今年はもうあっという間に梅雨もおわってしまって、かわってあっつい夏がやってきちゃったみたいですねー。
いや〜、毎日暑い暑い!
ピークはまだ遠いんでしょうけど、この時期にして十分な暑さです。
体の方がついていかないですわー。
今日も朝からずーっと頭が痛くてたぶん軽めの熱中症なんじゃないかと思うんですが、皆様も水分をよくとって、熱中症には十分お気を付けくださいませ。
ではでは、そういうわけですのでサクッといきましょー。
前半の感想は、
・【新連載】アリスと太陽
・ワンピ
・Dr.STONE
・ぼくたちは勉強ができない
・ヒロアカ
・鬼滅の刃
の 6 本でお送りいたします。
【新連載】 アリスと太陽
昨年 26 号に掲載された読切版を経て、設定はほぼママイキで連載スタートとなりました凸ノ高秀(とつの たかひで)先生描く音楽モノ『アリスと太陽』。
読切版では作曲一本だった少年がピアノ奏者としても活躍できるようになってたり、改良がしっかり生きてる第一話だったと思います。
クライマックスで二人で力を合わせているのとそうでないのとでは、やっぱり見栄えが違ってきますものねー。
また音楽をあらわすのに音符を一切使わず、表情とか効果線のみでそれを表しちゃう方針はそのまんま。
ここがこの漫画の挑戦的なすごいところだと思うんですよねー。
よくある音符を躍らせるような表現よりも想像力をかきたてられるというか、表情に惹きつけられるものを感じます。
しかし、今後明るい曲や暗い曲、アップテンポの曲やスローの曲など、いろいろと差異を出してゆくのはどうするんだろうというのはありますねー。
漫画という音楽表現にはきわめて逆境の世界で、どんな表現をしてくれるのか。
そのあたり期待しちゃいます。
また一話目として満足感のあるオチをつけつつも、しっかり次にひっぱるヒキをいれているところも良いと思います。
最近とみに思うのですが、新連載で大事なのは「強いヒキ」なんじゃないだろうかと思うんですよね〜。
たとえその話で面白いと思わせても、次の週は読んでもらえないかもしれないのが新連載ですから。
強烈なヒキで次週の展開を想像させ、気にならせておく必要があるわけです。
理想を言えば、新連載スタート 10 週は毎週必ず「強いヒキ」が必要だと思いますわー。
アリスと太陽はそのあたりどういくのか。
音楽物という一見地味な素材であるだけに、ストーリーテリングの上手さにも期待いたします。
ONE PIECE
別エントリーにて。
明日アップ予定。
Dr.STONE
おーうまいなー!
携帯をお墓に隠して霊界通信(笑)にしちゃうとは。
あの大きさの携帯だと隠し場所に困りそうだなーと心配していたんですが、さすが千空、クールな答えを用意していました。
墓参りを欠かすなと言った時から千空はこういうことを考えてたんでしょうねー。
いやー、あいかわらず先々まで計算している男です。
そしてひっさびさの登場、大樹&杠!
もうひさしぶりすぎて存在を忘れかけるところでしたが、いやー、あいっかわらず大樹は元気そうで(笑)。
パワー有り余ってますね!
いったいこの半年ぐらい、大樹たちが司帝国でどんな行動をとっていたのか、そこがこれからバンバン明かされていくんでしょう。
そしてその情報を受けて千空はここからどう一手一手手を進めてゆくのか。
役者も揃い、一気に事態は動きだしそうです。
ぼくたちは勉強ができない
きっとなんだかんだでドタバタしているうちに花火を見る瞬間に全員と手を繋いじゃってるんだろうなーなんて思っていたんですが、やー、まさにそれが来た来たニヤニヤって思っていたら!
おおー! そう来ましたかー!
これは上手いフェイントです(笑)。
一旦王道のドタバタラブコメと思わせておいて、そこからのまさかの本命と手つなぎ!?
ついに本命ルートばく進スタートなるのか!って感じです。
そしてまた、いったいこれは誰なのか、めっちゃ気になりまくりになるのと同時に、成幸がすっごい意識してしまっているところもポイントですねー。
なんだかんだでこれまで成幸は恋については鈍感もいいところでしたからね。
これをきっかけに女の子を見る目が変わり、意識したことで急激に事態が進んで行ったりしちゃうのか。
長かった文化祭、やはり大きなターニングポイントであったようです。
さーしかし、本当に誰だったんでしょうねー。
理珠りんと文乃んが除外されているっぽく描かれているのがオオーッて感じなんですが、シルエットにアホ毛がないのでうるかちゃんでもなさそう。
だとすると先生なのか、それともあしゅみー先輩なのか。
待て待て本命メインヒロインはあくまで文乃ん理珠りんなのではないか?と思うのですが。
さーて、来週それは明かされることになるのか。
いい引っ張り方をしてくれます(笑)。
僕のヒーローアカデミア
エンデヴァー立ったぁあああああ!!!!
