さてさてそんなわけで、ジャンプのカウントとしては早くも 2019 年の1号となっちゃったんですね(笑)。
なんかもう一年過ぎるのがあっという間過ぎてイヤんなっちゃいますが、しかし今週から始まる新連載三連弾。
これがまた、どれも一癖も二癖もありそうな感じで個人的にとっても楽しみなんですよねー。
2019 年のジャンプをおおいに盛り上げてってくれる、そんなパワーあふれる新連載であることを期待します。
ではではさっそくまいりましょー。
前半の感想は、
・【新連載】チェンソーマン
・鬼滅の刃
・ワンピ
・アクタージュ
・Dr.STONE
・約束のネバーランド
・呪術廻戦
の 7 本でお送りいたします。
新連載巻頭カラー チェンソーマン
ジャンプ+で人気を博した『ファイアパンチ』の作者・藤本タツキ先生描く現代ファンタジーバトル新連載。
ファイアパンチは残念ながら読んだことがないのですが、面白いらしいのでこの新連載の開始をとっても楽しみにしました。
しょっぱなからなかなかに読ませてくれました。
恵まれない境遇の中で結ばれた人間の少年と悪魔のチェンソー犬のこれは、絆と言っていいものなのか。
かなり殺伐としたドラマの中で、このふたつの存在の支え合う姿はとっても暖かく見えてきちゃいましたよ。
やー、ポチタ、かわいいじゃないですか。
とはいえ悪魔は悪魔ですから気を抜いてはいけないのかもしれませんが、でも、このポチタとは本当の絆ができているんじゃないかと思いたくなっちゃいますわ。
そしてまたアクションシーンはなかなかにグロイ。
ちょっと青年誌向けというか、背伸びしたい少年たちへの漫画っていう感じもしますかねー。
主人公の変身した姿も、ヒーローと言うよりはかなり悪魔寄り。
新時代のデビルマンという印象がありました。
今後もこの姿で戦ってゆくのか、それともどんどん成長したりして変化していったりするのか。
そのへんも楽しみです。
そして、少年が夢想していた普通の生活の姿が、公安のデビルハンター女性が言うところの「飼われる境遇」とピッタリマッチしてしまうという面白さ。
この女性と少年が今後どういう関係になってゆくのか、期待を持たせて終わるなかなか面白い一話だったと思います。
鬼滅の刃
うーん、お館様の産屋敷家こそが鬼舞辻無惨を輩出した家だったとは。
てことは、お館様のこの病気が無惨さまが死にかけた病気だったということなんですかねー。
それとも無惨さまを輩出したことで産屋敷家は呪われ、代々こういう短命な生まれとなってしまったのか。
ともあれお館様、無惨さまを前に言いたい放題。
千年どんなに人を殺しても自分は許されていると豪語する、歪んだ鬼舞辻無惨に、ズケズケ言いたいことを言ってくれました。
永遠の命などない。
お前は許されてなどいない。
人の想いこそ永遠であり、自分が死んでも思いは受け継がれる。
いやさ、自分の死が、鬼殺隊たちをより奮起させることになるだろう。
己の所業で目覚めさせた龍や虎たちによって倒されることになるぞと。
いやー、むしろ痛快だったくらいです(笑)。
そして一番痛快だったのが、
「君が死ねば
全ての鬼が滅ぶんだろう?」
とつきつけたところでした。
この言葉に、額に血管を浮き上がらせて反応している無惨さまがこれまた最高です(笑)。
なるほど、鬼っていう存在はそこまで脆いものだったのかと、価値観の一変した瞬間でありました。
永遠の命といいつつも、実はウソの存在じゃないですかと。
いつか無惨様を倒し、日本中にはびこる鬼たちの全滅する日が今からすっごい楽しみでありますわ。
ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
【センターカラー】 アクタージュ act-age
おおー、うまいなー。
夜凪ちゃんがアドリブをふっかけてアキラくんをゆさぶり、それによってアキラくんの才能が開花する回であるわけですが、しかし夜凪ちゃんにそういう計算があったわけではないんですねー。
むしろ夜凪ちゃんはカムパネルラになりきってた。
なりきったからこそ自分の正しさに迷い、同じ迷いを持っているかもしれないアキラ演ずる青年に問いかけたということでしたか。
いやー、これは上手いアンサーですわ。
アキラくんの才能を開花させるドラマを生み出しつつ、夜凪ちゃんもちゃんと軸がブレてない。
むしろ深いところまで自分のキャラに潜っているからこそ今回のようにカムパネルラも生き、アキラ演ずる青年も生きるという相互作用が生まれたというのが面白いです。
闇の中に後ろ向きに立ち、不器用に本音を吐露する青年と、光の中に美しくたたずむカムパネルラたちの対比の見事さ。
やー、こういう構図を一瞬で描き出したのですからアキラくんも大したものですよ。
