そんなこんなで後半戦〜。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・ヒロアカ
・ぼくたちは勉強ができない
・アリスと太陽
・【出張読切】地獄楽
・ブラクロ
・アクタージュ
・ゆらぎ荘
・火ノ丸相撲
・ノアズノーツ
の 9 本でお送りいたします。
僕のヒーローアカデミア
過去のオール・フォー・ワン、なかなか巧妙かつえげつないですわー。
一見その人のためを思ってやっているようでいて、要は人の弱みに付け込んで短絡的な解決方法を与え、使いやすい手ごまを増やしているわけなんですねー。
世界に秩序を与えると言いつつ、自分こそが秩序だと言い張る圧倒的な傲慢さも凄い。
というか、秩序なんて聞こえのいい言葉を使ってますが、結局のところ自分が魔王になりたいってだけなんじゃないでしょうか。
いやー、なにがオール・フォー・ワンをここまでの魔王にしてしまったのか。
昔は弟と一緒に漫画を読んだりする兄貴であったわけなのに。
なにかがきっかけで弟とはまったく逆の魔王になってしまったのか、それとももともとそういう人間だったのが、個性の発現とかをきっかけにそんなふうになってしまったのか。
いずれそのあたりも語られる時がくるのでしょうかねー。
しかし驚きました。
まさか夢の中の初代が話しかけてくるなんて。
オールマイトの説明と違うってことは、オールマイトの時にはこの初代は話しかけてはこなかったってことなんでしょうか。
あるいはオールマイトがそのことを秘密にしているだけなのか。
デクがすごく特殊だったりするのか、かなり気になってくる一場面でした。
なんにしても、これをきっかけにしてデクはまたもや大きな力に目覚めちゃった様子。
いやー、これはすっごいワクワクしてきます。
いったいなにがどう変化したんでしょうか。
引き出せる上限値が上がってるならいいんですが、それともまったく違う方向性の変化だったりするかもしれないですし。
うーん、これは二週間待ち遠しい展開です。
ぼくたちは勉強ができない
やー、今週はもうどこのコスプレ店で買ったんですかってなエプロンが最高です。
一瞬 AV かよって思ってしまったんですが(笑)。
しかし、そんなエプロンでもとりあえず着てくれちゃう先生がじつに律儀ですねー。
また今週は、食べ物を無駄にすることをきっちり怒る成幸が可愛かった。
成幸の言葉をさも自分の言葉のように授業で使ってる先生にイラッときてるところも可愛いですし。
この作品、ヒロインたちはもちろんのこと、主人公もなにげにかわいいところが魅力なんだなーと改めて思いますわ〜(笑)。
アリスと太陽
おー、アリスちゃんなかなかいい事を言う〜。
どうせ敷かれたレールならば最大限利用して、あとは自分で敷いちゃえって。
開き直りとか、ちゃぶ台返し的な解決ではなくて、大人も自分も幸せになれそうなよい考え方だと思いますわ。
しかし、リアル世の中がちょうどボクシングの疑惑の判定とかで話題になってるこのタイミングでデキレースネタとは、なかなかいい間をしてますねー(笑)。
ボクシングのほうは本日ちょうど本人が辞任会見をしたそうですが、さあ、こちらの芸能界ではどうなるのか。
太陽たちの運命のゆくえと同じく、悪いことをするヤツはきっちり裁いて欲しい派の私としてはそちらのほうにも注目しておりますよー。
【出張読切】 地獄楽
ジャンプ+から出張読切で登場、賀来ゆうじ先生描く伝奇時代劇バトルもの。
いやー、これはなかなかクールな作品ですねー。
絵は綺麗で、迫力もあってかなり私好み。
たくさん出てきたキャラもそれぞれ個性的で魅力的なことが、最小限の紹介ながらもどんどん伝わってきました。
最後の船がまっぷたつに折れ曲がって炎上して、その炎の中で悠然とたたずむ主人公の絵とか、おおーっと思わせてくれるものがありましたよー。
花化した人間のグロテスクな描写とかも、生理的にゾワッとさせるものがあっていいですし。
やー、これはなかなかセンス溢れる作品があるものです。
さっそく本編チェックしてみたくなりました。
単行本も 3 巻が出たところなので、手を出しやすいのもグッドです。
最近多い出張読切もののなかでも、これは私的にかなりストライクな作品でした。
ブラック・クローバー
場面変わってヤミさんパート。
いやー、驚きのメンツがエルフ化されちゃってましたねー。
魔法帝側近のあのマルクスくんまでがやられちゃってたというのが驚きです。
というか、とことん残酷な運命だなーと。
