2007年07月04日

コミック感想 GANTZ 1〜3

 ヤングジャンプ・コミックス 作・奥浩哉
 飲み友達Mushaにオススメされて読み始めてみました。
 他にも数作品紹介されたんですが、立ち寄ったブックオフの100円コーナーにこれが1〜3巻だけあったんで、とりあえずこれだけゲット。
 まだ物語冒頭って感じですが、オッパイ&SF&サバイバルでなかなかよい。

ネタバレ注意



 数名の男女が、それぞれ死の間際に何者かに転送されて、ある場所に集められる。
 最低限のメッセージが渡され、武器とサイバースーツを受け取ってふたたびある場所に転送される。
 そこで出会うのは宇宙人。
 人間のふりをして地球で暮らしている宇宙人を倒せば、生きてふたたび元の生活に戻れるという話なのだが……。

 主人公の突然の死にビックリし、唐突に放り込まれる理解不能のシチュエーションに引き込まれる。
 この引き込んでゆくあたりがうまい。
 奇妙なシチュエーションと、放り込まれた人間たちの見せるそれぞれの反応、そのへんの緊張感は映画「CUBEにも通じるが、そこに裸の巨乳美少女登場。
 謎とオッパイで引っ張りこまれてついつい読み進んでしまうことに!
 これぞ頭脳と下半身の両局作戦だ。

 主人公・玄野の性格がダメ人間で不愉快で、むしろ主人公にあこがれる加藤にこそヒーロー性を感じてしまうが、これはミスリーディングだろうか。
 加藤が玄野に憧れる理由というのが小学生時代にあって、まだそのへんがはっきりしないので、玄野が今後化ける可能性もある。
 がまぁ、このままなら「ごめん加藤、オレ、お前が思ってるような立派なヤツじゃないんだよ」って展開になりそうだけどね。
 むしろそっちが濃厚。
 この作品がヒーローものになるのか、それとも少年らしいダメさをもった人間のサバイバルものになるかで、玄野の運命が決まる気がするなぁ。

 なんにせよ、まだまだ序の口といったところなので今後に期待。
posted by BOSS at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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