週刊少年ジャンプ2018年33号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【感想小タイトル】
■きーびーだんごっ♪
■お玉の恩返し
■真打ち登場
■きーびーだんごっ♪
海岸に打ち上げられて目覚めたルフィ。
狛犬と狒々が喧嘩し始めたと思ったらいきなり悪漢たちが襲ってきて、やっつけたらちっちゃい女の子が出てきました。
このお玉ちゃん、なかなかかわいいですね〜。
きーびーだんごっ！とほっぺをお団子にしちゃう表情とか、ちょっとたまらないものがあります（笑）。
なんかちっちゃい子供の遊びでこういうの、ありますよね。
ほっぺと指でお団子作るやつ。
そういうところから能力を思いついちゃう尾田先生ってやっぱり面白い発想力をしているわーと思います。
しかしなるほど、狛犬に加えて狒々をきびだんごに仲間にしちゃったこのお玉ちゃん。
きび団子で犬、猿と来たわけですから次は雉ですかね〜。
今回のエピソードの鬼（カイドウ）退治は、このお玉ちゃんが桃太郎みたいに中心人物となっていくんでしょうか。
あ、でも中心と言えばモモの助がそもそも「モモ」の助でしたね（笑）。
■お玉の恩返し
かくして恩返しをしたいというお玉に連れられ彼女の家に行くルフィ。
ご飯一膳と、たくあん味噌汁だけでおなか一杯になるわけもなく、しかしお玉の手前嘘をつこうとするルフィ。
ここ、よかったですねー。
ルフィでもそういうところはちゃーんと気遣いできるんだって（笑）。
お玉とのやり取りがとっても微笑ましくてよかったです。
そして登場、ウソップ……とわたしも一瞬ふつうに見間違えました（笑）、天狗のようなお玉のお師匠様登場。
お師匠様の語るお玉の苦労、いやー、なんとも辛いものがありました。
自分がおなかをすかせてても腹の虫を黙らせるため水を飲み、貴重なお米でご恩返しをしたいというお玉の真心。
なんって健気でいい子なんでしょう。
しかもその川の水は、カイドウの工場排水によって汚染されてて子供には毒と来ましたか。
もともとあった村はなくなり、今はお師匠様とお玉の二人暮らしらしいですが、その村がなくなった原因も、こうなるとカイドウのせいとかありそうですねー。
工場排水によって田畑が滅んだとか、そういうことなのではないでしょうか。
時代劇編かと思いきや、意外な環境問題がやってきました。
今回の章もまた、裏テーマがいろいろ隠されていそうです。
■真打ち登場
そして最後に意外な情報が。
なんとお玉、エースという名の海賊を待っていると言うではないですか！
おおー！ ここでエースの名前が聞けるとは！
いやー、すっかり過去の人って感じになっていたエースが、ここでもう一度掘り返されるのかと、ちょっと驚いてしまいました。
エースがいつここに来て、そして何をやっていたのか、おおいに気になってきますねー。
そして「また来る」と言ったのは、なにかやり残したことがあったのか。
もしかすると今回のワノ国編は、エースがここでやり残した仕事をルフィが完遂させる、そういうミッションになったりするのかもしれないなと。そんな風にも思えてきました。
兄の心残りを弟がやり遂げ無念を晴らす。
これもまた運命的であり、宿命的なものを感じるロマンであります。
一方、ルフィに襲い掛かってきた悪漢の指揮官、真打ちと名乗る人物の正体が判明。
なんとあの、バジル・ホーキンスではないですか！
おー、すっかりカイドウの百獣海賊団の幹部扱いですか！
まぁもしかしたらビッグ・マムの下についてたベッジみたいに、裏切るチャンスを狙っているのかもしれませんが、それにしてもこの立ち回りの早さよって感じです（笑）。
他の最悪の世代たちもどうなっているのか、登場が楽しみになってきますねー。
さあ、まずはルフィ対バジル・ホーキンスが最初のバトルとなるのか。
おおいに楽しみです！
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雉だけ強すぎですが、犬と猿はカイドウ相手には足しになる気すらしないですし。
お玉の恩返し＞ルフィって計画性がないだけで、意外と気を使えるんですよ。
ドレスローザで弁当おごってもらった時はレベッカはいいのか聞いてましたし、真面目な部分では２年間何処にいたかは言えないと言ってますし、結果的にバギーのせいで見つかりましたがインペルダウンでは女ヶ島を気づかいこっそり行動してましたし。
ゾウとかは侍の話をしなければ進まないので優先したとかだと思ってます。
＞ルフィって計画性がないだけで、意外と気を使えるんですよ。
一見がさつのようでいて、人の善意にはしっかり敏感で、それをちゃんと受け止めようとする誠意があるんですよねー。
そんなルフィが素敵です。