ではでは後半戦!
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・約束のネバーランド
・ぼくたちは勉強ができない
・【金未来杯】血液ヌル
・キミを侵略せよ!
・ブラクロ
・ゆらぎ荘
・【終了】紅葉の棋節
の 7 本でお送りいたします。
約束のネバーランド
今回はあっと言う間に目的地につきましたねー。
まぁでも旅路のスリルについては先だってのゴールディポンド編でやったばかり。
エマたちの実力にしてみたらスルッと到達出来て当然ってとこですか。
しかしその場所、クヴィティダラというストーンヘンジのような遺跡でエマが見たものはかなり意外なものでした。
エマだけが見た白昼夢のように、不思議空間のなかで竜と子供(鬼の?)が出現してエマとちょこっとだけ交流。
エマはこの子供が例の「名前を言えないあの人」だと感じたと言うのがかなりの驚きでした。
もっとこう、めっちゃ強そうな巨大な鬼のラスボスみたいなのを想像してましたよ(笑)。
まぁでも、一番のトップがひ弱そうというのも定番と言えば定番ですか。
またこの子供姿、むしろエマと接触を取りたがっているというのも予想外。
食糧としてよりも、遊ぶ相手?として見ているようなくちぶりでしたが、はたして真意はどこにあるんでしょうか。
「あそぼ」というのがその通りの意味とも限りませんし。
ともあれ頭ごなしに敵対的でないことにはちょっと安心しました。
まだまだ情報不足過ぎて予断は許しませんが、これなら交渉の余地もあるかもしれません。
やー、ここで一気に核心に触れてきた感じですねー。
どうやってその場所に行けばいいのか、そのあたりはサッパリわからないままとはいえ、ものすごく大きな一歩を踏み出したぞって感じです。
ぼくたちは勉強ができない
海外留学のために、成幸のことを好きにならないよう決意した様子のうるか。
いやー、なんとも健気でいじらしい。
こういう時に限って成幸が服をほめようと気を回したりなんかして、ほんと罪な男ですわー。
まぁ、そういうのはいつものことかな(笑)。
服をほめられペタンと座り込んだうるか、大学構内のカップルの多さに切なさ爆発させてしまっているうるか。
いやもう、たまらんいじらしさであります。
この恋物語、いったいどうなっちゃうんでありましょう。
しかし、ジャージで密着って、これはこれでなかなかのエロさでありますよねー(笑)。
全身柔軟度が高い分、よけいに密着度があがっちゃってそうなのがすばらしい。
ラブコメらしい切ない表情を追いつつも、こういうラッキースケベもどんとこい。
実に隙の無い構成です(笑)。
金未来杯エントリーNo.2 血液ヌル
今週の金未来杯エントリー作品は、天願真太郎先生による低血圧少年が忍術と血液能力を使って宇宙人と戦うバトルもの。
バトルものというより若干ギャグ寄りなのか、ちょっとゆるめの掛け合いがなかなかに楽しい作品でした。
待遇の改善を要求する主人公少年と、寄生型相棒の「つらいな」「よく言ってくれた」「ありがとう」「頑張っていこう」とかのブラック企業なやりとりとかは実に秀逸。
「ちょっと待って!3ケタの数字は押さないで!」とかには銀魂っぽさを感じたんですが、もしかして空知先生の元アシさんだったりするんですかね〜?
