週刊少年ジャンプ2018年31号掲載分の感想です。
■ジャンプ本誌の感想はこちら→前編
【コミック派ネタバレ注意!】
【感想小タイトル】
■不死鳥マルコ
■ワノ国編開幕!
■ゾロ十郎狼煙を上げる
■不死鳥マルコ
さあ、いよいよ始まったワノ国編ですが、その前にちょっとカメラは寄り道を。
ネコマムシの旦那が不死鳥マルコの勧誘に立ち寄ったのは、白ひげの故郷の小さな村。
白ひげは自分の出身地である貧しい村を、ずーっとお金を送って守っていたんですねー。
お宝よりもなによりも、家族をこそ求めていた白ひげらしい話です。
オヤジは実はケチだったろ?と、目頭をおさえて語るマルコの昔語りになんだかこっちまで涙を誘われそうになってしまいました。
そしてそのオヤジさんの大切な故郷を、今度はマルコが絶対に守り抜こうとしているんですねー。
黒ひげにすべてを奪われなにもかもなくした今、最後に残ったよりどころがここなのでしょう。
またここでマルコの口からウィーブルとその母バッキンについても語られましたが、なるほどマルコでも真偽のほどはわからないわけですか。
まぁ本当の息子だろうがニセモノだろうが、現状の所業では“形見”扱いなんてできもしませんよねー。
この展開、いかにもこの村をウィーブルが破壊してマルコがルフィたちに加勢しに出航する流れのように見えますが、さーて、どうなりますことか。
ところでマルコの能力ですが、他人の治療にも使えたんですね!
大きな影響は及ぼさないとのことなので、失った手足を生やすレベルではないんでしょうけど、これは便利な能力ですわー。
この使い道だけでも何億と稼げそうです(笑)。
あと村にいるこのでっかい獣、いったいなんなんでしょう。
インペルダウンにいたスフィンクスにも似てますが、同類だったりするんですかねー。
一匹だけじゃなくて何匹もいるので、もしかしたらこの村での牛とか馬みたいに、お乳を取ったり使役動物みたいに使われているのかも。
それも白ひげの工夫だったりするんでしょうか。
ちょっと気になっちゃう一場面でした。
■ワノ国編開幕!
そしてカメラはいよいよワノ国へ!
これまで長年にもわたっていつか行くぞ行くぞと伏線の張られてきたあのワノ国だけに、ついに突入するんだと思うと感慨もひとしおなんですが、のっけからやってくれましたねー。
まさかの「どどん!!」ならぬ「べべん!!」って(笑)。
ワンピースでしかなしえない、空気感からして一発で「和」だ!ってなる、こんな手法があったとは。
いやー、笑っちゃいつつも一本取られたぜーってなりました。
また「ワノ国」って書かれた看板(?)からしていつもと違う和風で、とにかく気合入りまくりですねー。
針のようにとがった富士山とか、お城を乗っけて上にかぶさるようになった盆栽風の巨木とか、五条大橋のような橋とか鳥居とか、とにかく和のテイストがケレンミたっぷりに詰め込まれてて見ていて楽しくてしょうがないです。
こんな島にいったいどんな人々が暮らしているのかとか、これからどんな大冒険が繰り広げられるのかとか、ほんっと想像力をかきたてられます。
そして次々登場する、およそ 2 年ぶりとなるんでしょうか我らが麦わら一味の面々!
フランキーはすっかり大工仕事に精を出し、ウソップはガマの油売りって、それしかないってくらいピッタリすぎじゃないですか(笑)。
しかも名前が「ウソ八」て!(爆)
いやーいい名前を付けたもんです。
あと付け髭が妙に似合ってて、それこそ地元の子供たちには天狗だと思われたりなんかしてるんじゃないですかね(笑)。
またロビンはこれは芸者でしょうか舞妓でしょうか。
すっかり和服姿が板についてお美しい!
惚れ惚れする黒髪美人ではないですか〜。
なるほど、踊りを踊って将軍の目に留まり、うまいことお座敷に呼ばれて接近しようと、そういう作戦なんでしょうねー。
暗殺者らしいロビンの作戦です。
■ゾロ十郎狼煙を上げる
そして一方我らが剣豪ゾロはというと、なんといきなりお縄になっておりましたー(笑)。
あろうことか辻斬りのかどで捕らえられたと言う事で、ゾロのことだから悪漢をみかけて捨て置けなかったとかそういう事かな?と思ったら、なんとお奉行様が下手人だったみたいじゃないですか。
カイドウの息のかかった役人たちは、ことごとく腐ったヤツラってことなのかもですねー。
そしてゾロ、思いっきりやってくれました!
まさかの、切腹用の小さな刃で飛ぶ斬撃!
