ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第927話 “禿（かむろ）のおトコ”: 少年、グリグリメガネを拾う

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2018年12月11日

ジャンプ感想別室 ONE PIECE（ワンピース）第927話 “禿（かむろ）のおトコ”

　ハゲの男ではなく、かむろのおトコです。
　そこんとこ要注意！
　週刊少年ジャンプ2019年02号掲載分の感想です。

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

【感想小タイトル】
■おトコちゃん
■ヤマタノオロチ！？

■おトコちゃん

　ワノ国の女性たちに大人気になっちゃってるサンジの二八蕎麦。
　フランキーの言葉で思い出しましたが、そういえば侍たちを集めるためにこういうことをしてたんでしたっけね（笑）。
　すっかり忘れてました。

　とか何とか言っていたら、「おいおいおめえさん、誰に許可ぁ取って店ェ出してるんでぇ」みたいなベタ中のベタが絡んできて、ソバを粗末にしたことでサンジが激怒。
　まぁ完全に予想通りの展開になりました（笑）。
　いやほんっとこのワノ国に入ってから、ワンピはいろんな時代劇のベタをやってくれます。
　次はどんなのをやってくれるのか楽しみになってくるくらいです（笑）。

　またここで、ちょっと気になる少女が登場。
　禿と書いてかむろと読む、禿の少女トコちゃん。
　笑い上戸と言っていいのかなんなのか、とにかく笑いっぱなしで見ているこっちまで楽しくなっちゃう少女ですが、自分のソバを台無しにされた時まで泣きながら笑ってたのはどういうことなんでしょねー。
　ちょっと訳アリって感じがします。
　この少女が本当の意味で泣くときとか、あるいは本当の意味で笑うときというのがこの第二幕のターニングポイントだったりするのかもしれませんね。
　まぁ、そういう深い意味はなくて普通に極度の笑い上戸ってだけの子かもしれませんが（笑）。

　しかし「お」をつけたら「おトコ」ちゃんって、ほんとに覚えやすい名前だこと（笑）。

■ヤマタノオロチ！？

　そして唐突にババーンと現れた提灯ババーことロビンのお師匠さんによって解説される花魁まわり。
　なるほど今度は花魁、小紫というのが重要キーパーソンになってきそうですねー。
　いったいどんな美貌の持ち主なのか、めっちゃひっぱられて気になります。

　しかし、トップアイドルとかスーパースターとか、ワノ国の話の中でいきなりカタカナ言葉がでてきたりするとちょっとビックリしちゃいます（笑）。
　まぁ鎖国中とはいえ異国の文化も多少は入ってくるようですし、一般庶民もけっこう外来語を使ったりするのかも。
　そのへんはゆるーくって感じっぽいですね。
　嘘かホントか知りませんが、むかし水戸黄門のなかで八兵衛が「チャンスですぜ！」って言ったことがあるそうな（笑）。
　
　そして小紫とわれらがおロビことロビンは将軍オロチのお座敷に。
　おおー、ここでようやっとオロチが登場ですか。
　どんな人物なのか、ようやっと出てくるんだな～、けっこう引っ張ったな～……と思っていたら、なんですかこのシルエットは！
　ヤマタノオロチじゃないですかー！！
　カイドウが龍になって酒でヘベレケになってたことから、ワノ国編のモチーフのひとつはヤマタノオロチ伝説なんだなーとは思っていたんですが。
　なんと将軍オロチのほうがそのものズバリという可能性がでてまいりました。
　まぁ名前がそもそもオロチですしね（笑）。
　そういう可能性については予想していて当然だったかもしれません（わたしはぜんぜん思っても見ませんでしたｗ）。

　しかしこうなってくると、将軍オロチのほうもかなーり強い能力者かもしれませんねー。
　カイドウが本命で、オロチはただの神輿みたいなものかと思っていましたが、カイドウほどではないとしても超強敵のボスクラスである可能性が急上昇って感じかも。
　うーん、やはりワノ国、強敵がすごく多い！

　あと、オロチがヤマタノオロチだとしますと、このオロチがゾロの最後の刀を持ってる可能性も出てきたかもしれませんねー。
　草薙の剣エピソード、来るかもしれません。
　これは楽しみ！

■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編

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