そんなこんなで後半戦〜。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・ハイキュー
・【読切】赤塚賞ギャグ読切3連弾
・ぼくたちは勉強ができない
・HUNTER×HUNTER
・ゆらぎ荘
・ダビデ君
の 6(8) 本でお送りいたします。
ハイキュー!!
西谷先輩あなたが神か!!(笑)
日向が軌道を変えることでかえって失敗するかに思えたレシーブで、またもや見せた奇跡の足レシーブ。
しかもそのまま得点にって!!
この神技は偶然決まったというわけではなく、
「頭のてっぺんから足指の先まで
今の俺の筋肉は
必ず 応える」
と確信をもってやってのけてしまったところが素晴らしい。
そしてまたこの神技に音駒サイドもテンション上げて(猫又監督まで手を叩いて喜んじゃってますもんねw)るのが実に西谷先輩だよなーと。
魅せるプレイヤーってのはこういうことだよなとウンウン頷いちゃいました。
やー、さすがは烏野守護神です。
そしてそれだけじゃなく今週はいろんな人が点をとってくれましたし、ラッキーパンチ的なものも多かったのですが、それもこれも「攻めた結果」なんだっていうのが気持ちいいんですよねー。
1 セット目で出鼻を挫かれてもまったくひるむことなく、黒尾さんの言う通り攻め続けまくりの烏野スピリッツ。
山口くんのジャンフロも、月島の高いスパイクも、菅さんの同時攻撃参加も、大地さんの打ち下ろし狙おうとするバックアタックも、すべてが守りに入らない、攻めの姿勢を崩さない烏野スピリッツを感じます。
まさに一丸!
その姿のなんと楽しそうな事かって思っていたら、島田マートさんがここであのセリフを重ねてきましたかー。
「本当に楽しむためには
強さが要る」
まさにそういうことなんでしょうねー。
そして今、彼ら烏野はそれができるだけの強さを手に入れているんだって。
だからこそ最高にこの試合が楽しいのでしょう。
これまで積み上げてきたものの末に、ようやっと手にすることができた宝石みたいなこのひと試合。
もう残すところあとわずかしか残っていませんが、とこっとんまで楽しんでって欲しいと思いますわ〜。
【読切】 赤塚賞準入選 AAA級ギャグ読切3連弾
赤塚賞に準入選を果たしたギャグ読切が 3 本並んで掲載。
いかにもギャグに力を入れようとしている今のジャンプの姿勢がうかがえる企画ですが、ではでは順に感想いきましょー。
●『SMART DEBU』
内山貴先生描く、タイトル通りスマートなデブくんの活躍を描く学園ギャグ。
結論から言ってしまうと 3 本の中で一番笑いました。
冒頭からしてボールより歪んでるデブくんの顔とかいきなり笑っちゃいますし、普段はなにごともスマートなのに、女の子の事となるとからっきし挙動不審になっちゃうところとか妙に共感呼んじゃいます(笑)。
「大丈夫 問題ありません」
のひとことでつくパンティパトロールっていうあだ名も大したセンスのキレですよ。
終始ほほ笑み続けるスマートデブくんの包容力の醸し出すゆる〜い雰囲気、なかなかに好みでありました。
これはもう一味かふた味つけられたら連載になるポテンシャルを秘めてると思うなー。
●『プリンプリン吉田の華麗なる人生』
安道じょうけい先生描くアメリカ人あるある系学園ギャグ。
最初はそれほど来なかったのですが、プリンプリン吉田くんの押しの強いドヤ顔が徐々に面白い気がしてきて、最後の赤ん坊のドヤ顔でもう笑わざるを得なくなりました。
よく見る感じのアメリカ人ネタではあるんですが、シュールな吉田君のキャラ造形がなかなかに面白かったです。
でも一番笑っちゃったのがヒロインの女の子が「キュン」って吉田君に恋しちゃうとこなんですけどね(笑)。
何で今キュンってしたの!?と。
いまキュンってなる要素ドコ!?って一番激しくツッコんでしまいました(笑)。
コマ割りや構図、話のメリハリなどがやや単調に見えたので笑いどころが分かりにくいかなーと、そういうところがちょっとひっかかったかもしれません。
そのあたり、改善の余地ありでしょうか。
●『マタギと学生』
長田憲之介先生描くマタギ青年が山中で出会った強烈な学生を描くギャグ。
いやー、今回 3 本の中で一番シュールななにかを炸裂させてたのがこの作品ではないでしょうか。
学生の強烈なインパクトを残す外見と、マイペースすぎる言動。
けっして爆発的な事件が起きるわけではないんですが、ずっと異次元空間に迷い込んで出られないようなシュールさを味わわされました。
このインパクト、なかなかのものがある気がします。
惜しいなと思ったのは、マタギ青年のほうまで時々ヘンな発言をさせているところだと思うんですよね。
学生に対するツッコミ役なんだから、こっちはあくまで常識人であっていいと思うんですよ。
マタギと学生という二人の全然異なる世界のギャップが面白さを作ってると思うのでねー。
ここはクッキリ描き分けたほうが良かった気がします。
あと、ほっぺやアゴまわりの肉とか、シワとかに対する作者の熱意が妙に凄くて、そこが可笑しかったのもポイントですねー(笑)。
そのへんだけがものすごくリアルで、そのほかはそうでもないという描画力の偏重っぷりが、作者の興味の比重をとても正直に語ってる気がして笑ってしまいました。
やー、いろんな意味で脳裏に焼き付く漫画でした。
ぼくたちは勉強ができない
わー、なんというプレイ!
