2018年11月28日

週刊少年ジャンプ2018年52号 感想<後編>

jump201852b.jpg

 そんなわけで今年名義のジャンプで最後の感想となりましたー。
 さっそく本編いっちゃいましょー。

■前編の感想はこちら

 後編の感想は、

・ヒロアカ
・BORUTO
・ワールドトリガー
・ぼくたちは勉強ができない
・Dr.STONE
・ハイキュー
・ゆらぎ荘

 の 7 本でお送りいたします。



僕のヒーローアカデミア

 さて、最近ちょっとモヤモヤ展開の続く模擬戦編。
 各生徒の課題を炙り出し、成長を促すためのステージであることはわかるのですが、それはそれとしてエンタメとしてはそろそろスカッとした展開も期待したいなーってなるのが正直なところ(笑)。
 ありていに言って、かっちゃん頑張れーって感じなんですが、いやー、やってくれましたねーさっそく。
 いろいろと策を講じて勝ったつもりの B 組に、豪快にかっちゃんパワー炸裂!
 ふりかかる粘液まみれの鉄パイプを吹き飛ばし、さらに襲い掛かる鎌切くんと耳郎ちゃんの間に割って入る超スピード。
 この理不尽なほどの超性能をさも当然のようにやってしまえるのだから痛快にカッコイイですわ。

 しかも今回は仲間を守るという、新しいかっちゃんなんですよねー。
 それでいて、耳郎ちゃんの背中を足で蹴っちゃってるのがまたかっちゃんらしいと言えばらしいのですが(笑)。
 それにしてもこれだけ仲間を守ろうとするかっちゃんの姿、ちょっと目からウロコでありました。
 説明をろくにせずただついてこいとばかり言ってたのは、お前らの事は全力で俺が守る的な感じだったんですかね。

 ところで B 組って範囲攻撃能力者がすごい多いですねー。
 キノコしかり、骨抜くんしかり、漫画くんしかり、今回の粘液のボンドくんしかり(ボンドくんの範囲はそれほど広くないかな?)。
 攻撃や、敵の無力化、妨害、障害物設置にすっごく長けたヤツラっていう印象が強いです。
 対して A 組はここまで広範囲な妨害ができる生徒って、いまのところいない感じなんですよねー。
 A 組も個性を伸ばしていけば、こういうことができるようになるんでしょうか。

 たとえばセロくんが今回やったテープの包囲網を、MAP 兵器的に敵をまきこんで使えるようになったらかなり強いでしょうし、あるいは芦戸さんがプールぐらいの酸をだせるようになったら敵の行動抑止力としてほんとうに脅威になるでしょうしねー(酸の強度を調整できたらさらに使いやすくていいなー)。
 耳郎ちゃんの音波しかり、上鳴くんの電気しかり、轟くんの氷と炎しかり。
 より大規模に、より効果的に、思い通りに操れるようになることが今後大きな課題なのかもなーと。
 おそらく今回 B 組の力が示されたのは、A 組も遅れている授業をしっかりやればこういうことができるようになるよっていう、そういう示唆の意味が強いはずですから、そういうことなんでしょう。
 ま、もちろん範囲攻撃がすべてじゃないですし、いろんな戦法もコミでの話ですね。



ボルト

 あー、あともうちょっとでカワキが心を開いてくれそうなのに、ここで果心居士の邪魔が入りますかー。
 これが運命の分かれ目となり、あの BORUTO 第一話冒頭の破滅した世界と、ボルトとカワキが対決する場面へと繋がっていっちゃうんでしょうか。
 なかなかうまくいかないものですねー。

 そして果心居士ですが、ついにカエルまで使ってきちゃいましたよー。
 いよいよ自来也先生説が濃厚になってきちゃったように見えるんですが、そう思わせておいて……っていうフェイントだったらどんなによいことか。



ワールドトリガー

 ついに炸裂、鈴鳴第一のスイッチョン&スイッチョフ作戦!(名前w)
 いやー、影浦隊が狭い店内に入るという頭脳戦を仕掛けたところまではよかったのですが、もしかすると鈴鳴第一はそこまで読んでたのかもしれませんねー。
 見事なタイミングで、暗転からの黒弧月。
 さらに影浦隊の視覚支援が入ったところで、バッチリなタイミングでスイッチョン。
 視覚が真っ白になって何も見えなくなった影浦隊長の一瞬のスキを、おみごと、村上さんが捉えてくれました。
 いやー、ここは本当に気持ちよかった。
 ワートリらしい、とっても綺麗な作戦勝ちです。

