週刊少年ジャンプ2018年49号掲載分の感想です。
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【感想小タイトル】
■ルフィ、突撃!
■ルフィVS.カイドウ第1ラウンド
■ルフィ、突撃!
先週いきなりカイドウに襲い掛かってくれたルフィでしたが、おおー、ちゃーんと効いたことは効いたみたいですね!
もちろんノックダウンまではいかなかったようですが、短時間とは言えカイドウの動きを止めることができたんだと、ちょっとそのへん嬉しくなりました。
ルフィの拳、まるで効かないわけではなさそうだぞと。
わたし的にはそれこそなにをやってもまるでダメージがいかないのではないかという疑念まであってので、これはほんとオオッ!と思いました。
しかしここでウマ美が落ちてきて、まさかウマ美とお玉ちゃんがやられたことが判明しちゃうとは。
うーんカイドウ、裏切者(と思うでしょうね、普通に考えて)のウマ美はともかくとして、いたいけな子供に手をかけるとは許すまじ。
少なくとも大人でも、紳士のふるまいでもないですねー。
これはちょっと印象としてカイドウの器がでかいものではない感じに見えてきました。
やはり野性的な理不尽と暴力の塊って感じなんでしょうかカイドウ。
そしてお玉ちゃん、これは生きててほしいなー。
子供はこういうドラマでは死なないハズとは思いつつも、ちょっと小さな子供とカイドウのどでかさのあまりのスケールの違いに心配になってしまいます。
ちょっと触れただけでもプチッていっちゃいそうですもん。
ところでウマ美、カイドウのマントの裏から落ちて来たって部下が言ってましたけど、カイドウのマントでどこのことなんでしょうね?
タテガミみたいになってる背中の黒いところがそうなんでしょうか。
また、ここでルフィを止めに入るローでしたが、ルフィはこれに対して
「今ぶちのめせば
終わりだ!!!」
「錦えもん達も
おれとお前の仲間たちも
無事かどうかもわからねェ!!」
と、しっかり事の分水嶺を見極めているのが素晴らしい。
ルフィ、一見アホの子のようでいて、ちゃーんとこういう局面のキモを見抜く力は誰より優れていると思うんですよね。
たしかにみんなが全滅していたらここでやらなきゃいけないですし、そうでなくてもここでカイドウを討ち取れるなら、作戦決行日を待つ必要なんてありはしないわけで。
討てるなら討てる時に打つべしっていうのはとても正しいって思います。
もちろんそれは、本当に討てるなら、の話なんですけどねー(笑)。
■ルフィVS.カイドウ第1ラウンド
かくして始まったルフィVS.カイドウの大勝負。
おそらくこれがまだまだ長いワノ国編における、対カイドウ戦の第 1 ラウンドと言う事になるのだと思うのですが、いやー、殴りも殴ったり。
ルフィ、とことんやりまくりましたねー。
最初っから大技の切り札出しまくり。
武装色+ギア 3 の象銃乱打(エレファントガトリング)で圧倒し、カイドウの龍状態を解除させてしまったのは予想以上の快挙でした。
四皇に(酒が入って弱体化してそうだとはいえ)、ちゃんと攻撃が効いたっていうのはかなり大きな発見ですよ〜。
さらに人間状態で倒れているカイドウに、間髪入れずにギア 4 弾む男(バウンドマン)で猿王群鴉砲(コングオルガン)を叩き込む!
いやー、まさに最初から全力全開!
出し惜しみなしってのは気持ちいいです。
しかしこういうふうにヒーローが最初っから必殺技を出す展開は、だいたいやられちゃう時のパターンなんですよねー。
徹底的に打ちのめされたはずのカイドウが、なにごともなかったかのようにムクリと起き上がり、おもむろに金棒を拾り……一閃!
ガン!!
「“雷鳴八卦”!!!」
うああああああ、一発ですかーーー!!