本来こういうちょっと変わったプレイ的状況(なにそれw)は ToLOVEるやゆらぎ荘の領分だとばかり思ってたんですが、まさかあしゅみー先輩がここまで一肌脱いでくれる(文字通り)とは思いもしなかった(笑)。
普段弱みを見せないあしゅみー先輩だからこそ、余計に燃えてくるってもんでありますわ〜。
やー、今後ともよろしくおねがいいたします(何がw)。
ハンター×ハンター
あー、カチョウ王子だめだったかー。
お?なんとか助かったか?と思わせての、すでに彼女は死んでいたという凶悪などんでん返し。
一瞬希望を見せられただけに残酷な落としかたでありました。
カーちん、最期までいいキャラでしたねー。
強気な言動でありながら手が震えているのはカーちんのほうで、フーちゃんがその手をぎゅっと握って勇気づけてたりして。
ふたりの関係が見た目通りではない厚みのあるものとして感じられました。
そして残されたフウゲツ王子がカーちんの死に気づいていないと言うのがなんとも物悲しい。
まるで二人の「死してなお」な深い絆が、そのまま形になったような守護霊獣というのも、なんとも胸に来るものがありました。
これからカーちん化した守護霊獣は最大の力でフウゲツ王子を守るんでしょうねー。
こうなったら、なんとかフウゲツ王子だけでも生き残って欲しいものです。
それにしてもキーニさん、こちらも渋い死を演じてくれましたが、しかしこの状況ですとセンリツのほうも強く嫌疑をかけられるのは避けられないと思うんですがどうでしょう。
あくまで意図的ではない偶発的に強く発動してしまったのだとか言い張れればいいんですが、センリツもかなり危なそう。
しかしこれはすごい能力ですねー。
王子たちから護衛の兵士たちまで(ただの陶酔状態で3分限定とはいえ)全滅させることに成功しているっぽいのが凄まじい。
まぁ耳栓ひとつで防げる能力ぽいのでネタがバレてしまえば弱いんですが、それにしてもこの不意打ち全滅劇は衝撃的でした。
いっそこの場で全員制圧してしまう手も……とか、ちょっと過激なことも考えてしまいましたよ(笑)。
さーて、晩餐会で一気に動き出したこのドラマ。
次はどういう方向に舵を切るんでしょうか。
ゆらぎ荘の幽奈さん
バトルも終わって一段落ついたところで、通常運転に戻って葛城ミリアちゃん回。
こゆずちゃんとまたまた術合戦と思ったら、まるでスパイのようなことをやってる自分の立場に苦しんでたりするなんて。
なかなか生真面目というか、健気と言うか、一本筋の通ったところのある子だったんですねー。
ちょっと意外でめっちゃ可愛く見えてきました。
またそんなミリアちゃんの自白を、どーんと受け止めておおらかに受け入れてくれちゃうコガラシと幽奈さん。
この二人のお兄さんお姉さん感がまたまた素晴らしい。
もうここの家の子になりさいっ!って思ってしまいます(なんだそりゃw)。
思春期ルネサンス!ダビデ君
先週そろそろキャラを増やした方がいいのでは?と言ったら来ましたね!
じつに魅力的な新キャラ、モナリザさん!
引っ込み思案のカワイイ子というだけなら没個性で埋もれてしまうところ、強烈な顔芸キャラで攻めてきましたかー(笑)。
いやー、あの世界の名画モナリザを怖い顔芸にしてしまう大胆さ。
私は手放しで賞賛したいです(笑)。
たしかにわたし、モナリザってちょっと怖いなって思った事ありますもん。
爬虫類みたいな目になるホラー描写とか、表情筋が戻る過程とか、ニヤァァと笑うところとか、よくぞここまで世界の名画を崩せたなと(笑)。
その大胆さと絵自体の面白さで二重に笑ってしまいました。
それにしてもこの漫画、可愛い子はほんっと可愛いな〜。
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先生の銭湯回とか。
勉強の場合は女の子たちの陣営が恋模様担当と、エッチなハプニング担当の二手に分かれてきているのかも?とちょっと思いました(笑)。