ここで思い出すのは、ゾロとミホークの最初の戦いのとき、ミホークが小さなオモチャのような小刀でゾロと戦ったことです。
今回は、ゾロがまるであの名場面を再演しているかのように見えました。
そう言えばシャボンディ諸島で再集結したときも、ゾロは海賊船を一刀両断して、ミホークによるドン・クリーク艦切断を再現してくれましたものねー。
節目節目でゾロはミホークの再現を演じ、その成長ぶりを見せつけてくれるのかもしれません。
いま、ゾロはミホーク基準でこのくらい強くなりましたよってことなのかもですね〜。
ともあれ、開幕早々めっちゃくちゃ気持ちいい一撃でした。
これでカイドウにはゾロたちの動きが察知されていちゃう、その端緒になったのかもしれませんが、構うもんかってな気分です(笑)。
どうせこういうところでいつまでも隠れてはいられないんですからねー。
そういう時間の問題だとしたら、見つかるならどうせなら派手に行こうぜって思いますわ(笑)。
いずれルフィたちも到着するでしょうしね。
さあ、そういうわけでついに始まったワノ国編。
ジャパンでサムライときたらハラキリでしょー?っていう意味でも完璧な開幕でしたし、フジヤマ、ゲイシャまで揃ってるんですもんね(笑)。
リアル寄りの時代劇世界というよりは、欧米から見た誇張されたジャパンワールドっていう感じで、ファンタジー感が強くてワクワクします。
尾田先生も、これまで溜めに溜めまくった和風ネタがわんさかあることでしょうしねー。
先生が大好きな時代劇や任侠モノのネタがこれからバンバン炸裂しそうな予感ひしひしです!
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マルコの参戦も期待してたのでちょっと残念ですが、それ以上に白ひげに対する熱い想いがまた見れて良かったです。
マルコの能力による治療ですが、この世界ではローのような能力以外でもホグバッグのような別の動物とくっつけて機能させてしまう(アブサロム等)ようなも怪物もいるのでワンピース世界ではまだまだ上がいるとは思います。
ゾロ十郎狼煙を上げる>そもそもゾロに非があったかすら、あの奉行では怪しいですね。
ゾロが捕まった理由としては色々考えられますね。
@人を庇って斬った説。シャボンディでも止められなければ天竜人を斬ってましたし、ルフィと最初に会った時もそんな理由でしたし。
Aゾロは今回何もしておらず、罪を被せる相手にされただけ説
適当に罪を被せる相手を見繕い、それがゾロだっただけの可能性もあります。もしかしたら、変装してもゾロはバレていて他を炙り出す為に上から指示があった可能性も…
ゾロが切腹刀で飛ぶ斬撃をした時、スカッとしたのと同時にモブ連中の「切腹刀で!?」の台詞を見て思う所がありました。あの台詞ってモブ連中にとってですら『普通の刀なら』飛ぶ斬撃をくり出すのは驚きに値しないって事でもあるんじゃないかと…
そんな連中が数集まったら相当ヤバイです。ルフィですらマムの部下に数で捕まりましたし。
ゾロの底力は今のところ、遠ければピーカを斬るのは無理という事くらいですかね。ミホークは頂上戦争時にゾロが無理と判断したくらいの距離がありそうな氷を切断してるのでミホークのが一撃ではまだ上なんじゃないでしょうか。
ワノクニで格上と戦い、vsカタクリ戦のルフィのように壁を越えてパワーアップしてくれると思います。
>ゾロが捕まった理由としては色々考えられますね。
お奉行が辻斬りの犯人を仕立てるために、タイミングよく見るからに異邦人のゾロがうろついていたので罪を擦り付けるのに好都合だった……もしくは腰に下げた秋水も半分目当てだった……といたっところかなーと私的には推測しています。
もしかしたらカイドウ一味がすでにゾロたちを嗅ぎつけてて炙り出しのために事情を知らないお奉行を利用してた……っていうこともあるかもですねー。
>『普通の刀なら』飛ぶ斬撃をくり出すのは驚きに値しないって事でもあるんじゃないかと…
おー!その着眼点は気づかなかった!
なるほど侍たちはとんでもなく強いって話は前から出てましたから、飛ぶ斬撃程度は当たり前のことっていうのはあるかもしれませんねー。
だとするとたしかに恐ろしい。
そんなのが徒党を組んで襲い掛かってきたらひとたまりもありませんわ〜。
>ミホーク
ミホークはおっしゃる通り、まだまだゾロより格上なんじゃないかなーと思ってます。
このワノ国でゾロがどれだけパワーアップできるか、そのあたりでミホークに迫れるかどうかってところじゃないかなーと期待しておりますわ〜。