2018年06月06日

週刊少年ジャンプ2018年27号 感想<後編>

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 というわけで後半戦!

■前編の感想はこちら


 後編の感想は、

・約束のネバーランド
・食戟のソーマ
・ヒロアカ
・火ノ丸相撲
・呪術廻戦
・ジガ-ZIGA-

 の 6 本でお送りいたします。



【センターカラー】 約束のネバーランド

 ついに仮面を割ることに成功したレウウィス戦ですが、さすがにそれだけでは倒せなかったかー。
 閃光弾で視覚と平衡感覚を奪われつつも、ガラスの破片をまき散らし、悲鳴を聞きつけ即座に対象を破壊するという暴れっぷり。
 さらにはおじさんの狙撃すら効かず、家屋すら剛腕で粉砕しちゃうって。
 どんだけバケモノなんですかと。
 いやー、今週はレウウィスの暴れまわりっぷりが逆に気持ちいいくらいでありました。

 しかしほんと、こんなヤツ、どうやって倒したらいいんでしょうねー。
 おじさんとか、万策尽きたなんて言ってくれちゃってもう(笑)。



食戟のソーマ

 なんという超展開!
 いったいどんな新章が始まったのかと思っていたら、食戟のソーマが2時間ドラマみたいな温泉旅館探偵ものになっちゃったー!という(笑)。
 いやー、これは予想外も良い所でしたねー。
 田所さんとお泊り!?っていうサプライズも吹っ飛ぶこの異次元展開。
 はたしてソーマに推理ができるのか、かなり不安になっちゃいます(笑)。

 とはいえ、この殺人事件っぽい描写もフェイントで、実際のところは落ちてる包丁で料理対決でもしてただけなんじゃないかな?とは思うんですけどね〜。
 さてさて、この新章、どんなことになるんでしょう。

 しかし秘書子、創真と田所さんをふたり一部屋で泊まらせるとはどういう料簡だと(笑)。
 さては、えりなと創真を引き離すための策略か?とか思ってしまうんですが。
 ま、実際の所はなにかの手違いかなんかなんですかね?



僕のヒーローアカデミア

 うわー、ホークス、こいつはすっごいイヤな奴だなー。
 先週は見た目で魅力的だなーって思ったんですが、まるきり前言撤回です。
 もちろん読者の受け取り方によってはカッコイイなーって思う人も多いかとは思うんですが、私にはムカーッて感じに思えちゃいましたねー。

 他ヒーローのキャラ性やヒーローとしての生き方を勝手に安パイだと決めつけ侮辱してはばからず、大先輩を焚きつけるためならばランキング下位はダシ扱い。
 その大先輩すら操っているつもりの傲岸不遜、上から目線。
 ちゃんと謝りもせず、責任も取らず、かててくわえてチームアップの要求までしてくるって、どこまで傲慢無礼なやつですか。
 これ、脳無関係と知ったらエンデヴァーが断れないの知ってて言ってるんだろうなとも思いますし。
 そういう計算が見えてくるところもイヤな感じがしちゃいます。

 パッとわたしが連想したのは Z ガンダムのシロッコですね〜。
 周りの人間全員バカで、自分が誰よりも正しく有能だと思い上がってて、それでいて人の先頭には立とうとせず、横から人を操って悦にいってる無責任な神気取り。
 ここまで気持ちいいくらいムカつくヤツだと、いずれ大きな報いを受けるか自ら犠牲を払う展開が来るかもしれないなと思いますわ。
 エンデヴァーを守って倒されるとか、そういう展開を期待しちゃいます。
 ぜひともスイカバーの刑にしてもらいたいくらいですわ(笑)。

 しかし脳無が進化してハイエンドって。
 もうちゃーんと脳が有って会話できちゃってるのが妙にゾッとさせます。
 今度はいったいどんな個性が埋め込まれてるんでしょうねー。



火ノ丸相撲

 おおー!
 ここで大典太、無道の闇の中から戻ったか!
 兄貴や仲間たちの声をきっかけに、まばゆいばかりの雷神に戻った大典太。
 たしかにこれでこそお相撲さんっていう感じがいたしますわー。

 それとは逆に、どんどん闇の中に落ちていっているような鬼丸が対称的。
 誰の声も届かないって言う感じに見えて、なんとも心配なんですが、もしかするとこの勝負、鬼丸敗北もありうるのかなーと思えてきましたよ。
 横綱とやるまで負けはないだろうとばかり思っていましたが、これは分からなくなってきちゃいましたかねー?



