2018年12月26日

週刊少年ジャンプ2019年04・05合併号 感想<後編>

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 すみません、昨日はちょっと時間が押してしまってアップに漕ぎつけませんでした。
 年末になるといろいろありますねー。
 ということで、一日遅れとなりましたジャンプ感想後編、まいります!

■前編の感想はこちら

 後編の感想は、

・獄丁ヒグマ
・アクタージュ
・ヒロアカ
・BORUTO
・チェンソーマン
・ne0;lation
・Dr.STONE
・火ノ丸相撲
・ぼくたちは勉強ができない
・ゆらぎ荘
・ダビデ君

 の 11 本でお送りいたします。



【センターカラー】 獄丁ヒグマ

 一話の被害者が事件を引きずると言う展開、ちょっと珍しいなーと思ったら、なるほどそれが主人公の能力紹介に繋がっていきますか。
 滑らかで上手い流れです。
 言われてみればたしかに自分がやったことではないとはいえ、お兄さんも自分の体がやった記憶が多少あれば引き摺っちゃっても当然ですし。
 その手が犯した罪はその手を使って償わせる。
 地獄の閻魔のモチーフっぽい感じもしますし、被害者の心の救済にもなっていて、なかなかよく考えられた構図だなーと感心いたしました。
 シンプルな勧善懲悪ものと思いきや、案外ハート面も守備範囲なんですねー。
 なかなか暖かみのある作品のようです。

 そしてまた、倒した亡者の能力を主人公ヒグマが使えるようになるというギミックも、やっぱりこれは厨二心を刺激されて面白いよなーと。
 こういう学習型のバトル能力は、ワールドトリガーの遊真もそうですが、無限に成長していけそうな感じがすっごくワクワクします。
 ヒグマの場合はしかし罪滅ぼしを終わった手からなくなっていくっていう構造もあるみたいで、そこもちょっと新鮮で面白い。
 便利に使いすぎてるとすぐその手はなくなっちゃうってことでしょうからね(笑)。
 まぁでもあまりにも強い亡者の手は相当に罪を重ねてるでしょうから、そういう手はよっぽどのことがないかぎり消えてなくならないのかなー。
 このあたり、今後どういう風に描かれてゆくのかも楽しみです。
 この手の罪はあと一回使ったら償い終わるな、なんていうお話があっても楽しそう。
 しっとりさせもいいですし、タクティカルに使っても面白そうですし。
 
 あと、オフの日はもっぱらゲームの対戦相手っていうのもこれはこれで男の子の夢だなーと(笑)。
 わたしも格闘ゲームのコンボ練習とかするとき、もうひとつのコントローラーを足で無理矢理操作したりしますもの(爆)。
 やー、いろんな意味でワクワクの詰まった獄丁ヒグマ、これからが楽しみです。



アクタージュ act-age

 明神阿良也、巌監督とのお別れすら己の糧として役者の高みに登りますかー。
 それは巌監督を踏み台にすると言うよりは、巌監督との関係性が己の魂を強く作り上げている、巨大な構成要素になっているからこそって感じなんですよねー。
 いやー、それでもと言うか、それでこそと言うか。
 すべてを役にぶつけて生きる。
 この明神阿良也は魂ごと役者であるのだなーと改めて感じさせられました。
 実に恐ろしい役者です。

 そしてもう一人恐ろしい役者がここにもひとり。
 千世子ちゃん、

「私は今日 あなたにも

 出会えて良かった」


 って、この千世子ちゃんもまた、阿良也を喰って高みに登りそうな顔をしているんですよねー。
 いやー、この世代、恐ろしい役者がそろったものです。
 いつか夜凪ちゃんと阿良也、千世子ちゃんの三人を揃えて何かやって欲しいなーと思いますわ。



僕のヒーローアカデミア

 デク、いきなり大変なことになっちゃいましたねー。
 ただワン・フォー・オールの力が制御できなくなったと言うよりは、体の中から未知のものがあふれ出して勝手に暴れ出しちゃった感じ。
 この黒いネバネバみたいなものはいったいなんなのか。
 ワン・フォー・オールではなく、ひょっとするとオール・フォー・ワンのなにかだったりするんですかねー。
 ここまで必死に頑張ってワン・フォー・オールを制御しようとやってきたデクが、なんとも憐れに思えます。

 そんなデクの大ピンチに、なんと飛び出たのは麗日さん!
 危険をかえりみず、身を挺してデクを抱き止めるって、なんていうヒロイン力か!!
 しかし、麗日さんが胸の内に押し殺した「好きの力」が背中を押したと言うよりは、麗日さんのヒーローとしての素質が背中を押したんじゃないかと私は感ました。
 が、いやー、どっちにしても惚れ直しましたよ。
 かっこいい!ウラビティ!

