というわけで一日遅れの後半戦でありまっす。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・鬼滅の刃
・ハイキュー
・【短期連載】THE COMIQ
・ぼくたちは勉強ができない
・ブラクロ
・ダビデ君
・呪術廻戦
・HUNTER×HUNTER
・火ノ丸相撲
・ジモトがジャパン
の 10 本でお送りいたします。
鬼滅の刃
無一郎くんの炭治郎とその他に対する温度差に吹いた(笑)。
別人のように態度が柔らくなったと思ったのですが、自分が認めてない人間に対しては昔の無一郎が顔を覗かせちゃうみたいですね〜。
まぁ人間いきなりは変われませんし、こういう厳しい態度でのぞむのも、正しい指導者の態度って思いますしこれはこれでアリかもと(笑)。
そしてウッキウキでおいでませと手を振ってる恋柱さんめっちゃカワイイなーー。
しかしこの訓練はこれはこれで凄いなと。
男にレオタードを着させて新体操って、めちゃくちゃ時代を先取りしてるじゃないですか(笑)。
また恋柱さんとイチャイチャできるたのしいたのしい教室かと思いきや、内容はやっぱり容赦ない地獄だったというのもいいオチでした。
恋柱さんの怪力無双で股を割かれるとか、すさまじい恐怖でありますよ(笑)。
これ、恋柱さん多少は加減してるのかなー。
しかもその恋柱さんがめっちゃニコニコ楽しそうなのがまた恐怖(笑)。
お次は蛇柱さんのとこの修行ですが、これは凄いのを発明したなー。
文字通り人柱が林立し、横たわりまくりのなかで、それを縫うようにして剣をまじえる壮絶な修行。
優しい心を持つ炭治郎のような剣士にとっては、自分の身を傷める修行よりもこっちのほうが効くかもしれません。
やー、これは斬新なアイデア。
あまた奇天烈な修行を描いてきたジャンプバトル漫画の長い歴史の中でも、これは斬新な修行方法かもしれません。
ちょっとオーッってなりましたよ。
そして蛇柱さん、ほんっとーに恋柱さんが好きなのねと(笑)。
そしてあいかわらず騒がしい善逸と合流しつつ、お次は不死川さんのとこの修行場へ。
やー、明るく堂々と
「全然大丈夫です!
僕も貴方を認めてないので!
禰豆子刺したんで!」
と宣言しちゃえる炭治郎、めっちゃ微笑ましくも頼もしい。
そのあと颯爽と去っていく炭治郎の笑顔がまた最高です。
やー、ほんっと炭治郎はハートが魅力的。
ハイキュー!!
互いに必死に食らいつき、崩れながらもギリギリのところでボールを繋いだり、そんななかでも果敢に攻めに行ったり。
音駒戦クライマックス、怒涛の攻防に息を飲みます。
そんな中、カメラがブワッと引いて会場の全景を映しだし、それが一転してあの東京合宿の体育館になるという演出はゾックゾク来てしまいました。
そう、そうなんだよなーって。
彼らにとってはこの大舞台の特別性はとくに大きなものではなくて、むしろあの合宿からずーっと繋がっている延長線上の戦いなのだろうなと。
そしてこの一本も、もしかしたらあの合宿でまるでそっくりな局面があったのかもなーと。
彼ら、ふたつのチームの因縁と、これまで歩んできた道のりが、変な表現かもですが、まるで走馬灯のようにブワーーッと流れていく感触がありました。
そして、ああそうかーー、こういう決着になっちゃうのかーー。
ボールについた全員の汗が、まさかの研磨のミスを呼ぶ。
なんというあっけない幕切れか。
それこそ日向なんてゲームが終わってることにも気づけなかったくらいって。
しかし、最後の研磨のこの一言が、雄弁に語ってくれてますねー。
RPG に例えれば、バレーなんてなんてことのないもののはずなのに、
「はぁ〜〜〜
面白かった!」
「クロ
おれにバレーボール教えてくれて
ありがとう」
って!
これ、黒尾さん泣いちゃう!
いや、泣かないかもしれないけどもこっちが泣いちゃう!(笑)
いやー、ほんっとうによかった。
研磨がこういう境地に到達出来て、心底よかったと胸が熱くなりました。
はじめにバレーを教えて引っ張り込んだ黒尾さんがあり、まわりをかこむ音駒の素晴らしいチームメイトたちがいて、そして切磋琢磨しあい、しのぎを削りあう日向たち烏野というライバルがあってこそ、はじめてこれだけの気持ちになれたんでしょうね。
なにごとにも淡泊な研磨の目を通し、わたしたちにもバレーに打ち込むことの最高に熱い部分を教えてくれたように思います。
いやー、素晴らしい、本当にすっごい試合でした。
そして同時に、もっともっと彼らの試合が見てみたい、彼らには卒業して次のステージに進んでも、ずっとバレーを続けて欲しいって思わせてくれる、そういう試合だったと思います。
最後が「ああっ!」っていう幕切れだっただけに、余計にそう思うのかもしれません。
またどこかで絶対やってほしいって。
まぁでも、今はとにかくお疲れ様ですねー。
各チーム、各選手に拍手!って感じです。
ほんとうに最後の最後まで、おつかれさまでした!