呪術廻戦

 ぬーーー!!
 なんでこの掲載位置なのだーー!!
 最近の新連載の中では頭一つ抜けていると個人的には思っている呪術廻戦なんですが、後ろから3つ目というのは大ピンチじゃあないですか。
 なにがいかんのでしょうねー。
 グロイのがいかんのでしょうか。
 少年院編からの急転直下展開がアンケに反映されて、V 字回復してくれることを祈るばかりです。

 さて本編ですが、前回に引き続き虎杖たちの修行回。
 感情の起伏で呪力量が左右されないようにする訓練のために映画を観るって、一見遊んでるようでいてけっこう効果的かもですねー(笑)。
 涙腺弱くて映画とか見てるとすぐ感情振り切っちゃう私とか、めっちゃこれは苦手だろうなと思いますわ。

 そして勃発、五条先生VS.頭火山の特級呪霊・漏瑚(じょうご)。
 やー、急転直下な始まり方が実にカッコイイ。
 迫力のハイランクバトルって感じで急激にテンション上がっちゃいますが、敵の目的が五条先生の殺害ではなく、封印……でしたっけ?
 無力化を狙ってるっぽいところが何やら不気味。
 実力だったら負けないんでしょうけど、搦め手で来られると何が起きるか分からないですからねー。
 現状、五条先生って圧倒的安心感があるんですが、それだけに物語を動かすために一時的に退場させられるとか、すごいありそうなんですよねー。
 さあ、どうなりますことか。



ジガ-ZIGA-

 いやー、最近のジガ、毎週毎週ビックリ箱みたいになにかしら持ってきますねー。
 今週はなんとコウのお母さんが実はあっち側の怪物だったことが判明という。
 いかにもお母さんキャラという顔が、まるで無機質な仮面のように見えてくる、なんとも不気味な敵の登場でした。
 これはコウもショックでしょうねー。
 これまでのすべてがひっくり返っちゃいますもんねー。

 そんなわけで疑似的な母子対決の様相を呈してきちゃったわけですが、この作品、こうなってくると凄い数の隠し玉を用意していたんだろうなーと、感心してきちゃいました。
 次々ひっくりかえされる大どんでん返しがじつに面白いですものねー。
 物語冒頭で感じた怪獣ヒーローモノという定番感は、そう思わせておいてっていう前フリに過ぎなかったわけですね。

 しかし、この高密度で面白い展開も、結局は打ち切り決定作品によくある駆け足展開のなせる技かもしれませんしね。
 もはや打ち切りは避けられないニオイですが、うーん、だとしたら惜しいものです。
 それだけ面白くなるポテンシャルはあったということだと思いますものー。




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posted by BOSS at 21:26| Comment(5) | ジャンプ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>ヒロアカ
ホークスの印象が自分と大分違いますね。僕も別に好きなキャラではないし、明らかにキャラとして「嫌な奴」ではありましたがそこまで嫌悪感はありませんでした。
安パイというのもキャラ性、生き方否定、侮辱ではなく「これからヒーロー社会が衰弱していきそうな流れになっているのに今まで通りでいいのかよ」という問題提起のように思いました。(言い方が悪いのはそれこそホークスのキャラ性)言われた側も思い当たる所があるような雰囲気でしたしね。
そもそも安パイ自体悪い意味でもなく、安全策ということなので下位ヒーローのこれまでの活動は「安パイ」としては認めてるということで、それ自体に侮辱的な意味は感じませんでした。(先を見た場合にそれじゃ駄目ってことで)
エンデヴァーについても操ってるつもりな印象は持たなかったですし、現状そんなに責任取るような事にもなってないかと思います。