これだけのことができる役者だと見抜いていた巌監督、ほんっとすごい慧眼ですわ〜。
Dr.STONE
新船長キャラ・七海龍水登場。
お金持ちのクズキャラということですが、なかなか前向きで行動力もありそうで、面白そうなヤツじゃないですか。
世界が滅びたと知って一瞬たりとも落胆せず、ならばすべての所有権は取りたい放題だと発想しちゃうほどのポジティブっぷり。
むしろ私の好きなキャラかもしれません(笑)。
発想の柔軟さと前へ前へという貪欲さは、これは千空と意外と気があったりするかもしれないな〜とちょっと思いました。
まぁ、クズエピソードがこれから描かれてきちゃうとそのへんの印象も変わってきちゃうかもしれませんけどね(笑)。
そして次なる目標は石油ゲットと来ましたか。
石油って言うと海底とか、もんのすごい深くまで掘って採掘するっていう印象か、もしくは中東とかじゃないと採れないっていう印象があるんですが、いったいどうするんでしょうねー。
さすがに海底資源の採掘は千空でも無理そうですし。
近場ならば、できたら日本国内で、できたら陸上の浅い地層で手に入れたいものですが、そんなところに都合よく油田があったかどうか。
あるいは中国大陸あたりまでいくのかなー。
さーて、いよいよ石油資源の時代も目前。
石油が採れたら、千空ならそこからガソリンだけじゃなく、アスファルトだったりプラスチックだったり、ビニール、化学繊維など様々なものが作れちゃいそうですしねー。
大航海もワクワクしますし、加速し続ける科学の進歩にもワクワク感でいっぱいです。
約束のネバーランド
やー、ちっちゃな子供たちもたくましい!
最初は弱い者たちをまもらなきゃと気を張っていたエマたちが、子供たちに助けられるという逆転現象。
なんとも心温まって思わずホロッと来てしまいました。
ちっちゃい子たちだって、考えて、がんばって、成長しようとしているんですねー。
生き抜こうと必死なんだなーと。
なんて健気な子たちなんだと、胸熱くなってしまいましたよ。
ほんと、この子たち全員を生き延びさせてあげたいものだと、あらためて思わされてしまいました。
呪術廻戦
今週はパンダ先輩VS.究極メカ丸パート。
「中のひと」がいるメカ丸に対して、パンダ先輩のほうは完全に意志ある作られた人形だったということですか。
あの学長ハンパないなー。
しかし、ネタバラシをすることで術式を強化できるというこの設定は実に便利な発明ですねー。
メカ丸の中の人が不幸自慢をやりつつも、それが実はこの人の手の内という面白さ。
漫画的なテンプレートと、呪術師らしい手練手管感が非常にうまくマッチしています。
そして人ならざるボディ同士、今週は変形ネタのお祭り状態。
メカ丸の変形祭りも派手で楽しかったですが、いやー、しかしこの最後のパンダ先輩がきたなすぎですね(笑)。
なんですか
パンダゴリラモード
って(爆)。
パンダはパンダじゃない!!
の二段落ちもズルいです(笑)。
このゴリラモードの絵のインパクトも相当なものですし、今週は完全にこのオチに持ってかれました。
そういえば今週中盤、呪術師の序列が出てきてパンダ先輩は準2級〜2級となってましたが、それはあくまで通常モードの話とかで、ゴリラモードになるとワンランク跳ね上がるってこともあるかもしれませんね〜。
やー、ゴリラモードだとどんな戦いっぷりになっちゃうのか、次週が楽しみです。
あとそうそう今週の扉、野薔薇ちゃんがめっちゃ巨乳でおどろいちゃいました(笑)。
普段体型がわかりにくいゴワゴワめの黒い制服で、それでもスタイルよさそうだなーとは思ってたんですがまさかここまでだったとは。
パンダとメカの対戦に費やされた異色の一話を、とっても華やかに彩ってくれる扉絵でした(笑)。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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無理矢理作中でカリスマ言われるより、よっぽど部下がついてくるの分かりますし。
石>あの記者が選んだのが司帝国のヒャッハーや陽とかガチクズですからね…
大人を殺して万歳言うクズ行為に賛成していた人の言う事なので性格に問題ありと言っても面倒くさいとかそういう方面だと思います。
ぶっちゃけ見てる分には好きです。
>鬼滅
ですねー。
あれだけパワハラされても下克上したら自分たちも死ぬということにもなりますし。
ほんと鬼にはなりたくない(笑)。
>石
なるほど、クズかクズじゃないかというよりも性格的に面倒くさいタイプっていうのはそうかもですね。
わたしも七海みたいなタイプはけっこう好きになれそうです(笑)。