超必殺技と言う感じですらなく、ただのちょっと強めの通常技って感じの、ぶっきらぼうな一発で!
いやー、あっけなくのされてしまったのが逆に気持ちいいくらいです。
強烈な彼我の格差を思い知らされます。
いつもどおり海賊王になると宣言したルフィに対し、
「何の王になるだと……?
小僧ォ……!!!」
と、冷たく吐き捨てられてしまったこの屈辱。
いやー、この圧倒的な格の違い、いったいどうやったら埋めることができるのか。
まさに絶望一色であります。
でも、今回ちょっと気になったことがありまして、それはカイドウがルフィの攻撃を受ける直前、妙にルフィのことをじっと見つめている……観察しているコマが二度ほど描かれてるんですよねー。
それまで酔っぱらって目がトロけていたはずなのに、攻撃を受ける直前だけはスッと目が鋭く光っている感じなんです。
ここ、二か所だけ妙に目が強調されて描かれている気がするんですよねー。
何か意図が隠された描写なんじゃないでしょうか。
たとえば、カイドウは自分が「見た」攻撃からは一切ダメージを受けないとか、そういう特質を秘めていたりするんじゃないかとか、なにかそういう秘密がかくされているんじゃなかろうかと。
もしそういう秘密が隠されているのだとしたら、カイドウ攻略に大きな突破口になるかもしれないなと。
そういうヒントが隠されている描写なんじゃないかなーと、ふとそんなことを思った場面でした。
さー、どうなんでしょねー。
とにもかくにも、あまりにも手痛い屈辱の返り討ちを受けてしまったルフィですが、ここからどうなってしまうのか。
カイドウが捨て置いたとしても部下たちは捨て置いてくれないでしょうから、このままだとルフィは囚われてしまいそうですしね。
なんとかローたちが頑張って連れ去って欲しいもんなんですが。
城跡と一緒に吹き飛ばされたかもしれない仲間たちも気になりますし。
やー、これはワノ国編、一気に谷底展開です。
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体勢をひっくり返したり、一緒怯む事はあっても芯には一切届いてない。ダメージとして残ってない的な感じです。
言うなればナミがルフィを殴ってダメージはないみたいな。
海賊って悪のが普通なのでお玉に対して区別しなくてもおかしくないかと思います。
ルフィの見極めが見事。そもそも計画でも酔っ払ってるところを狙うはずで、むしろ他のメンバーがいない分計画以上の状況なはず。
ルフィvsカイドウ第1ラウンド>龍を解除したのはダメージというより、大雑把な攻撃では当たらないからってのがデカイと思います。
目が鋭くなったのは、やられるダメージではないが実力は感じて真剣になったからかと考えてます。
とはいえ、無効化能力も考えて見ると面白いです。
カイドウの技がどれだけあるかも注目ですね。フィジカルが最強過ぎて、技があまりないタイプだと思ってます。格闘ゲームでスーパーコンボがない代わりにスペックが以上で普通の必殺技がスーパーコンボ並みみたいなキャラといいますか。
私的にはカイドウにまるでダメージが通らない最悪の事態すら想像しちゃってたので、お、思ったよりは反応あるなって感じが正直なところでした。
ゲームで例えればダメージ表示が「0、0、0、0……」みたいになるかと思いきや、「100、100、100……」くらいは出てて、まぁでも総HPは数万点以上は軽くあるんだろうなって感じですかね。
>大雑把な攻撃では当たらないからってのがデカイと思います。
なるほどそれはありそうですねー。
龍状態はブレス攻撃とかの範囲攻撃がメインで、すばしっこい敵を相手にした対個人戦には向いてなさそうですし。
>フィジカルが最強過ぎて、技があまりないタイプだと思ってます。
おお、それはキャラが立ってていいですねー。
メラゾーマではない、メラだみたいな感じで、すべての技が超必レベルであるために超必を必要としていないって感じかも。
ただのパンチこそが最終奥義みたいな。