 そして心操くんに呼びかけた麗日さんですが、なにかうまい策があるのかどうか。
 この暴走状態を心操くんで上手く止めることができるんでしょうかねー。
 試合の行方も気になりますし、この暴走が物語をどんな方向にもってゆくことになるのか。
 気になることだらけです。

 あと、この件がきっかけになったりしてデクと麗日さんの仲がちょっとでも進展すればいいんですけどね(笑)。
 さー、そこはどうかなー(笑)。



【センターカラー】 ボルト

 前回、自来也先生疑惑が加速中の果心居士が木の葉の里に突入し、さあ大変なことになったぞと思っていたら、別の奴が殴り込みに来ちゃったって!(笑)
 いやー、意外すぎるフェイントに笑ってしまいました。
 デルタさん、あまりにも短気すぎますねー。
 いや、もしかしたら果心居士が元から信用なかったのかもしれませんが、この流れですと果心居士はやっぱりいいヤツ疑惑も出てきたかもしれません。
 さてさて、どうなりますことか。



チェンソーマン

 部屋を貸したらメチャクチャに汚されたあげく仕事でも自分の言う事を聞かない新人の世話をしなきゃいけないとか。
 デンジくんにはデンジくんの事情があるとはいえ、早川さんの不憫さ、察するに余りあるなーと(笑)。

 そしてデンジくん、面白いキャラクター性をしているなーと改めて。
 自分はゴールしてしまっているけど、早川さんたちはまだゴールできてないんだよなと察することができる共感力は持っていて、そういうところはイイヤツなんですよねー。

 しかし、人生の目標が「胸を揉む」って(笑)。
 ちょっと現代の主人公としてあっていいのだろうかと、チラと疑問がよぎってしまう不純な動機(笑)。
 いやー、いいんじゃないでしょうか面白くって。
 こんな動機で戦う主人公がひとりくらいいてもいいかもしれません。
 そんなデンジくんが今後もそうでありつづけるのか、それとも事件を解決するうちに変わっていったりするのか。
 そのあたりに注目してみていっても面白いかもしれませんねー。

 そしてまた新登場の仲間、悪魔のパワーさん。
 おおー、さっそく胸に注目されてますが(笑)。
 なかなか自由奔放そうで魅力的な感じがしますが、はたしてどんな相棒なのか。
 チェンソーマン、ハードなようでいてちょっとゆるめの空気感、なかなかクセになりそうです。



ne0;lation

 おー、面白いネタを持ってきたなー。
 自殺誘発型の AR ゲームって、現代的で刺激的。
 現実とリンクしたような内容はとっても新鮮味があってグッと惹きつけられるものがあります。
 さーて、ネオは今度はどうやってこんな敵と戦うんでしょうか。

 しかし、人助けをそもそもする気がない主人公っていうのは、今後も事件に引きずり込むのが大変そうですねー(笑)。
 今後、このあたりをどう回転させてゆくのか、仲間たちとの連携がカギとやっていきそうです。



Dr.STONE

 アサギリゲン、相変わらず心理戦が素晴らしい。
 性格的に難アリと危惧されていた龍水を、手玉に取り続けるその口八丁手八丁。
 実にお見事であっぱれなくらいです。
 さらに今回は、その手練手管を使ってクロムの夢をかなえてあげると言う粋なはからい。
 おなじ詐欺師キャラでも、こんなに粋を感じたヤツは少年漫画にそうはないって思いますわ〜。
 いやー、アサギリゲンが仲間にいてくれて本当によかった。

 そしてついに空に飛び立つ気球第一号。
 徐々に浮力が強くなり、濡れた机の味噌汁の椀のようにすべったり、地上は夜なのに上空はすでに夜が明けてたり。
 こういうリアルの積み上げ方がワクワクをどんどんかき立てます。
 いやー、この世界初の空中飛行の喜び、読み手も一緒になって追体験しているみたいです。



火ノ丸相撲

 ぃやったーーーーー!!
 ついに復活! 鬼車炸裂ーーーー!!!
 鬼丸の右腕不調はイップスだったとしても、しかしイップスならば明確な治療法はない。
 だから理屈は無理矢理つけるとするならば、それは火ノ丸の体が「あの頃」を思い出したからなのだと!
 応援する人々も、自分も、相手の草薙も、みんながまるで高校時代に戻ったかのような一瞬のきらめきが、火ノ丸を大復活へと導いたのでしょうねー。
 いっやーーー、これは最高に熱い!
 あの燃えたぎっていた高校時代が蘇り、そしてついに歓喜の大復活と言うドラマは本当に熱いものがあります。
 くらった久世草介も昔のポニーテールに重ねて「君を待っていたんだ 潮火ノ丸…」なんて。
 ちょっともう泣かせてくれるじゃないですか。
 火ノ丸同様に、久世としても心から火ノ丸大復活が嬉しくてたまらないんでしょうねー。
 いやー、よかった。ほんとうによかった!

