アクタージュの夜凪ちゃんがカムパネルラの扮装で表紙を飾る 10 号。
なんということか夜凪ちゃん、週刊プレイボーイの方のグラビアも飾っちゃったんですってね!(笑)
いやー、すっごい時代です。
前半の感想は、
・アクタージュ
・ワンピ
・Dr.STONE
・ブラクロ
・ヒロアカ
・【読切】問題の多い料理店
・呪術廻戦
・約束のネバーランド
・鬼滅の刃
の 9 本でお送りいたします。
【表紙&巻頭カラー】 アクタージュ act-age
なるほどそっちかー!
立ち上がれなくなったジョバンニ阿良也に、カムパネルラ夜凪ちゃんがなにか衝撃の一言を放って喝を入れるとか、そういうタイプの展開かと思いきや、立ち上がるのは自分の力でと、ひたすらに待つことが答えだったとは。
それこそが演出家としての仕事であり、役者を信じているからこそ待つのだというこのアンサー。
人と人とのつながりこそが役者であり、すでに阿良也にはそれだけのつながりという力が生まれているのだという絶大な信頼。
やー、舞台編クライマックス、意外な最後でありましたが、実に胸にアツい展開でありました。
最後のカムパネルラ夜凪ちゃんの「僕は行くよ」の表情がまた素晴らしい。
哀しみをたたえつつもジョバンニの成長をよろこび、満足しているかのような、絶妙な、女神のような表情です。
や〜、これは最高だわ〜。
あと今週は、阿良也に舞台裏から声援を送る仲間たちもアツかったですねー。
仲間たちも一つとなり、阿良也を応援することで一体となって監督との別れを乗り越えてゆくのだと、そんな風にも受け取れました。
さあ、あとは気になるのはこの舞台が観客たちにはどう映ったのかと言ったところでしょうか。
巌監督とはずいぶんいわくありげなアリサさんの反応も気になるところです。
ONE PIECE
別エントリーにて。
Dr.STONE
おおおおおー!
フランソワ、なんという有能さ!
完成した美味しそうなパンに、こっちまでヨダレがでてきちゃいました(笑)。
やー、このパンめっちゃ食べたーーい。
やっぱり文明発達のためには保存食の存在はもちろん、美味しいものが食べられるってのもすっごく重要な事なんだなと再認識でありました。
そしてまた新登場のフランソワを読者に一発で「同類だ」と感じさせる構成も実に合理的でおみごと。
事前に千空に「欲しいは科学の原動力だ」と語らせておいて、フランソワに「欲しい=正義です!」と力説させる。
多々エピソードを重ねるよりも、一発で価値観の合致を見せつけて証明する、じつに合理的かつインパクトのある構成でありますわー。
この作品はこういうシンプルに魅せつけてくれる構成が毎度とっても気持ちいいです。
さあ、料理人の参入で食文化も一気に花開きそうな塩梅。
そうそう、いまのうちに歯ブラシとか歯磨き粉とかも作っといた方がいいかもですね(笑)。
ブラック・クローバー
奇しくも鬼滅の刃とほぼ同時に敵本拠ダンジョンを舞台とした同時多発主力戦が勃発。
鬼滅と違うのはミモザの有能魔法によってこちらは全体構造がすごくわかりやすいってのがブラクロらしい造りです。
しかしアスタ、ミモザのおっぱいアタックを受けておいてそのリアクションとは、めずらしいラッキースケベなのになんってもったいない(笑)。
ちなみにノエルの対戦相手に出てきた羽のある子は、これはファナの中にいた人ですかね〜?
ファナのときとちょっと印象が違うので最初誰だか「?」でありました。
こちらはまた炎と水と対照的な、なかなかに美しい対決になりそうです。
僕のヒーローアカデミア
あー、結局黒鞭も体への負担が大きいんですねー。
黒鞭を 100% 使うためには、ワン・フォー・オールを 100% 扱えるようにならないといけないようで。
そうすると、他の 5 つの個性もそういうものなのかも。
まぁでも、だとすればワン・フォー・オールさえ使いこなせられれば良いという話にもなりますから、話はかなりシンプルになるかもしれません。
6 つの個性ひとつひとつ使いこなせるようになるための個別のイベントがあったのでは、なかなか話が前に進みませんものね。
これはかえっていい傾向のような気がします。
やることはこれまで通り、ワン・フォー・オールの制御できるパーセンテージを伸ばしてゆく、でいいようですからね。
一方、チーム戦の方は最後は B 組もいい感じのトラップを仕掛けていたのですが、A 組のチームワークがそれを圧倒しきった感じ。
いやー、麗日さんがデクのフォローに走ったと思わせて、実はチームの援護に走っていたというどんでん返しはなかなかに気持ちよかったです。
デクの計算のたしかさもそうですが、麗日さんのデクにたいする信頼の大きさが伝わってきたようで、やー、これはなんとも気持ちいい決着です。
【読切】 問題の多い料理店
麻生先生が斉木楠雄以来初となる読み切りでご帰還。
なにか料理バトル系のギャグでも始まるのかと思いきや、グッダグダな料理店の開店騒動(?)もの。
いやー、このグダグダ具合ではさすがにお客様を満足させるのは無理だろうと思わせといて、ちゃ〜んと最後は上手くいっちゃうのが麻生先生らしい平和な世界(笑)。
短い読切でありながら、バイトふたりのキャラとかはしっかり立ってるのがさすがですし、ギャグもやっぱり面白い。
ゲーム機のスイッチを充電しておいて「スイッチ一つで」という言い回しを持ってきたのは個人的にかなりツボに刺さってしまいました(笑)。
呪術廻戦
おおー、五条先生のみを排除する結界とは。
いやー、そういうこともできるんですねー。呪術って奥が深い。
あのハンガーラックさん、脳筋系のカマセっぽく見せておいて「余程腕が立つ呪詛師」と五条先生に評させるとは、これもなかなかに意外。
ちょっとヤバイ事態かもという緊張感が出てきました。
この状況、いかにも結界内をオトリとして、五条先生を孤立させて封印することが目的かも?とも取れますしねー。
一方、花御と対峙する伏黒たちですが、やー、さっすが特級呪霊、硬い硬い!