 影浦隊長を落とすところまではいきませんでしたが、左腕の伝達系(神経みたいなもの?)を切断し、おそらく両手スコーピオンは無理になったかと思われます。
 まぁスコーピオンは体のどこからでも出るみたいなんで影浦さんほどのひとなら絶体絶命ってほどではなさそうですが、それにしても大きな痛手でしょう。
 これでここからの試合展開が大きく動きそうです。

 ここでユズルくんに配電盤を壊させようとした判断は素早い決断でしたが、しかし鈴鳴第一もしっかり対応。
 太一がまさかエスクードを持ってきてたとは。
 停電させるというアイデアのみに終わらずに、そこからの試合展開をチームでしっかりシミュレートしているなーってことが伝わってきました。

 この事態を打開するため、ゾエさんがクレバーな一面を。
 なんと、マシンガン掃射で店内の電気を自分から壊しちゃいましたか!
 いやー、これは素敵にやられたって感じ!
 この発想はなかったですわー。
 これなら電気がつこうが消えようが関係なし。
 ゾエさん、気が利くぅ〜って感じです。
 こういうところがサポート役の本当の強さってことなのかもしれませんね。
 第四戦では適当メテオラの牽制と、二宮さんをひきつける囮役としてしか活躍どころのなかったゾエさんですが(それでも十分役立ってたんですけどね!)、この試合はほんっと美味しいところを持ってきまくりです。
 ゾエさん、ますます好きになっちゃいますわ〜。

 一方、先週スーパー大ピンチだった修ですが、スイッチョンのおかげでなんとか逃げ延びてた模様。
 腰のホルスターにレイガストの柄が見当たらない(少なくともわたしのジャンプの粗い印刷だと)のでレイガストは諦めたようで、たぶんあのままバッグワームを出して逃げることを選んだんでしょうね。
 ほんとそれしかなかった状況だと思います。
 下手にレイガストを拾おうとしなかったようでよかったよかった。
 私なら反射的にレイガストに手が伸びちゃって一巻の終わりだった気がします(笑)。

 また宇佐美先輩の視覚支援フォローも素早く的確だったようで、前回のミス(自称)をこれで帳消しにしてオツリが来た印象。
 さっすが宇佐美先輩、機器操作 10 (登場済み全オペ子中1位。同率1位に国近さん)はダテじゃないですねー(笑)。
 ふんふん鼻息荒い宇佐美先輩めっちゃかわいいです。

 そしてそして、いよいよお待たせしましたって感じで、ついに遊真&ヒュースが登場!
 しゃかしゃか虫みたいに逃げようとしていた太一をエスクードトラップでバッチリゲットだぜ!
 じたばたあがく足がまさに虫!って感じで笑ってしまいますが、このエスクードトラップ、完全に迅さんにやられたときのヤツじゃないですか(笑)。 
 あれはヒュースの性格的にすっごく屈辱でしたでしょうからねー。
 いつか誰かにしてやろう(できたら迅さん相手に)って根に持ってたんじゃないでしょうか(笑)。

 しかし太一、スナイパーとしてはもうどうしようもない、確定で 1 ポイントですねー。
 ヒュースたちがいま太一を落とさなかったのって、完全に「ポイントが動く描写はSQ.に持ち越します」って宣言に見えちゃいました(笑)。

 さあ、いよいよお披露目の時間が来ました、玉狛のエースと隠し玉。
 そのテンションあがりまくりのお楽しみは、まさに SQ. でのお楽しみにってことになっちゃいましたね。
 やー、うまいことひっぱりました(笑)。
 見事に SQ. 発売が待ち遠しくなっちゃいましたよ。
 ここから単行本派にうつる人たちも多いかと思いますが、このヒキの上手さは SQ. を買い始めちゃう私みたいな人もけっこう多いんじゃないでしょうか。
 まぁ、SQ. はこれまでノータッチでしたが、面白い漫画もきっと多いことでしょうしねー。
 これを機会にいろいろ手を出してみるのも楽しいかなって思ってます。

 その他今週の小ネタ〜。

・太一の毒殺案がおかしすぎ(笑)。

・ヒカリちゃんのこれは毒が効いてないのか!?

