週刊少年ジャンプ2018年45号掲載分の感想です。
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【感想小タイトル】
■むかしがたり
■奇跡を繋いで
■むかしがたり
今週は錦えもんの口から語られる光月家むかしばなし。
なるほど光月おでん様、暴れん坊で型にはまらない人物だったようですが、ならずものをまとめ上げ、彼らに人間としての生き方を教え、国を作り、発展させて栄えさせた大人物だったようですねー。
「窮屈でござる!!」
という口癖がその人となりを語ってます。
つねに現状に満足せず、先の事を広い視野で見通して、もっともっと良くできるはずと、そういうタイプの人だったのでしょう。
国のトップとして実に理想的なタイプだわーと思います。
漂着したイヌアラシさんたち異形(めちゃかわいいw)にも偏見を持たず、ほんと心の広い人ですわ。
しかしここで物語は悲劇にガラッと舵を切ったようですが、そのあたりの話は読者にはまだ語られないんですね。
おでん様の顔もまだ判明してませんし、そこはいずれ詳しく回想で語られることでしょう。
まだまだ大悪党のオロチも出てきてませんしね。
■奇跡を繋いで
モモの助たちがどうやって時を越えて来たのかについては、おでん様の奥方様、トキ様の能力だったことが判明。
ここ、単なるトキトキの能力者というだけではなくて、『遥か遠い過去に生まれた方』という謎を残す形だったのはちょっと意外でした。
もしかすると今回だけの登場ではなく、いずれ空白の 100 年の謎解きとか、過去の歴史の謎にも絡んできたりする超重要人物だったりするかもですねー。
やー、これは気になりますトキ様。
そしてなぜ 20 年飛ばなければいけなかったについてですが、なるほど炎上し崩れ落ちる寸前の城からモモの助たちを脱出させるためには、20 年飛ぶしか選択肢がなかったってことみたい。
1 年 2 年とかの細かい設定をつけて飛ぶようなことができず、常に飛ぶのは 20 年の固定能力だったりするのかもですし。
周囲にはカイドウの手のものが包囲網を敷いてたかもしれませんし、20 年飛ぶことで落ち延びやすくもなるでしょうし(現に警戒網は今回ゆるくなってたわけですしね)。
ひとまずそういうことだったのかと納得です。
ここでちょっと気になったのは、「日和様」というモモの助の妹君なんですよねー。
まだ母の腕に抱かれる幼子のようですが、この日和様が母上と一緒に炎に巻かれて死んでしまったのか、それとも錦えもんたちはみつけられなかったようですが一緒に時を超えたのか。
あるいはなんとか生き延びて、どこかで大きくなってて再登場してくれるのか。
このあたりもちょっと気になる描写でありました。
もしかするとドレスローザ編のヴァイオレットみたいに敵側について出てくるかも?とか考えてしまいます。
また改めて語られる錦えもんたちの困難な旅路が、あまりにもあまりにも悲惨過ぎて、これはさすがに胸打つものがありました。
まずはゾウ付近で遭難して雷ぞうと離れ離れになり、ドレスローザではモモの助が間違った船に乗ってしまい、さらにカン十郎が囚われて。
錦えもん自身もパンクハザードでローによってバラバラにされちゃって。
完全に詰んだとしか思えませんもんね。これ。
光月家とワノ国の運命を背負い、20 年の時を越えてきた彼らだと言うのに、肝心な錦えもんたちがここまでどうしょうもなくなっちゃうなんて、悲惨と言うしかありません。
今はこう明るく話してくれている錦えもんですが、その胸の内に抱えていた絶望はいかほどのものだったろうと思いますよ。
そしてそんな、ほとんど切れたかにみえた運命の糸をつなげなおしたのが偶然あらわれたルフィたちだったんですよねー。
いろんな奇蹟が重なって、バラバラになってた錦えもんたちを集め直し、そしてとうとう今に至っているんだと。
あらためてこの綱渡りどころじゃない奇跡的な連なりの凄さ……こうやって語りなおされると、あまりにも凄い幸運の連続だったんだな〜と思い知らされます。
う〜〜〜ん、これは熱い!!
しかし、
「お好きでござるっ!!!」
とか、どうしてその回想を持ってきたのよと(笑)。
シリアス真っ最中に、めっちゃ不意を打たれて笑っちゃいました。
さあさあ、いよいよやることがわかってきましたねー。
こちらは兵隊を揃え、体制を整えて二週間後、カイドウの本拠地「鬼ヶ島」へと「討入り」ですか!
桃太郎プラス忠臣蔵じゃないですか!
いやー、これは熱い事になりそう!
なんせ四皇相手のマジバトルなわけですもんね!
潜入&脱出が任務だったビッグ・マム編とも違います。
本当にルフィが四皇に勝てるのか、思わず武者震いしちゃいそうですよ。
ルフィの配下たちも全員集合したりするんでしょうか。
それだけで 5600 人いますから、目標の 5000 人に達しますもんねー。
扉絵シリーズで描かれたばっかりですし、彼らの再登場がなるかについても楽しみです!
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それでも付いていきたくなる好漢なのは間違いないですが。多分、おでんも将軍の息子でも将軍になる気はなかったと思います。
奇跡繋いで>そりゃキンエモンが初対面時に海賊を毛嫌いしていても仕方ないですよね。むしろ、よくサンジに感謝を返したものだと思いました。
その流れを思い出すとキンエモンの好感度爆上げです。
ルフィには仲間がいるので、『計画通りにいけば』カイドウに勝てると思います。カイドウは今まで数に負けた事はあるわけですから。
まあメタ抜きでもホーキンスにバレていて、ビッグマムからも報告受けてる時点で既に計画破綻してるんですが(笑)
配下大集合は楽しみですが、レヴェリーに参加してる2組は厳しいと思います。2週間後ってまだレヴェリー終わってないでしょうし。
逆にレヴェリーでカイドウ+ビッグマムを相手する事を知って2組だけ参加もあり得ますが。
なにゆえワノ国が鎖国をしているのか、そしておでん様がなぜ開国したかったのか、そしてなにより開国の是非はどうなのか、そのあたりがまだ触れられてないんですよねー。
開国することの良し悪しが今後重要となってきそうな気がします。
>レヴェリーに参加してる2組は厳しいと思います。
ああそう言えばレヴェリーに参加しているメンバーもいたんでしたっけねー。
彼らが駆け付けるのはこちらの戦いがよっぽど長期戦にならないと難しいかなー。
距離感がわからないのでなんとも言えませんが。