てなわけで後半戦!
■前編の感想はこちら。
後編の感想は、
・食戟のソーマ
・鬼滅の刃
・ブラクロ
・ヒロアカ
・呪術廻戦
・ゆらぎ荘
・ジガ-ZIGA-
・アクタージュ
・トマトイプーのリコピン
の 9 本でお送りいたします。
食戟のソーマ
薊総帥破れたりー!(ダブルミーニングw)
いやー、実にソーマらしい、正攻法の痛快さでありながら、面白方向にも全力で振り切ったクライマックスでした。
おさずけの効果で会場の人々が次々と脱がされていき、最後はラスボスのイケメンおじさんが脱いでエンドという(笑)。
こんな漫画見たことねーッ!と素直に脱帽です。
なにげに凄い漫画の凄い瞬間を見届けてしまったのかもなーと、ちょっと唖然としてしまいました(笑)。
また、えりなが最後に「御粗末!」を言ってくれたのも感慨深かったんですが、しかし主人公自身ではなくヒロインがラスボスを倒してエンドっていうのも珍しい構図ですよね〜。
これはいったいどういう含みを持たされた構図なのか、深読みしたくなってしまいます。
一応この勝負はソーマVS.えりなの食戟でもあったわけで、そちらの決着を持って真のクライマックスっていうことになっているのかもしれませんね。
そっちはソーマが勝つのかもですが、でも薊総帥との勝負についてはえりなが持っていくよ、みたいな。そういう構図になっているのかも。
さてさて、ついに今回の薊編にめでたく勝負がついたわけですが、ここから物語はどうなってしまうんでしょうねー。
物語自体がフィナーレを迎えるのか、それとも新たなステージに創真たちは向かうのか。
気になるところです。
鬼滅の刃
禰豆子ちゃんのバトルスタイルが相変わらず壮絶すぎてハラハラ。
胴体をブチ抜くキックをお見舞いされつつも、逆に相手の首をもぎ取る勢いのキックをお見舞いし、爆血でかく乱。
さらに高速回転で相手の手足をもぎ取っちゃうという、この疾風怒濤、アグレッシブさ。
いやー、なんともはや凄まじいバーサーカーっぷりであります。
そのくせ相手の葉っぱの団扇を奪って使えたりもしちゃうんですからねー。
硬軟自在と言うか、たいした女戦士でありますわ。
あと禰豆子ちゃん、もうちょっと胸元をちゃんとしましょうよ(笑)。
扉絵とか、もう今にもまろび出そうで心配で心配で、そっちもハラハラです(笑)。
あと、不死川玄弥のほうもその能力が明かされそうですねー。
致命傷を受けつつもその名の通り死なず、もしかしたら回復しているみたいですが、これはいったいどういうカラクリなんでしょう。
最後のコマとかよく見るとキバとか生えちゃってますし、実は鬼の血が混ざっているとかだったりするんでしょうかね。
ブラック・クローバー
そう来たかー!
復活した真リヒトがアスタの剣を奪い、その真の力を発揮しちゃって超ヤバイ!もう無理ー!みたいに思わせておいての逆転劇!
ユノはアスタが限界だと知りつつ、アスタならば絶対このタイミングで限界を超えてくると信じ、そしてアスタはその通り限界を超えて見せる。
この絶対の信頼関係!凄すぎる!
めちゃくちゃ気持ちよく魅せつけてくれちゃいますわー。
これまで繰り返し「限界」と言えば「越えるもの」だったわけですが、今回もまたそうだったわけですねー。
いやー、すっかり騙されてしまいました。
いまさらな気づきっていう気もしますが、今後「限界」って文字が出てきたら絶対要注意ですわ(笑)。
僕のヒーローアカデミア
ついに炸裂!文化祭!
心揺さぶられるフィナーレですが、でもこれはもったいないですねー。
せっかくこれだけ見せ場一杯の話で下描き状態とは、堀越先生もめっちゃくちゃに悔しかったことでしょう。
体調不良とかではないことを祈るばかり。
これだけ多量のコマに、膨大な情報量を詰め込もうとして、普段よりも作業量がハンパないことになり、時間が完全に足らなくなっちゃったってところでしょうかね。
しかしそんな下描き状態からでも、ちゃーんとあふれんばかりの楽しさと爆発力が伝わってくるのが素晴らしい。
この日のために一所懸命考えて、練習や準備を頑張ったのはもちろんのこと、その上で A 組全員が全力で楽しんでいて、だからこそ観客たちを巻き込む力が産まれているんだって、そんな感じが伝わってきますもの。
いやー、これは単行本に収録される完成状態が楽しみです。
そして最後、エリちゃんの呪いが解けるシーン、これは涙腺破壊級ですねー。
今日この時だけ、エリちゃんは笑うことができたっていうんじゃなくて、エリちゃんの呪いそのものが晴れたのだっていうのが予想以上に嬉しい誤算でありました。
サー・ナイトアイに心の中で呼びかけているミリオ先輩もいいですね〜。感涙モノです。
呪術廻戦
虎杖が倒れ、次の章に向けてのインターバル回なはずなんですが、いやー、しっかり面白くて安定感を感じます。
強がりつつも、口元を歪めずにはいられない野薔薇ちゃんはめっちゃ素敵ですし、新登場の先輩方も一癖も二癖もあり過ぎて、一発で信頼感を覚えちゃいました。
パンダがパンダでスルーされているっていうネタが破壊力高すぎてたまりません(笑)。
また「お通夜かよ」と一発キツイことを言ったつもりが、本当にお通夜だったってことで逆上しちゃってる禪院真希(ぜんいん まき)先輩。こちらもめっちゃオイシイですねー(笑)。
こういう隙もありつつ、でも最終的には仲間を失って凹んでいる新入生たちに、成長の手助けをしてあげようって言う愛情が見えてきて、いやー、いい先輩たちだなーと。
「やるだろ?