・きゅ〜っって毒でダウンしているうしろふたりが膝枕でなごむ。

・障害物をかいくぐるカゲマンティスがイヤらしい。今試合はマンティスの可能性がどんどん広がりまくりです。

・暗転しても五度までは致命的攻撃を避け切る影浦さんマジハンパない。サイドエフェクトつええ。

・最後攻撃をくらったのは目がくらんだのが主原因として、テーブル席が邪魔になったのもありそう。サイドエフェクトでも感情のないテーブル席までは見えないわけで、狭さがアダとなってる感じ。このあたりが鈴鳴第一の作戦通りかなー。

・やたらと忙しくなってるヒカリちゃんかわいい。今試合はオペレーターがほんと大変そう。

・東さんが書店で出してる謎球体、それが噂のダミービーコンですか!?レーダーにダミーの反応を出す機能でしょうか。東さんがどんな使い方をするのか楽しみ。

・ヒュースと遊真は通信で示し合わせて配電室に行ったようだけど、そのことを修は知らないのかな?それとも打ち合わせ済み?

・エスクードの上の凹みは半分は優しさでできてそう。ここ、いずれヒュースはギザギザ歯に改造するんじゃないかしらん(笑)。



ぼくたちは勉強ができない

 お母さんのメッセージビデオでめでたしめでたし。
 もちろん文乃んがお父さんに本音でぶつかっていったからこそでしょうし、それができたのも、成幸が背中を押してくれたからってことになると思いますし。
 いやー、みごとな二人の勝利って感じで、収まるべきところに収まったなっていう満足感の高いエピソードでありました。

 しかし、疲れ切った文乃んが成幸の肩で眠っちゃうオチと思わせておいての「起きてる」は強烈でしたねー。
 漫画のセオリーをうまく逆手に取った感あります。
 こういう衝撃があったかと、うわーっとなってしまいました。
 そしてドキドキするふたりの様子にこっちまでドキドキしてしまいます(笑)。
 急速に近づいてきた感のあるこのふたり。
 最後こそギャグっぽく〆られて、いつものぼく勉って感じになりましたが、ここからどうなっちゃうんでしょうね。
 わっくわくであります。



Dr.STONE

 でっけーー!
 ここまでの帆船を作ることになるとは思いもしませんでしたが、しかし今の労働力ならば不可能なことではないわけで。
 いやー、たしかにマンパワーはパワーですね。
 どんどん規模の凄いものが作れるようになっていきそうです。
 同時にそうか、いままで作ってきたものを量産してゆくこともできそうなんですよねー。
 司軍団と統一したことで、一気に可能性が開けた感がありますわ〜。



ハイキュー!!

 さすが全国三大エース。
 狢坂の桐生、ブロック三枚をものともしない強烈なスパイクがいきなり決まりましたが、しかし狢坂で警戒しなければいけないのは桐生ばかりじゃなく、この臼利ってセッターもかなりのクセモノっぽいですねー。
 赤葦さんのポーカーフェイスとは違ってニコニコ明るい表情なのに、どこか何を考えてるか分からない感があって逆に不気味。
 今回はエース対決であるとともに、このセッター対決の一面もありそうです。
 立ち上がりでエースを使わなかった赤葦さんと、エースを使った臼利というように、どうエースを活かすかってところがこの試合の焦点なのかもですねー。



ゆらぎ荘の幽奈さん

 おー! 狭霧ちゃんやるうーー!
 でっかいクナイのファンネルをオトリとして、ナノマシンレベルに小さいクナイで百万回連打攻撃。
 まさに雨がしたたり岩をも穿つ、雨野狭霧ちゃんの名は体を表すかのごとき必殺技!
 みごとな心理戦をからめた大勝利でありました。
 いやー、これは気持ちよかった。

 そしてそのバトルの勝利と同時に、狭霧ちゃんの大きな心境の変化も描き切っちゃうこの気持ちよさ。

「そんな軟弱な男に

 私の夫は務まらない」


 と得意げに言って振り向く視線の先は!
 恋を自覚した狭霧ちゃんのこの表情がすばらしい。
 目から完全に好き好きビームがでちゃってますよ(笑)。
 ほんっと可愛い事可愛い事、たまんないものがあります。

 やー、これはここからの恋の戦線、おおいに波乱が起きそうです!