いやー、あそこから復活しますかエンデヴァー!!
先週完全にダウンさせられたかに見えたエンデヴァーでしたが、まだまだ倒れるわけにはいきません!
肉体的にはとっくに限界を超えているようですが、炎の威力で無理矢理手足を押し出し、疑似的に動かすという荒業を編み出しちゃいました。
まさにさらに向こうへ!プルスウルトラ!!
体はその熱でさらにボロボロになるでしょうに、そんなことはお構いなしにここは絶対引けるものかとド根性。
まさに「誰よりも諦めの悪い人」なわけですねー。
いやー、激烈アツい展開です。
エンデヴァーファンがテレビレポーターに抗議する場面も熱かった!
さあ、最後はホークスの力も乗っかって、ついに決着となるんでしょうかこの戦い!
いやー、唐突に始まったこのバトルですが、ヒロアカの数多くのアツいバトルランキングでもかなり上位に食い込みそうな激烈さです。
鬼滅の刃
斬られても分裂する強さが半天狗の本質かと思ったら、今度は合体してパワーアップ。
追い込まれれば追い込まれるほど強くなることこそが本質だったとは。
こういう逆境を強みにするのってだいたい主人公側の特権なのに、敵がそれを持っているとこんなにも恐ろしく厄介なんですねー。
うーん、これまたどうやって倒したものか。
半端な追い込みでは半天狗を強くしちゃうだけですもん。
一発大技で一気に決めるしかなさそうです。
問題は炭治郎にそこまでの大技が出せるのかってところではないでしょうか。
しかし「憎」の半天狗、弱いものをいたぶる極悪非道を許さないとか、言う事がいちいちフィクションの正義側の主人公なんですよねー。
魔王から見た勇者って、こういう風に厄介に見えるのかなと、ちょっと面白くなりました。
またこの半天狗は詭弁を弄しているんじゃなくて心の底からそう思っているっぽいところが恐ろしい。
この鬼にもなにかのっぴきならない過去があったりしたんでしょうかねー。
死の間際、今回も切ない過去編があったりするのかも。
といったところで前編の感想はここまで。
続きは後編にて。
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流石に現代日本人で幽霊なんて信じてる人はあまりいないでしょう。墓場で報告で一方的に話すならともかく。
更に千空が確実に生存してるのがバレてるのだから疑わないわけがなく、監視者に伝わってなかったとしても千空達はそれを知る根拠がないですし。
勉強>絶対に五人同時に触れてるパターンだと思ってたんですが、裏をかかれました。
ヒーロー>オールマイトを越える気迫、意志、デクに足りない物を見事に見せてくれました。
霊界通信ってのはまぁただの例えばの名称で、監視役にはまるで大樹たちが墓に向かって独り言で報告したり慟哭したりしているだけに見えるんじゃないですかねー。
細かく描写はされてないですからわかりませんが、千空側は監視役には聞こえないよう音量小さくしゃべってるのかな?と。
>更に千空が確実に生存してるのがバレてるのだから疑わないわけがなく
なるほどー。
司サイドが大樹と杠に千空の生存を教えてないから成立している作戦なんじゃないかなーとわたしは思いました。
司視点では、大樹と杠が千空生存を知っているのか知らないのかは五分五分。
大樹たちは普通に千空を葬ったけど、あとから千空が何かのマジックをつかって息を吹き返した可能性も捨てきれないかもしれない。
直接大樹たちに確認しようとすれば藪蛇になる可能性もあると思えば無暗に聞くこともできず、とりあえず泳がすのが得策か?とか。
墓に向かって話しかけてたと司が報告を受ければ怪しまれる公算濃厚ですから、そこはボヤボヤしてられないスピード勝負っていう性質なのかもなーと。
このあたり、情報が複雑になってくると誰がなにをどのあたりまで知ってて、どういう思惑で動いているのか、単行本で読み返してみないと正確なところはちょっとわかんないですねー。
しかし言われて気づきましたが、この作戦、司が大樹たちに千空の生存を堂々と知らせていたらそれだけで使えない作戦だったんですね(笑)。