仲間が死んだんだもんな」
表情や口調は軽めなんですが、言葉の重みとのギャップが強いんですよねー、この一コマ。
きっとこの先輩たちも仲間を失った経験があったりして、今の釘崎さんたちの気持ちが痛いほどわかったりするんじゃないでしょうかね。
自分たちが過去、挫折と喪失をバネに歯を食いしばり、頑張ってきたように、また、その時上の先輩たちからしてもらったように、今は後輩たちを手助けしてあげたいと、そういうふうに思っているのかもしれません。
そんな風に想像しちゃう一話でありました。
またそれを受けて「やる」と即答した伏黒と野薔薇ちゃんにもアツくなりました。
彼らの胸には、ずっと虎杖の背中が刻まれているんでしょうねー。
そしてきました、その虎杖が復活!?
両面宿儺の内面世界ってことなのかもしれませんが、体は死んでも魂は成仏してなかったみたいですねー。
いやー、なにはともあれよかったよかった。
これは幽遊白書展開、ありそうですね〜。
しかし、さすがに復活するだろうなとは思ってはいましたが、思ったより早い再登場で安心いたしました。
【センターカラー】 ゆらぎ荘の幽奈さん
カラー裏の人物相関図が突き抜けすぎ(笑)。
ここまでシンプルに幾何学的な人物相関図は見たことがありません。
いやー、突き抜けたゆらぎ荘をよく表した相関図ですわー。
あと、なにげに兵藤くんの矢印まで「好き」ってなってるのがどういうことなんだよと(笑)。
本編は、ちっちゃくなったコガラシが全身で千紗希ちゃんの全身を滑りまくると言う、まさにドリーム回(笑)。
なんという妄想大暴走回でしょうねーー。
こういうことができるのがゆらぎ荘の圧倒的強みというものでありますわ(笑)。
あと、細かい所でコガラシの神がかった身体能力が生きているんですよねー。
60m 巨人サイズはあろうかという兵藤くんの体を一瞬で駆け上がり、耳元までジャンプしてみたり、さらに不意打ちでブッ叩かれても平然としていたり。
うん、普通ならプチッてなりますわ(笑)。
排水溝に流されたら……というゾワリとくる想像も、コガラシならなんとかしちゃうんじゃないか?とちょっと思ってしまいました(笑)。
ジガ-ZIGA-
おー、面白い!
ジガは怪物にされた人間ではなかった!
コウが人間にされた怪物だったということですか!
いやー、ここへきてゴロンゴロン二転三転させてくる感じ、凄く面白いですよ最近のジガ。
もしかすると打ち切りが決まっての巻きの展開だったりするのかもしれませんが、この勢いで巻き返しがあったりなんかしたらいいなーと思いますねー。
アクタージュ act-age
いよいよ迫る千世子との対決。
まだその一戦目の手合わせに過ぎないとはいえ、緊張感を積み上げていくのが上手い漫画ですわー。
二人きりで向き合った夜凪ちゃんと千世子が、まるで西部劇で決闘を始めるガンマンふたりみたいで、ホルスターに手をかざして睨み合い、いつ抜くか、いつ抜くのか、みたいな感じになっているような、そんなドキドキ感がありました。
監督も、千世子ちゃんも互いに手の内を探り合ってるような感じもありますし、これは面白い勝負が見られそうです。
トマトイプーのリコピン
おっとー、突然のシリアス展開突入ですか!
コンパクトの前の持ち主がママで、ママはもうこの世にいなくて、もしかしてリコピンたちキュートピアは全部めめちゃんの妄想だった!?
という唐突などんでん返しですが、うーん、それでもやっぱりリコピンたちにはちゃーんと存在してもらいたいですねー。
次週がすっごい気になります。
ともあれこれはさすがに最終回の流れですかねー。
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ゆらぎ>相関図をよく見ると恋愛感情確定してるメンバーにはが付いてます。他には理由が書いてあったりするので兵藤は「友人として」だと思います。
まあ狭霧にが付いてないので不安になりますが。
なるほどハートマークがありましたか。
狭霧の気持ちはまだ完全には自覚されてないってことなんですかねー。