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posted by BOSS at 22:43| Comment(2) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヒロアカ>いや、A組も範囲攻撃可能キャラだらけだと思います。
まず轟、氷の範囲は間違いなく1年トップ。続いて爆豪、汗を溜め込んだもしくはリスクありの大爆発は充分範囲攻撃。
続いてアイテム作られるまでは周囲を巻き込む懸念があった上鳴の電気攻撃も間違いなく範囲攻撃。
耳朗の音波も遠くだと威力低くプレゼントマイクに遠く及ばないけど、互いが見えない距離から届きますし、デクも風圧で範囲攻撃になります。
ボンド位の範囲なら芦戸の酸もこれくらい撒き散らせますし。

ボルト>まあ自来也先生と言っても、ペインの時のように体を使われてるだけでしょうからそんなに問題ってわけじゃないですね。

ワートリ>まあ修がピンチになったのもスイッチョフのせいですけどね。
修の指示を受けてか独断かは分からないけど、ユーマ・ヒュースの太一退治良かったです。
なんか修の不安思いついたんですが、ヒュースの弾のトリオン量と見覚えを合わせてアフトクラトルの奴だとバレて、連鎖的に異常なトリオン量からチカまでネイバー扱いを受ける。更にはユーマの事までバレて大ピンチとかはないでしょうか?

ハイキュー>しかもこの三枚ブロック相手に決めたのバックアタックなんですよね。
いくらタイミングずれたとはいえヤバいです。中学時代最優秀に輝いたという事はレシーブなんかもいいんでしょう。
Posted by 太郎丸 at 2018年12月01日 15:44
>太郎丸さん

>ヒロアカ
 あ、ちょっと誤解を誘う書き方になっちゃってましたねーわたし。
 A組は範囲に「ダメージ」を与える個性持ちは多いですが、さまざまな作戦行動中に範囲で使いやすい「妨害能力」をものにしている生徒は少ないなーと思ったわけです。

 たとえば葦戸さんがわかりやすいと思うんですが、葦戸さんの酸は普通に「ひとに当てちゃいけない技」というものだと思うんですよね。
 あの酸がどのくらいの威力があるかは作中あまり描かれませんから想像するしかないですが、人に当てたらヤバイ威力なのだろうと思われます。
 またヴィランが街中にいるなど周囲に一般人がいた場合にもいまのところ使いにくい技じゃないかと思われます。

 葦戸さんのいまの個性の使いかたとしては、壁を溶かして穴を開けたり、床を溶かして滑りやすくしたりと小技が主となってきていると思うんですが、敵に対する抑止力の高い妨害技までは確立できてない印象なんですねー。
 地形さえマッチすればバッチリ強い個性だと思うんですがねー。
 (酸の濃度も自在に調節出来たら便利そうだなー)

 上鳴くんは感電させ敵を行動不能に陥れられる点でかなり妨害技向きですが、周囲誰かれ構わず感電させてしまう点で範囲で使うには状況をかなり限定する(周囲にショートさせちゃいけない精密機器があったりするとなおさら)のが今後の課題だと思います(敵単体でなら使えるよう進歩済みでしたねー)。

 轟くんは本来氷で範囲妨害もっとも優秀な生徒ですねー。
 それが今回テツテツくんに破られたのはとても残念。相性が悪かったなー。

 かっちゃんは妨害とか……できるんだろうか性格的にとか思っちゃいました(笑)。
 それより一気に倒す方向に行っちゃいそうだなーと。
 きっとなんでもできるかっちゃんなら、やるべき状況が来たらサラッとやっちゃうと思うんですけどね(笑)。

 耳郎ちゃんの音波は壁の向こうの敵も一気に気絶に追い込めるくらいのいい技になりそうなんですが、今のところそこまでの出力はない感じですかねー?
 アニメオリジナル展開ではヤオモモが出したスピーカーを使ってそのようなことをしてましたっけ。
 今後の成長に期待って感じでしょうか。

 そういったかんじで現在の所、敵の行動を阻害する範囲妨害技としてそこそこモノになってるのはB組のほうが優秀な生徒が多いというのが私の感触です。
 おっしゃるとおり、単純にダメージを与えるだけなら A 組も優秀なんですよねー。
 むしろそっちの面では A のほうがリードしてるかも。

>アフトクラトルの奴だとバレて、連鎖的に異常なトリオン量からチカまでネイバー扱いを受ける。更にはユーマの事までバレて大ピンチとかはないでしょうか?

 おおお、ヒュースがアフトだとバレるところまではあるかなーと想像してましたが、そこから遊真や千佳ちゃんまで疑惑が波及するところまでは想像してませんでした。
 それ、あるかもしれませんねー。
Posted by BOSS at 2018年12月02日 21:08
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