【短期集中連載】 THE COMIQ
3 回目。
面白いことになってきましたねー。
アシスタントの描いた背景と、容疑者のしかけたトリック、主人公の推理とががっちり組み合っている感じがいたします。
それにしてもなるほど、姫川は当日、最初からアリバイ作りをしようとしてたみたいですねー。
先週まではあまりにも犯人っぽいから逆に犯人じゃないのかなーなんて思ってたんですが、ストレートに犯人なのかも?と思えてきちゃいました。
彼の坂巻サイドに対する妨害工作も気になるところです。
ああでも、ここまで犯人と思わせておいて……というのも推理ものではよくあるヤツかー。
となると、主人公坂巻の担当編集さんが怪しいかなー。
いろいろよく知ってるのが逆に怪しいようにも思えたり(笑)。
ぼくたちは勉強ができない
なんという超展開!(笑)
まさかの一つ屋根の下展開って!
成幸、勢いとは言えすっごいことを当人の親に対して言ってしまったものだなー。
まぁしかし、同棲とはいえあの家にはちっちゃい弟妹に加えて例のすんごい妹ちゃんまでいますからねー。
そんじょそこらのラブコメ同棲編では済みそうもありません(笑)。
つーか、早々に他のヒロインたちにもバレちゃいそうだなー。
ともあれ、ドッキドキの妄想爆発、波乱の展開に期待が膨らみまくりです(笑)。
ブラック・クローバー
王様、魔法使えたんだ!(笑)
てっきり玉座に甘えてなんにも修行とかしてない人だとばかり思ってましたが、たしかに王族は王族なわけですから、素質としての魔力はケタ違いなんですもんねー。
で、いったいどんな魔法かと思いきや、ただの光の虚像を作り出すだけって(笑)。
ああもうこれでどうしろとって感じですよー。
正直ブグリュッとやってくれたランギルスにちょっとだけ快感を覚えてしまいました(笑)。
そしてフィンラル、今週は最高にカッコよかった!
素直にシビレましたよ〜。
フィーネスさんのあやういところを、超スマートに登場して救出しちゃう。
まるでヒーローじゃないですか。
そのあと汗ダラダラなのが実にフィンラルって感じなんですが(笑)、しかしこれはかなり見直しちゃいましたよ。
思春期ルネサンス!ダビデ君
なんというシンプルかつわかりやすいシモネタ!
いやー、実に下らない勝負ネタ(誉め言葉w)でありましたが、たまらず笑ってしまいました。
このジャンプマークの使い方、正直好きですわ〜。
そして最後の絵画ネタ、キリストの埋葬をなんてことに使うのと!(笑)
呪術廻戦
掲載位置が急に下がってちょっとびっくりしましたが、今週は呪術とアクタが、今週カラーのゆらぎ荘、ソーマとシャッフルしている感じなのかなーと。
新連載ふたつは怒涛のカラーが続きましたから、ちょっと締め切りが遅めの後方掲載位置をくれたってことなのかもしれません。
呪術とか、センターカラー→表紙巻頭カラー→ 2 号連続センターカラー→単行本 2 冊同時刊行と、ほんっとヤバイ勢いで働かされてますからね。
本気で芥見先生のお身体が心配です。
ワートリの悲劇を繰り返させてはいけませんって。
さて本編ですが、今回は団体戦に向けての作戦回なんですが、会話しているだけなのにほんっと面白いですわこの漫画。
まずは京都校の本気の殺ル気にかなりビックリ。
かなりやばい校長だとは思っていましたが、生徒たちを使って堂々この交流会の中でヤっちゃう気だとは。
そりゃー五条先生もキレるわと納得のヤバさでした。
そんな校長の下で生徒たちは従ったり従わなかったり、従っていてもやだなーって思ってたりする人もいたりして、そんな温度差も面白い。
東堂さんとか、言ってることはムチャクチャなんですが、実に竹を割ったように清々しいですわ。
しかし、この中に裏切者がいるって話、誰がそうなんですかねー。
話の流れを終始誘導している感じの加茂が怪しいと言えば怪しいですが、逆に怪しすぎる気もしますしねー。
案外メカ丸か、魔女っ娘ちゃんがそうなのかも?とか思ったりします。
一方、五条先生と歌姫先生ですが、いやー、この二人のやり取りには終始笑わされてしまいました。
「だよね僕何もしてないし」
とか、めっちゃキレますってその言い方(笑)。
しまいに「弱いし」「度胸もない」と太鼓判まで押されちゃあ、湯呑ブン投げたってしょうがない。
歌姫先生、めっちゃ同情というか好きになれそうです。
やー、なんかこの二人、ちょっといい雰囲気だなー(姫川先生は絶対そんなのイヤでしょうけどもw)。
そして今週は虎杖と伏黒のバディ感がすっごくイイ感じでしたねー。
なんですか、この伏黒の古女房感(笑)。
みんなに一発で虎杖の強さを認識させた説明も、虎杖をそこまで買ってたのかと目からウロコな感じがしてよかったですし。
なにより平静を装う虎杖に、なにかあったなと勘付くその勘の良さですよねー。
なんですかその女房っぷりはってやつですよ。
たがいに深くは説明せずとも信頼しあえるこのふたり。
