極的にスルーしたり、良いほうに解釈したり、あるいはもしかするとのちのちの伏線なのでは?とか想像を膨らませたりしてポジティブに楽しむブログなので〜。
Posted by BOSS at 2019年08月14日 22:04
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