週刊少年ジャンプ2019年04・05合併号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミックス派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■採石場にて
■小紫物語
■採石場にて
さあ、今年最後のワンピースは、まずは囚われのルフィたちのシーンから。
囚人収容施設にさらっと普通に侵入してきてルフィに接触しちゃえる雷ぞう、さっすが忍者ですねー。
しかしその恰好はどういうことよと(笑)。
忍者の姿はほとんど変えず、ただほっかむりして、つるはしを握ってるだけって。
それで囚人に化けられているんでしょうか(笑)。
それでも怪しまれていないところが凄いんですが、ギャグ補正が効いているのか、それともこれも忍術だったりするんでしょうか。
ともあれ手錠の鍵のありかも判明し、着々と脱獄の手はずは進んでいる様子。
一月後の作戦までには間に合いそうです。
その動きとは別に、さっそくルフィにカリブーが接触してきちゃいましたかー。
うーん、目ざといと言うか鼻が利くと言うか。
こういう小悪党は渡りに船とばかりに強者を利用するのがうまいんですよね〜。
まぁ自分で言う通り、たしかに戦力にはなりそうなんですが、しかしイザというときに裏切りそうなキナ臭さも感じちゃいます。
インペルダウンではバギーとも手を組んだルフィでしたが、このカリブーの場合はどうなることでしょう。
またここでキッドの情報も。
なんとキッド、ビッグ・マムの将星ひとりを手負いにしたって、なかなかやるじゃあないですか。
いったいどの将星のことなのかも気になりますが、奪うべきものを奪ったというのも気になります。
ひょっとすると、例のリオ・ポーネグリフの写しを奪ったってことかもしれませんねー。
いよいよラフテルへの道筋を争いあう最後のライバルのひとりってことになりそうな気配です。
さらにキッド、ビッグ・マムの将星を手負いにしただけでも大したものなのに、なんとシャンクスと戦ってもいたとか!
この二年、めちゃくちゃに暴れまわっていたんですね〜。
左腕を失ったのはかなり痛かったですが、まぁもともと磁力ででっかい腕を作って戦ってたりしましたから、さしたる戦力ダウンでもないかもしれません。
今もなお油断できない強敵って感じがします。
しかし、今の今までキッドの片腕がない事にぜんぜん気づきませんでしたわ(笑)。
■小紫物語
場面変わって花の都では、小紫太夫がついに登場。
いやー、なんって悪い女でしょうねー。
非常に色気を感じさせる美人の中の美人って感じなんですが、その悪辣さたるやハンパない。
びん豪という老僧も、金を作るために自分の家族を捨てたりしててロクなもんじゃないんですが、それにしても男を手玉に取ってその人生を破壊するまで金をむしり取る残酷さ。
いっそ気持ちの良いくらいのものでした。
それでいて下卑た感じがせず、どこか高貴と言うか、品のようなものを感じさせるんですからこれぞ悪女の中の悪女という感じです。
うーん、なかなかとんでもない女が出てきましたよ。
見た目は本当に綺麗なんですけどねー。
幾重も刻まれたまぶたやら、大きな濡れたような瞳、あつぼったい唇がとってもセクシーです。
しかし、このシーンの直後、モモの助くんが妹・日和姫のことを思い出しているのがとても意味ありげに感じちゃうんですよねー。
これ、もしかして、小紫太夫こそが日和姫なんじゃあないでしょうかね。
だとすると、小紫が手段を選ばず金を集めているのも深い理由があるんじゃないかとか、そういうことが想像されてきます。
狂死郎親分の庇護を受けているようですが、これも小紫太夫が逆にうまく利用しようとしているのではとか。
あるいはもしかすると狂死郎と小紫は裏で繋がっていると言うセンも?
ともあれ、いろいろと深読みをさせてくれそうな感じでありました。
それはさておきモモの助くん、なんかちょっとお玉ちゃんといい感じじゃないですか?(笑)
「もも君」っていうお玉ちゃんの呼び方がすっごくいいな〜って思ったんですよね。
幼い子供達のことですから気が早すぎると言われればそれまでなんですが、今はお家再興を願う若君と、とっても貧しい町娘……ちょっとロマンを感じてしまう一場面でした。
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ルフィ以外の目に写らないようにして、変装は万が一目に触れた場合に完全に特定出来ないように用心という事でしょう。目に触れたら、体型で1発バレ確定なのはご愛嬌。
キッドに関しては、元々2年間のどのタイミングでやりあったかすら分かってなかったので、捕まってないだけで充分評価してました。
ポーネグリフの写しを取られていたら、宝物庫の警備も散々になっているでしょうから流石にビッグマムが気がついてるでしょうから多分別の何かだと思ってます。
何よりキッドはルフィと同じで、四皇を倒さずにこっそりラフテルに辿り着いても納得しないような性格だと思いますから。
小紫物語>小紫は悪女ではありますが、爺さん側にも問題あるんですよね。
家族を売り払ったりしてる事もそうなんですが、まず最初に小紫が帳簿を作ろうかと言ったのを見栄で断ってます。
あれで小紫はついていって大丈夫かどうかを見極めしてると推測しました。
実際、見受けするはずだった時には全てを失って小紫を養うどころか街から追い出される始末。仮に小紫がついていったとして、一緒に街から追い出されて爺さん達いわく『人とは言えない生活』をして挙げ句にまた遊女に逆戻り、しかも下からやり直しと百害あって一理なしですからね。
なんとか小紫にオロチについていかせないように頑張ってもらって生活の水準を落とさないようにしながら金を作る相手の今後も考えられるような男なら可能性はあったと思います。
ぶっちゃけ今回の事はキャバクラやホストで全て失うのと大差ないので自業自得感が凄いですね。
なるほどキッドみたいな派手な男に写しを盗られてそれがバレてないというのもちょっと考えにくいですねー。
写し以外の別の何かというのも十分ありそうかも。
小紫は仮に十分すぎるほどの経済力を持った男が身請けを申し出てきたらどうするのかってところは興味ありますねー。
彼女の目的が気になるところです。