マルクスくんの口から本人だったら絶対言わないことを言わされて、それに怒るヤミさんの言葉にめっちゃ同調してしまいました。
そしてさらにシャーロット・ローズレイ団長までがエルフとして登場。
元が非戦闘タイプのマルクスくんですらかなりの手ごわさだったのに、団長クラスともなるとヤミさんですら危なそう。
やー、これはどうなっちゃうんでしょうねー。
シャーロット団長がヤミさん好き好きパワーで自力で覚醒してくれればよいのですが、世の中、そこまで都合よくはいかないかなー。
災い転じて福となすで、このイベントがシャーロット団長の恋を好転させる結果に着地しちゃったりしたらミラクルなんですがね(笑)。
うーん。
アクタージュ act-age
星アキラくん、これまでは個人的にあまり気にかけてなかったキャラだったんですが、これだけ周りの評価が低かったり逆境だったりすると一気に応援したくなってきました(笑)。
顔はよく、二世タレントというアドバンテージはあっても才能はないとされる人間が、いかにして周りに認められてのしあがってゆくのか。
その奮闘ぶり、あがきっぷりに注目したいです。
またそんな星アキラの姿が、壁にぶち当たってた夜凪ちゃんに大きなヒントを与えたというのも面白い。
いいですねー。
互いに影響を受け合い与えあい、そうやって伸びてゆく若者たちって感じ。
青春ですわー。
ゆらぎ荘の幽奈さん
シリアスバトルをやってると恥ずかしくなってエロをやりたくなるというミウラ先生のお言葉通り、バカスカエロネタをぶち込んで来ますねー(笑)。
女体サンドイッチで霊力回復しかり、先に裸になったほうが負けという、当たり前だー!な解説しかり。
今週ラストは千紗希ちゃんとこゆずちゃんの憑依合体という、今後の展開にも大きくかかわってきそうな新技が発明されましたが、この絵のエッチさも相当のものがありました。
いま絶賛シリアスバトル中だということを忘れそうなテンションです(笑)。
しかしまた、タヌ耳&しっぽ付きの千紗希ちゃん、これは可愛いな〜。
こゆずちゃんの絵が画面から消えたのはちょっと寂しい気もしますが、霊力も倍増するとのことですし、クライマックスバトルで千紗希ちゃん&こゆずちゃんが大きな活躍をしてくれるかもしれませんね。
千紗希ちゃん派としてはこれはおおいに楽しみです。
火ノ丸相撲
こんなのもう泣かないでか!!ですよ!!
母が残したメッセージビデオのあふれんばかりの愛。
明るくふるまいつつもやっぱり死の恐怖には打ち勝てず、でもそれ以上に子を思う母の心に胸打たれずにはいられませんですよ。
最後の
「火ノ丸!愛してるよ!」
の涙のピースサイン、こっちまでウワーと泣けてしまいます。
それを受けたレイナさんの、火ノ丸を包み込むような愛(とお胸!)の大きさと、海のように深く広い優しさも素晴らしい。
火ノ丸も、ようやっと心が溶解してくれて、せきを切ったように本音がほとばしった感じでしたねー。
何より怖かったのは破壊されて相撲が取れなくなることじゃなく、自分から誰もかれも離れていってしまうことだったわけですか。
孤独こそが一番怖かったんですねー火ノ丸。
この心情吐露、ぐっと胸つまるものがありました。
なるほど火ノ丸は、どこまでも「団体戦」の戦士だったのかと。
今日からは団体戦だと、そう言ってくれたレイナさんの言葉が何より暖かいです。
なるほど、その手がありましたか。
もう一人なんかじゃないんだと。
そしてこれからは絶対自分はいなくなったりしないんだぞと。
火ノ丸を力づけるのに、確かにこれ以上はないという、最高の答えだったと思いますわー。
ノアズノーツ
おおー!ループしたー!!
ミライが凄く重要なキーパーソンだったのにも驚きでしたが、まさか一巡させてしまう展開が来るとは思っても見ませんでした。
これはテンションあがってきます。
掲載位置的にもいかにも打切が決まって巻きが入った展開とも見えますが、どちらにしても最初からこの展開を視野に入れた作品だったんでしょうねー。
振り出しに戻ったミライは今度こそうまくやれるのか。
何が分岐点となり、人類を救うことができるのか。
これまでの展開は、あくまで伏線の種まき作業で、ここからこそが実際物語の本番となるような気がしますし。
打切が決まってるのだとしたらもはやすでに遅しではありますが、時間の許す限り、本来用意していた面白展開をとことん見せて欲しいと思います。
先日終了したばかりのジガ同様の感じで、ここから大きく盛り上がってくれるかもしれませんねー。
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