なんとなくですが絵柄やノリも含めて銀魂っぽいかなーと感じました。
シリアスもやるけど基本はゆるく笑いを大事にって感じで、なかなかいいノリだなーと思います。
また随所に連載をみすえていると思われるアイデアがちりばめられていて、誰にでも輸血できる特殊な血液型であるとか、祖父同士のいがみあいとか、血筋のネタであるとか、相棒の戦闘スーツであるとか。
今回は特に触れる必要のなさそうなネタのオンパレードではありましたが、たぶんこれらでいっぱい話を考えているんだろうなと思われる部分でした。
ただ気になった点としては、脚本をもうちょっと練ってもよかったかなーというところですかねー。
先週の『仄見える少年』と同じく、こちらもストーリーとしてはさして新鮮な部分が見当たらない感じ。
もちろん要素要素としては新味のある部分もあって、たとえば宇宙人の目的が環境保護だったり、血液を使う主人公が貧血だったり、そもそも忍者+能力という足し算だったり、オッと思わせる部分はあります。
ですがそれが脚本の大筋と絡んでいるかと言うとそうでもない。
環境保護という話題にしても、貧血というギミックにしても、今回の起承転結の上ではなくても成立してしまっているんですよねー。
前述のアイデアがたくさん散りばめられているという点と同様で、ちりばめただけでそれをどう活用するのかが示されてない。
今回のようなテンプレート展開だけに終わってしまうよりも、その散りばめたアイデアをひとつくらい消費してしまってもよかったのではないでしょうか。
そのほうが作者の実力を提示して、金未来杯へのエントリー作品としてふさわしかったかと思います。
せっかく連載枠がかかってるんですからねー。
自分がどういうことができる作家か、そこを示さずに終わるのはもったいなさすぎると思いますわ。
あとはツッコミどころとしては、血液で手裏剣を作るのはちょっと無駄じゃない?ってところが気になりました。
能力バトル好きの私としてはそういうところが気になるんですよねー。
あの小さい手裏剣だったら、普通の手裏剣を隠し持てばいいんじゃないかと思いますし(職質されたらアウトでしょうけどそこは忍者ですしw)。
もしわざわざ血液で手裏剣を作るなら、血液でしかできないトリックをやって敵をハメるとか、もうちょっと面白いこともできたのではないかなーと。
本物の手裏剣の雨の中に、血液手裏剣をまぎれこませ、全弾弾こうとした敵の目を血しぶきでつぶす、とかですね。
そういう工夫があっても面白いギミックかと思います。
ここも使い方が普通だったかなーと。
その能力でそれをやる必然性をって思います。
敵の機械の隠し場所が道場というのは意外でしたが、なんで意外と感じたかと言うと、あんなでっかいのがデーンと道場の片隅を占拠してたのに、そこで毎日稽古していたであろうヒロインたちにどうして発見されなかったんだよというところなんですよねー。
こういうこまかいツッコミどころを逆にギャグにすることもできたんじゃないかと、ちょっともったいないなと感じました。
またヒロインとの恋愛要素については、ちょっととってつけたような印象をぬぐなかったかなーと。
主人公に与えられるトロフィー以上の存在になれてないようなのがもったいないところでした。
過去について先にヒロインの掘り下げをやっていないので、山場で主人公が変身しながら「こいつは子供の頃親が死んで……」と熱く語っても、読者としてはふーんと思うよりほかはあまりないんですね。
もっとヒロインについても丁寧な描写があってもよかったのではないでしょうか。
それによって、ヒロインを苦しめた敵に怒る主人公が、さらにカッコよく見えだすわけですからね。
ここはドラマとして大切なところだと思います。
作者プロフィールで「暗くなりそうな所はほとんど削りました」と書かれてますし、たぶんそういうところを削ったんじゃないでしょうかね〜。
だとすると、物語の大事な歯車を一個削っちゃったんだなーと、かなりもったいないことをしたなと思います。
暗い所がないと明るい光も活きなくなるという例だと思いますわ。
それと、ヒロインが冒頭すでに登場しているのに、二度目の登場で全段ぶち抜きをしているのもちょっとズレてると感じるところでした。