加茂先輩や伏黒の攻撃で傷一つつかないというのが恐ろしい。
こんなのどうすればいいんでしょうか。
それこそ漏瑚みたいに領域展開だってしてくるかもですし、そんなのされたら一発アウト。
早く先生たちカモーン!って感じです。
そしてここでおもむろに語り掛けて来た花御。
おッおー、なにやら地球の大自然を代表して語ってるみたいな感じですが、でもこれ、あくまで呪霊なわけですから、人が大自然に抱くイメージが大本なわけですよね〜。
あくまで人が「大自然が意志を持ったらこういうことを言いそう」といだくイメージが山積して花御を形作ったわけでしょうし。
でも、本質的には単なるイメージでも、積もり積もれば巨大な災厄同然の脅威となるのがこの呪術廻戦なのでしょうねー。
さーて、急きょ勃発しちゃった呪霊戦。
どんな展開が待っているんでしょうか。
約束のネバーランド
ノーマンの鬼殲滅計画に、エマを残して全員賛成の空気が醸成されてきたように見える子供達。
エマの、なにかにひっかかってるような表情は気になりますが、そりゃあそういう空気になるよな〜と思います。
とは言え、彼ら子供達が一番喜んでいるのは自分の身の安全を第一に考えての事ではなくて(もちろんそれも大きいでしょうけども)、エマがこれまでみたいに無茶をしなくて済むようになるぞっていう考えなのが泣けてくるんですよね〜。
やー、やっぱり家族なんだよなーと。
エマがみんなを一方的に守ってるだけじゃなくて、みんなもエマを全力で支えているっていう。
そういう話なのだよなーと胸がたまらず熱くなってしまいます。
でもしかし、それはそれとして、エマのひっかかってそうな表情もすっごく気になるんですよねー。
今週はあたたかい絆の再確認エピソードで終わりましたが、次週こそそのへんが明らかとなるのでしょうか。
レイもエマの様子に気づいたようですしね。
鬼滅の刃
善逸 VS. 新上弦の陸・獪岳(かいがく)。
壱の型しか使えない善逸に、壱の型のみ使えない獪岳と、実に表裏一体の存在を思わせる対決です。
もしかすると善逸の壱の型以外を習得するパワーアップイベントになったりするのかも?
ああでもそうすると、善逸一人を後継にしなかったおじいちゃんが間違ってたことになっちゃうか。
善逸はあくまでも壱の型のみでこれからもいくのかもですね。
しかし、めっちゃ強くなったなー善逸。
怒りが原動力になっているとはいえ、こう序盤から敵を圧倒するようになろうとは。
今週はかなり見違えた男前っぷりでありました。
このまま押し切ってくれればいいんですが、まぁでもバトル展開的にそうは問屋が卸さないんでしょうねー。
油断大敵ですよ〜、善逸。
怒りの力は原動力として利用しつつも、思考はあくまで冷静に、澄ました水面のごとしです。
明鏡止水の境地で挑まねば、怒りで視野狭窄に陥ってはいけませんぞ〜?
ちょっとそのあたりが心配かも。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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一筋なのは主人公らしいですし、そこも魅力なんですがたまにはノエルやミモザにドキッとする姿が見たいと言いますか…ただのワガママです。
サラマンダーがいないから前回よりはマシとはいえ、団長でもないのにタイマンになったノエルはマジで大変です。
読み切り>この読み切り、SQのと合わせて1つなんですよね。週刊ジャンプに載ってるのだけだと、何故セーフだったのか理解出来ないと思います。
ある意味ワートリ移籍以上の販促行為です。
呪術>幽白のB級までは全員素通りだけど、A級からは通れない結界を思い出しました。
ネバラン>やはり気になるのは、途中でエマ達を助けてくれた鬼のソンジュ達ですよね。
友情的な物もあるでしょうが、人間を食わなくても知性のある鬼というのはノーマンの知っている事に穴があるという事ですから。
計画が成り立たない可能性すらあり得ます。
2年間必死になっていた為に意識は出来てないけど、そこに勘づいてるという事ではないでしょうか?
>ブラクロ
シスター一筋なのがアスタの美徳というかかっこよさですが、たしかにたまにはドキッとするくらいはして欲しいと私も思いますねー(笑)。
年頃の男子なわけですしね。
>読切
この号のアンケートの項目にはSQを読み始めたきっかけの選択肢に「ワールドトリガーをきっかけに」というのがあったくらいなので、最近はSQも一緒に読もうぜっていう売り込み方針があるのかもですねー。
>ネバラン
たしかに人を食べなくても知性が保てるならノーマンの作戦では鬼を滅ぼせない可能性すらあるかもしれないですねー。
なかなかここから物語が揺れそうです。