ちゃんと謝らないことについては普通に嫌な奴ですが、少なくとも現状悪事をしたわけもなく、ヒーローとしても実績もあるキャラなのでこのシリーズで退場してほしいは言い過ぎではないかと思います。(もちろんこの先バックボーンが語られて僕の印象の方が変わる可能性もありますが…)

長文に加え、差し出がましいコメント失礼しました。
Posted by Prime at 2018年06月07日 02:49
いつも感想たのしみにしてます!
>ヒロアカ
いろんなところで感想を見て回りましたが、ホークスは評価真っ二つですね!
いわゆる「オールマイト的ではない」というか、ヒーローらしくない、謙虚でもポジティブでもない、邪道っぽいヒーローだからかもしれないと感じました。

私個人的にはホークスにかなり好意的なのですが、理由は1コメさん同様彼が他のヒーローを酷く侮辱してる…というよりは発破をかけている、という風に感じた為ですね。
また、ああいう舞台は全国放送されてると考えた方が良いでしょうし、まだ見ぬ敵・悪に対し「我々はこれまでとは違うぞ!」とアピールするのは、れっきとした戦い方だと思うので…
(そしてそういうちょっと邪道な戦い方をするキャラが好きなので…!)

あと、控室で、サングラスを外して=敬意を持って「かっこよかったですよ。」と言った時の演出がこう…良いなあと。
生意気は生意気ですが、エンデヴァーのヒーロー性を素直に讃えた言葉だと感じ、悪い奴じゃないのかなぁと。

様々なブログやSNS等でジャンプ感想巡りをするにあたって、なんとも面白いキャラクターが出てきたなあ!と思いましたし、特にこちらではネガティブ寄りの意見をはっきり言語化して仰ってるので、なるほどなあ…と興味深く拝見しました。

乱文&長文の上、差し出がましいコメントで失礼致しました。
Posted by カラリ at 2018年06月07日 05:08
>Primeさん
>カラリさん

 人それぞれいろんな読み方感想があるものですから、いろんなとらえ方があっていいのでしょうね〜。
 ホークスの言動を見てどうとらえるか。
 それこそロールシャッハ・テストという心理テストのように、視る人によってその絵から浮かび上がるものがまったく違ったりするのかもしれません。
 そういった意味でもホークスはなかなか刺激的でよいキャラクターだなーと思います。


 私的には、他のヒーローの発言とありようをTVの前で否定してしまうことは、それこそステインのように危険なヒーロー原理主義的行為だと思っちゃうんですよねー(わたしには何度読んでもホークスのコメントは他ヒーローのありかた、キャラ性を否定しているという以外の読み方はできなかったです)。

 ヒーローだってひとそれぞれ。
 キャラ性だって違うし、何のためにヒーローをやってるかの根幹だってそれぞれ。
 現在のヒーロー社会では、商売でやってる人だっているでしょうし、タレントとしてやってる人だっているでしょうしねー。
 同じようにそれぞれのヒーローを大好きだと思い、応援する人々、そのヒーローに実際救ってもらい、人生の支えや希望だと思っている人々だってそれぞれ(デクにとっての洸汰くんやエリちゃんのように。長年ヒーローやってる人なら彼らの背中には無数の無名の人がいる筈です)。

 みんなが色とりどりのヒーローを演じ、人々がその活動によって救われたり元気になったり、人生の支えにしたり、逆に力を送って応援したりする。
 そういう色とりどりな色で結びつく社会が現在形成されているんだと思うんですよ。
 そういう色とりどりなヒーロー社会がいままで描かれてきたと思うんですよねー。

 ヒーローはこうあるべきだと自分の中で理想像を持ち、それを自分で追いかけるのは立派です。
 が、それを他人にまでもとめたらステインとさしてかわらないのではないか。
 ホークスの発言によってダメだしされたヒーローたちのうしろで、そのヒーローを好きな視聴者・応援者たちは、もしかしたら傷ついたり、憤慨したりしていたのではないでしょうか。
 そういった意味で、ホークスはとても傲慢なキャラだな〜と思うのですよ。