全段ブチ抜きをやるなら最初にやっておくべきところじゃないですかねー。
これ、なんとも奇妙な感じなので、実は話を削った都合で順番を入れ替えたりしたんじゃないかと思います。
削るだけじゃなくてこういうところもしっかりしないとって思いますわー。
あと、さらに言ってしまいますと、バトルものとしてかなり地味めに感じてしまいました。
血液手裏剣とか、目くらましとか、いろんな手を使うけども本命はあくまで血液の糸。
決着は血液グローブのオラオラパンチですが、そのグローブも地味。
もっと少年読者たちが思わず真似をしてしまいたくなるような、少年心をくすぐるカッコイイ技、カッコイイ見せ方というのを追求してみたほうがよいかと思います。
能力バトルものっていうのは、とにかく男の子たちの夢なわけですからねー。
こんな能力あったらいいなを、とことん追求して、おお!このアイデアすっげー!と世の男の子たちを魅了してほしいと思います。
あとは敵ももっと恐ろしそうに、強そうに、カッコよくってところじゃないですかねー。
最後までほぼ触手が二本はえただけの老人では、ちょっと緊張感に欠けます。
むしろ冒頭の恐竜とか、フード姿のギョロ目とかのほうがインパクトあったと思います。
魅力的なバトルに必要なのは魅力的な敵と言いますし、主人公の活躍をおおいに引き立てる強烈な敵のデザインを追求してもよいのではないでしょうか。
といったかんじで、全編いろんなアイデアやネタがちりばめられているわりには、そのほとんどを消費せずにいるもったいない作品というのが全体の印象でした。
とくにウォシュレットネタとかもったいないなと(笑)。
これがもし銀魂だったら何度も何度も天丼で利用して、最後のオチまでウォシュレットにしていると思う美味しいネタだと思うんですけどねー。
ウォシュレットにつけ替えたのも特殊な宇宙人の体質事情が絡んでいたりして、お尻の穴から定期的に水分を吸収しないと枯れてしまうとか、シモネタでひと笑いとったあとで実は敵の弱点はお尻だった!とか(笑)。
まぁそんなかんじだとまんま銀魂になってしまいますがね。
ともかく、伏線を張り、それを回収する、ネタを振り、それをいかんなく貪欲に利用する、そういう物語の呼吸についてをもっと細かくやっていったほうがいい作品かなと感じました。
金未来杯として連載に相応しいかどうかで言うと、まだまだ修行が必要なんじゃないでしょうかねー。
キミを侵略せよ!
おお! 衝撃のカミングアウト!!
このあとの相場さんの反応がめっちゃ気になりまくりです。
これはどうなるんでしょうね〜。
いつものオバカな相場さんではなく、かなりシリアスな空気が流れているのがとってもいい雰囲気です。
めっちゃ引き付けられてしまいましたわ〜。
しかし、掲載位置的に打ち切りはないと思うんですが……というか急に位置が上がりましたねー。
ここらで相場さんに正体バレをしておいて、もっと物語を大胆に動かしやすくするための構造変更が行われるんでしょうか。
僕のヒーローアカデミア
女の子の舌に全身ぐるぐる巻きにされるってどんな感じなんでしょう(笑)。
いやー B 組の子、ちょっとうらやましい。
しかし獣化の宍田くん、めちゃめちゃ強いですねー。
パワー、スピード、耐久力に加え、獣化を瞬時に解いてふたたび獣化できる回避応用とか。
ちょっと A 組よりも練度が高いんじゃ?と感じました。
A 組のようにトラブルに巻き込まれてないぶん、基礎力が上がっているというのはこういうことなんですねー。
いやー、なかなか恐ろしいライバルたちです。
そして最後はまさかの梅雨ちゃんジェットストリームアタック!(笑)
これは梅雨ちゃんの粘液でつくった化けの皮ってことなのかな?
これでうまいことだまくらかせればいいんですが、さーて、はてさて。
ブラック・クローバー
おおおおおお!
そこでフエゴレオン団長大復活ですかーー!!
いやあ〜アツい! めッちゃ熱い!!
ストーリー上はフエゴレオン団長って活躍してた期間より、倒れてからの期間の方が何倍も長いはずなんですが、復活した瞬間のこの頼もしさ、心強さたるや!(笑)
めっちゃテンションあがってしまいましたわー。
あいかわらずブラクロ、ストレートに熱い展開をバンバカ投入してくれます!
