てなわけで後半戦。
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・ゆらぎ荘
・ハイキュー
・ヒロアカ
・【出張読切】恋するワンピース
・【出張読切】コビー似の小日山
・火ノ丸相撲
・ジガ-ZIGA-
の 7 本でお送りいたします。
ゆらぎ荘の幽奈さん
今週はかるら様のお当番回。
このお方、登場したばかりの頃はコガラシをコケシにして胸の間に挟みつつお風呂に入ったりハチャメチャにやってたはずなんですが、冷静になったらすっかり純で可愛いことになりましたねー(笑)。
ただコガラシに腕をからめようとしただけで、ハァハァ息を荒らげ完全に不審者状態。
ここまでテンパっちゃいますか〜と(笑)。
そして相変わらず霊媒受難体質のコガラシは、今週も想像を超えたトンデモ状態に。
いやー、まわりも自分も女だと思い込み、みんなで一緒に露天風呂って(笑)。
この絵面のなんたるシュールさか。
パッと見だけだと、完全にこういう光景が全員当たり前になってる連中ですもんね!
それをたったひとり常識を保ってるかるら様が見て泡食ってるっていう状況が可笑しくてたまりません(笑)。
で、術が解けてアワアワしている女の子たちがこれまたカワイイこと。
アワアワする表情にもちゃーんと個性があって、個人的には狭霧さんの愕然っぷりが一番ツボでした。
やー、たまらんです(笑)。
しかし、自分の中の「男」が目覚めれば術が解けるという状況で、女の子の涙で覚醒しちゃうコガラシがまたまたコガラシでしたねー。
性的な意味での「男」というよりは、コガラシの中で働いたのは「漢気」というか「男子の矜持」みたいなものでしょうか。
オバカなノリの回でも、こうやってしっかりコガラシのカッコよさを描いてくれるところがいつもながら気持ちのいいゆらぎ荘です。
【センターカラー】 ハイキュー!!
カラー絵、独特の色使いしてるなー。
肌色は極力使わないこの白さ。
不思議な雰囲気が面白いです。
さて本編は、谷地さん木兎さんたちに応援する者の心得を教わるところから。
「今までの自分に無かった
思考を思い知るのは
痛気持ちいいです」
は面白い表現ですねーー。
一瞬やっちゃん M なのか?って思っちゃいましたが(笑)、でもこの独特の表現とか感性が谷地さんの素敵さだと思いますわ。
最近あんまり出番がないですが、要所要所で光ってくれる谷地さん大好きです。
試合の方は、烏野が順調にエンジンかかってきた様子。
日向の速攻潰しにも対応が見られ、さらにここへきて旭さんのノータッチエースと来ましたか!
他でもない、音駒からのノータッチエースっていうのが凄すぎますね!
やー、旭さんの大砲サーブ、もうすっかりホンモノですわーー。
あと、旭さんのサーブに湧くみんなの陰で、なにげに対抗心燃やしちゃってる影山が相変わらず影山です(笑)。
僕のヒーローアカデミア
ひさびさに描かれた轟くんのお母さんたちの様子。
お母さんたちには酷い事をした過去を持つエンデヴァーですが、なるほど、エンデヴァーは家庭内についてもすこしずつですが良い方に向かっているみたいです。
あの「俺を見ていてくれ」という言葉は、ヒーローとしての宣言なのはもちろんとして、ひとりの夫、父親としてのセリフでもあったのかなーと感じさせられました。
エンデヴァーがこれからどんなふうに変わってゆくのか、変わってゆけるのか、おおいに注目ポイントですねー。
さて一方、先週いきなり始まったハイエンドとの戦い。
エンデヴァーの技がいちいち派手でカッコイイんですが、しかしさすがハイエンドも反則的な強さですねー。
腕の一振りでビルをまっぷたつって。
刃物ではなく、腕で強引にっていうのが強烈です。
またここでホークスの個性が明確になりましたが、飛ぶことよりもむしろ、無数の羽根を同時に自在に操作できるという、超精密ファンネル能力こそが本質っぽいですねー。
これはたしかに便利ですごい能力だわーと。
要救助者たちの悲鳴や物音、振動を感知しているのは耳なのか、あるいはこれも羽根を振動感知に使ってたりするんですかね?
