ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第937話 “おいはぎ橋の牛鬼丸”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2019年03月26日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第937話 “おいはぎ橋の牛鬼丸”

　週刊少年ジャンプ2019年17号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【コミックス派ネタバレ注意！】

【感想小タイトル】
■おしるこは酸素
■黒刀に成る
■鎌を食らわば

■おしるこは酸素

　ルフィ、完全に百人組手状態を自分の修行に転用中。
　レイリーが見せてくれたハイレベルな覇気を再現しようと頑張っている様子ですが、触れずに弾く覇気っていうのはどういう仕掛けなんでしょうねー。
　気弾のような飛び道具だったりするのか、それともオーラを纏う延長みたいな感じなんでしょうか。
　ともあれまたまたルフィが大きくレベルアップをしてくれそうです。

　そしてそれを見守るハート様・・・じゃなかったクイーンはまだまだ余裕しゃくしゃく。
　エキサイティングな相撲をお望みのようですが、どこまでこの余裕が続くことか。
　しかし言ってみたいもんだなー。
　「おしるこはおれの酸素だ！！」って（笑）。
　あいかわらずクイーンはいいキャラしています。

　しかしこうやってクイーンが御膳立てして、おしるこを食べたがってるビッグ・マムへの準備も万端。
　これはもうマム乱入の予感しかいたしません（笑）。
　や～、どんな大騒ぎになっちゃうやら。

■黒刀に成る

　一方、ゾロは弁慶みたいな大男、おいはぎ僧兵の牛鬼丸と決闘中。
　というか、弁慶じゃなくって牛若丸っぽい名前なのがこんがらがります（笑）。

　しかしここで、ワノ国が昔「黄金の国」と呼ばれていたとか、リューマが死後「刀神様」として祀られていた「国の宝」だったとか気になる情報もチラホラ。
　てことはそれを盗んだゲッコー・モリアたちってとんでもないことをしてたんですねー。

　またとても気になる情報として、リューマの刀・秋水「黒刀」が、「リューマの歴戦にて成った刀」だという情報も。
　今まで黒刀については、鷹の目ミホークの黒刀が最初に提示されて、そののち武装色の覇気によってすべての刀は黒刀になると言われたことから、てっきりわたしは武装色の使い手が持てばなんでも黒刀なんだとばかり思っていましたが。
　どうもそういう単純なものとも違うようですねー。

　優れた使い手がずっと使い続ける事で、刀自体が「黒刀」というなにかの状態に「成る」ということなのかもしれません。

　ゾロ自身もなにか秋水に感じることがあったようで

（そういや気になってた……！！）

　というモノローグがありました。
　黒い刀身を気にしていただけかもしれませんが、それ以外にも他の刀と違うなにかがあるのかもしれませんねー。

■鎌を食らわば

　と、そこにおトコちゃんを連れた女性がひとり、刺客に追われて駆け込んでくる。
　この女性はお菊さん？
　いやでもゾロが知らないようですから違いますね。誰でしょう。
　もしかして小紫太夫が実は生きていて、逃げて来たとかなんでしょうか。
　目元がちょっと似ているようにも見えます。
　今週のジャンプの表紙に小紫太夫が描かれていることも太夫生存を示しているように思えますしねー。
　さー、真相はどうなんでしょうか。

　ともあれゾロはそちらのおトコちゃんを襲う刺客・人斬り鎌ぞうと対決することになったわけですが、いやー、牛鬼丸、容赦ないですねー（笑）。
　めっちゃ隙を突いて後ろから襲ってくる始末。
　武士道精神も騎士道精神もおかまいなし（笑）。
　しまいにゾロ、これに気を取られている隙に鎌ぞうの鎌をモロに喰らってしまう。
　いやー痛っそう！

　でもそこからがさっすがゾロでした。
　肩口を貫通されるほどのダメージなのに、肩口の筋肉でガッツリ鎌を絞めつけ放さない！
　いやーなんちゅー胆力！！気迫！！覚悟のなせる技か！！

　あとは奪った鎌を口にくわえ、アドリブ三刀流、煉獄鬼斬り、炸裂！！
　いやー、ひっさびさのゾロのバトル活躍。
　痛々しくも、アドレナリン出まくるカッコイイ殺陣でありました。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

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