ゆらぎ荘の幽奈さん
なんとここで戦闘力の数値化ネタですか(笑)。
今回のバトル編はいろんな定番ネタをやってくれますが、まさか戦闘力までやってくれるとは。
といっても、おそらくこれは今回だけの話のようで、たぶん彼我の戦力差をわかりやすく見せてくれているだけなのではないでしょうか。
千紗希ちゃん+こゆずちゃんが最大 500 で、狭霧で 2 千、かるら様で 3 万ときて、師匠が 1 億 2 千万というのは圧倒的もいいところ。
数字の暴力って感じです。
しかし、今の師匠は呑子さんとのバトルで九割九分削られて、そこから一割回復させただけなわけですから、現在値としては 1 千万ちょっと。
これはいろんな可能性ひろがるいいバランスに落ち着いている感じがいたします。
ともあれ、幽奈さんの本領発揮、霊力のパワー戦では圧倒的に不利だったのは意外でしたが、テクニック面で大逆転したのはカッコイイ活躍でした。
狡猾な狐感がありますねー。
霊装結界が本来の天狐のアドバンテージだったものが、それが他勢力にも流出してアドバンテージがなくなったと危機感を持たせてからのこの逆転。
霊子通信なら無効化されないのは、これまでちゃんと描かれてますしねー。
あいかわらずなにげにバトル展開がうまいです。
ドラゴンボールのような圧倒的なバトル描写もめっちゃカッコよかったです。
ミウラ先生、次回作には意外とバトルモノを考えていたりするかもしれませんね。
その演出技術の試験投入だったりするんじゃないでしょうか(笑)。
そして物語はついに天狐幻流斎と飢爛洞の真相へ。
おおー、真の黒幕ご登場ですか!
これは師匠とも共闘展開来そうですねー。
いい感じな落としどころが見えてきて、悪役登場って場面なはずなのにけっこうホッと安心してしまいました(笑)。
【終了】 紅葉の棋節
藤井七段(!)ブームの波にさっそうと乗るタイミングでデビューした将棋モノでしたが、ここで投了となりました紅葉の棋節。
やはりこういうテーブルゲーム系は難易度が高そうですねー。
盤上のルールを細かくやってしまうと読者をふるいにかけちゃうし、逆に盤上を扱わないとなにをやってるのかわからない。
紅葉の散るイメージとかをバンバンかっこよく描いて雰囲気で盛り上げようとした演出意図は伝わってきたのですが、どうもそれだけでは将棋そのものの面白さは描けなかったということかもしれません。
盤上の駆け引きをほとんど描かず、それでもルールが分からなくても面白かったヒカルの碁とかはいったい何をどうやってたのかと、あらためてウーンと唸ってしまいます。
あとは、わたしの個人的な感想としては、この作品は嫌な奴が多いなー、雰囲気が悪いなーというのが最後までひっかかったかなーと。
最初はイヤな奴として登場して対決のモチベを上げて、決着がついたら仲良くなる、なんていう展開はまさに競技物でもテンプレですが、それにしても次々出てくるヤツがほんとうに嫌な感じのヤツばかりだなと(笑)。
あまりにもそういう展開が続くので、ちょっと作品そのものの雰囲気が悪くなってたように思います。
おなじイヤな奴を投入するのでも、もうちょっとサッと涼風を吹かせる展開を挟んだり、イヤなヤツと思わせたぶん、その 3 倍くらいイイ奴と思わせるとか、そういうシーソーをうまくやる必要があったかもしれません。
特に思うのが、主人公自身が口が悪いですし、品行方正ではないので、その悪い雰囲気にさらに拍車をかけていたのかなと。
ひとのことをすぐ「テメェ」とか呼びますし、第一話の暴力や器物破損の印象も強かったですし(笑)。
そういう印象が作品自体をガラの悪い作品にしていたように思います。
個人的にこの主人公には好感を持ちにくかったですねー。
品行方正とまではいかないまでも、もうちょっと親しみやすいキャラ造形でもよかったのかなーと、そんな風に感じました。
ともあれ初の連載、得るものはいろいろ多かったと思います。
表現力のすごい高い作家さんだと思いますし、そういったところにさらに磨きをかけて表現力の生きる作品でまたまた帰ってきて欲しいと思います。
ひとまず連載終了、お疲れ様でした!