単に個性に恵まれた人間というよりは、その個性は極限まで磨き、訓練したたまものっていう感じがいたします。
軽いキャラに見せて、実はとんでも努力マンだったりするのかも。
【出張読切】 恋するワンピース
ジャンプ+から今週も出張読切が登場ですが、今回はどちらもワンピースのスピンオフ作品。
まずは伊原大貴先生の恋するワンピ―スですが、いやー、純情な男の子ルフィくんと女の子ナミちゃんのドキドキ青春イチャコラが見られるのかと思ったら、すかさず現れるウソップの邪魔なこと邪魔なこと(笑)。
いやー、構成の間がよすぎて最高でした。
これ、ルフィくんとナミちゃんの恋も普通に応援したくなりますし、だけどウソップのウザさもとことん楽しみたくなるという、なかなかいいバランスが取れてる作品だと思います。
キラキラネームというまさかの方向でワンピスピンオフをするという着眼点もすっごく面白いですしね。
こういうスピンオフもあったのかーと、目からウロコな作品でした。
これは他のキャラたちも、いったいどんなヤツになってるのかと楽しみになりますわ。
【読切】 ONE PIECE コビー似の小日山 〜ウリふたつなぎの大秘宝〜
タイトル長い!(笑)
なかまる先生による、ジャンプ本誌に二度目の登場となる出張読切コビー似の小日山くん。
これ、わたしかなり好きです(笑)。
ワンピ本編でのコビーネタなんてそんなにふんだんにあるわけでもないので前回見覚えのあるネタもあるわけですが、しかしやっぱり面白いなーと。
ちょっとずつネタの料理の仕方を変えてきてるんですかねー。
正確に前回を覚えているわけではないので自信はないんですが、最後の先生の落とし方とか上手いなーと(笑)。
あと、「地面をも見下す男」とか、最新のネタも取り入れたりしてソツがない。
連載になるとコビーネタが枯渇してかなり苦しいんじゃないかと心配になってしまうのですが、こんな感じでコビー以外からもネタを引っ張ってくるのもいいですね。
いやー、個人的にけっこう好きな作品なので頑張って欲しいです。
作品世界の人物たちが、みーんなワンピースを好きすぎる!っていうのが好感度を大きく高めているのかもしれません。
火ノ丸相撲
片手で小錦投げおったーーーーーー!!!!!
刃皇の凄さは十分わかってたつもりなのに、ここまで人外だったのかと衝撃です!(笑)
もう笑いが引きつってくるレベルですわー。
いやー、巨兜の名で小錦そのまんまの力士が出てきたときはオオーッと楽しくなっちゃったんですが、それがこんなに見事に舞うのかと。
まるで座布団かってなレベルで宙に舞う小錦という、まさに悪夢なこの光景。
いっやーー、すっごいインパクトでありました。
そして鬼丸はそんな刃皇と二日目で当たっちゃうっていうんですからねーー。
番付的に相当早い段階で勝負することになるんだろうなとは思っていましたが、それにしてもこの右手を痛めたタイミングで来ちゃうとは。
鬼丸、さすがにこれは負けイベント濃厚ですかねー。
一度負けて、それをきっかけに今の負の状態を脱することになってくれれば幸いなのですが。
ジガ-ZIGA-
おおー!ランダやっぱりいいヤツだったー!
登場当初から、ランダはフリではなくちゃーんとコウに同情してくれたりしていいヤツ感があったのですが、成り行きとはいえ一緒に裏切ってくれるところまで行こうとは。
ちょっとこれは嬉しくなってしまいました。
敵さん、ジガたちを人間社会で育てたことは大きな失敗だったんじゃないですかねー。
コウやランダだけじゃなく、他にもいっぱいこうやって人間性を獲得しちゃったものがいてもおかしくありません。
まぁ、コウの母親役だったシュラアとかはぜんぜん人間の影響受けなかったようなので、全部が全部そうなるわけではないんでしょうけどね。
ともあれ、これはもしかすると?という希望の持ててくる流れでありました。
しかしまた、命令者ちゃんは相変わらずいい顔をするなー(笑)。
今週もまた、ランダに凄んだり、サインで命令を出したり、勝ち誇って残酷な顔を見せたり、かと思ったら最後は一杯食わされて最高のカマセ顔になったり(笑)。
ほんっと魅力的なキャラだなーと。
怪獣バトルも駆け引きがあったりしてかなり面白くなってきているのはもちろんのこと、やっぱり命令者ちゃんの顔芸をトコトン楽しみたい漫画であります(笑)。
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相撲>あの体勢からいきなり片手投げになったのが、どうやってなったかが分からなかったので、あと2ページ欲しかったです。どう見ても押し出す状態でしたし。
にしても、闇から抜け出させるのが刃皇とは…この人の引退宣言無ければここまで急ぐ必要も無かったので、当の本人に何をされてもという気がします。
>あと2ページ欲しかったです。
過程を飛ばすことで生まれる衝撃を狙った演出なんでしょうねーきっと。
いやー、凄かった。
>当の本人に何をされてもという気がします。
闇に飛び込んじゃったのはあくまで鬼丸自身の問題だと思うので、わたしは刃皇に期待しちゃうかなー。
倒すべきラスボスに修行を見てもらうような形ではあるので「ちっくしょーう!」っていう気は致しますが(笑)。
全く影響無かったとは言えないですが、それが全てではなく資質次第で闇落ちしなかったとは思います。