あの「死」を乗り越えて、この二人は他とは違う絆で結ばれつつあるのかもですねー。
やー、なんだか熱い関係性を見せつけられた一話でした。
あと、このラストの東京組のやりとりもいいなー。
急造チームではあるはずなのに、一気にチーム感が出てきましたよ。
今週は、暗くバラバラの京都校と、明るく一致団結した東京校っていう明暗の対比がすごく効いてました。
ハンター×ハンター
うへー、これツェリードニヒ、テータちゃんの殺意に完全に気づいてるってヤツじゃないですか。
それを知ったうえで己のいいように利用しようっていうのか、それとも「可愛い」って言うとおり、女性として魅力的だと思うようになったということなのか。
なんにしてもゾクリとさせてくれる鋭い目つきでありました。
ただのクレイジーではない、キレモノなんですよねーこの王子。
一方ハルケンブルク王子は思い切った実験をやりましたねー。
ベンジャミン私設兵と魂が入れ替わった自分の兵士を、実験のために自害させるとか。
ハルケンブルク自身も兵士自身も相当の覚悟のうえでしょうし、相当の絆なくてはできないことでしょう。
さー、この実験、どういう結果になるんでしょうねー。
これでスミドリという兵士が帰ってきたら、ハルケンブルク王子としてはリスクほぼなしで敵対戦力を削りまくれることになりますもんね。
やー、これは今後の台風の目になりそうな予感です。
火ノ丸相撲
おー!金鎧山、ギリギリのところで大爆発!
これこそが大関という存在の真の力というヤツですかー。
家族の生活を守るために安定をとったということですが、そんなことは本当に家族が求めていることなのかという刃皇の問いかけも気持ちいい。
金鎧山のことをこっぴどくこき下ろしているようでいて、刃皇は金鎧山が向くべき方向をちゃーんと見抜いていたんですね〜。
やー、ギリギリのところで本当の意味で覚醒できた金鎧山、最高に熱くシビレました。
さあ、これだけのものを見せつけられちゃうと、そんじょそこらのことでは鬼丸も太刀打ちできないでしょうねー。
あの刃皇戦でかすかに見えた新しい力が今度こそ覚醒するのか。
これは楽しみなことになってきました。
またラストの鬼丸のセリフがいかしてますねー。
「お願いしまぁす!!」
って(笑)。
鬼気迫る金鎧山の表情とは対照的な、まるでこの勝負を楽しむかのような、大関の胸を借りて稽古を挑むかのようなこの鬼丸の表情。
やー、面白いですわー。
ジモトがジャパン
進撃ネタやっちゃったーーーー!!(笑)
それもちょっとボカす的なヤツじゃなくて、完全に堂々と!!
諌山先生とかタイトルとか完全に言っちゃってますもんね!(作品の性質上そうならざるを得ないとは言え)
いやー、これは勢いと大胆さに思い切り笑わされてしまいました。
けど、ちゃ〜んと許可は取ってありますよねー(笑)。
諌山先生が最初ジャンプに持ち込んで「ジャンプを持ってこい」とか編集に言われて追い返された話とかが有名なだけに、今回のネタは色んな意味で刺激的で笑ってしまいました。
やー、この作品、大胆かつ勢いが凄いですわ〜。
感想後記
一日遅れの後編感想でありましたが、いやー、ワールドトリガーが帰ってきたこともあり、今週はすごい読み応えがありました。
というか、ハンターとワートリが揃って、さらに高橋和希先生に松井先生って、ちょっと豪華すぎやしませんかと(笑)。
ハンターもワートリもあと 4 回くらいで掲載が終了してしまう事を考えると、これはちょっと超レアな号なのかもしれませんね。
むしろ保存版かもしれません(笑)。
また次号予告のページがすごくよかった。
各作品をトランプにたとえていて、ワートリの遊真をダイヤのエースとして「帰ってきたジャンプのエース!!」ってアオリを入れてるんですよね。
いやーこの扱いは泣けるわーと。
今週号はせっかく復活したワートリを、表紙でもなく巻頭カラーでもなくセンターカラーでもなく、ちょっと扱いとしてちっちゃくないかなーと先週は思ったんですが、どうしてどうして。
蓋を開いてみれば、ワンピースの直後という絶好の配置で読者誘導もバッチリですし、こうやって各所宣伝もしっかりやってくれている。
今日はリアル各地に巨大な宣伝看板が登場したそうですしねー。
本日より都内あちこちでワールドトリガーボード掲出中!!会社に一番近いのを撮りに来ましたが…油断した!日が落ちるのが早い!暗くてすいません。実物はもっとあざやかです。〈担当〉 pic.twitter.com/9pYSWBxuIg
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) 2018年11月1日
編集サイドや関係各位の、ワートリを万全の態勢で復活させようという、真摯な、ただただ読んでもらえるための心遣いが各所からうかがえて、ファンとしてとっても心温かくなる今週一週間でありました。
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