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侵略>今回良かったですが、最終回近い展開にしか見えないんですよね。今週だけ見ると打ち切り考えられないんですが、先週、先々週は打ち切り覚悟でしたし、打ち切り直前に掲載順が急上昇した例も多少ありますし…
昔、打ち切りの1週前に3番目で確実にセーフの作品が終了した事がありました。
ヒロアカ>まあB組も合宿ではトラブルあったので、経験値もありますからね。
紅葉>正直、他のキャラが嫌な奴として描かれてるのが納得いかなかったです。
主人公が暴れてるのは事実で、それが凄い迷惑なのも事実。1人目は言い過ぎでも、言われても仕方ない内容。関西弁に至っては嫌味に完璧に同意してしまったくらいなのに主人公に謝る始末。
正直、主人公の方が反省してほしかったです。漫画の悪役キャラを応援しなければいけない位の感覚でした。
あとライバルも掘り下げる前にコロコロ変わって、どのキャラを見たらいいのか…
わずか16回の間にライバル5人は多すぎます。
ボードゲーム系の漫画って、それだけで凄さを伝えるなんて無理なんでキャラクター、ストーリーが大事ですが、応援出来ない主人公を誰もが肯定する仕組みはアウトだったと思います。
現在、女性で4段以上になれた人は1人もいない、けど男性にはタイトル七冠すらいるし、永世タイトルも何人もいる。
つまり、師匠は現実を遥かに凌駕してるが主人公は現実に届くのが限界。
これから紅葉がどれだけ凄い活躍をしようが、それを遥かに上回る伝説に値する立場に師匠がいます。
それで作品にのめり込むのは厳しいです。
例え話ですが、火ノ丸相撲に火ノ丸潮より小さくて既に横綱になったキャラを出すくらいに無謀な展開だと思います。
共感タイプや応援タイプ、憧れの対象タイプとジャンプにはいろんな主人公のタイプがいると思うんですが、紅葉はどれになるのも非常に難しい主人公だったと思います。
いかに好感度の高い良い主人公を作るかが次回作への一番の課題だと私は思いますわー。
>わずか16回の間にライバル5人は多すぎます。
言われてみればライバルキャラの投入をドンドカやってたんですね。
当たればこれ幸いと投入する心意気はアリかとも思いますが、読者がついていきにくかったというのは確かにあるのかも。
>あと紅葉の師匠の銀杏が女性で6段というのも理由でしょう。
私自身はぜんぜん将棋に詳しくないので女性が6段でもファンタジー漫画なんだからアリなんじゃないかなーとか思ってたんですが、普通に知ってる人からするとかなり違和感の大きい話なのかもしれませんねー。
漫画はリアルとファンタジーの混合比率が難しいと聞きますが、そのあたりも原因だったのかも。
ただ現実にある競技なので現実に照らし合わせてしまうのはあります。
現実に置き換えるとヒロインの初登場時の偉業が圧倒的過ぎて、主人公が生涯無敗くらいやってもヒロインのがインパクト上な位なんですよね。
男性に混じって野球のメジャーリーグやサッカーのワールドカップでやれてるくらいブッ飛んだ女性が主人公の師匠をしていて、男主人公が何かやろうとしてるようなものです。MVPだろうが、バロンドールだろうが大したインパクトないですよ。主人公より遥かに無茶してるのがいるんですから。
主人公と師匠の性別を逆にするだけでも大分違うと思います。