 エンデヴァーの前でサングラスを外すという彼なりに敬意を表しているシーンですが、あれはホークスの根の善良さを表しているようで、わたしもおーっと思いましたねー。
 私もあそこで、ああ、ホークスはきっと、強くてかっこいい正義のヒーロー像を求めてる、そういう純粋なところがあるんだろうなーと想像しました。
 しかし先ほど言ったことと同じ理由で、他人を演出のダシに利用して、エンデヴァーを「そうなるようにしむけた」時点で、ステインとかわらんよなーと感じたんですよね。
 とても危ういヤツだなと。
 逆に、自分の理想に合わなければ、そのエンデヴァーですらダメだと言外に示してしまったようなものですからねー。
 そんな審判を下す権限なんて、誰にもないはずなのに。
 自分の理想を絶対と思い込み、それに合うよう他人に干渉してゆく傲慢さ。
 かなり有能なキャラなのようなので、多分彼の言うとおりにやっていけばヒーロー社会は復興し、悪に太刀打ちしてゆくことができるようになるかもしれません。
 しかし、根っこが善良で結果が悪者退治に有効なら、その行為は許されるのか、という問題があるような気がするのですよー。
 ちょっとわたしも潔癖すぎる考え方かもしれませんが。


 ただここまで言っておきながらなんですが、私は本当にホークスは今見えているだけのキャラクターだとはぜんぜん思えないんですよねー。
 今みたいに評価が二分したりするようでは、とてもじゃないですが今回のような高支持率はなかったはずです。
 実力に加えて、これだけの圧倒的支持率でランキングに君臨できるということは、たぶんですが、今描かれていない大きな人間的魅力があるのだと思うんですよねー。
 こういうクセの凄く強いだけど、でもこいつはめちゃくちゃイイヤツだからなーって、みんながもうわかっているパターンですね。
 舞台上でスタンスを否定されたヒーローたちも、実は「まぁいつもみたいに言ってるわー」って、ちょっと微笑ましく思ってたりするんじゃないのかと。
 そういう暗黙の了解みたいなものが社会的にほぼ完成している状態なのではないかと思うのです。
 でないと今回の発表で支持率ガタ落ちしちゃうかも?って思っちゃうわけですねー(笑)。

 そんなわけですので、今週はムキー!ってなった私ですが、次週以降の描写によっては手の平クルックルする準備は万端だったりするのです(笑)。
 そうやって予想を覆されて、感情をジェットコースターされるのがわたくし大好きなのですよー。
Posted by BOSS at 2018年06月09日 22:21
ソーマ>推理は予想外ですが、2人きりに田所がドキドキしてるのが重要なんだと思います。恋愛パートも料理に必要というのが父親の言ってた事ですし。

ヒロアカ>まあ火ノ丸相撲の刃皇を見なければ嫌な奴以外は思わなかったでしょうが、多分刃皇と似たような事をしてるんだと思います。
まあ、2人共に分かっていても言い過ぎで腹立たしかったりはしますが。刃皇なんてケガで引退した人まで持ち出して悪く言ってますし。

相撲>むしろどっかで負けないと闇から抜け出せず、闇から抜け出さないと刃皇には勝てないと思います。
今の鬼丸からは相撲が好きという感じがしないので、闇から早く抜け出して欲しいですね。
Posted by 太郎丸 at 2018年06月11日 00:25
>太郎丸
>恋愛パートも料理に必要というのが父親の言ってた事ですし。

 おー、そういう指摘がありましたか!
 今後はそのへんがクローズアップされてくるのかなー。
 楽しみだー。

>今の鬼丸からは相撲が好きという感じがしないので、闇から早く抜け出して欲しいですね。

 わたしもそう思いますねー。
 そしてこの暗闇の境地を脱することができたら、その先にどんな境地があるのか興味深いです。
Posted by BOSS at 2018年06月17日 13:19
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