2019年03月13日

週刊少年ジャンプ2019年15号 感想<後編>

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 そんなわけで後半戦。
 リハビリぎみなので今回は少な目で〜す。

■前編の感想はこちら

 後編の感想は、

・呪術廻戦
・火ノ丸相撲
・ゆらぎ荘
・チェンソーマン

 の 4 本でお送りいたします。
 リハビリぎみなので今回は少な目〜〜。



呪術廻戦

 東堂、ついに術式“不義遊戯(ブギウギ)”を本格解禁。
 敵と入れ替わるもよし、味方と入れ替わるもよしの非常に強力な能力ですねー。
 そこらの呪霊なら、あっという間に翻弄されて終わりになっちゃいそう。

 しかし東堂、こんだけ凄いことをしかけつつ、ドンドカ笑いを取りに来るのはどういうことなのか(笑)。
 「俺からオマエに言えることは一つ!」→「オッケー2つね!!」に始まり、IQ53万による勝利の計算で2ページも使い、「虎杖(ブラザー)!!オマエがいるから!!」からの盛大な「あ」とか。
 入れ代わって虎杖に殴られてる顔もぶちゃいくですし(笑)。
 そして何より抜け出せないッ!!の東堂空間は破壊力がゲキヤバでした(笑)。
 刃皇の脳内裁判もそうですが、最近こういう強者の分裂包囲網が流行ってるんですかねー。
 いやー、ゲラゲラ笑いとおしでありました。

 しかしそこからの黒閃 4 連続、そしてまさかの手拍子フェイクは正統派の熱さでありましたねー。
 やー、ナナミンが黒閃連続記録保持者だっていうのもナナミンらしくてすっごくらしいですし、その記録に堂々ならんじゃう虎杖も本当にすごい。
 そして東堂の手拍子フェイント!
 うーん、これはひっかかっちゃうなー(笑)。
 あえて手を叩くのが発動条件だと、敵にご丁寧に説明している意味がここにある。
 これは初見ではまずもって回避不可ですわ。

 で、この一発はかなりでかいですが、さらに言えばネタバレ後でも十分強烈な択を迫れるのがヤバイんですよねー。
 誰と入れ替わるかの択に加え、入れ替わらない択まで迫っちゃうって。
 高速戦闘中にこんなんなったら頭グッチャグチャになっちゃいますよ(笑)。
 やー、強いですわ不義遊戯。
 特級であろうとも入れ替わりに抵抗できないというのがそもそもヤバイです。



【センターカラー】 火ノ丸相撲

 かたや全勝でもダメ押しをしてしまい、精神的不安定さを見せてくる大包平。
 かたや 2 敗でも会場を盛り上げるような気持ちの良い勝ちっぷりで、対戦相手の百乃花どころか刃皇まで魅了してしまっているような鬼丸。
 明暗ハッキリ対照的に描かれてますねー。
 やー、実況も鬼丸の勝利に沸いた勢いか「4大関撃破で優勝争いに名を連ねます!!」なんて、全勝力士がいるのに言い切っちゃってるんですからね。
 大包平には屈辱であり、苛立ちをつのらせるプレッシャーでもあるでしょう。

 さー、いよいよ迫る大包平戦。
 相手力士を破壊してでも勝ちをもぎ取ろうと荒ぶる大包平に、鬼丸どう挑むのか。
 これは緊張感高い取り組みになりそうです。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 先週までの体調不良で感想が書けなくて一番悔しかったのがこのゆらぎ荘なんですよねー。
 いやー、ほんっとうに凄い回でした。
 まさに最高でした。
 皆のためを思って、自分の未来を捨ててでも行動できちゃう千紗希ちゃんの勇気、決断、心のまっすぐさ。
 本当に心から讃えたいですし、そして心に負ったであろう大きな傷を早く癒してほしいと思います。
 記憶から消えて行ったというのは救いでしたが、それでも傷は傷なんじゃないかと思いますしねー。
 現実の現代に帰還し、膝を抱えて泣く千紗希ちゃんの痛々しさ、本当に胸が痛かったです。
 今回の未来編で千紗希ちゃんというヒロインがただのヒロインの一人ではなく「主人公」の資格を持つひとりとして強烈に輝いてきたように思いますよ。

 やー、これだけ凄まじい前段を踏めば、たしかに観覧車でコガラシとふたりきりにってみんなに認められるのも納得です。
 千紗希、コーくんと呼び合う二人はなんとも見てて恥ずかしい感じもしましたが、こうやって呼び合えることになって本当に心から祝福したいと思いますよ。
 元からわたしは千紗希ちゃん派でしたが、このまま本当にゴールインして欲しいって思いますわ。
 もちろん他のみんなも今回の未来よりももっともっと幸せな未来になったうえで、ですね。

 ともあれ終わった修学旅行編。
 先週までの強烈なシリアス編の反動か、今週は疾風怒濤の狂気回!(笑)
 やー、呑子さんのおっぱいにうまるこゆずちゃんの絵のこの凄まじいまでの破壊力(爆)。
 とてつもないものがありました。
 ミウラ先生、やっぱりシリアスが続くとこういう反動が来ちゃうんですかねー。
 いつものゆらぎ荘に戻ってきたというよりも、いつもより何倍も狂気度がアップしちゃってますって(笑)。



チェンソーマン

 おおー!
 スケールでっかいなー銃の悪魔!
 都会のど真ん中に広大なさら地のベルトが出来ちゃってる強烈さ。
 こういう映画的なスペクタクルがこの漫画のひとつの魅力ですねー。

 しかし、ここまでケタ違いな悪魔にチェンソーがどうやって立ち向かえるのか。
 努力や根性でなんとかなるレベルとも思えないムリゲー感。
 これは面白くなってきました。



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posted by BOSS at 21:20| Comment(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
呪術>相手だけが入れ替わるなら、入れ替わろうが潰していい相手だろってそのまま殴る戦法が使えますが、自分とまで入れ替わったりされたら本当に厄介ですよね。
ローのシャンブルズを連続してるに近いですかね。
あれも精神的にも削られます。

相撲>まあ唯一無敗なのにあまり評価されてないのが腹立つのも分かりますけどね。
大包平が倒したのは万全の天王寺ですし。
あと大包平も天王寺戦で怪我はしてたっぽいんですよね。そこもどう入れるか気になります。

ゆらぎ>本当に良い話から、一気に本当に頭おかしい話まで出来る作者は天才だと思います。

チェンソー>まあ銃を禁止して弱らせてるとあるので、その効果次第ですよね。
今のままでは次元が違い過ぎますし。
Posted by 太郎丸 at 2019年03月16日 22:18
>太郎丸さん

 東堂が手を叩くたびに一旦状況確認と判断のために手を止めなければいけないの厄介厄介。
 対戦ゲーだったらこんな一方的に択をバンバン迫ってくる対戦相手にはモウヤダー!って投げ出したくなるタイプですわ(笑)。

>大包平
 大包平もちょっと体を痛めてたっぽいんでしたっけねー。
 無道効果でそのへんも捨て鉢になって気にしなくなっているのかもですねー。

>ゆらぎ
 すごすぎる振れ幅でしたね(笑)。
 まさに天才ですわ〜。
Posted by BOSS at 2019年03月17日 19:50
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