 あと、今回はついに鬼丸が鬼丸流の横綱道について閃いたみたいなのがまた見逃せないポイントですねー。
 大和国は人をやめて神となり、刃皇は人を謳歌して神になることを横綱とした。
 鬼丸は、小さく強い自分の体を謳歌する。それを己の横綱道と悟ったということなのでしょう。
 道を見つけた鬼丸が、今後どんな相撲をとってゆくことになるのか。
 さらに目が離せなくなりそうです!



ぼくたちは勉強ができない

 赤ちゃんトラブルにニヤニヤしてたら、何と最後はミラクル動画爆誕!
 すごいなー、微笑ましい自然な流れから、どうあっても誤解するしかないこんな動画が誕生しちゃうって(笑)。
 いやー、赤ちゃんって恐ろしい!
 最後の柱のアオリ文がまた面白いですねー。

赤ちゃんは思いのほ外スマホをいじれるので要注意(WJ編集長談)


 って(笑)。
 感覚的にいじれちゃうスマホって恐ろしいものですねー。
 いったいどんなことをやられたんでしょうか。
 やー、実体験が絡んでいるというのがなかなか面白いスパイスになってます(笑)。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 なんという、言葉を失うほどの狂気の嵐!! むしろ狂気乱舞!!(笑)
 問答無用の年末オールスター痴態祭りです!
 女将さんグッズによるハプニングは毎度恒例の事とはいえ、今週の直球ドストレートっぷりはハンパない。
 コガラシに迫るのが毎度のメンバーに加え、幽奈さんや千紗希ちゃんから、全メンバーがド直球の攻撃を仕掛けてくるって。
 いやー、この衝撃度は、ここまでするかー!って、ひさびさにすごいドキドキさせられてしまいましたよ。
 狂乱ハプニングもここに極まれりって感じです(笑)。

 しかしそれでも揺るがないコガラシの精神力たるや、凄まじいとしか言いようがないですね。
 状態異常は誰よりかかりやすいのに、こういうことにかけての防御力は鉄壁無比。
 いやー、コガラシでしかこの物語は成立しないと、あらためて感じさせられる一話でもありました(笑) 



思春期ルネサンス!ダビデ君

 まさかの磯兵衛と夢の共演って!!(笑)
 いやー、ちょっとこれはお得感がすばらしいですねー!
 この磯兵衛は仲間先生が実際描かれたんじゃないかと思うんですが、先生同士仲が良かったりするんですかね〜。
 年末最後、すばらしくハッピーなプレゼントをもらった心地です。

 しかし、磯兵衛感をほのめかすのに擬音で「いそいそ」って、これはいい発明だなー(笑)。

 そしてまたヴィーナスさんはいろいろポンコツな部分もあってかわいいな〜と。
 パンをくわえて遅刻遅刻〜って、フランスパンでやる子は初めて見ましたよ(笑)。



感想後記

 そんなわけで今年最後となりましたジャンプ感想。
 今年一年を振り返ってみますと、個人的に一番でっかいのはやっぱりワールドトリガーの復活なんですが、そのほかにも呪術廻戦やアクタージュといった、非常にパワフルな新連載が始まってくれたのが嬉しい一年でありました。
 来年もこの調子で、どんどん新連載がジャンプを盛り上げていってくれるかもしれないぞと、明るい希望を抱かせてくれる一年だったように思います。
 こち亀やブリーチ、NARUTO といったこれまでジャンプを長年支え続けてくれていた作品がつぎつぎ終わり、次なる柱が求められる今のジャンプですが、着々と新時代の波は来ているぞと、そう思いますよ〜。



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posted by BOSS at 22:15| Comment(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゆらぎ荘>随分前になりますが、確か呑子さんが「過激で編集からボツにされた」みたいな話がありましたが、これで通るのにボツになるなんて、どれだけエロい話なのか見てみたいです。
正直、限界なんてとっくに突き破ってるようにしか見えないです。
Posted by 太郎丸 at 2019年01月07日 01:42
>「過激で編集からボツにされた」みたいな話

 たしかに(笑)。
Posted by BOSS at 2019年01月13日 00:17
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